最強のチート『不死』は理想とはかけ離れていました ~ 人と関わりたくないので史上最強の家族と引きこもりを目指したいと思います

涅夢 - くろむ

文字の大きさ
84 / 270

82話 - 人の魔法

しおりを挟む
 さて……
 あとは人の町で行っておきたいところは……
 エステル用の服と防具なんかを買いたいから服屋と防具屋、武器……も一応見ておくかな。

 と思ったら服屋はいいって。
 エステルにもおしゃれしてほしいんだけど……
 せめて肌着とか買った方がいいんじゃない?
 って思ったら肌着は僕らが色々食品に目移りしてたうちに買ったらしい。

 初めての人の町での買い物だしみんな自由にしたくて銀貨10枚くらいまでは相談なしで何でも買おうって言ってたんだ。
 あ、僕とクラムはエステルに声かけないとダメだけどね。

 いつの間にか買ってあったかわいらしいショルダ―バッグの中に入っているそうだ。
 肌着も出店に売っていたらしい。

 あと、
『エステルのおようふくはクラムがつくるよ~?』だそうだ。

 そもそも集落では布から作るのが普通で姉妹と一緒に作っていたらしい。
 集落では服なんか買えなかったからとのことだ。
 エステル不器用なのに……

 お金はあるので一応欲しい洋服があれば僕に言おうと外から覗きながら歩いていたけどそこまで興味を惹かれるものはなかったんだって。

 それならクラムに作ってもらった方がいいとのことだった。

 まぁクラムお裁縫上手だし好きだからね……
 エステルと暮らすようになってから魔の森では洋服のつぎはぎはクラムがやっていた。
 体を上手に使って、土魔法で小さな針のようなものをつくったり、
 魔物の棘を削って裁縫道具替わりにしたり……
 本当にめちゃくちゃ早いよ。

 出店でちらちら服を見ててエステルの服を縫う参考にしているようだった。
 みればある程度作れちゃうんだそうだ。
 クラム女子力高いなぁ……

 簡単な作りでいいんだったら1日あれば1着縫い終わっちゃうって。
 私に服買うくらいならクラムに裁縫道具買ってあげてって。

 そういわれたので布屋にいって追加でエステルやクラムが好きな柄の布と裁縫道具を予備入れて一式買い込んだ。
 エステルの肌着を買いに一緒に行くの恥ずかしかったからよかった。

 クラムはクラムで小さなブローチとかいろいろエステルに言って買っていた。
 それどうするの?って聞いたらまた貝殻デコるんだって。

 大丈夫それ?ド派手なギャルのネイルみたいにならない??
 まぁクラムセンスいいから……大丈夫だと信じよう……

 次は防具屋……もいいって……
 この町は防具屋と武器屋は一緒になっていた。
 一応入ったんだけどさ……

『これ装備するならあっても無くても同じです!買わなくていいです!』

 って言われた……もちろん念話だよ!?
 それに可愛くもないし……とのこと………
 まぁ確かに僕らが一撃で粉砕できる防具買ってもね……

 不必要に店員に絡まれたくなかったのでエステルの装備は全てアイテムボックスに収納してから入った。
 魔物の皮や金属の鎧、剣などが置いてあった。

 あ、僕が前作ったデュアルファングボアの牙の剣が置いてあったんだ。
 一押し商品らしくてさ……金貨1枚と銀貨50枚した……
 あれ150万だよ……嘘でしょ……

 人の町の物価はわかんないな……
 でも買い取り価格銀貨35枚だったから加工費入ってると思ったら妥当なのかな……

 唯一少し目に留まったのが

 ★ミスリルの短剣★ ※希少級
 ミスリルでできた短剣。付加効果なし。
 魔力との親和性が高い金属でできている。

 だそうだ。希少級……ってと思ってざっくり鑑定してみたら。
 一般、特別、希少級の商品が店には並んでいた。
 デュアルファングボアの剣も希少級。これがこの店の一番上らしい。

 ちなみにミスリルの短剣は金貨5枚。

 僕が作った武器国宝級って書いてたんだけど……
 世界樹は幻想級……他にどんな階級があるんだろうか……
 金額考えたらぞっとするわ……。

 そしてせっかくだから僕が作ったミスリルの矢尻売れば?
 って言ったらエステルにめちゃくちゃ怒られた。

「絶対にダメです!大切な思い出です!!」

 だそうです。
 今日の出費チャラにできると思っただけなんだけどね……まぁ嬉しいことだね。

 あと今後利用できるから割高でもいいから銀貨10枚分の鉄を譲ってほしいっていったら、それはいいけれど1トン以上になるから持って帰れないって。

 目立つから100キロくらいにしておいた。
 銀貨1枚でも多いくらいって言われたんだけど加工前の素材をもらうことになるのでおつりはいらないって言って預けた。

 裏に工房が併設されていたのでそこまで取りにいった。
 それでもエステルが軽々持ち上げたらかなりビックリされていたな。

 買い物はこれで以上!全部合わせて銀貨65枚と銅貨23枚!
 ……日曜品含め相当買い込んだつもりだったんだけどねぇ。
 お金ってそんなに使えるもんじゃないな。

 まぁ防具とか武器とか魔道具とか結局全く買わなかったからね。
 食料品、調理器具、布その他で65万円って考えたら爆買いしてるでしょ。

 あ、酒めちゃくちゃ買ってもらいました。銀貨10枚分はお酒です。
 樽でワインと果実酒買いました。すみません。エステルも飲むので……ね?

 エールは陶器のグラスにいっぱいで銅貨2枚で出店にあってさ?
 それ買って試飲したんだけど……僕は苦手だった。
 なんかかなり酸味つよくてさ……ぬるいし……
 そっと氷魔法で冷やしてもおいしいものではなかったな……
 エステルも苦手って言ったから結局買わなかった。

 また自分で造ろっと!

『さーてじゃあどうする?帰る?もう一泊する?』

「今から走って帰れば夜頃には帰れそうですし帰る方向でいいんじゃないです?」

≪クラムあっちの町のごはんのほうがすきだな~≫

『んじゃ帰るか。』

 のんびり行商人さんと歩いて2日だから僕らが全力疾走すれば多分2時間もかからないんじゃないかな。
 さすがにそれくらいなら体力持つし。ただ他の人とすれ違わないようにしよっと。ポートル落ち着くんだよね。

 じゃあ、町からでよっかなと……
 お?なんか本と杖のマークあるお店があるぞ?

『エステル?ここって魔道具屋?魔法関係のお店?』

「なんでしょうか?特に文字は書いていないですが……入ってみますか?」

『うん、せっかくだし寄っておこうか』

(ガチャ)

「すみませ~ん」

「はーい、いらっしゃーい」

 薄暗い店内の奥から20代後半くらいの女性が出てきた。
 この人は獣人なのかな?帽子をかぶってローブを着ている。
 よくわからないな。

 そしてこの店何の商品も並んでない……

「ここは何のお店ですか?」

「ここは魔法のスクロールや本、攻撃魔法用の魔石なんかが置いてある店よ。間違って使われちゃったら困るから店頭には並べてないわ。あと鑑定なんかも請け負ってるわね。注文してくれたら出してくるわよ」

 あぁ、魔法関連の店なのか!あと鑑定も!
 それは興味あるな。
 人間がどうやって魔法使ってるのかずっと気になってたんだよ。

『ちょっと僕がいうこと店員さんに聞いてみてくれる?』

『わかりました!』

「鑑定ってどんなものをどれくらいの値段で行ってくれるんですか?」

「なんでもやるわよ?でも呪われてそうなものは断るわね。解呪できそうならやるけど別料金もらうわ。最低銀貨1枚から。ステータスは銀貨3枚で見るわよ。それ以上になりそうなものは商品価値の1割の値段をもらうわね」

 うわ!めちゃくちゃ高額じゃん!
 何も知らずに金貨1枚の価値の物を鑑定してもらったら10万とられるってことか!?
 絶対鑑定に出すのはやめておこう……まぁ僕鑑定使えるからそんな機会ないけど……

「スクロールとか本って具体的にどのようなものですか?」

「あなた冒険者じゃないの?相当田舎からでてきたのかしら?」

「はい……周りに魔法を使える人はいなかったので……」

「そうなの……えっとね……まぁ簡単に言えばスクロールは魔法陣が書かれている巻物よ。魔法っていうのは……えっとね……説明するのも大サービスだからね!なんか買ってよ!?詳しく言えば……

 少し長くなってしまったので纏めると

 ・魔法は詠唱か魔法陣が書かれたスクロール、魔法を封じ込められた魔石を使えば使える
 ・本をしっかり理解できれば魔法を覚えられるかもしれないが正直学校に行く方がいい。
 ・魔法陣は詠唱を表記したもの。専門的な魔術学校にいかないと書けない。
 ・高度な呪文は詠唱にも時間がかかるのでスクロールで使う方が早い
 ・スクロールは魔力があれば使える。その属性の適応能力がなくても使える。
 ・スクロールは魔力がないと使えないから誰でも使えるというわけでもない。
 ・魔石は起動に必要なほんの少しの魔力か、電池用の魔石があれば使える。
 ・魔石とスクロールならスクロールの方がかなり安い。でも嵩張るし一発限り。
 ・魔力が含まれた魔石と組み合わせれば魔力がなくても使えるけれどそれなら魔石を買う方がいい。
 ・魔法は1階梯から10階梯まであってこの店には1階梯から3階梯まで覚えることができる本と3階梯までのスクロールと魔石が置いてある。在庫はその時次第。
 ・5階梯の魔法までしか現在使える人はいない。それ以上は伝承が残っているだけ。

 値段は……魔法にもよるが平均で言えば
 ★本 1階梯:金貨3枚 2階梯:金貨8枚 3階梯:金貨15枚
 ★魔石  1階梯:銀貨3枚 2階梯:銀貨10枚 3階梯:銀貨30枚
 ★スクロール  1階梯:銀貨1枚 2階梯:銀貨2枚 3階梯:銀貨3枚

 とのこと。クソたけえなッ!?本が1500万だと!?

 ちなみに本は繰り返し使えるからかなり高い。家宝になるとのこと。貴族くらいしか買うものはいない。魔石はこの店の商品は5回は使える。スクロールはどの店のものも一発限り、だそうだ。魔法陣を書くのに使う塗料が魔力で燃えてしまうんだそうだ。

「魔法は誰でも覚えられるのですか?」

「その属性への適正がないと無理ね。1属性への適正も10人に1人もいないわよ。2属性ってなると100人に1人とかじゃないかしら?それ以上だと宮廷魔導士とか将来国のお抱えの地位が約束されるわね。適正があってもうまく魔力を扱えないと魔法にならないわ。魔法を使える人は希少なのよ。あと販売しててなんだけど本読んでも魔力の使い方がわかるわけではないから。適正がある事をわかっているなら魔術学校に行く方が安いしおすすめよ。貴族が家宝にするくらいのメリットしかないわね。」

 おお、じゃああのエルフとかギルマスって人の中ではすげぇんだな。

「とても勉強になりました。ありがとうございます!」

「で、なんか買ってくれんの?スクロールくらい買いなさいよ」

 ……うーん。正直全く必要ないんだよな……それなら……

 エステルこう聞いてくれ。

「お姉さんが使える魔法を見せてくれませんか?」
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜

放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!? 「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」 不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

35年ローンと共に異世界転生! スキル『マイホーム』で快適5LDK引きこもり生活 ~数学教師、合気道と三節根で異世界を論破する~

月神世一
ファンタジー
紹介文 「結婚しよう。白い壁の素敵なお家が欲しいな♡」 そう言われて35年ローンで新築一戸建て(5LDK)を買った直後、俺、加藤真守(25歳)は婚約者に捨てられた。 失意の中、猫を助けてトラックに轢かれ、気づけばジャージ姿の女神ルチアナに異世界へと放り出されていた。 ​「あげるのは『言語理解』と『マイホーム』でーす」 ​手に入れたのは、ローン残高ごと召喚できる最強の現代住宅。 電気・ガス・水道完備。お風呂は全自動、リビングは床暖房。 さらには貯めたポイントで、地球の「赤マル」から「最新家電」までお取り寄せ!? ​森で拾った純情な狩人の美少女に胃袋を掴まれ、 罠にかかったポンコツ天使(自称聖騎士)が居候し、 競馬好きの魔族公爵がビールを飲みにやってくる。 ​これは、借金まみれの数学教師が、三節根と計算能力を武器に、快適なマイホームを守り抜く物語。 ……頼むから、家の壁で爪を研ぐのはやめてくれ!

辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします

雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました! (書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です) 壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。 辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。 しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。

王女の中身は元自衛官だったので、継母に追放されたけど思い通りになりません

きぬがやあきら
恋愛
「妻はお妃様一人とお約束されたそうですが、今でもまだ同じことが言えますか?」 「正直なところ、不安を感じている」 久方ぶりに招かれた故郷、セレンティア城の月光満ちる庭園で、アシュレイは信じ難い光景を目撃するーー 激闘の末、王座に就いたアルダシールと結ばれた、元セレンティア王国の王女アシュレイ。 アラウァリア国では、新政権を勝ち取ったアシュレイを国母と崇めてくれる国民も多い。だが、結婚から2年、未だ後継ぎに恵まれないアルダシールに側室を推す声も上がり始める。そんな頃、弟シュナイゼルから結婚式の招待が舞い込んだ。 第2幕、連載開始しました! お気に入り登録してくださった皆様、ありがとうございます! 心より御礼申し上げます。 以下、1章のあらすじです。 アシュレイは前世の記憶を持つ、セレンティア王国の皇女だった。後ろ盾もなく、継母である王妃に体よく追い出されてしまう。 表向きは外交の駒として、アラウァリア王国へ嫁ぐ形だが、国王は御年50歳で既に18人もの妃を持っている。 常に不遇の扱いを受けて、我慢の限界だったアシュレイは、大胆な計画を企てた。 それは輿入れの道中を、自ら雇った盗賊に襲撃させるもの。 サバイバルの知識もあるし、宝飾品を処分して生き抜けば、残りの人生を自由に謳歌できると踏んでいた。 しかし、輿入れ当日アシュレイを攫い出したのは、アラウァリアの第一王子・アルダシール。 盗賊団と共謀し、晴れて自由の身を望んでいたのに、アルダシールはアシュレイを手放してはくれず……。 アシュレイは自由と幸福を手に入れられるのか?

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!

ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。 退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた! 私を陥れようとする兄から逃れ、 不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。 逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋? 異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。 この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

処理中です...