80 / 217
来たるべき敵
水雷戦隊奮戦
しおりを挟む
夜間航空攻撃の混乱に乗じて
日本の駆逐隊
(第十六駆逐隊:初風、雪風、時津風、天津風
第十九駆逐隊:綾波、敷波、磯波、浦波)が
その高速性を生かして米艦隊へと肉薄していた。
波を蹴立てるスクリュー音は、夜闇の中ではほとんど聞こえない。
彼らは、まさに忍者のように、米艦隊の警戒網の隙間を縫って接近していく。
駆逐艦「雪風」の艦橋では、艦長が双眼鏡を握りしめ
前方の闇を凝視していた。電探には、米艦隊の巨大な艦影が
点々と映し出されている。特に、中央に位置する戦艦群の存在感は圧倒的だった。
「距離、8000!雷撃用意!」
艦長の号令が響く。魚雷発射管が、油圧の唸りを上げて旋回し
敵戦艦群へと指向される。彼らの搭載する九三式酸素魚雷は
その長大な射程と圧倒的な破壊力で、夜戦における日本の切り札だった。
そして、彼らの後方には、さらに恐るべき艦艇が続いていた。
重雷装巡洋艦「大井」と「北上」だ。これらの艦は
片舷に20門もの魚雷発射管を搭載し、合計で40門もの魚雷を一斉に発射できる
まさに「魚雷の化物」だった。彼らの目的はただ一つ、米戦艦群への飽和攻撃だ。
「大井」の艦橋では、艦長が冷静に指示を出していた。
「目標、敵戦艦群!全魚雷、発射用意!」
艦内には、魚雷発射管が軋む音が響き渡る。
兵士たちは、固く口を結び、発射の瞬間を今か今かと待ち構えていた。
彼らは、自らの艦がどれほど危険な任務に就くかを理解していた。
しかし、この一撃が、日本の運命を左右するかもしれない。
一方、スプルーアンス艦隊も、日本の水雷戦隊の接近を察知していた。
戦艦「アイオワ」のレーダー室では、オペレーターが興奮した声を上げた。
「艦影多数!高速で接近中!駆逐艦と思われます!」
レーダー画面には、日本の駆逐艦隊が
まるで群れをなす狼のように迫ってくる様子が映し出されていた。
米軍は、日本の夜戦能力、特に魚雷攻撃の脅威を認識していた。
「全艦、対水雷戦闘用意!駆逐艦隊、迎撃せよ!」
スプルーアンス少将の命令が、艦隊全体に伝達された。
米駆逐艦隊は、直ちに日本の水雷戦隊へと針路を取り、迎撃態勢に入った。
彼らは、日本の駆逐艦よりも射程は短いものの
速射性に優れる5インチ砲を多数搭載しており、その火力は侮れない。
米駆逐艦「マッコード」の艦橋では、艦長が双眼鏡で闇を睨んでいた。
レーダーには日本の艦影が映っているものの、肉眼ではまだ確認できない。
「敵、魚雷発射の兆候あり!回避運動!」
レーダー員が叫ぶ。レーダー画面に、白い点滅が次々と現れた。日本の魚雷が放たれたのだ。
魚雷の嵐と砲火の応酬:地獄の交錯
その瞬間、夜闇を切り裂くように、無数の白い航跡が米艦隊へと殺到した。
日本の駆逐艦隊、そして「大井」「北上」から放たれた酸素魚雷だ。
その数は、数十本にも及び、米艦隊の回避行動を困難にさせた。
「魚雷だ!右舷より魚雷多数!」
米艦艇の艦橋から、悲鳴のような叫びが上がる。
各艦は、必死に取舵を切り、回避運動を行う。巨大な戦艦の艦体が
不器用に波間を揺らす。しかし、魚雷の速度は速く、その数はあまりにも多かった。
ドォォォォン!
雷鳴のような轟音と共に、巨大な水柱が上がった。
米駆逐艦「ミラー」の艦腹に、日本の魚雷が直撃したのだ。
衝撃は艦全体を揺るがし、瞬く間に火災が発生。艦は大きく傾き
数分と持たずに夜闇の海へと沈んでいった。
その直後、さらに衝撃的な報告が届いた。
ドォォォォン!
今度は、米駆逐艦「ホーエル」が被雷した。艦橋から見えたのは
艦体が真っ二つに折れ、爆炎を上げながら沈んでいく悲惨な光景だった。
わずか数分の間に、米駆逐艦2隻が、日本の魚雷によって海の藻屑と消えたのだ。
しかし、米駆逐艦隊も黙ってはいなかった。
彼らは、日本の水雷戦隊に対し、その速射砲で猛烈な砲撃を開始した。
「撃て!撃ちまくれ!」
5インチ砲が火を噴き、曳光弾が夜闇を切り裂く。
日本の駆逐艦に、次々と砲弾が命中する。
ドォン!ドォン!
日本の駆逐艦「初風」の艦橋に、米駆逐艦「マッコード」からの砲弾が直撃した。
激しい爆発音と共に、艦橋は火炎に包まれ、指揮系統は麻痺。
航行不能となった「初風」は、炎上しながら海面を漂い、やがて沈没していった。
そして、悲劇は米戦艦にも及んだ。
米戦艦「ノースカロライナ」の艦橋では、艦長が必死に魚雷の回避を指示していた。
巨大な艦体が、波を蹴立てて回避運動を行う。
しかし、夜闇の中から忍び寄った日本の魚雷は、その巨体を捉えていた。
ドォォォォンッ!
艦橋にいた全員が、強烈な衝撃に突き上げられた。
艦全体が激しく揺れ、乗員たちは床に叩きつけられる。
「Sit!」
艦の右舷から、巨大な水柱が天高く噴き上がった。
それは、日本の魚雷が「ノースカロライナ」の艦腹に直撃したことを意味していた。
「被雷!右舷機関室付近!浸水!」
ダメージコントロール班からの悲痛な報告が届く。
艦は、瞬く間に右舷に大きく傾斜し始めた。
機関室の一部が浸水し、ボイラーが停止。艦の速力が目に見えて低下していく。
「くそっ!こんなところで!」
艦長は、顔の汗を拭いもせず、歯を食いしばった。
ノースカロライナは、米海軍の誇る最新鋭戦艦の一つだ。
それが、初戦で魚雷を被弾し、戦闘能力を著しく低下させるとは。
日本の魚雷の威力は、彼らの想像をはるかに超えていた。
激しい砲雷撃戦は、まさに地獄絵図だった。
夜闇の中、両軍の駆逐艦は互いに砲弾と魚雷を浴びせ合い、火花を散らした。
日本の駆逐艦「時津風」は、米駆逐艦「ラング」からの集中砲火を浴び
機関部に被弾。艦速が低下し、航行不能に陥った。
「敷波」もまた、艦橋に直撃弾を受け、大破。艦長以下、多数の死傷者を出した。
一方、日本の重雷装巡洋艦「大井」も
米駆逐艦「リチャード・P・リーリー」からの砲撃を受け被弾・損傷した。
舷側に大きな穴が開き、火災が発生。その膨大な魚雷発射能力は健在だったが
これ以上の接近は危険と判断された。
水雷戦隊の任務は、敵戦艦への打撃と、主力艦隊のための時間稼ぎだ。
彼らは、その使命を十分に果たした。
米軍の駆逐艦隊に大きな損害を与え、戦艦にも魚雷を命中させた。
古賀艦隊の司令部からは、水雷戦隊に対し、一時的な撤退命令が下された。
これ以上の消耗は無益だ。彼らは、主力艦隊との合流を命じられたのだ。
「全艦、離脱!主力と合流せよ!」
日本の残存駆逐艦隊は、夜闇の中を高速で反転し、主力艦隊へと向かった。
彼らの背後には、炎上する艦艇の残骸と
夜闇に響く兵士たちの断末魔の叫びが残された。
この水雷戦隊の突撃は、米艦隊に大きな衝撃を与えた。
夜間における日本の魚雷攻撃の脅威を、改めて米軍に痛感させたのだ。
そして、この激しい水雷戦の後に、いよいよ日米両海軍の主力艦隊による
砲撃戦が始まろうとしていた。
日本の駆逐隊
(第十六駆逐隊:初風、雪風、時津風、天津風
第十九駆逐隊:綾波、敷波、磯波、浦波)が
その高速性を生かして米艦隊へと肉薄していた。
波を蹴立てるスクリュー音は、夜闇の中ではほとんど聞こえない。
彼らは、まさに忍者のように、米艦隊の警戒網の隙間を縫って接近していく。
駆逐艦「雪風」の艦橋では、艦長が双眼鏡を握りしめ
前方の闇を凝視していた。電探には、米艦隊の巨大な艦影が
点々と映し出されている。特に、中央に位置する戦艦群の存在感は圧倒的だった。
「距離、8000!雷撃用意!」
艦長の号令が響く。魚雷発射管が、油圧の唸りを上げて旋回し
敵戦艦群へと指向される。彼らの搭載する九三式酸素魚雷は
その長大な射程と圧倒的な破壊力で、夜戦における日本の切り札だった。
そして、彼らの後方には、さらに恐るべき艦艇が続いていた。
重雷装巡洋艦「大井」と「北上」だ。これらの艦は
片舷に20門もの魚雷発射管を搭載し、合計で40門もの魚雷を一斉に発射できる
まさに「魚雷の化物」だった。彼らの目的はただ一つ、米戦艦群への飽和攻撃だ。
「大井」の艦橋では、艦長が冷静に指示を出していた。
「目標、敵戦艦群!全魚雷、発射用意!」
艦内には、魚雷発射管が軋む音が響き渡る。
兵士たちは、固く口を結び、発射の瞬間を今か今かと待ち構えていた。
彼らは、自らの艦がどれほど危険な任務に就くかを理解していた。
しかし、この一撃が、日本の運命を左右するかもしれない。
一方、スプルーアンス艦隊も、日本の水雷戦隊の接近を察知していた。
戦艦「アイオワ」のレーダー室では、オペレーターが興奮した声を上げた。
「艦影多数!高速で接近中!駆逐艦と思われます!」
レーダー画面には、日本の駆逐艦隊が
まるで群れをなす狼のように迫ってくる様子が映し出されていた。
米軍は、日本の夜戦能力、特に魚雷攻撃の脅威を認識していた。
「全艦、対水雷戦闘用意!駆逐艦隊、迎撃せよ!」
スプルーアンス少将の命令が、艦隊全体に伝達された。
米駆逐艦隊は、直ちに日本の水雷戦隊へと針路を取り、迎撃態勢に入った。
彼らは、日本の駆逐艦よりも射程は短いものの
速射性に優れる5インチ砲を多数搭載しており、その火力は侮れない。
米駆逐艦「マッコード」の艦橋では、艦長が双眼鏡で闇を睨んでいた。
レーダーには日本の艦影が映っているものの、肉眼ではまだ確認できない。
「敵、魚雷発射の兆候あり!回避運動!」
レーダー員が叫ぶ。レーダー画面に、白い点滅が次々と現れた。日本の魚雷が放たれたのだ。
魚雷の嵐と砲火の応酬:地獄の交錯
その瞬間、夜闇を切り裂くように、無数の白い航跡が米艦隊へと殺到した。
日本の駆逐艦隊、そして「大井」「北上」から放たれた酸素魚雷だ。
その数は、数十本にも及び、米艦隊の回避行動を困難にさせた。
「魚雷だ!右舷より魚雷多数!」
米艦艇の艦橋から、悲鳴のような叫びが上がる。
各艦は、必死に取舵を切り、回避運動を行う。巨大な戦艦の艦体が
不器用に波間を揺らす。しかし、魚雷の速度は速く、その数はあまりにも多かった。
ドォォォォン!
雷鳴のような轟音と共に、巨大な水柱が上がった。
米駆逐艦「ミラー」の艦腹に、日本の魚雷が直撃したのだ。
衝撃は艦全体を揺るがし、瞬く間に火災が発生。艦は大きく傾き
数分と持たずに夜闇の海へと沈んでいった。
その直後、さらに衝撃的な報告が届いた。
ドォォォォン!
今度は、米駆逐艦「ホーエル」が被雷した。艦橋から見えたのは
艦体が真っ二つに折れ、爆炎を上げながら沈んでいく悲惨な光景だった。
わずか数分の間に、米駆逐艦2隻が、日本の魚雷によって海の藻屑と消えたのだ。
しかし、米駆逐艦隊も黙ってはいなかった。
彼らは、日本の水雷戦隊に対し、その速射砲で猛烈な砲撃を開始した。
「撃て!撃ちまくれ!」
5インチ砲が火を噴き、曳光弾が夜闇を切り裂く。
日本の駆逐艦に、次々と砲弾が命中する。
ドォン!ドォン!
日本の駆逐艦「初風」の艦橋に、米駆逐艦「マッコード」からの砲弾が直撃した。
激しい爆発音と共に、艦橋は火炎に包まれ、指揮系統は麻痺。
航行不能となった「初風」は、炎上しながら海面を漂い、やがて沈没していった。
そして、悲劇は米戦艦にも及んだ。
米戦艦「ノースカロライナ」の艦橋では、艦長が必死に魚雷の回避を指示していた。
巨大な艦体が、波を蹴立てて回避運動を行う。
しかし、夜闇の中から忍び寄った日本の魚雷は、その巨体を捉えていた。
ドォォォォンッ!
艦橋にいた全員が、強烈な衝撃に突き上げられた。
艦全体が激しく揺れ、乗員たちは床に叩きつけられる。
「Sit!」
艦の右舷から、巨大な水柱が天高く噴き上がった。
それは、日本の魚雷が「ノースカロライナ」の艦腹に直撃したことを意味していた。
「被雷!右舷機関室付近!浸水!」
ダメージコントロール班からの悲痛な報告が届く。
艦は、瞬く間に右舷に大きく傾斜し始めた。
機関室の一部が浸水し、ボイラーが停止。艦の速力が目に見えて低下していく。
「くそっ!こんなところで!」
艦長は、顔の汗を拭いもせず、歯を食いしばった。
ノースカロライナは、米海軍の誇る最新鋭戦艦の一つだ。
それが、初戦で魚雷を被弾し、戦闘能力を著しく低下させるとは。
日本の魚雷の威力は、彼らの想像をはるかに超えていた。
激しい砲雷撃戦は、まさに地獄絵図だった。
夜闇の中、両軍の駆逐艦は互いに砲弾と魚雷を浴びせ合い、火花を散らした。
日本の駆逐艦「時津風」は、米駆逐艦「ラング」からの集中砲火を浴び
機関部に被弾。艦速が低下し、航行不能に陥った。
「敷波」もまた、艦橋に直撃弾を受け、大破。艦長以下、多数の死傷者を出した。
一方、日本の重雷装巡洋艦「大井」も
米駆逐艦「リチャード・P・リーリー」からの砲撃を受け被弾・損傷した。
舷側に大きな穴が開き、火災が発生。その膨大な魚雷発射能力は健在だったが
これ以上の接近は危険と判断された。
水雷戦隊の任務は、敵戦艦への打撃と、主力艦隊のための時間稼ぎだ。
彼らは、その使命を十分に果たした。
米軍の駆逐艦隊に大きな損害を与え、戦艦にも魚雷を命中させた。
古賀艦隊の司令部からは、水雷戦隊に対し、一時的な撤退命令が下された。
これ以上の消耗は無益だ。彼らは、主力艦隊との合流を命じられたのだ。
「全艦、離脱!主力と合流せよ!」
日本の残存駆逐艦隊は、夜闇の中を高速で反転し、主力艦隊へと向かった。
彼らの背後には、炎上する艦艇の残骸と
夜闇に響く兵士たちの断末魔の叫びが残された。
この水雷戦隊の突撃は、米艦隊に大きな衝撃を与えた。
夜間における日本の魚雷攻撃の脅威を、改めて米軍に痛感させたのだ。
そして、この激しい水雷戦の後に、いよいよ日米両海軍の主力艦隊による
砲撃戦が始まろうとしていた。
29
あなたにおすすめの小説
大東亜戦争を有利に
ゆみすけ
歴史・時代
日本は大東亜戦争に負けた、完敗であった。 そこから架空戦記なるものが増殖する。 しかしおもしろくない、つまらない。 であるから自分なりに無双日本軍を架空戦記に参戦させました。 主観満載のラノベ戦記ですから、ご感弁を
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
幻の十一代将軍・徳川家基、死せず。長谷川平蔵、田沼意知、蝦夷へ往く。
克全
歴史・時代
西欧列強に不平等条約を強要され、内乱を誘発させられ、多くの富を収奪されたのが悔しい。
幕末の仮想戦記も考えましたが、徳川家基が健在で、田沼親子が権力を維持していれば、もっと余裕を持って、開国準備ができたと思う。
北海道・樺太・千島も日本の領地のままだっただろうし、多くの金銀が国外に流出することもなかったと思う。
清国と手を組むことも出来たかもしれないし、清国がロシアに強奪された、シベリアと沿海州を日本が手に入れる事が出来たかもしれない。
色々真剣に検討して、仮想の日本史を書いてみたい。
一橋治済の陰謀で毒を盛られた徳川家基であったが、奇跡的に一命をとりとめた。だが家基も父親の十代将軍:徳川家治も誰が毒を盛ったのかは分からなかった。家基は田沼意次を疑い、家治は疑心暗鬼に陥り田沼意次以外の家臣が信じられなくなった。そして歴史は大きく動くことになる。
印旛沼開拓は成功するのか?
蝦夷開拓は成功するのか?
オロシャとは戦争になるのか?
蝦夷・千島・樺太の領有は徳川家になるのか?
それともオロシャになるのか?
西洋帆船は導入されるのか?
幕府は開国に踏み切れるのか?
アイヌとの関係はどうなるのか?
幕府を裏切り異国と手を結ぶ藩は現れるのか?
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
土方歳三ら、西南戦争に参戦す
山家
歴史・時代
榎本艦隊北上せず。
それによって、戊辰戦争の流れが変わり、五稜郭の戦いは起こらず、土方歳三は戊辰戦争の戦野を生き延びることになった。
生き延びた土方歳三は、北の大地に屯田兵として赴き、明治初期を生き抜く。
また、五稜郭の戦い等で散った他の多くの男達も、史実と違えた人生を送ることになった。
そして、台湾出兵に土方歳三は赴いた後、西南戦争が勃発する。
土方歳三は屯田兵として、そして幕府歩兵隊の末裔といえる海兵隊の一員として、西南戦争に赴く。
そして、北の大地で再生された誠の旗を掲げる土方歳三の周囲には、かつての新選組の仲間、永倉新八、斎藤一、島田魁らが集い、共に戦おうとしており、他にも男達が集っていた。
(「小説家になろう」に投稿している「新選組、西南戦争へ」の加筆修正版です)
大和型重装甲空母
ypaaaaaaa
歴史・時代
1937年10月にアメリカ海軍は日本海軍が”60000トンを超す巨大戦艦”を”4隻”建造しているという情報を掴んだ。海軍はすぐに対抗策を講じてサウスダコタ級戦艦に続いてアイオワ級戦艦を4隻建造することとした。そして1941年12月。日米は戦端を開いたが戦列に加わっていたのは巨大戦艦ではなく、”巨大空母”であった。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
三國志 on 世説新語
ヘツポツ斎
歴史・時代
三國志のオリジンと言えば「三国志演義」? あるいは正史の「三國志」?
確かに、その辺りが重要です。けど、他の所にもネタが転がっています。
それが「世説新語」。三國志のちょっと後の時代に書かれた人物エピソード集です。当作はそこに載る1130エピソードの中から、三國志に関わる人物(西晋の統一まで)をピックアップ。それらを原文と、その超訳とでお送りします!
※当作はカクヨムさんの「世説新語 on the Web」を起点に、小説家になろうさん、ノベルアッププラスさん、エブリスタさんにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる