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55話 いつもと違う契約でも関係なし、無事に成功!
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『いいか、リア。やることは俺たちの時と同じだ。だが、違うこともある。それはワイバーンを他の人間が契約しているということだ』
『契約している最中、私たちの存在を強く感じたはずです』
そういえばあの時は必死だったから、他のことを考えられなかったけど。今思えば契約をしている最中、あの白い光に包まれている最中、ケロケロとグレイスとポル君の存在を強く感じたかも。それに心が結ばれた感じがした?
『それだ。だが今回は、あのバカがワイバーンと契約しているせいで、それを感じる事ができないだろう。なにしろ望んでいなくても、やつはワイバーンと契約してしまっていて、やつとワイバーンは一心同体のようなものだからだ』
『ただそれでも、リアの方が力が強いですからね。問題なく契約はできて、あのバカからワイバーンを救うことはできます』
『だから変な感じがしても、リアはあのワイバーンのことだけ考え続けろ。なに、この間のようにすぐに終わる』
『さぁ、向こうもやっと、準備が終わりそうですからね。最後の準備をしていて、こちらをあまり気にしていないうちに、やってしまいましょう。ワイバーンに自分がやる事が分かっているか、確認してください』
ワイバーン、さっきケロケロたちが言った事大丈夫? ちゃんと覚えてる? 言われた通りに動けそう?
“大丈夫なんだな!! リアがオレと契約する、それでケロケロが手をあげたら、バシッ!! ビシッ!! ヒュン!! で。それからピュ~ン!! なんだな!!”
……あってる? たぶん大丈夫だと思うんだけどな? 私が契約をして、ワイバーンはケロケロを確認して……。
ワイバーンの音での説明に、私まで確かめ直しちゃったよ。まぁ、うん、大丈夫でしょう。何かあれば、ケロケロたちがどうにかしてくれるはずだし。
「だいじょぶみちゃい!」
『よし! それじゃあ……』
「おい、本当にやるのか? 危険じゃないのか? リアはまだ2歳なんだぞ?」
ベルナードさんとランドルフさんが、私が契約を、しかも上掛けの契約をするって聞いて、とっても心配してくれているよ。まぁ、こんなちびっこが魔法だもんね。
でも私はケロケロに力を引き出してもらって、ワイバーンのことを考えて、テイムって言うだけだからね。契約自体はケロケロたちが大丈夫って言ってるから、問題ないだろうし。
その後頑張るのはワイバーンで、いろいろやるのはケロケロとグレイスだから。私とポル君は、みんなの邪魔をしないように応援するだけ。だから大丈夫だよ。
「だじょぶよ」
『ああ、問題ない』
『リアですからね。さぁ、時間がもったいないですから始めましょう』
私たちがそう言っても、やっぱり心配そうなベルナードさんたち。本当に大丈夫大丈夫。そこで見ててね。というか、あのバカが何かするかもしれないから、あっちを見てて。
『お前たちはあのバカでも見ていろ』
『また面倒な事を、するかもしれませんからね。まぁ、私たちがそれでどうにかなるとは思いませんが。一応ですよ』
ほら、ケロケロたちも同じこと言ってるし。2人に言われて、仕方なくって感じでサンデリオを見るベルナードさんたち。私は契約を始める前に、ワイバーンに声をかけたよ。
それじゃあ始めるからね。すぐに終わるから、契約のあと頑張って!
“分かったなんだな! 変な帽子なんて簡単なんだな!”
私が頷いたら、ワイバーンも頷いてくれたよ。
今回の契約は、いつも魔法を使う時よりも多くの魔力を使うから、ケロケロが魔力を引き出してくれるんだ。
この世界に来た頃みたいに、ケロケロが私の肩に手を置いて、魔力を引き出してくれる。すぐに胸の中心が温かくなったよ。この感じ、久しぶりだなぁ。
『よし、良いぞ』
「ていむ!」
私は少し小さな声でテイムって言ったよ。あのバカに変な事をしているって、契約の最中に余計な事をされてもね。
おお! 私とワイバーンを白い光が包んだ!! これも同じ。ただ、うん。ケロケロたちに言われた通り、ワイバーンの存在を感じることはできなかった。でも、問題ないって言ってたからそのままで。
あ、そうそう。この白い私たちを包んでいる光だけど。契約をしている人以外には見えないんだって。だからサンデリオにも見えてないから大丈夫。
う~ん、でも。まだかな? そろそろ光が消えても良いと思うんだけど。なんか大丈夫って分かってても、こういうのって不安になるよね。ケロケロたちの声も聞こえないし、周りの様子は分かんないし。
なんて思っている時だった。ポンと肩を叩かれて、ハッとして目を開ける私。いつの間にか白い光は消えていて、さっきまでの景色に戻っていたよ。
『リア、契約は成功した。後は少し後ろに下がって待っていろ』
『重ね掛けでしたからね、心の深くにまで入り込んでしまい、契約が終了した事に気づかなかったようですね。さぁ、ポル、リアを連れて後ろへ』
『うん!! りあ、うしろいこ!!』
「うん!」
ああ、良かった。いつの間にか契約が終わっていたみたい、しかもちゃんと契約できたって。私は心の中で、ワイバーンに声をかける。
契約終わったよ。完璧、問題なし。もうそのバカとの契約は消えたから安心して!
“……本当なんだな。契約消えたんだな。やったなんだな!!”
あっ、でも次行くよ。ケロケロたちのことをよく見て。私、ポル君といっしょに、静かにだけど応援してるからね!
“分かったなんだな! ササッとやっちゃうなんだな!!”
そう声を聞いてから数秒後、ケロケロがスッと手をあげた。
『契約している最中、私たちの存在を強く感じたはずです』
そういえばあの時は必死だったから、他のことを考えられなかったけど。今思えば契約をしている最中、あの白い光に包まれている最中、ケロケロとグレイスとポル君の存在を強く感じたかも。それに心が結ばれた感じがした?
『それだ。だが今回は、あのバカがワイバーンと契約しているせいで、それを感じる事ができないだろう。なにしろ望んでいなくても、やつはワイバーンと契約してしまっていて、やつとワイバーンは一心同体のようなものだからだ』
『ただそれでも、リアの方が力が強いですからね。問題なく契約はできて、あのバカからワイバーンを救うことはできます』
『だから変な感じがしても、リアはあのワイバーンのことだけ考え続けろ。なに、この間のようにすぐに終わる』
『さぁ、向こうもやっと、準備が終わりそうですからね。最後の準備をしていて、こちらをあまり気にしていないうちに、やってしまいましょう。ワイバーンに自分がやる事が分かっているか、確認してください』
ワイバーン、さっきケロケロたちが言った事大丈夫? ちゃんと覚えてる? 言われた通りに動けそう?
“大丈夫なんだな!! リアがオレと契約する、それでケロケロが手をあげたら、バシッ!! ビシッ!! ヒュン!! で。それからピュ~ン!! なんだな!!”
……あってる? たぶん大丈夫だと思うんだけどな? 私が契約をして、ワイバーンはケロケロを確認して……。
ワイバーンの音での説明に、私まで確かめ直しちゃったよ。まぁ、うん、大丈夫でしょう。何かあれば、ケロケロたちがどうにかしてくれるはずだし。
「だいじょぶみちゃい!」
『よし! それじゃあ……』
「おい、本当にやるのか? 危険じゃないのか? リアはまだ2歳なんだぞ?」
ベルナードさんとランドルフさんが、私が契約を、しかも上掛けの契約をするって聞いて、とっても心配してくれているよ。まぁ、こんなちびっこが魔法だもんね。
でも私はケロケロに力を引き出してもらって、ワイバーンのことを考えて、テイムって言うだけだからね。契約自体はケロケロたちが大丈夫って言ってるから、問題ないだろうし。
その後頑張るのはワイバーンで、いろいろやるのはケロケロとグレイスだから。私とポル君は、みんなの邪魔をしないように応援するだけ。だから大丈夫だよ。
「だじょぶよ」
『ああ、問題ない』
『リアですからね。さぁ、時間がもったいないですから始めましょう』
私たちがそう言っても、やっぱり心配そうなベルナードさんたち。本当に大丈夫大丈夫。そこで見ててね。というか、あのバカが何かするかもしれないから、あっちを見てて。
『お前たちはあのバカでも見ていろ』
『また面倒な事を、するかもしれませんからね。まぁ、私たちがそれでどうにかなるとは思いませんが。一応ですよ』
ほら、ケロケロたちも同じこと言ってるし。2人に言われて、仕方なくって感じでサンデリオを見るベルナードさんたち。私は契約を始める前に、ワイバーンに声をかけたよ。
それじゃあ始めるからね。すぐに終わるから、契約のあと頑張って!
“分かったなんだな! 変な帽子なんて簡単なんだな!”
私が頷いたら、ワイバーンも頷いてくれたよ。
今回の契約は、いつも魔法を使う時よりも多くの魔力を使うから、ケロケロが魔力を引き出してくれるんだ。
この世界に来た頃みたいに、ケロケロが私の肩に手を置いて、魔力を引き出してくれる。すぐに胸の中心が温かくなったよ。この感じ、久しぶりだなぁ。
『よし、良いぞ』
「ていむ!」
私は少し小さな声でテイムって言ったよ。あのバカに変な事をしているって、契約の最中に余計な事をされてもね。
おお! 私とワイバーンを白い光が包んだ!! これも同じ。ただ、うん。ケロケロたちに言われた通り、ワイバーンの存在を感じることはできなかった。でも、問題ないって言ってたからそのままで。
あ、そうそう。この白い私たちを包んでいる光だけど。契約をしている人以外には見えないんだって。だからサンデリオにも見えてないから大丈夫。
う~ん、でも。まだかな? そろそろ光が消えても良いと思うんだけど。なんか大丈夫って分かってても、こういうのって不安になるよね。ケロケロたちの声も聞こえないし、周りの様子は分かんないし。
なんて思っている時だった。ポンと肩を叩かれて、ハッとして目を開ける私。いつの間にか白い光は消えていて、さっきまでの景色に戻っていたよ。
『リア、契約は成功した。後は少し後ろに下がって待っていろ』
『重ね掛けでしたからね、心の深くにまで入り込んでしまい、契約が終了した事に気づかなかったようですね。さぁ、ポル、リアを連れて後ろへ』
『うん!! りあ、うしろいこ!!』
「うん!」
ああ、良かった。いつの間にか契約が終わっていたみたい、しかもちゃんと契約できたって。私は心の中で、ワイバーンに声をかける。
契約終わったよ。完璧、問題なし。もうそのバカとの契約は消えたから安心して!
“……本当なんだな。契約消えたんだな。やったなんだな!!”
あっ、でも次行くよ。ケロケロたちのことをよく見て。私、ポル君といっしょに、静かにだけど応援してるからね!
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そう声を聞いてから数秒後、ケロケロがスッと手をあげた。
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