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152話 - ぼったくりじゃなかった
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利益の件はじゃあもう信用してお任せするとして……
取りあえず1週間後でいいんだな。
でもこの量1週間で限度か……
『参考にしたいんですけど……この量で1週間が限度って言うのは何故です?他の魔道具を作ってる人がそんなものってことですかね?』
「そうですね……。クロム様はかなり魔法がお出来になる方だと王から伺っておりましたので冒険者S級でもまだ無理だ、と思われる日程を勘で算出してお伝え致しました。私には氷魔法がどれくらいの魔力の消費量なのかわかりませんので。ですので一番まともに流通している9等級の魔石をつかったティントの魔石の平均の納品数が1週間に25。そこから私が想像しうる限りの最大の魔術師を予測したのですがそれを大幅に超えられるとは……。魔法は詳しくはないのですが長らく魔道具に携わっていますのでこれでも近い日程を申し上げた自信はあったのですが……いやはや……」
ティント25個しか作れないの!?
なんで!?
「クロム様は……皆がどのように魔石を作っているかはご存じなかったので?」
『あ、はい。僕はなんか……聞いたまま適当に……。いや、ちゃんと時間は計りましたよ?要望の魔石って1か月持つように、ですよね?1時間あれば充分作れると思いますが……』
「今後の為ご説明しましょう。まず、ティントを唱える為の必要魔力量があります」
『あ、はい……』
「ティントという魔法は一度唱えると約2分持つ魔法なのです」
ここの分っていうのは”ふん”じゃなくて”ぶ”だ。
この世界は星と星の間の約3時間がベースに時間が決められていることがおおい。
1”ぶ”は3時間の100分の1、1.8分ほど。2”ふん”くらいって考えればいいだろう。
「で、例えばそれを20”ぶ”持たせようとするなら、10回唱えることが必要です。単純計算で10倍の魔力が必要ですね?」
『あ、そうなんですね……あんまり意識したことがありませんでした……』
「さらにそれと同じだけの時間魔石でティントを使用できるように定着させようと思うとさらに約3倍の魔力が必要です」
『そうなの!?あ、すみません……』
「いえ、結構ですよ?ティントの魔道具に使用されている魔石はだいたい20”ぶ”は使用できるものが多いです。これを作るのにティント30回は唱える魔力量が必要、というわけですね。一般の火魔術師なら1日に5個つくれる程で充分魔力が高いと言えるでしょうか。C級冒険者の魔術師でその辺りです」
えぇ……考えたことないよ……
1回氷魔法使うと数時間くらいは持つと思うけど……
氷魔法レベル1とか2くらいの魔法しか込めてないのよこれ?
ただのアイスだよ??
もうそんな魔法使うことないもん!?
ジュースに氷いれるくらいだよ。
3日放置して冷気きえるかなー。
じゃあこんくらいかなーって適当に感覚でやってるよ!?
ワカメの時使ってたレベルの氷魔法1回の消費量とかわかんないよ……
MP5くらいだっけ……今もう使った感覚すらもてねぇ!
5も50も500も誤差だよ!?
今僕のMP500000だからね!?
強くなったなぁぼく……グス
じゃなくて……
1回2時間持つとして……
1日で12倍?60?
掛ける30日だっけ……この世界の1か月……
1800?
で、魔石に定着させるのにそれの3倍?
5400……
それを50個つくると……
それだと26万とかになるけどさ……ないない。
一気につくるとそんなに魔力いらないのよ?
精々3倍つかったな?って感覚しかないよ?
大雑把に計算したけど16200でしょ……?
あ、うん。疲労度そんなもんな気がするよ?
『魔石って一気に何個も作ったりしないんですか……?』
「なるほど。それも、また口外してはならないですね。1つずつしか作れません。クロム様は色々規格外です」
えぇ……
これもしや並列思考とか関係あったりするのか……
やばいな……これ商いしだしたら僕色々やらかすぞ……
『すみませんほんとに……話すたびに口外事項を増やしてしまいまして……』
今……僕って地雷と化してるよねきっと……
「いえ、その辺りも踏まえて契約魔法で縛っております。むしろ私が把握できる方が安心です」
『いろいろお世話になります……』
「あっはっは!王から色々伺っておりますのでお気になさらず。このような理由で魔石、魔道具は非常に時間がかかるのですよ。尚且つ高価なのです。魔石自体も高価なものですが、付け加えて貴重な魔術師の活動を長時間束縛してしまいます。魔力が使えなければ魔術師は商売になりませんから。ご理解いただけましたか?」
「そういうことだったんですね……通りで魔道具は高いはずです……」
『うん……なんでこんなに魔道具って高いんだろっておもってました』
「クロム様ほど容易に作れてしまえば価値は分からなくて当然かと」
コンロみたいな魔道具が金貨数枚するの意味わからんって思ってた。
ちゃんと等価交換だったんだな。
ぼったくりじゃなかったのか……
いや、まぁそれは分かってたけど。
そんな理由があったんだ……。
『でも道具屋の魔道具は安いですよね?銅貨2、30枚くらいだったはず……』
「小指の先ほどの魔石だったでしょう?あれは10等級、屑魔石です。屑魔石は魔力を込めると壊れるものがほとんどなので魔石として価値がほぼありません。それと、初心者の魔術師が屑魔石で練習をするからですね。さすがに飽和しますよ?運よく壊れず残ったものがあれらですね。ちなみに魔道具屋のものはティントでも銀貨はしますね」
あぁ、鍛冶屋の見習いが作った剣をたたき売りしてるようなものか。
そして魔石自体の価値もないと……なるほど……。
魔石売買はラクトさん通して以外にはやめとこう……
『ちなみに、ドロップアイテムのことは聞いていると思うんですがこれらの魔石って買い取れるんですか?』
ラクトさんの前に最近取っているワイバーン層の魔石とグリフォンの魔石を出した。
すると定規の様な図りと小さな虫メガネのようなものをポーチからだして見てくれた……
「ふーむ、これらは4、5等級ですね……」
あ、同じ階層の物でもサイズブレてるんだなぁ。
「売れなくはありません。採掘などで大きなサイズの魔石がごく稀にでることがあります。全くないというわけではないのですが……ただ一般市場に卸ろせるものではありませんね。家庭用などで使われるサイズではない為、研究用であったり重要機関に置かれたり、展示用になるものがほとんどかと。いくつ程ございます?」
隠しても仕方ないかこの方には……
『まぁ500はありますかねぇ……』
クラムが手作業でとったものはその場で食べてしまうことが多かったんだが……
なんだかんだ広範囲魔法とかでワイバーンを倒しているとたまにちゃんと足場の上にも落ちてた。
それ拾ってたらこの数に……
何体倒したんだろうかワイバーン……
「その数は捌けないですねぇ……ただ100程いただければ少しずつ流しておきましょうか?すぐ利益がでるものではないですがある程度まとまればエステル様のギルド口座に利益を振り込ませていただく、と。もちろん氷魔石の者も含めてです。ドロップアイテムも売却していいものはこちらで保管しておきますので都度流します。それで構わなければお預かりしますよ?どうしても売却出来なさそうなものは改めて返却、という形式でいかかでしょう?」
あ、もう全然それでいい。
凄い助かる。
『それでお願いします、助かります』
「かしこまりました。またこちらの魔石は売却できませんね」
『あぁ、大きすぎましたか……』
「はい。こちらは2等級ですね。1つ程度なら研究施設に流せば喜ばれます。白金貨1枚はするでしょうか?それでも欲しがるものは多いと思われます」
「白金貨ですか!?」
『げっ……金貨100枚……』
「はい、ちなみに目安としては傷なども関係しますが、2等級で白金貨1枚。3等級は金貨30枚、4等級は金貨8枚程です。有り体にいいますと希少価値ですね。5等級からは採掘での産出量が増えますので一気に金貨1枚まで落ちます。それでも一般に出回っている者ではないのですよ?」
2等級……億!?
やばすぎる……
しかも、まだまだ取ってこれるが………
億量産出来てしまうのだが……
いや、そらそうだ。
一般人が原価100万の魔石使った魔道具なんか買えんよ……
『これにさらに魔法代かかるんですよね?』
「もちろんです。3等級にもなると大きな街を守る魔物避けの魔法等に使われるものになります。大勢の魔術師がかなりの時間をかけて魔力を込めるものですね。白金貨クラスです」
『ちょっと金額が大きすぎてよくわかんなくなってきた……』
「私も……です……」
「2等級程のサイズになると数年かけても採掘できることなどないです。このサイズになると採掘者証明が必要です。エステル様の直筆でのご著名ですね。クロム様、エステル様、こちらのご家族様は目立つことを嫌うと伺っております。名前が出ないように取引を行うと王から伺っておりますよ。王との契約魔法にもその条件は記されています。ですので、非常に価値は高いのですがこちらを売却するには無理があるかと」
……あぁ。宝石みたいなものか。
『そうですね。署名が必要なら今のところ売却は考えられないです。ちなみに何等級から署名が必要なんですか?』
「3等級です」
あ、じゃあここから上の階層ほぼ全滅じゃん……
ただの石ころだ……
売却はワイバーン層で限界ってことか……
取りあえず1週間後でいいんだな。
でもこの量1週間で限度か……
『参考にしたいんですけど……この量で1週間が限度って言うのは何故です?他の魔道具を作ってる人がそんなものってことですかね?』
「そうですね……。クロム様はかなり魔法がお出来になる方だと王から伺っておりましたので冒険者S級でもまだ無理だ、と思われる日程を勘で算出してお伝え致しました。私には氷魔法がどれくらいの魔力の消費量なのかわかりませんので。ですので一番まともに流通している9等級の魔石をつかったティントの魔石の平均の納品数が1週間に25。そこから私が想像しうる限りの最大の魔術師を予測したのですがそれを大幅に超えられるとは……。魔法は詳しくはないのですが長らく魔道具に携わっていますのでこれでも近い日程を申し上げた自信はあったのですが……いやはや……」
ティント25個しか作れないの!?
なんで!?
「クロム様は……皆がどのように魔石を作っているかはご存じなかったので?」
『あ、はい。僕はなんか……聞いたまま適当に……。いや、ちゃんと時間は計りましたよ?要望の魔石って1か月持つように、ですよね?1時間あれば充分作れると思いますが……』
「今後の為ご説明しましょう。まず、ティントを唱える為の必要魔力量があります」
『あ、はい……』
「ティントという魔法は一度唱えると約2分持つ魔法なのです」
ここの分っていうのは”ふん”じゃなくて”ぶ”だ。
この世界は星と星の間の約3時間がベースに時間が決められていることがおおい。
1”ぶ”は3時間の100分の1、1.8分ほど。2”ふん”くらいって考えればいいだろう。
「で、例えばそれを20”ぶ”持たせようとするなら、10回唱えることが必要です。単純計算で10倍の魔力が必要ですね?」
『あ、そうなんですね……あんまり意識したことがありませんでした……』
「さらにそれと同じだけの時間魔石でティントを使用できるように定着させようと思うとさらに約3倍の魔力が必要です」
『そうなの!?あ、すみません……』
「いえ、結構ですよ?ティントの魔道具に使用されている魔石はだいたい20”ぶ”は使用できるものが多いです。これを作るのにティント30回は唱える魔力量が必要、というわけですね。一般の火魔術師なら1日に5個つくれる程で充分魔力が高いと言えるでしょうか。C級冒険者の魔術師でその辺りです」
えぇ……考えたことないよ……
1回氷魔法使うと数時間くらいは持つと思うけど……
氷魔法レベル1とか2くらいの魔法しか込めてないのよこれ?
ただのアイスだよ??
もうそんな魔法使うことないもん!?
ジュースに氷いれるくらいだよ。
3日放置して冷気きえるかなー。
じゃあこんくらいかなーって適当に感覚でやってるよ!?
ワカメの時使ってたレベルの氷魔法1回の消費量とかわかんないよ……
MP5くらいだっけ……今もう使った感覚すらもてねぇ!
5も50も500も誤差だよ!?
今僕のMP500000だからね!?
強くなったなぁぼく……グス
じゃなくて……
1回2時間持つとして……
1日で12倍?60?
掛ける30日だっけ……この世界の1か月……
1800?
で、魔石に定着させるのにそれの3倍?
5400……
それを50個つくると……
それだと26万とかになるけどさ……ないない。
一気につくるとそんなに魔力いらないのよ?
精々3倍つかったな?って感覚しかないよ?
大雑把に計算したけど16200でしょ……?
あ、うん。疲労度そんなもんな気がするよ?
『魔石って一気に何個も作ったりしないんですか……?』
「なるほど。それも、また口外してはならないですね。1つずつしか作れません。クロム様は色々規格外です」
えぇ……
これもしや並列思考とか関係あったりするのか……
やばいな……これ商いしだしたら僕色々やらかすぞ……
『すみませんほんとに……話すたびに口外事項を増やしてしまいまして……』
今……僕って地雷と化してるよねきっと……
「いえ、その辺りも踏まえて契約魔法で縛っております。むしろ私が把握できる方が安心です」
『いろいろお世話になります……』
「あっはっは!王から色々伺っておりますのでお気になさらず。このような理由で魔石、魔道具は非常に時間がかかるのですよ。尚且つ高価なのです。魔石自体も高価なものですが、付け加えて貴重な魔術師の活動を長時間束縛してしまいます。魔力が使えなければ魔術師は商売になりませんから。ご理解いただけましたか?」
「そういうことだったんですね……通りで魔道具は高いはずです……」
『うん……なんでこんなに魔道具って高いんだろっておもってました』
「クロム様ほど容易に作れてしまえば価値は分からなくて当然かと」
コンロみたいな魔道具が金貨数枚するの意味わからんって思ってた。
ちゃんと等価交換だったんだな。
ぼったくりじゃなかったのか……
いや、まぁそれは分かってたけど。
そんな理由があったんだ……。
『でも道具屋の魔道具は安いですよね?銅貨2、30枚くらいだったはず……』
「小指の先ほどの魔石だったでしょう?あれは10等級、屑魔石です。屑魔石は魔力を込めると壊れるものがほとんどなので魔石として価値がほぼありません。それと、初心者の魔術師が屑魔石で練習をするからですね。さすがに飽和しますよ?運よく壊れず残ったものがあれらですね。ちなみに魔道具屋のものはティントでも銀貨はしますね」
あぁ、鍛冶屋の見習いが作った剣をたたき売りしてるようなものか。
そして魔石自体の価値もないと……なるほど……。
魔石売買はラクトさん通して以外にはやめとこう……
『ちなみに、ドロップアイテムのことは聞いていると思うんですがこれらの魔石って買い取れるんですか?』
ラクトさんの前に最近取っているワイバーン層の魔石とグリフォンの魔石を出した。
すると定規の様な図りと小さな虫メガネのようなものをポーチからだして見てくれた……
「ふーむ、これらは4、5等級ですね……」
あ、同じ階層の物でもサイズブレてるんだなぁ。
「売れなくはありません。採掘などで大きなサイズの魔石がごく稀にでることがあります。全くないというわけではないのですが……ただ一般市場に卸ろせるものではありませんね。家庭用などで使われるサイズではない為、研究用であったり重要機関に置かれたり、展示用になるものがほとんどかと。いくつ程ございます?」
隠しても仕方ないかこの方には……
『まぁ500はありますかねぇ……』
クラムが手作業でとったものはその場で食べてしまうことが多かったんだが……
なんだかんだ広範囲魔法とかでワイバーンを倒しているとたまにちゃんと足場の上にも落ちてた。
それ拾ってたらこの数に……
何体倒したんだろうかワイバーン……
「その数は捌けないですねぇ……ただ100程いただければ少しずつ流しておきましょうか?すぐ利益がでるものではないですがある程度まとまればエステル様のギルド口座に利益を振り込ませていただく、と。もちろん氷魔石の者も含めてです。ドロップアイテムも売却していいものはこちらで保管しておきますので都度流します。それで構わなければお預かりしますよ?どうしても売却出来なさそうなものは改めて返却、という形式でいかかでしょう?」
あ、もう全然それでいい。
凄い助かる。
『それでお願いします、助かります』
「かしこまりました。またこちらの魔石は売却できませんね」
『あぁ、大きすぎましたか……』
「はい。こちらは2等級ですね。1つ程度なら研究施設に流せば喜ばれます。白金貨1枚はするでしょうか?それでも欲しがるものは多いと思われます」
「白金貨ですか!?」
『げっ……金貨100枚……』
「はい、ちなみに目安としては傷なども関係しますが、2等級で白金貨1枚。3等級は金貨30枚、4等級は金貨8枚程です。有り体にいいますと希少価値ですね。5等級からは採掘での産出量が増えますので一気に金貨1枚まで落ちます。それでも一般に出回っている者ではないのですよ?」
2等級……億!?
やばすぎる……
しかも、まだまだ取ってこれるが………
億量産出来てしまうのだが……
いや、そらそうだ。
一般人が原価100万の魔石使った魔道具なんか買えんよ……
『これにさらに魔法代かかるんですよね?』
「もちろんです。3等級にもなると大きな街を守る魔物避けの魔法等に使われるものになります。大勢の魔術師がかなりの時間をかけて魔力を込めるものですね。白金貨クラスです」
『ちょっと金額が大きすぎてよくわかんなくなってきた……』
「私も……です……」
「2等級程のサイズになると数年かけても採掘できることなどないです。このサイズになると採掘者証明が必要です。エステル様の直筆でのご著名ですね。クロム様、エステル様、こちらのご家族様は目立つことを嫌うと伺っております。名前が出ないように取引を行うと王から伺っておりますよ。王との契約魔法にもその条件は記されています。ですので、非常に価値は高いのですがこちらを売却するには無理があるかと」
……あぁ。宝石みたいなものか。
『そうですね。署名が必要なら今のところ売却は考えられないです。ちなみに何等級から署名が必要なんですか?』
「3等級です」
あ、じゃあここから上の階層ほぼ全滅じゃん……
ただの石ころだ……
売却はワイバーン層で限界ってことか……
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これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
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