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29話 ベルナードさんたちの困惑? 初めての同時討伐
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「ちょお!!」
『にょお!!』
「ちゃあっ!!」
『うちゃあっ!!』
「ほっ!!」
『へっ!!』
ポル君、『へっ!!』じゃ力が入らないんじゃない?
「ぽりゅくん、りかりゃはいりゅ? へっ! で」
『りあ、ちからはいる? ほっ! で』
「『ん?』」
『ほら、ポルもリアも、もっとしっかりと、そしてきちんと力を入れて攻撃しなさい。今のスプラッシュスライム、変なところを切っていますよ。それにまっすぐに切れていないでしょう。ギザギザになっています』
「しょうねぇ」
『ぎざぎざも……、カッコいい』
『カッコいいじゃありません! これではしっかりとスプラッシュスライムを倒すことができないでしょう。この時に気を抜いて攻撃を受けてみなさい。ちょっとしたかすり傷1つですむところ、2つになる可能性があるんですよ! なるべく1撃で倒せるようにしなくては』
「ぽりゅくん、このぎじゃぎじゃはだめ。ほかでかっこいいをしゃがしゅ」
『かすりきず、2つはだめねぇ。りあ、つぎはがんばる!!』
「うん!!」
スプラッシュスライムは、今ちょっと切るのを失敗しちゃって、倒せていないスプラッシュスライムを含めて、あと3匹。最後まできちんと討伐しないとね。
最初は棒を振るうのが、いつもより遅くて、その後も少しだけ遅かったんだ。だけどスプラッシュスライムを討伐していくうちに、だんだんと早くなってきて。今はいつも通りまで戻ったよ、
でも、たくさん討伐しているうちに、気づかないうちに気を抜いちゃっていたみたい。いつもはスパッと真っ直ぐ切ることができるのに、ギザギザに切っちゃったの。まぁ、ギザギザはギザギザで、難しんじゃって思うけど。
だって、まっすぐに切ったはずなのに、ギザギザに、階段みたいに切り口になったんだよ? 自分で切っておいて、しかも気が抜けていたからって、どうしてこんな切り方ができたんだろう?
「ちょおっ!!」
『にょおっ!!』
今度は綺麗に切ることができて、出てきた核を、グレイスが見つけてくれたギザギザの石で私が壊したよ。よし、これであと2匹!!
『どうだ?』
「!! おかえりなしゃい!!」
『ごはん、ちゃんともってきた!?』
『ああ、しっかり全部回収してきたぞ。こっちはどうだ?』
『あの2匹で最後です。それと、リアはいつも通りの調子に戻ったのですが。今は2人で気を抜きすぎて、失敗してしまいました』
『ポル、リア、討伐の時は気を抜くなと毎回言っているだろう』
『かけごえがちがった。まとがえた。ね、りあ』
「うん」
『つぎはかけごえ、まちがわない!!』
掛け声だけじゃないからね。気も抜いたんだからね?
『最後まで、しっかりやるんだ。いいな、見ててやるから』
「あい!!」
『ほい!!』
私とポル君は、近くにいた方のスプラッシュスライムの方へ向かう。あっ、そういえばベルナードさんとランドルフさんだけど。最初はよく分からないけれど、ケロケロの時みたいに、ビックリした表情で、ボケっと私たちを見ていたんだ。
だけど途中でハッ!! として。その後ベルナードさんは、なんかずっとブツブツ言ってたよ。どう考えてもおかしい。相手はBランクだぞ。あの木の棒で、なぜあれができる。
いや、こちらもおかしいが、あっちもおかしいしいだろう。あれほどの攻撃。普通できるものなのか? いや、普通できないだろう。そしてあれを一撃だぞ。ってね、本当にずっとブツブツ言っていたの。
ランドルフさんは。そんなベルナードさんのブツブツに、答えていたよ。あれはどう考えてもおかしいかと。あれは木の棒ではなく、何か他の素材なのでは? ですがそれでも切るのはおかしいのですが。
あれは、普通の魔獣にはできません。そもそもあれは、何人もの人々や魔獣たちが集まり、皆で倒すものです、って。
う~ん、何か変なことがあったのかな? いつも通りだったよね? まぁ、クラーケンはもういないし、問題ないはず。
『りあ、いく!!』
「うん!! ちゃあっ!!」
『とうっ!!』
うしっ!! 上手く決まった!! 見事に真ん中を切ることができたよ。と、ここでまさかの、最後の1匹が接近。
『リア! ポル! ちょうど良い、1度に倒す訓練です!! 今切った方のスプラッシュスライムは、まだ復活しません! その間にもう1匹を切りなさい! そして切った後は、それぞれ核を壊しなさい!』
「あい!!」
『うん!!』
「ぽりゅくん!!」
『りあ!!』
「『みにょおぉぉぉっ!!』」
しっかり狙い、思い切り切りかかる私とポル君。さっきみたいに、綺麗なまっぷたつにはできなかったけど、きちんと切ることはできて、最後のスプラッシュスライムの核も出てきたよ。
「ぽりゅくん、あたちしょっち! こっちおねがい!!」
『うん!!』
それぞれ核の前に。そして同時に核を壊したよ。
「『みにょおぉぉぉっ!!』」
核はしっかりと壊れ、ぷるぷるしていたスプラッシュスライムの動きは完全に停止。私たちの初めての同時討伐は、見事成功したんだ。
「ぽりゅくん、やちゃ!!」
『りあ、やったー!!』
「『ふうー!!』」
このふぅー! は私が教えたよ。ポル君は『みにょおぉぉぉっ!!』を教えてくれたからね。
「うまくできちゃ!?」
『ぽるくんたち、じょうず!?』
『ええ、初めてで成功するなんて、しかもなかなか上手く動けていましたよ』
『ああ、最初から成功するとは思わなかった。良くやったじゃないか』
ケロケロとグレイスに褒められて、ニコニコも私とポル君。そんな中、またポカンとして立っていたベルンードさん。
「……これは、やっぱり詳しく聞かないとダメか。……全員がおかしい」
『にょお!!』
「ちゃあっ!!」
『うちゃあっ!!』
「ほっ!!」
『へっ!!』
ポル君、『へっ!!』じゃ力が入らないんじゃない?
「ぽりゅくん、りかりゃはいりゅ? へっ! で」
『りあ、ちからはいる? ほっ! で』
「『ん?』」
『ほら、ポルもリアも、もっとしっかりと、そしてきちんと力を入れて攻撃しなさい。今のスプラッシュスライム、変なところを切っていますよ。それにまっすぐに切れていないでしょう。ギザギザになっています』
「しょうねぇ」
『ぎざぎざも……、カッコいい』
『カッコいいじゃありません! これではしっかりとスプラッシュスライムを倒すことができないでしょう。この時に気を抜いて攻撃を受けてみなさい。ちょっとしたかすり傷1つですむところ、2つになる可能性があるんですよ! なるべく1撃で倒せるようにしなくては』
「ぽりゅくん、このぎじゃぎじゃはだめ。ほかでかっこいいをしゃがしゅ」
『かすりきず、2つはだめねぇ。りあ、つぎはがんばる!!』
「うん!!」
スプラッシュスライムは、今ちょっと切るのを失敗しちゃって、倒せていないスプラッシュスライムを含めて、あと3匹。最後まできちんと討伐しないとね。
最初は棒を振るうのが、いつもより遅くて、その後も少しだけ遅かったんだ。だけどスプラッシュスライムを討伐していくうちに、だんだんと早くなってきて。今はいつも通りまで戻ったよ、
でも、たくさん討伐しているうちに、気づかないうちに気を抜いちゃっていたみたい。いつもはスパッと真っ直ぐ切ることができるのに、ギザギザに切っちゃったの。まぁ、ギザギザはギザギザで、難しんじゃって思うけど。
だって、まっすぐに切ったはずなのに、ギザギザに、階段みたいに切り口になったんだよ? 自分で切っておいて、しかも気が抜けていたからって、どうしてこんな切り方ができたんだろう?
「ちょおっ!!」
『にょおっ!!』
今度は綺麗に切ることができて、出てきた核を、グレイスが見つけてくれたギザギザの石で私が壊したよ。よし、これであと2匹!!
『どうだ?』
「!! おかえりなしゃい!!」
『ごはん、ちゃんともってきた!?』
『ああ、しっかり全部回収してきたぞ。こっちはどうだ?』
『あの2匹で最後です。それと、リアはいつも通りの調子に戻ったのですが。今は2人で気を抜きすぎて、失敗してしまいました』
『ポル、リア、討伐の時は気を抜くなと毎回言っているだろう』
『かけごえがちがった。まとがえた。ね、りあ』
「うん」
『つぎはかけごえ、まちがわない!!』
掛け声だけじゃないからね。気も抜いたんだからね?
『最後まで、しっかりやるんだ。いいな、見ててやるから』
「あい!!」
『ほい!!』
私とポル君は、近くにいた方のスプラッシュスライムの方へ向かう。あっ、そういえばベルナードさんとランドルフさんだけど。最初はよく分からないけれど、ケロケロの時みたいに、ビックリした表情で、ボケっと私たちを見ていたんだ。
だけど途中でハッ!! として。その後ベルナードさんは、なんかずっとブツブツ言ってたよ。どう考えてもおかしい。相手はBランクだぞ。あの木の棒で、なぜあれができる。
いや、こちらもおかしいが、あっちもおかしいしいだろう。あれほどの攻撃。普通できるものなのか? いや、普通できないだろう。そしてあれを一撃だぞ。ってね、本当にずっとブツブツ言っていたの。
ランドルフさんは。そんなベルナードさんのブツブツに、答えていたよ。あれはどう考えてもおかしいかと。あれは木の棒ではなく、何か他の素材なのでは? ですがそれでも切るのはおかしいのですが。
あれは、普通の魔獣にはできません。そもそもあれは、何人もの人々や魔獣たちが集まり、皆で倒すものです、って。
う~ん、何か変なことがあったのかな? いつも通りだったよね? まぁ、クラーケンはもういないし、問題ないはず。
『りあ、いく!!』
「うん!! ちゃあっ!!」
『とうっ!!』
うしっ!! 上手く決まった!! 見事に真ん中を切ることができたよ。と、ここでまさかの、最後の1匹が接近。
『リア! ポル! ちょうど良い、1度に倒す訓練です!! 今切った方のスプラッシュスライムは、まだ復活しません! その間にもう1匹を切りなさい! そして切った後は、それぞれ核を壊しなさい!』
「あい!!」
『うん!!』
「ぽりゅくん!!」
『りあ!!』
「『みにょおぉぉぉっ!!』」
しっかり狙い、思い切り切りかかる私とポル君。さっきみたいに、綺麗なまっぷたつにはできなかったけど、きちんと切ることはできて、最後のスプラッシュスライムの核も出てきたよ。
「ぽりゅくん、あたちしょっち! こっちおねがい!!」
『うん!!』
それぞれ核の前に。そして同時に核を壊したよ。
「『みにょおぉぉぉっ!!』」
核はしっかりと壊れ、ぷるぷるしていたスプラッシュスライムの動きは完全に停止。私たちの初めての同時討伐は、見事成功したんだ。
「ぽりゅくん、やちゃ!!」
『りあ、やったー!!』
「『ふうー!!』」
このふぅー! は私が教えたよ。ポル君は『みにょおぉぉぉっ!!』を教えてくれたからね。
「うまくできちゃ!?」
『ぽるくんたち、じょうず!?』
『ええ、初めてで成功するなんて、しかもなかなか上手く動けていましたよ』
『ああ、最初から成功するとは思わなかった。良くやったじゃないか』
ケロケロとグレイスに褒められて、ニコニコも私とポル君。そんな中、またポカンとして立っていたベルンードさん。
「……これは、やっぱり詳しく聞かないとダメか。……全員がおかしい」
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