6 / 94
第九章 錬金術師とパラサイト
別れとベヒモス
しおりを挟む
アキラから連絡を受け取った健太郎達はベントに残る事を決めたフィルとグロックと別れ、オルニアルの首都カラッサへと向かう事にした。
VTOLモードに変形した健太郎の前で、見送りに集まった人々にミラルダが視線を送る。
「グロック、ヤバそうだったらすぐに連絡しておくれ」
ミラルダは懐の水晶球をグロックに翳しながら告げる。
彼もベントの街に潜伏中、ねぐらにしていた部屋で回収した水晶球を手の上で転がしながら答える。
連絡用の水晶球は万一、捕らえられた時の事を考え街に置いておいたらしい。
「分かってる。ただもうこの街では大規模な襲撃は無いだろう……お前達が殆ど倒したからな」
彼らの横ではパムがフィルに心配そうな視線を送っている。
「ホントに残るの? 私達と一緒の方が安全じゃない?」
「私が一緒に行っても、戦闘じゃお役に立てませんから」
「役に立つ、立たないは関係無い、せっかく救えた命だ、出来れば安全だと分かるまでは……」
「大丈夫ですよ、グロックさんが守ってくれるそうなので……」
グリゼルダにそう答えると、フィルはチラリと隣に立つグロックに視線を送った。
「ヴヴヴヴヴッ」
つり橋効果という奴だろうか。
健太郎の言葉が示す通り、共に危険を潜り抜け、ベントの街でも寄生生物の攻撃から幾度もフィルを守ったグロックは、彼女といつの間にかいい感じになっていた。
「そうか……」
そう言ってグリゼルダは自分の隣で守備隊の隊長と話しているギャガンに目を向けた。
「デカ物はミシマが倒したし大体の集団はグリゼルダ達が魔法で始末したが、それでも小規模な集団は残ってる。警戒は怠るなよ」
「分かっていますよ……しかし、あなた達がこの街に来た時は驚きましたよ。いきなり灰狼の群れが全滅したんですから」
「ありゃあミシマの手柄だ……この前の仕事で似たような事したからな」
街の中央で簡易のバリケードを築き立てこもっていた生存者と守備隊。
その彼らの拠点が寄生されたアッシュウルフの群れに襲われていた所を、VTOLモードのバルカンで撃退した事が一行がこの街に留まる切っ掛けとなった。
薬の事は気になったが困窮する人々を直接見てしまっては、ミラルダも健太郎も放って置く事は出来なかったのだ。
「さて、挨拶も済んだし行くとしようか」
「ありがとうございましたッ!! あなた達には本当に感謝しています!!」
守備隊の隊長がそう言って頭を下げると、見送りに集まった住人達も一斉に頭を下げた。
「気にしないでおくれ……」
行きは上空を通り過ぎてしまった。あの時は一刻も早く薬を作る事を優先してしまった為だ。
あの選択が正しかったのか、ミラルダの中で答えは出ず、今もグルグルと回っていた。
「おい、そろそろ行くぞ……出来る事を精一杯、だろ?」
ギャガンはそんなミラルダの様子に気付いたのか、ポンと肩を叩き小さく囁いた。
「そうだね……うん、ありがとねギャガン」
「兵士も冒険者も迷いは命取りだからな」
顔上げたミラルダにニヤッと笑みを浮かべると、ギャガンは住人達に「またな」と告げてVTOLモードの健太郎に乗り込んだ。
「ヴヴヴヴヴヴ……」
クッ、ギャガン、カッコイイ事するじゃないか……俺もVTOLモードでさえ無ければ……。
健太郎が憤っている間にもミラルダ達は挨拶を済ませ次々に機内へと乗り込んだ。
操縦席に座ったミラルダが小さく囁く。
「ギャガンが仲間になったのも、あんたのおかげだよ」
「……ヴヴヴヴヴ……」
……そうかな……。
「そうだよ……」
「ミラルダ、ミシマと何話してるの?」
ミラルダの隣に座ったパムが小首を傾げる。
そんなパムに笑みを浮かべると、ミラルダは内緒と微笑んだ。
■◇■◇■◇■
健太郎達がオルニアル西のベントから中央のカラッサへ向かっていた頃。
追跡を逃れた寄生生物は飛竜を操り、自らの肉体に相応しい強靭な肉体を持つ個体を探し、オルニアル北西部の湖水地方で探索を続けていた。
それが支配した男の記憶では、半世紀程前、国を横断しようとしたベヒモスという巨大な魔物が湖水地方に辿り着き眠ったらしいのだ。
“男の記憶ではこの辺りの筈なのだが……”
それは飛竜の目を介し周囲を見回す。しかし見えるのは湖水地方の名の通り、点在する湖とその先に横たわるなだらかな丘だけ……。
“仕方ない、住んでいる人間に話を聞くか”
そう結論付けるとそれは森に飛竜を下ろし、支配した所長を人里へと向かわせた。
■◇■◇■◇■
「ベヒモス? それならずっと見えてるよ?」
「ずっと? いったいどこに?」
北西部の湖水地方は元々住民が少ない為か寄生生物の被害が少なく、そこに住む者達も普段の暮らしを続けているようだった。
その一人、旅人と名乗ったフードの男に放牧で羊の番をしていた老人は丘を指差す。
「ほれ、あの丘がそうさ。儂が子供の頃は鱗も見えたが、五十年近く経った今じゃ草木が茂って丘と変わらん」
「あの丘が……?」
茫然と丘を眺めるフードの男に老人はそんな事よりと話しかける。
「ここより南じゃ人が急に狂暴になって、随分酷い事になっとるそうじゃが、そりゃ本当かね?」
「……ああ、本当だ。ここもすぐにそうなる」
「えっ、そりゃあ一体どうゆう事かね!?」
「こういう事だ」
そう言うと男はフードを外して見せた。
その頭部では緑色の髪がゆらゆらと生き物の様に蠢いている。
「ひえっ!? その髪、なっ、何なんだあんた!?」
「……私はやがて世界を一つにする者……名前が無いのは不便だな……そうだな、アウルとでも呼んでもらおうか」
「世界を一つにって……なっ、何言ってんだ!?」
異様な男の様子に老人は思わず後退った。その老人の体に男の頭から伸びた緑の髪が絡みつく。
「グッ、なんじゃこれは!? あ、あ、アガガッ!!」
老人を締め上げた髪の一部が彼の首の後ろに突き立つと、老人は声を上げ痙攣した後、虚ろな瞳をアウルと名乗った男に向けた。
「行け、同胞を増やすのだ」
アウルの言葉に頷きを返すと、老人は自宅だろう石造りの家へとゆっくりと歩き始めた。
VTOLモードに変形した健太郎の前で、見送りに集まった人々にミラルダが視線を送る。
「グロック、ヤバそうだったらすぐに連絡しておくれ」
ミラルダは懐の水晶球をグロックに翳しながら告げる。
彼もベントの街に潜伏中、ねぐらにしていた部屋で回収した水晶球を手の上で転がしながら答える。
連絡用の水晶球は万一、捕らえられた時の事を考え街に置いておいたらしい。
「分かってる。ただもうこの街では大規模な襲撃は無いだろう……お前達が殆ど倒したからな」
彼らの横ではパムがフィルに心配そうな視線を送っている。
「ホントに残るの? 私達と一緒の方が安全じゃない?」
「私が一緒に行っても、戦闘じゃお役に立てませんから」
「役に立つ、立たないは関係無い、せっかく救えた命だ、出来れば安全だと分かるまでは……」
「大丈夫ですよ、グロックさんが守ってくれるそうなので……」
グリゼルダにそう答えると、フィルはチラリと隣に立つグロックに視線を送った。
「ヴヴヴヴヴッ」
つり橋効果という奴だろうか。
健太郎の言葉が示す通り、共に危険を潜り抜け、ベントの街でも寄生生物の攻撃から幾度もフィルを守ったグロックは、彼女といつの間にかいい感じになっていた。
「そうか……」
そう言ってグリゼルダは自分の隣で守備隊の隊長と話しているギャガンに目を向けた。
「デカ物はミシマが倒したし大体の集団はグリゼルダ達が魔法で始末したが、それでも小規模な集団は残ってる。警戒は怠るなよ」
「分かっていますよ……しかし、あなた達がこの街に来た時は驚きましたよ。いきなり灰狼の群れが全滅したんですから」
「ありゃあミシマの手柄だ……この前の仕事で似たような事したからな」
街の中央で簡易のバリケードを築き立てこもっていた生存者と守備隊。
その彼らの拠点が寄生されたアッシュウルフの群れに襲われていた所を、VTOLモードのバルカンで撃退した事が一行がこの街に留まる切っ掛けとなった。
薬の事は気になったが困窮する人々を直接見てしまっては、ミラルダも健太郎も放って置く事は出来なかったのだ。
「さて、挨拶も済んだし行くとしようか」
「ありがとうございましたッ!! あなた達には本当に感謝しています!!」
守備隊の隊長がそう言って頭を下げると、見送りに集まった住人達も一斉に頭を下げた。
「気にしないでおくれ……」
行きは上空を通り過ぎてしまった。あの時は一刻も早く薬を作る事を優先してしまった為だ。
あの選択が正しかったのか、ミラルダの中で答えは出ず、今もグルグルと回っていた。
「おい、そろそろ行くぞ……出来る事を精一杯、だろ?」
ギャガンはそんなミラルダの様子に気付いたのか、ポンと肩を叩き小さく囁いた。
「そうだね……うん、ありがとねギャガン」
「兵士も冒険者も迷いは命取りだからな」
顔上げたミラルダにニヤッと笑みを浮かべると、ギャガンは住人達に「またな」と告げてVTOLモードの健太郎に乗り込んだ。
「ヴヴヴヴヴヴ……」
クッ、ギャガン、カッコイイ事するじゃないか……俺もVTOLモードでさえ無ければ……。
健太郎が憤っている間にもミラルダ達は挨拶を済ませ次々に機内へと乗り込んだ。
操縦席に座ったミラルダが小さく囁く。
「ギャガンが仲間になったのも、あんたのおかげだよ」
「……ヴヴヴヴヴ……」
……そうかな……。
「そうだよ……」
「ミラルダ、ミシマと何話してるの?」
ミラルダの隣に座ったパムが小首を傾げる。
そんなパムに笑みを浮かべると、ミラルダは内緒と微笑んだ。
■◇■◇■◇■
健太郎達がオルニアル西のベントから中央のカラッサへ向かっていた頃。
追跡を逃れた寄生生物は飛竜を操り、自らの肉体に相応しい強靭な肉体を持つ個体を探し、オルニアル北西部の湖水地方で探索を続けていた。
それが支配した男の記憶では、半世紀程前、国を横断しようとしたベヒモスという巨大な魔物が湖水地方に辿り着き眠ったらしいのだ。
“男の記憶ではこの辺りの筈なのだが……”
それは飛竜の目を介し周囲を見回す。しかし見えるのは湖水地方の名の通り、点在する湖とその先に横たわるなだらかな丘だけ……。
“仕方ない、住んでいる人間に話を聞くか”
そう結論付けるとそれは森に飛竜を下ろし、支配した所長を人里へと向かわせた。
■◇■◇■◇■
「ベヒモス? それならずっと見えてるよ?」
「ずっと? いったいどこに?」
北西部の湖水地方は元々住民が少ない為か寄生生物の被害が少なく、そこに住む者達も普段の暮らしを続けているようだった。
その一人、旅人と名乗ったフードの男に放牧で羊の番をしていた老人は丘を指差す。
「ほれ、あの丘がそうさ。儂が子供の頃は鱗も見えたが、五十年近く経った今じゃ草木が茂って丘と変わらん」
「あの丘が……?」
茫然と丘を眺めるフードの男に老人はそんな事よりと話しかける。
「ここより南じゃ人が急に狂暴になって、随分酷い事になっとるそうじゃが、そりゃ本当かね?」
「……ああ、本当だ。ここもすぐにそうなる」
「えっ、そりゃあ一体どうゆう事かね!?」
「こういう事だ」
そう言うと男はフードを外して見せた。
その頭部では緑色の髪がゆらゆらと生き物の様に蠢いている。
「ひえっ!? その髪、なっ、何なんだあんた!?」
「……私はやがて世界を一つにする者……名前が無いのは不便だな……そうだな、アウルとでも呼んでもらおうか」
「世界を一つにって……なっ、何言ってんだ!?」
異様な男の様子に老人は思わず後退った。その老人の体に男の頭から伸びた緑の髪が絡みつく。
「グッ、なんじゃこれは!? あ、あ、アガガッ!!」
老人を締め上げた髪の一部が彼の首の後ろに突き立つと、老人は声を上げ痙攣した後、虚ろな瞳をアウルと名乗った男に向けた。
「行け、同胞を増やすのだ」
アウルの言葉に頷きを返すと、老人は自宅だろう石造りの家へとゆっくりと歩き始めた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
レベル1のフリはやめた。貸した力を全回収
ソラ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ち、ソラ。
彼はレベル1の無能として蔑まれ、魔王討伐を目前に「お前のようなゴミはいらない」と追放を言い渡される。
だが、傲慢な勇者たちは知らなかった。
自分たちが人間最高峰の力を維持できていたのは、すべてソラの規格外のステータスを『借りていた』からだということを。
「……わかった。貸していた力、すべて返してもらうよ」
契約解除。返還されたレベルは9999。
一瞬にして力を失い、ただの凡人へと転落しパニックに陥る勇者たち。
対するソラは、星を砕くほどの万能感を取り戻しながらも、淡々と宿を去る。
静かな隠居を望むソラだったが、路地裏で「才能なし」と虐げられていた少女ミィナを助けたことで、運命が変わり始める。
「借金の利息として、君を最強にしてあげよう」
これは、世界そのものにステータスを貸し付けていた最強の『貸与者』が、不条理な世界を再定義していく物語。
(本作品はAIを活用して構成・執筆しています)
【完結】テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
タダ働きなので待遇改善を求めて抗議したら、精霊達から『破壊神』と怖れられています。
渡里あずま
ファンタジー
出来損ないの聖女・アガタ。
しかし、精霊の加護を持つ新たな聖女が現れて、王子から婚約破棄された時――彼女は、前世(現代)の記憶を取り戻した。
「それなら、今までの報酬を払って貰えますか?」
※※※
虐げられていた子が、モフモフしながらやりたいことを探す旅に出る話です。
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
剣ぺろ伝説〜悪役貴族に転生してしまったが別にどうでもいい〜
みっちゃん
ファンタジー
俺こと「天城剣介」は22歳の日に交通事故で死んでしまった。
…しかし目を覚ますと、俺は知らない女性に抱っこされていた!
「元気に育ってねぇクロウ」
(…クロウ…ってまさか!?)
そうここは自分がやっていた恋愛RPGゲーム
「ラグナロク•オリジン」と言う学園と世界を舞台にした超大型シナリオゲームだ
そんな世界に転生して真っ先に気がついたのは"クロウ"と言う名前、そう彼こそ主人公の攻略対象の女性を付け狙う、ゲーム史上最も嫌われている悪役貴族、それが
「クロウ•チューリア」だ
ありとあらゆる人々のヘイトを貯める行動をして最後には全てに裏切られてザマァをされ、辺境に捨てられて惨めな日々を送る羽目になる、そう言う運命なのだが、彼は思う
運命を変えて仕舞えば物語は大きく変わる
"バタフライ効果"と言う事を思い出し彼は誓う
「ザマァされた後にのんびりスローライフを送ろう!」と!
その為に彼がまず行うのはこのゲーム唯一の「バグ技」…"剣ぺろ"だ
剣ぺろと言う「バグ技」は
"剣を舐めるとステータスのどれかが1上がるバグ"だ
この物語は
剣ぺろバグを使い優雅なスローライフを目指そうと奮闘する悪役貴族の物語
(自分は学園編のみ登場してそこからは全く登場しない、ならそれ以降はのんびりと暮らせば良いんだ!)
しかしこれがフラグになる事を彼はまだ知らない
異世界スローライフ希望なのに、女神の過保護が止まらない
葉泪秋
ファンタジー
HOTランキング1位感謝です!(2/3)
「小説家になろう」日間ランキング最高11位!(ハイファンタジー)
ブラック企業で過労死した俺、佐久間遼。
神様に願ったのは、ただ「異世界で、畑でも耕しながらのんびり暮らしたい」ということだけ。
そうして手に入れた、辺境の村での穏やかな日々。現状に満足し、今度こそは平穏なスローライフを……と思っていたのだが、俺の妙なスキルと前世の社畜根性が、そうはさせない。
ふとした善意で枯れた井戸を直したことから、堅物の騎士団長やら、過保護な女神やらに目をつけられることになる。
早く穏やかに暮らしたい。
俺は今日も、規格外に育った野菜を手に、皆の姿を眺めている。
【毎日18:00更新】
※表紙画像はAIを使用しています
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

