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隠された牙
触接
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漆黒の闇を切り裂いて南下を続ける日本艦隊は
豊後水道での潜水艦との交戦を乗り越え、広大な太平洋へとその身を投じていた。
疲労は蓄積されつつも、将兵たちの間には
最初の試練を乗り越えたことによる微かな連帯感が生まれていた。
しかし、夜明けは、彼らが直面するであろう真の試練の始まりを告げるものとなる。
1945年4月6日未明。空が鉛色に染まり始め
夜の帳がわずかに薄れかけたその時、鹿児島沖を航行していた艦隊は
突如として視界に現れた影に身構えた。それは
豊後水道で失われた潜水艦の確認のために飛来した
米海軍のPB4Y哨戒機だった。低空をゆっくりと飛行していたその機体は
夜明け前の薄闇の中で、巨大な日本の艦影を捉えた。
「敵艦隊発見! ヤマトクラス1、ショウカククラス4、不明艦1、他多数!」
PB4Yのパイロット、ジョン・マクナマラ少尉は、自身の目を疑った。
目の前に広がる光景は、彼がこれまでに見たどの偵察写真とも異なっていた。
日本の海軍は、壊滅したはずではなかったのか?
しかし、彼の眼下には、信じられないほどの規模の艦隊が
整然と隊列を組んで南下している。彼の報告は、直ちに太平洋艦隊司令部
そして第58任務部隊の旗艦へと伝達された。
その報は、サイパン沖に展開する米海軍第58任務部隊司令官
マーク・ミッチャー中将の元へ、電撃のように届いた。
夜明け前の司令部には、張り詰めた緊張感が漂っていたが
その一報は、静けさを一瞬で破壊した。
「何だと?! もう一度報告しろ!」
ミッチャー中将は、受話器を握りしめ、驚愕の表情を浮かべた。
彼の脳裏には、レイテ沖海戦で壊滅的な打撃を与えたはずの日本艦隊の残影が過った。
大和の存在は把握していたものの、「ショウカククラス4」という報告は
彼の想像を遥かに超えるものだった。日本海軍の正規空母である翔鶴型は
ミッドウェー海戦やマリアナ沖海戦で既に失われたと認識されていた。
しかし、実際に目の前にあるのは、大型空母2隻(瑞鶴、翔鶴)に加え、雲龍型である天城と葛城が、そのシルエットから翔鶴型と誤認された結果だ。
そして、未完成艦であるはずの巨艦「不明艦1」(信濃)の存在も、ミッチャーを驚かせた。
「日本の空母戦力が、これほど残っていたとは……信じられん!」
ミッチャーは、机を叩き、苛立ちを露わにした。これまで日本海軍は
燃料不足と航空機、そして熟練搭乗員の枯渇により
大規模な作戦行動は不可能だと判断されていたからだ。
彼は即座に、PB4Yに対し、さらなる詳細な偵察と情報収集を命じた。
「PB4Y、直ちに敵艦隊の詳細を報告せよ! 編成、速力、艦載機の有無を確認しろ!」
マクナマラ少尉は、再び偵察のために敵艦隊上空へと機体を向けた。
彼には、この情報がいかに重要であるかが痛いほど理解できた。
しかし、その瞬間、彼の視界の端に、急速に迫りくる影があった。日本の艦隊から発艦した零戦だった。
「しまった! 敵戦闘機だ!」
マクナマラ少尉が叫んだ時には、既に手遅れだった。
第601海軍航空隊から緊急発進した零戦は
夜明け前の薄明かりの中を巧みに利用し、PB4Yに肉薄していた。
203空司令・片桐少将からの「生きて帰れ」という命令は
敵機を確実に排除することにも繋がっていた。
ダダダダダッ!
零戦の20mm機関砲が火を噴き、PB4Yの胴体に次々と命中した。
炎が上がり、機体は錐揉み状態となって、コントロールを失う。
マクナマラ少尉の最後の通信は、途中で途切れた。
「PB4Y、応答せよ! PB4Y!」
無線室からの応答がないことに、ミッチャー中将は顔をしかめた。
撃墜された。この一報の重要性を考えれば
日本側が全力で迎撃してくるのは当然だった。
しかし、それ以上にミッチャーを動揺させたのは、日本がこの状況で
「空母艦載機」を飛ばしてきたという事実だった。
「確かに翔鶴クラスは沈められていないことはわかっていたが
燃料も艦載機も少ない状態で
まさか撃って出るとは……信じられん。クレイジーだ」
ミッチャー中将は、感情を露わにした。
彼は、日本軍が単なる「特攻」ではない、正規の航空決戦を挑んでくる可能性に
初めて直面したのだ。これまでの「特攻」は
どちらかといえば絶望的な状況での捨て身の攻撃であり
戦術的な合理性を欠くものと見なされてきた。
しかし、今回、日本の「残存」空母群が、米軍の偵察機を排除するために
艦載機を発進させたということは
彼らが依然として「戦える」意思と能力を持っていることを示唆していた。
「直ちに全空母に攻撃隊発艦を命じろ! 最大限の攻撃隊で
奴らを叩き潰せ! 敵の意図を探る前に、完全に無力化する!」
ミッチャー中将は、冷静さを装いながらも
その声には苛立ちと警戒が混じっていた。
彼は、日本の「クレイジー」な戦術が、予測不能な損害をもたらすことを最も恐れていた。
米第58任務部隊の空母群
「エセックス」「バンカー・ヒル」「イントレピッド」「ヨークタウン」などの
巨大な飛行甲板では、夜明けの光が差す中、整備員たちが
慌ただしく動き始めていた。F6Fヘルキャット、SB2Cヘルダイバー
TBMアベンジャーが、所狭しと並べられ、エンジンが咆哮を上げ始める。
米軍パイロットたちは、ブリーフィングを受け
日本の艦隊が予想以上に大規模であり、しかも空母を伴っているという事実に
驚きを隠せないでいた。彼らは、これまで「残党狩り」のような感覚で
日本の艦艇を攻撃してきたが、今回は様子が違う。
「日本のヤマト型戦艦に、4隻のショウカククラス空母だと? 正気か?」
「しかも、偵察機を零戦で撃墜してきたというじゃないか。連中、まだ戦う気でいるぞ」
パイロットたちの間には、驚愕と同時に
予期せぬ困難への警戒感が強まっていた。
日本の航空戦力は壊滅状態だと聞かされていたのに
偵察機を撃墜するほどの零戦が出てきた事実は、彼らの認識を揺るがした。
彼らは、単なる特攻機ではない
練度の高い日本の戦闘機との空中戦を予期しなければならなかった。
ミッチャー中将は、司令部の海図の前で腕を組み
日本の艦隊が向かうであろう方向を見据えていた。沖縄だ。
日本は、沖縄戦の米軍上陸部隊に対し、最後の総力で反撃しようとしている。
それが、単なる死に急ぎではなく、戦局を変えようとする
計算された総力戦であるならば、米軍はこれまでの戦い方を見直す必要があった。
夜明けの光が、東の空を赤く染め始めた。空母の飛行甲板では
最初の攻撃隊が発艦準備を整え、エンジンの轟音が唸りを上げている。
これは、米軍にとって、単なる日本の残党狩りではなかった。
それは、太平洋戦争における、予測不能な、そして日本軍最後の
「正規の航空決戦」の幕開けを告げるものだった。ミッチャー中将の脳裏には
「クレイジー」という言葉が何度も繰り返されていたが
その言葉の裏には、日本の最後の抵抗への警戒と
ある種の畏敬の念が混じり合っていた。
豊後水道での潜水艦との交戦を乗り越え、広大な太平洋へとその身を投じていた。
疲労は蓄積されつつも、将兵たちの間には
最初の試練を乗り越えたことによる微かな連帯感が生まれていた。
しかし、夜明けは、彼らが直面するであろう真の試練の始まりを告げるものとなる。
1945年4月6日未明。空が鉛色に染まり始め
夜の帳がわずかに薄れかけたその時、鹿児島沖を航行していた艦隊は
突如として視界に現れた影に身構えた。それは
豊後水道で失われた潜水艦の確認のために飛来した
米海軍のPB4Y哨戒機だった。低空をゆっくりと飛行していたその機体は
夜明け前の薄闇の中で、巨大な日本の艦影を捉えた。
「敵艦隊発見! ヤマトクラス1、ショウカククラス4、不明艦1、他多数!」
PB4Yのパイロット、ジョン・マクナマラ少尉は、自身の目を疑った。
目の前に広がる光景は、彼がこれまでに見たどの偵察写真とも異なっていた。
日本の海軍は、壊滅したはずではなかったのか?
しかし、彼の眼下には、信じられないほどの規模の艦隊が
整然と隊列を組んで南下している。彼の報告は、直ちに太平洋艦隊司令部
そして第58任務部隊の旗艦へと伝達された。
その報は、サイパン沖に展開する米海軍第58任務部隊司令官
マーク・ミッチャー中将の元へ、電撃のように届いた。
夜明け前の司令部には、張り詰めた緊張感が漂っていたが
その一報は、静けさを一瞬で破壊した。
「何だと?! もう一度報告しろ!」
ミッチャー中将は、受話器を握りしめ、驚愕の表情を浮かべた。
彼の脳裏には、レイテ沖海戦で壊滅的な打撃を与えたはずの日本艦隊の残影が過った。
大和の存在は把握していたものの、「ショウカククラス4」という報告は
彼の想像を遥かに超えるものだった。日本海軍の正規空母である翔鶴型は
ミッドウェー海戦やマリアナ沖海戦で既に失われたと認識されていた。
しかし、実際に目の前にあるのは、大型空母2隻(瑞鶴、翔鶴)に加え、雲龍型である天城と葛城が、そのシルエットから翔鶴型と誤認された結果だ。
そして、未完成艦であるはずの巨艦「不明艦1」(信濃)の存在も、ミッチャーを驚かせた。
「日本の空母戦力が、これほど残っていたとは……信じられん!」
ミッチャーは、机を叩き、苛立ちを露わにした。これまで日本海軍は
燃料不足と航空機、そして熟練搭乗員の枯渇により
大規模な作戦行動は不可能だと判断されていたからだ。
彼は即座に、PB4Yに対し、さらなる詳細な偵察と情報収集を命じた。
「PB4Y、直ちに敵艦隊の詳細を報告せよ! 編成、速力、艦載機の有無を確認しろ!」
マクナマラ少尉は、再び偵察のために敵艦隊上空へと機体を向けた。
彼には、この情報がいかに重要であるかが痛いほど理解できた。
しかし、その瞬間、彼の視界の端に、急速に迫りくる影があった。日本の艦隊から発艦した零戦だった。
「しまった! 敵戦闘機だ!」
マクナマラ少尉が叫んだ時には、既に手遅れだった。
第601海軍航空隊から緊急発進した零戦は
夜明け前の薄明かりの中を巧みに利用し、PB4Yに肉薄していた。
203空司令・片桐少将からの「生きて帰れ」という命令は
敵機を確実に排除することにも繋がっていた。
ダダダダダッ!
零戦の20mm機関砲が火を噴き、PB4Yの胴体に次々と命中した。
炎が上がり、機体は錐揉み状態となって、コントロールを失う。
マクナマラ少尉の最後の通信は、途中で途切れた。
「PB4Y、応答せよ! PB4Y!」
無線室からの応答がないことに、ミッチャー中将は顔をしかめた。
撃墜された。この一報の重要性を考えれば
日本側が全力で迎撃してくるのは当然だった。
しかし、それ以上にミッチャーを動揺させたのは、日本がこの状況で
「空母艦載機」を飛ばしてきたという事実だった。
「確かに翔鶴クラスは沈められていないことはわかっていたが
燃料も艦載機も少ない状態で
まさか撃って出るとは……信じられん。クレイジーだ」
ミッチャー中将は、感情を露わにした。
彼は、日本軍が単なる「特攻」ではない、正規の航空決戦を挑んでくる可能性に
初めて直面したのだ。これまでの「特攻」は
どちらかといえば絶望的な状況での捨て身の攻撃であり
戦術的な合理性を欠くものと見なされてきた。
しかし、今回、日本の「残存」空母群が、米軍の偵察機を排除するために
艦載機を発進させたということは
彼らが依然として「戦える」意思と能力を持っていることを示唆していた。
「直ちに全空母に攻撃隊発艦を命じろ! 最大限の攻撃隊で
奴らを叩き潰せ! 敵の意図を探る前に、完全に無力化する!」
ミッチャー中将は、冷静さを装いながらも
その声には苛立ちと警戒が混じっていた。
彼は、日本の「クレイジー」な戦術が、予測不能な損害をもたらすことを最も恐れていた。
米第58任務部隊の空母群
「エセックス」「バンカー・ヒル」「イントレピッド」「ヨークタウン」などの
巨大な飛行甲板では、夜明けの光が差す中、整備員たちが
慌ただしく動き始めていた。F6Fヘルキャット、SB2Cヘルダイバー
TBMアベンジャーが、所狭しと並べられ、エンジンが咆哮を上げ始める。
米軍パイロットたちは、ブリーフィングを受け
日本の艦隊が予想以上に大規模であり、しかも空母を伴っているという事実に
驚きを隠せないでいた。彼らは、これまで「残党狩り」のような感覚で
日本の艦艇を攻撃してきたが、今回は様子が違う。
「日本のヤマト型戦艦に、4隻のショウカククラス空母だと? 正気か?」
「しかも、偵察機を零戦で撃墜してきたというじゃないか。連中、まだ戦う気でいるぞ」
パイロットたちの間には、驚愕と同時に
予期せぬ困難への警戒感が強まっていた。
日本の航空戦力は壊滅状態だと聞かされていたのに
偵察機を撃墜するほどの零戦が出てきた事実は、彼らの認識を揺るがした。
彼らは、単なる特攻機ではない
練度の高い日本の戦闘機との空中戦を予期しなければならなかった。
ミッチャー中将は、司令部の海図の前で腕を組み
日本の艦隊が向かうであろう方向を見据えていた。沖縄だ。
日本は、沖縄戦の米軍上陸部隊に対し、最後の総力で反撃しようとしている。
それが、単なる死に急ぎではなく、戦局を変えようとする
計算された総力戦であるならば、米軍はこれまでの戦い方を見直す必要があった。
夜明けの光が、東の空を赤く染め始めた。空母の飛行甲板では
最初の攻撃隊が発艦準備を整え、エンジンの轟音が唸りを上げている。
これは、米軍にとって、単なる日本の残党狩りではなかった。
それは、太平洋戦争における、予測不能な、そして日本軍最後の
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