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欧州電撃:フランスの陥落と電撃作戦
マジノ線を破れ
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空からの圧倒的な衝撃によってフランス空軍が壊滅した直後
ドイツ軍は容赦なく地上での進撃を開始した。
フランスが「不落の要塞」と信じていたマジノ線は、
コンクリートと鉄骨で固められた巨大な防御線であり
その堅固さは第一次世界大戦の塹壕戦の教訓から生まれた、
フランスの防衛思想の象徴だった。フランス軍は、ドイツ軍がこの線を迂回するか、
あるいは数ヶ月を要する消耗戦の末に突破を試みると考えていた。
しかし、ドイツ軍は、その予想を裏切り、正面突破を試みるかのような、
大胆かつ迅速な行動に出たのである。彼らは、自らが開発した新兵器が
この「不落」の神話をいかに容易に打ち破るかを世界に示すつもりだった。
ドイツ陸軍の先鋒を務めるのは
最新鋭のE-50「パンターII」戦車の大部隊だった。
早朝の薄暗い霧の中を、これらの巨体が地鳴りのような
轟音を立てて進撃してくる様は、まさに鉄の津波のようだった。
史実のパンター戦車をさらに強化したこのE-50は
より分厚い傾斜装甲と、長砲身の8.8cm砲を搭載し
その主砲の威力はフランス軍のどの戦車をも凌駕していた。
しかし、その最も革新的な点は、搭乗員が肉眼で目標を捉えるだけでなく、
初期の射撃管制コンピュータを備えていたことだった。
これにより、E-50は移動中でも目標を正確に捕捉し、
初弾から極めて高い命中精度で射撃を行うことができた。
これは、従来の戦車砲の照準システムとは一線を画す、革命的な進歩だった。
戦車の後方、あるいは側面からは
影のように「電撃歩兵」と呼ばれる特殊部隊が展開していた。
彼らは、従来の歩兵とは全く異なる様相を呈していた。
兵士一人ひとりが、小型で高性能な無線通信機を装備しており、
分隊内、そしてE-50戦車部隊との間で、
リアルタイムでの情報共有と連携が可能になっていた。
さらに、彼らの多くは、簡易的ながらも実用的な暗視装置を装備しており
夜間や、この日の朝のような濃い霧の中でも高い視界を確保し
目標を正確に識別できた。これにより
彼らは暗闇や悪天候下でも高い連携能力を発揮し
従来の歩兵では考えられない速度と正確さで行動することができた。
彼らの任務は、E-50の進撃を支援し、
敵の対戦車陣地や歩兵部隊を迅速に排除することにあった
彼らは、戦車部隊の「目」となり、「耳」となり
そしてその突破力を補完する、まさに一体となった戦闘システムを形成していた。
マジノ線に配備されたフランス軍の国境守備隊は、
空からのジェット機の轟音に動揺しながらも、
自らの守る要塞線の堅固さを信じて疑わなかった。
彼らは、ドイツ戦車の砲撃が始まると同時に
訓練された通りに塹壕やトーチカに身を隠した。
「落ち着け!慌てるな!マジノ線は破られない!」
守備隊の指揮官が、無線機を通じて必死に部隊に呼びかけた。
しかし、その声は、E-50の8.8cm主砲が放つ砲弾の轟音にかき消された。
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
E-50の砲弾は、まるで吸い込まれるかのように、
フランス軍のトーチカに正確に着弾した。従来の戦車砲であれば、
目標を何度か射撃して照準を修正するのが常識だったが、
E-50の砲撃は、初弾から致命的な精度を誇っていた。
厚いコンクリートの壁がひび割れ、内部から土煙が吹き出す。
トーチカの内部では、砲弾の衝撃によって兵士たちが吹き飛ばされ
計器が砕け散っていた。
「馬鹿な!こんなに正確な砲撃は、これまでの砲兵観測ではありえない!」
フランス軍の砲兵隊は、反撃を試みるが
ドイツ軍の戦車はあまりにも素早く、正確だった。
彼らが砲身を旋回させ、照準を合わせている間に、
E-50は既に次の目標へと砲撃を移し、別のトーチカを破壊していた。
フランスの対戦車砲は、E-50の強化された傾斜装甲の前には無力であり、
その砲弾は弾かれてしまうばかりだった。
さらに、ドイツ工兵部隊は、フランス兵を絶望の淵に突き落とす
驚くべき兵器を投入した。それは
遠隔操作式小型爆破車両「ゴリアテ」の改良型だ。
史実では有線式だったこの兵器は、この1946年では無線操縦となり、
その運用は格段に容易になっていた。さらに
この改良型は、従来の「ゴリアテ」よりも高速で、
そして塹壕や浅い障害物を乗り越える能力が向上していた。
小型ではあるが、その内部には強大な爆薬が搭載されており、
トーチカや鉄条網、あるいは戦車の足元に到達すれば、
致命的な破壊をもたらすことができた。
「ゴリアテ、目標、トーチカH-3!作動開始!」
ドイツ工兵の一人が、胸元の小型操縦器を操作すると
数台の小さなキャタピラ式車両が
煙を上げながら霧の中をトーチカへと向かっていく。
フランス軍のトーチカに設置された機関銃が、
その小さな標的を捉えようと火を噴くが、「ゴリアテ」は
その素早い動きと小ささゆえに、なかなか命中しない。機関銃の弾丸が、
ゴリアテの周囲の地面を跳ねるが、その進撃を止めることはできない。
ドンッ!
ゴリアテは、トーチカH-3の分厚いコンクリート壁に到達すると、
轟音と共に自爆した。爆発は想像を絶する威力で
トーチカの堅固な壁に、まるで巨大な獣が噛み砕いたかのような、
おぞましい穴が穿たれた。内部のフランス兵は
爆発の衝撃と熱風に巻き込まれて即死し、トーチカは瞬時に沈黙した。
煙と砂埃が舞い上がり、周囲には硫黄の匂いが立ち込めた。
この新型兵器の投入は、フランス兵の士気を著しく低下させた。
彼らは、目に見えない敵、どこからともなく現れる無人兵器に恐怖を感じた。
対空砲火でジェット機を撃ち落とすこともできず、
戦車砲は弾かれ、トーチカは小さな無人車両によって破壊される。
予測不能な攻撃に、フランス兵は為す術がなかった。
「あれは…悪魔の兵器だ…」
塹壕に身を隠していたフランス兵の一人が、震える声で呟いた。
彼らの顔は、恐怖と絶望で歪んでいた。
ドイツ軍の進撃速度は、フランス軍の想像を絶するものだった。
空からはジェット機が制空権を完全に掌握し、
フランス空軍のわずかな抵抗の芽も摘み取った。
地上では、E-50「パンターII」戦車が、その精密な射撃と
強化された装甲でフランス軍の防御線を文字通り粉砕し
その後に続く「電撃歩兵」が残存抵抗を掃討していく。
フランス軍の通信網は、ドイツ軍の電子妨害によって麻痺し、
各部隊は孤立無援のまま、次々と撃破されていった。
司令部からの命令は届かず、部隊間の連携も不可能だった。
彼らは、組織的な抵抗を試みるが、
ドイツ軍の圧倒的な速度、精密性、そして新兵器の威力に圧倒され、
指揮系統は混乱に陥った。マジノ線の堅固なトーチカ群は、
まるで飴細工のように無力化されていった。
ドイツ軍の工兵部隊は、ゴリアテを巧みに使い
鉄条網や地雷原を迅速に突破し、戦車の進撃路を確保していった。
パリへと続く道は、開かれた。フランス軍の抵抗は
散発的なものとなり、組織的な防衛線は既に存在しなかった
この「電撃戦」は、過去のいかなる戦争とも異なる
テクノロジーが戦争のあり方を決定的に変える時代の到来を告げていた
そしてその速度と破壊力は、世界に
旧来の軍事理論が完全に通用しないことを、まざまざと見せつけることになるのだった
ドイツ軍は容赦なく地上での進撃を開始した。
フランスが「不落の要塞」と信じていたマジノ線は、
コンクリートと鉄骨で固められた巨大な防御線であり
その堅固さは第一次世界大戦の塹壕戦の教訓から生まれた、
フランスの防衛思想の象徴だった。フランス軍は、ドイツ軍がこの線を迂回するか、
あるいは数ヶ月を要する消耗戦の末に突破を試みると考えていた。
しかし、ドイツ軍は、その予想を裏切り、正面突破を試みるかのような、
大胆かつ迅速な行動に出たのである。彼らは、自らが開発した新兵器が
この「不落」の神話をいかに容易に打ち破るかを世界に示すつもりだった。
ドイツ陸軍の先鋒を務めるのは
最新鋭のE-50「パンターII」戦車の大部隊だった。
早朝の薄暗い霧の中を、これらの巨体が地鳴りのような
轟音を立てて進撃してくる様は、まさに鉄の津波のようだった。
史実のパンター戦車をさらに強化したこのE-50は
より分厚い傾斜装甲と、長砲身の8.8cm砲を搭載し
その主砲の威力はフランス軍のどの戦車をも凌駕していた。
しかし、その最も革新的な点は、搭乗員が肉眼で目標を捉えるだけでなく、
初期の射撃管制コンピュータを備えていたことだった。
これにより、E-50は移動中でも目標を正確に捕捉し、
初弾から極めて高い命中精度で射撃を行うことができた。
これは、従来の戦車砲の照準システムとは一線を画す、革命的な進歩だった。
戦車の後方、あるいは側面からは
影のように「電撃歩兵」と呼ばれる特殊部隊が展開していた。
彼らは、従来の歩兵とは全く異なる様相を呈していた。
兵士一人ひとりが、小型で高性能な無線通信機を装備しており、
分隊内、そしてE-50戦車部隊との間で、
リアルタイムでの情報共有と連携が可能になっていた。
さらに、彼らの多くは、簡易的ながらも実用的な暗視装置を装備しており
夜間や、この日の朝のような濃い霧の中でも高い視界を確保し
目標を正確に識別できた。これにより
彼らは暗闇や悪天候下でも高い連携能力を発揮し
従来の歩兵では考えられない速度と正確さで行動することができた。
彼らの任務は、E-50の進撃を支援し、
敵の対戦車陣地や歩兵部隊を迅速に排除することにあった
彼らは、戦車部隊の「目」となり、「耳」となり
そしてその突破力を補完する、まさに一体となった戦闘システムを形成していた。
マジノ線に配備されたフランス軍の国境守備隊は、
空からのジェット機の轟音に動揺しながらも、
自らの守る要塞線の堅固さを信じて疑わなかった。
彼らは、ドイツ戦車の砲撃が始まると同時に
訓練された通りに塹壕やトーチカに身を隠した。
「落ち着け!慌てるな!マジノ線は破られない!」
守備隊の指揮官が、無線機を通じて必死に部隊に呼びかけた。
しかし、その声は、E-50の8.8cm主砲が放つ砲弾の轟音にかき消された。
ドンッ!ドンッ!ドンッ!
E-50の砲弾は、まるで吸い込まれるかのように、
フランス軍のトーチカに正確に着弾した。従来の戦車砲であれば、
目標を何度か射撃して照準を修正するのが常識だったが、
E-50の砲撃は、初弾から致命的な精度を誇っていた。
厚いコンクリートの壁がひび割れ、内部から土煙が吹き出す。
トーチカの内部では、砲弾の衝撃によって兵士たちが吹き飛ばされ
計器が砕け散っていた。
「馬鹿な!こんなに正確な砲撃は、これまでの砲兵観測ではありえない!」
フランス軍の砲兵隊は、反撃を試みるが
ドイツ軍の戦車はあまりにも素早く、正確だった。
彼らが砲身を旋回させ、照準を合わせている間に、
E-50は既に次の目標へと砲撃を移し、別のトーチカを破壊していた。
フランスの対戦車砲は、E-50の強化された傾斜装甲の前には無力であり、
その砲弾は弾かれてしまうばかりだった。
さらに、ドイツ工兵部隊は、フランス兵を絶望の淵に突き落とす
驚くべき兵器を投入した。それは
遠隔操作式小型爆破車両「ゴリアテ」の改良型だ。
史実では有線式だったこの兵器は、この1946年では無線操縦となり、
その運用は格段に容易になっていた。さらに
この改良型は、従来の「ゴリアテ」よりも高速で、
そして塹壕や浅い障害物を乗り越える能力が向上していた。
小型ではあるが、その内部には強大な爆薬が搭載されており、
トーチカや鉄条網、あるいは戦車の足元に到達すれば、
致命的な破壊をもたらすことができた。
「ゴリアテ、目標、トーチカH-3!作動開始!」
ドイツ工兵の一人が、胸元の小型操縦器を操作すると
数台の小さなキャタピラ式車両が
煙を上げながら霧の中をトーチカへと向かっていく。
フランス軍のトーチカに設置された機関銃が、
その小さな標的を捉えようと火を噴くが、「ゴリアテ」は
その素早い動きと小ささゆえに、なかなか命中しない。機関銃の弾丸が、
ゴリアテの周囲の地面を跳ねるが、その進撃を止めることはできない。
ドンッ!
ゴリアテは、トーチカH-3の分厚いコンクリート壁に到達すると、
轟音と共に自爆した。爆発は想像を絶する威力で
トーチカの堅固な壁に、まるで巨大な獣が噛み砕いたかのような、
おぞましい穴が穿たれた。内部のフランス兵は
爆発の衝撃と熱風に巻き込まれて即死し、トーチカは瞬時に沈黙した。
煙と砂埃が舞い上がり、周囲には硫黄の匂いが立ち込めた。
この新型兵器の投入は、フランス兵の士気を著しく低下させた。
彼らは、目に見えない敵、どこからともなく現れる無人兵器に恐怖を感じた。
対空砲火でジェット機を撃ち落とすこともできず、
戦車砲は弾かれ、トーチカは小さな無人車両によって破壊される。
予測不能な攻撃に、フランス兵は為す術がなかった。
「あれは…悪魔の兵器だ…」
塹壕に身を隠していたフランス兵の一人が、震える声で呟いた。
彼らの顔は、恐怖と絶望で歪んでいた。
ドイツ軍の進撃速度は、フランス軍の想像を絶するものだった。
空からはジェット機が制空権を完全に掌握し、
フランス空軍のわずかな抵抗の芽も摘み取った。
地上では、E-50「パンターII」戦車が、その精密な射撃と
強化された装甲でフランス軍の防御線を文字通り粉砕し
その後に続く「電撃歩兵」が残存抵抗を掃討していく。
フランス軍の通信網は、ドイツ軍の電子妨害によって麻痺し、
各部隊は孤立無援のまま、次々と撃破されていった。
司令部からの命令は届かず、部隊間の連携も不可能だった。
彼らは、組織的な抵抗を試みるが、
ドイツ軍の圧倒的な速度、精密性、そして新兵器の威力に圧倒され、
指揮系統は混乱に陥った。マジノ線の堅固なトーチカ群は、
まるで飴細工のように無力化されていった。
ドイツ軍の工兵部隊は、ゴリアテを巧みに使い
鉄条網や地雷原を迅速に突破し、戦車の進撃路を確保していった。
パリへと続く道は、開かれた。フランス軍の抵抗は
散発的なものとなり、組織的な防衛線は既に存在しなかった
この「電撃戦」は、過去のいかなる戦争とも異なる
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