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第九章 錬金術師とパラサイト
長官の失脚
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錬金国家オルニアルの首都、カラッサ。
その中心にある国政議会堂の執務室で実質的なオルニアルのトップ、ローザム・ガベッドは若手国政議員を中心とした一団から辞職を迫られていた。
「辞職だと? この一大事に何を言っているッ!?」
「一大事だからこそ言っています。我が国が誇る錬金術を下地にした素材や薬品の数々は、各地にある中小の工房の働きにより成り立っています。彼らを守らなければ国立中央工房やカラッサにある民間の大工房も立ち行かなくなります」
「だから被害地域を封鎖して被害者の隔離と発症者焼却を……」
「そんな場当たり的な対応でこの国難が乗り切れるとお思いか?」
「なら貴様らにどんな策があると言うのだッ!?」
辞職に賛同した議員を代表して、執務室を訪れていた者、数人を順繰りにローザムは睨みつける。
いつもならば彼の権力に怯え目を逸らしていただろう若手議員達は、誰一人目を逸らす事は無く、逆にローザムを睨みつけた。
「グッ……」
「ラーグに正式に謝罪し協力を受け入れます」
「何ッ!? そんな事をしたらオルニアルは二度とラーグに頭が上がらんぞッ!?」
思わず椅子から腰を上げたローザムに今回の件で中核だろう四十代の若手議員、ローザムに言わせれば若造が静かに告げる。
「西のベントは壊滅状態、国家間の貸借関係云々を言っている場合ではありません。このまま、長官の政策を続ければ沈静化出来ず、いたずらに国民に死をばら撒くだけです……現在も被害は拡大しています。第二第三のベントが誕生しないとも限らない……いい加減認めたらどうです? オルニアルは現在存亡の危機に瀕しているのです」
そう言うとその赤毛の若手議員は一歩前に踏み出し、ローザムのデスクに両手を置いた。
「長官は亡国の宰相になるのをお望みか?」
赤毛の男は声を荒げる事無く淡々と語り、真っすぐにローザムを睨んだ。
「わ、私がどんな苦労をしてここまで……」
「長官のされた苦労等、知った事では無いッ!! 今一番重要なのは如何に国民を救いオルニアルを存続させるかだッ!!」
男はデスクに置いていた両手を叩き付け、怒りに顔を歪ませた。
「ググッ……」
「こうしている今も我々が守るべき国民が怪物に変わっています。長官がラーグに謝罪し彼の国の協力を要請するなら辞職せよとは申しません。ご決断を!!」
「……ラーグの協力が得られれば確実に事態が鎮静化出来るという保証はあるのか?」
ローザムは視線を伏せ、両手を組みながら男に問う。
「それならご安心を、ラーグではかつてこの国で一級錬金術師だった、ニム・バランガが事態の鎮静に当たっているそうです。彼の作り出した薬は完全な物では無い様ですが、それでもラーグ西部での押さえ込みには成功しているそうですよ」
議員と共に執務室に入った長官補佐官バレット・サーバスが四角い眼鏡の奥の目をローザムに向ける。
「ニムッ!? ニム・バランガだとッ!? ふざけるなッ!! 元はと言えばあいつの研究がこの惨状を招いたのだぞッ!?」
「その研究にゴーサインを出したのは長官、あなたでしょう?」
「止めろ、バレットッ! 今は責任の所在を言い争っている場合では無いッ!」
「……これは失礼しました」
「長官、どうされますか。ラーグに謝罪し協力を受け入れるか、長官職を辞して我々、後進に道を譲るか。いずれかをこの場で選んで頂きたいッ!!」
ローザムは赤毛の男の言葉を聞きながら、二つの未来を考えた。
一つは長官としてラーグに謝罪し、協力を受け入れる事。
元々寄生体を生み出したニムが関わっているなら、事態が鎮静化出来る可能性は高いだろう。
問題はその後だ。事態の解決を果たしたラーグがどんな要求をしてくるか……金や錬金術が作り出す素材や薬品の譲渡であればまだいい。
もし、事態を引き起こした責任を問われれば、先程バレットが言った様に自分にも追及が及ぶだろう。
それにニムが自分に復讐を望む事は多いに考えられる……。
第二に長官職を辞め、この若造共にポストを任せれば……事後の問題は丸投げ出来るだろう。
事態の収束には時間が掛かる筈、そのどさくさ紛れにオルニアルから逃げ出せば……ここ数十年で死ぬまで裕福に暮らせるだけの富、そして他国での居場所も築いた……根回しを続けようやくトップに立てたが、自分がやりたかったのは国民共の為に額に汗して働く事ではない。
「……分かった。後は若い君達に任せ老兵は去るとしよう」
「長官……ではこちらにサインを」
「うむ」
神妙な顔つきで書類にサインをするローザムを、バレットの眼鏡の奥の瞳は冷たく眺めていた。
■◇■◇■◇■
その数日後、オルニアル南部で上級錬金術師の乗った馬車が何者かに襲われた。
錬金術師は自らを前国政長官ローザム・ガベッドだと名乗り、危険だという兵の制止を聞かず権威を振りかざし強引に封鎖地区へと馬車を乗り入れた。
どうやらオルニアルの南、ドワーフの国ロックローズを目指していた様なのだが、巡回中の兵が道の真ん中で止まっている馬車を見つけた時には、ドアの開け放たれた車内には誰も乗っていなかったらしい。
■◇■◇■◇■
ローザムが若手議員達の突き上げで失脚しカラッサから逃げ出していた頃、黒竜を倒し粘菌の入ったシリンダーの捜索が空振りに終わった健太郎達は、手掛かりを求めて混乱の続くベントの街に入った。
健太郎は一応、衛星で探せないか試してみたが、接点の少なかった粘菌の居場所の特定は出来なかったのだ。
現在は成り行きで、ベントの住民を守備隊と協力し守りながら、襲って来る寄生体の排除を行っている。
その過程で、健太郎が犠牲者から分解再生した粘菌を、研究施設にあった小型シリンダーに生きたまま捕える事にも成功していた。
「ふぅ……流石に襲撃の数は減って来たねぇ」
「それだけ殺したという事だ。単純は喜べん」
「確かにな……」
ベントの街の中央に建設用の足場で作られた簡易のバリケード。その前で赤い髪の魔法使いとその仲間達が話している。
現在ベントは健太郎のビームやランチャー、DXの力によって魔物に寄生した強力な個体の排除は進み、ミラルダ達の魔法で人に寄生した者達の焼却も進んでいた。
奇しくもローザムが打ち出した、地域を封鎖し発症した者を焼却処分するという事を行う事になったが、赤毛の男が言った様に場当たり的な対処では根本的な解決にはならず、元は人だった者達の排除は彼らの心を暗く沈めていた。
そんな沈んだ様子の一行に明るい声が掛けられる。
「お疲れ様です。あの食事の準備が出来たのでお昼にして下さい」
バリケードの上、フィルがミラルダ達に笑い掛けた。
「お疲れ、フィル」
「あの、ミシマさん達は?」
「ミシマならパムとグロックを連れて食料の調達に行ってるよ」
「そうですか。ではミラルダさん達だけでも温かい内に食べて下さい」
ミラルダは周囲を見渡すと探知の魔法を唱え周辺を探った。
周辺には大きな群れは確認出来ない。
「今の所は大丈夫みたいだね……じゃあ、お言葉に甘えてお昼にするとしようか」
ミラルダがそう言ってギャガン達に笑い掛けた時、懐に入れていた水晶球から声が聞こえてきた。
「こちらはアキラ、聞こえるか冒険者共」
「ん? なんでアキラが……こちらミラルダ」
ミラルダは水晶球を懐から取り出しアキラに答える。
「生きてたか……オリジナルは手に入れたか?」
「それが……逃げられちまって何処にいるか皆目……」
「そうか……お前達は今何処にいる?」
「オルニアルの西、ベントの街だけど?」
「ベント……間諜がいた最初に混乱が広がった街だな……ならそこでいい。寄生体のサンプルを手に入れてくれ。オリジナルがあればベストだが、変異の少ない物があれば今の物より効果の高い薬を作れる筈だ」
「了解だよ。サンプルならもうある、それでラドームに向かえばいいのかい?」
「いや、向かって欲しいのはオルニアルの首都、カラッサだ。場所は……あのゴーレムなら俺の居場所が分かるんだろう?」
どうしてアキラがカラッサに? そんな思いが顔に出ていたのだろう。水晶球に映ったアキラはニヤッと笑みを浮かべる。
「詳しい話はカラッサに着いたらしてやる。ともかく急いでサンプルを届けてくれ」
それだけ言うと水晶球からアキラの姿が消えた。
「……どういう事だ? 我々が資料を届ける前にオルニアルが非を認めたのか?」
「さてねぇ。ともかく食事を取ったら、ミシマ達が戻り次第カラッサに向かおうか」
「ここも大分落ち着いたしな……薬が上手くいきゃあいいが……」
人の気配が薄れゴーストタウンの様な街を眺めて言ったギャガンの言葉が無人の街に響き消えた。
その中心にある国政議会堂の執務室で実質的なオルニアルのトップ、ローザム・ガベッドは若手国政議員を中心とした一団から辞職を迫られていた。
「辞職だと? この一大事に何を言っているッ!?」
「一大事だからこそ言っています。我が国が誇る錬金術を下地にした素材や薬品の数々は、各地にある中小の工房の働きにより成り立っています。彼らを守らなければ国立中央工房やカラッサにある民間の大工房も立ち行かなくなります」
「だから被害地域を封鎖して被害者の隔離と発症者焼却を……」
「そんな場当たり的な対応でこの国難が乗り切れるとお思いか?」
「なら貴様らにどんな策があると言うのだッ!?」
辞職に賛同した議員を代表して、執務室を訪れていた者、数人を順繰りにローザムは睨みつける。
いつもならば彼の権力に怯え目を逸らしていただろう若手議員達は、誰一人目を逸らす事は無く、逆にローザムを睨みつけた。
「グッ……」
「ラーグに正式に謝罪し協力を受け入れます」
「何ッ!? そんな事をしたらオルニアルは二度とラーグに頭が上がらんぞッ!?」
思わず椅子から腰を上げたローザムに今回の件で中核だろう四十代の若手議員、ローザムに言わせれば若造が静かに告げる。
「西のベントは壊滅状態、国家間の貸借関係云々を言っている場合ではありません。このまま、長官の政策を続ければ沈静化出来ず、いたずらに国民に死をばら撒くだけです……現在も被害は拡大しています。第二第三のベントが誕生しないとも限らない……いい加減認めたらどうです? オルニアルは現在存亡の危機に瀕しているのです」
そう言うとその赤毛の若手議員は一歩前に踏み出し、ローザムのデスクに両手を置いた。
「長官は亡国の宰相になるのをお望みか?」
赤毛の男は声を荒げる事無く淡々と語り、真っすぐにローザムを睨んだ。
「わ、私がどんな苦労をしてここまで……」
「長官のされた苦労等、知った事では無いッ!! 今一番重要なのは如何に国民を救いオルニアルを存続させるかだッ!!」
男はデスクに置いていた両手を叩き付け、怒りに顔を歪ませた。
「ググッ……」
「こうしている今も我々が守るべき国民が怪物に変わっています。長官がラーグに謝罪し彼の国の協力を要請するなら辞職せよとは申しません。ご決断を!!」
「……ラーグの協力が得られれば確実に事態が鎮静化出来るという保証はあるのか?」
ローザムは視線を伏せ、両手を組みながら男に問う。
「それならご安心を、ラーグではかつてこの国で一級錬金術師だった、ニム・バランガが事態の鎮静に当たっているそうです。彼の作り出した薬は完全な物では無い様ですが、それでもラーグ西部での押さえ込みには成功しているそうですよ」
議員と共に執務室に入った長官補佐官バレット・サーバスが四角い眼鏡の奥の目をローザムに向ける。
「ニムッ!? ニム・バランガだとッ!? ふざけるなッ!! 元はと言えばあいつの研究がこの惨状を招いたのだぞッ!?」
「その研究にゴーサインを出したのは長官、あなたでしょう?」
「止めろ、バレットッ! 今は責任の所在を言い争っている場合では無いッ!」
「……これは失礼しました」
「長官、どうされますか。ラーグに謝罪し協力を受け入れるか、長官職を辞して我々、後進に道を譲るか。いずれかをこの場で選んで頂きたいッ!!」
ローザムは赤毛の男の言葉を聞きながら、二つの未来を考えた。
一つは長官としてラーグに謝罪し、協力を受け入れる事。
元々寄生体を生み出したニムが関わっているなら、事態が鎮静化出来る可能性は高いだろう。
問題はその後だ。事態の解決を果たしたラーグがどんな要求をしてくるか……金や錬金術が作り出す素材や薬品の譲渡であればまだいい。
もし、事態を引き起こした責任を問われれば、先程バレットが言った様に自分にも追及が及ぶだろう。
それにニムが自分に復讐を望む事は多いに考えられる……。
第二に長官職を辞め、この若造共にポストを任せれば……事後の問題は丸投げ出来るだろう。
事態の収束には時間が掛かる筈、そのどさくさ紛れにオルニアルから逃げ出せば……ここ数十年で死ぬまで裕福に暮らせるだけの富、そして他国での居場所も築いた……根回しを続けようやくトップに立てたが、自分がやりたかったのは国民共の為に額に汗して働く事ではない。
「……分かった。後は若い君達に任せ老兵は去るとしよう」
「長官……ではこちらにサインを」
「うむ」
神妙な顔つきで書類にサインをするローザムを、バレットの眼鏡の奥の瞳は冷たく眺めていた。
■◇■◇■◇■
その数日後、オルニアル南部で上級錬金術師の乗った馬車が何者かに襲われた。
錬金術師は自らを前国政長官ローザム・ガベッドだと名乗り、危険だという兵の制止を聞かず権威を振りかざし強引に封鎖地区へと馬車を乗り入れた。
どうやらオルニアルの南、ドワーフの国ロックローズを目指していた様なのだが、巡回中の兵が道の真ん中で止まっている馬車を見つけた時には、ドアの開け放たれた車内には誰も乗っていなかったらしい。
■◇■◇■◇■
ローザムが若手議員達の突き上げで失脚しカラッサから逃げ出していた頃、黒竜を倒し粘菌の入ったシリンダーの捜索が空振りに終わった健太郎達は、手掛かりを求めて混乱の続くベントの街に入った。
健太郎は一応、衛星で探せないか試してみたが、接点の少なかった粘菌の居場所の特定は出来なかったのだ。
現在は成り行きで、ベントの住民を守備隊と協力し守りながら、襲って来る寄生体の排除を行っている。
その過程で、健太郎が犠牲者から分解再生した粘菌を、研究施設にあった小型シリンダーに生きたまま捕える事にも成功していた。
「ふぅ……流石に襲撃の数は減って来たねぇ」
「それだけ殺したという事だ。単純は喜べん」
「確かにな……」
ベントの街の中央に建設用の足場で作られた簡易のバリケード。その前で赤い髪の魔法使いとその仲間達が話している。
現在ベントは健太郎のビームやランチャー、DXの力によって魔物に寄生した強力な個体の排除は進み、ミラルダ達の魔法で人に寄生した者達の焼却も進んでいた。
奇しくもローザムが打ち出した、地域を封鎖し発症した者を焼却処分するという事を行う事になったが、赤毛の男が言った様に場当たり的な対処では根本的な解決にはならず、元は人だった者達の排除は彼らの心を暗く沈めていた。
そんな沈んだ様子の一行に明るい声が掛けられる。
「お疲れ様です。あの食事の準備が出来たのでお昼にして下さい」
バリケードの上、フィルがミラルダ達に笑い掛けた。
「お疲れ、フィル」
「あの、ミシマさん達は?」
「ミシマならパムとグロックを連れて食料の調達に行ってるよ」
「そうですか。ではミラルダさん達だけでも温かい内に食べて下さい」
ミラルダは周囲を見渡すと探知の魔法を唱え周辺を探った。
周辺には大きな群れは確認出来ない。
「今の所は大丈夫みたいだね……じゃあ、お言葉に甘えてお昼にするとしようか」
ミラルダがそう言ってギャガン達に笑い掛けた時、懐に入れていた水晶球から声が聞こえてきた。
「こちらはアキラ、聞こえるか冒険者共」
「ん? なんでアキラが……こちらミラルダ」
ミラルダは水晶球を懐から取り出しアキラに答える。
「生きてたか……オリジナルは手に入れたか?」
「それが……逃げられちまって何処にいるか皆目……」
「そうか……お前達は今何処にいる?」
「オルニアルの西、ベントの街だけど?」
「ベント……間諜がいた最初に混乱が広がった街だな……ならそこでいい。寄生体のサンプルを手に入れてくれ。オリジナルがあればベストだが、変異の少ない物があれば今の物より効果の高い薬を作れる筈だ」
「了解だよ。サンプルならもうある、それでラドームに向かえばいいのかい?」
「いや、向かって欲しいのはオルニアルの首都、カラッサだ。場所は……あのゴーレムなら俺の居場所が分かるんだろう?」
どうしてアキラがカラッサに? そんな思いが顔に出ていたのだろう。水晶球に映ったアキラはニヤッと笑みを浮かべる。
「詳しい話はカラッサに着いたらしてやる。ともかく急いでサンプルを届けてくれ」
それだけ言うと水晶球からアキラの姿が消えた。
「……どういう事だ? 我々が資料を届ける前にオルニアルが非を認めたのか?」
「さてねぇ。ともかく食事を取ったら、ミシマ達が戻り次第カラッサに向かおうか」
「ここも大分落ち着いたしな……薬が上手くいきゃあいいが……」
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