56 / 70
56話 今日の野菜洗いは泡の出る大根似の野菜『アワコン』
しおりを挟む
「言うのを忘れてしまっていたが、全員ちょうど良いのを選んだな」
「ちいしゃいのは、だめ?」
「いや、初めてや慣れないうちは、大きい方が洗いやすいってだけだ。慣れてくれば、小さい方が洗う部分が少ないからな、早く洗い終わるぞ」
アワコン。どんな野菜かって言うと、見た目は大根そのものって感じ。大きな葉っぱに、白いボディー。ツルツル滑るとか、ふわふわ飛ぶとか、今のところそんなこともなく、うん、本当に大根だよ。
ただ、これからどうなるかだよね。サイラスさんはさっき、頑張れって言ってたし。ジャガーも洗うまでは、普通のジャガイモと同じだったからね。でも……。
楽しいとも言っていたっけ。楽しいって何だろう? この前は楽しいを通り越して喧嘩になったから、それは気をつけないといけない。……ピィ君とミッケが、張り合わないように、ちょくちょく見ておこうっと。
私が選んだのは、抱えてしっかり持てるサイズのアワコン。何も聞かずに、見た目だけの確認しかしていなかったから、持った時に重すぎると困るなと思ってね。大きいアワコンじゃなく、少し小さめを選んだんだ。そうしたら、軽くもなく重くもなくだったから、ちょうど良かったよ。
匂いは……野菜って感じの匂い? アンドリューさんの臭靴下のせいで、最近何でもかんでも、匂いのチェックをしてる気がする……。
ピィ君が選んだのは、自分の倍くらいのサイズのアワコン。アワコンはサイズがいろいろで、私の手のひらサイズの物から、私の背と同じくらいの物もあって、それは向こうの壁に立てかけてあったよ。もしかしたら、もっと大きいのもあるのかも。
「ぴぃくん、おもくない? だいじょぶ?」
『ぴぴっ!!』
私の手のひらサイズのピィ君。だけど実はとっても力持ち。私が持つとヨタヨタしてしまうような、直径15センチくらいの太く長い枝を、軽々と持って空を飛ぶことができるんだ。
だからまぁ、もっと大きなアワコンでも大丈夫だと思うけど、初めてだから小さいのを選んだのかも。
「ミッケは、だいじょぶ?」
『おいらも大丈夫なんだじょ!! ピィには負けないんだじょ!! しっかり洗って、サイラスに褒められるんだじょ!!』
ミッケが選んだのは、私の腕より少し短いくらいのアワコン。ミッケはそこまで重いものを持てないけど、でも魔法が使えるからね。短い距離なら、浮かばせて運ぶことができるよ。
何で短い距離なのかは、今魔法の練習をしている最中だから。まだ広範囲や長い時間、魔法を発動させたり、連続で使用したりできないんだ。
でも、いつも頑張って練習しているから、きっとすぐに、たくさん魔法が使えるようになるはず。……というか、私はどうなんだろうね?
ピィ君もミッケも、魔法を頑張って練習しているけど、私はまだ何もしてないからなぁ。今度誰かに相談してみるかな?
人だと、3歳じゃまだ練習しないみたいだけど、獣人やエルフは、早いうちから練習を始めるって聞いたし。もしかしたら、練習しても良いって言ってもらえるかも?
「よし、それじゃあ、選んだアワコンを、そっと水の中に入れろ」
「あい!!」
『ぴぴっ!!』
『はいなんだじょ!!』
それぞれ、そっとお水の中にアワコンを入れる。うん、ここまで何も起きていない。まさか、本当に何もないとか? いやいや、まだまだ、ジャガーは洗うとツルツルになったもんね。
「俺からやってみるから、よく見てるんだぞ。ただ、そうだな。今から起こることを見ても、はしゃいで敷物以上に水を飛ばすなよ」
ニヤリと笑いながら、そう言ったボルトレーンさん。やっぱり何かあるんだな。しっかり見ておかないと。
「まずは、白い方から洗う。葉っぱは後で、いくらでも洗えるからな。洗うには、このふわふわした物を使うぞ。これで最初は、白い部分をそっとそっと洗うんだ。そうすると……」
スポンジみたいな物を私たちの渡し、自分でも1つ持って、本当にそっとそっと、アワコンの白い部分を洗い始めたボルトレーンさん。するとすぐに変化が起きたんだ。
『ぴぴぴっ!?』
『ふわふわなんだじょ!? 向こうのお家で食べる、美味しい花みたいなんだじょ!!』
待って待って! アワコンの変化にも驚いたけど、ミッケの言葉も気になる!? 美味しい花? こんな花があるの? しかも美味しいって!?
『ぴぴぴぴぴっ!?』
『凄いんだじょ! どんどん出てくるんだじょ!? これ食べられるんだじょ!?』
今すぐにでも、それを口に入れそうになるミッケ。私は慌ててミッケを止めながら、ボルトレーンさんに聞く。
「みっけ、まって!? ぼるとれーんしゃん! みっけが、これべられるか、きいてる!!」
「食べる? 何でまた。まぁ、たべても大丈夫だが。ただ、美味しくはないぞ? なにしろ味がしないからな」
『味、しないんだじょ? 甘くないんだじょ?』
「あまくないかって」
「甘くもなく、辛くもなく、無味だ」
『そうなんだじょ……。残念なんだじょ』
「みっけ、しょんぼり」
「食べるって、泡を食べてもしょうがないだろう」
『向こうのお家の泡、美味しいんだじょ……。残念なんだじょ』
「みっけ、あとで、おはなちきかしぇてね。なんか、おいしいあわを、たべたことがあって、だから、じゃんねんだったみたい」
「そうなのか? う~ん、美味しい泡か。俺は聞いたことも見たこともないが……」
うん、だろうね。ミッケの話から、妖精の国に生息している、花だか泡だろうから。
「ま、なんだ。食べられなくて残念かもしれんが、これはこれで、手伝いが終わった後に遊べるから、楽しみにしていろ」
『楽しみなんだじょ……? うん、おいら楽しみにしてるんだじょ!! それにアワアワは凄いんだじょ!!』
『ぴぴぴ?』
「べとべとにならない? って」
「ああ、別にベトベトにもならないぞ。それにいろいろと使い道があってだな……。が、まずは、洗うことからだ。よし、俺が渡したふわふわしてるやつで、アワコンを少し洗ってみろ」
言われて、アワコンとスポンジみたいな物を、何度か見返す私たち。でもその後みんなで頷いて、ボルトレーンさんが洗った時のことを思い出しながら、それぞれそっとそっと、アワコンを擦ってみたよ。すると……。
「ふわわ!? きもちい!!」
『ぴぴぴぴー!!』
『わんわり、ふわふわなんだじょ!! 美味しいよりも、ふんわりなんだじょ!!』
何が起こっているのか。アワコンの白い部分を、2、3回擦っても、最初は何も起こらなくて、なんだったら、大根を洗っている感覚とほぼ同じなんだけど。
でもその後も擦り続けると、アワコンからどんどん泡が溢れてきて、すぐに泡でアワコンが見えなくなっちゃったんだ。
しかもこの泡が、きめ細かいというか何というか。地球で暮らしていた頃、同僚から高級なボディーソープとフェイスウォッシュを貰って、使ったことがあったんだけど。
その時の高級品より、ずっと泡が気持ち良くて。これで洗えば、全身ツルピカりんになるんじゃないかと思えるほど、素晴らしい泡なんだったんだ。
「しゅごい!!」
『ぴぴぴ!!』
『アワアワなんだじょ!!』
「さぁ、どんどん洗え!!」
「ちいしゃいのは、だめ?」
「いや、初めてや慣れないうちは、大きい方が洗いやすいってだけだ。慣れてくれば、小さい方が洗う部分が少ないからな、早く洗い終わるぞ」
アワコン。どんな野菜かって言うと、見た目は大根そのものって感じ。大きな葉っぱに、白いボディー。ツルツル滑るとか、ふわふわ飛ぶとか、今のところそんなこともなく、うん、本当に大根だよ。
ただ、これからどうなるかだよね。サイラスさんはさっき、頑張れって言ってたし。ジャガーも洗うまでは、普通のジャガイモと同じだったからね。でも……。
楽しいとも言っていたっけ。楽しいって何だろう? この前は楽しいを通り越して喧嘩になったから、それは気をつけないといけない。……ピィ君とミッケが、張り合わないように、ちょくちょく見ておこうっと。
私が選んだのは、抱えてしっかり持てるサイズのアワコン。何も聞かずに、見た目だけの確認しかしていなかったから、持った時に重すぎると困るなと思ってね。大きいアワコンじゃなく、少し小さめを選んだんだ。そうしたら、軽くもなく重くもなくだったから、ちょうど良かったよ。
匂いは……野菜って感じの匂い? アンドリューさんの臭靴下のせいで、最近何でもかんでも、匂いのチェックをしてる気がする……。
ピィ君が選んだのは、自分の倍くらいのサイズのアワコン。アワコンはサイズがいろいろで、私の手のひらサイズの物から、私の背と同じくらいの物もあって、それは向こうの壁に立てかけてあったよ。もしかしたら、もっと大きいのもあるのかも。
「ぴぃくん、おもくない? だいじょぶ?」
『ぴぴっ!!』
私の手のひらサイズのピィ君。だけど実はとっても力持ち。私が持つとヨタヨタしてしまうような、直径15センチくらいの太く長い枝を、軽々と持って空を飛ぶことができるんだ。
だからまぁ、もっと大きなアワコンでも大丈夫だと思うけど、初めてだから小さいのを選んだのかも。
「ミッケは、だいじょぶ?」
『おいらも大丈夫なんだじょ!! ピィには負けないんだじょ!! しっかり洗って、サイラスに褒められるんだじょ!!』
ミッケが選んだのは、私の腕より少し短いくらいのアワコン。ミッケはそこまで重いものを持てないけど、でも魔法が使えるからね。短い距離なら、浮かばせて運ぶことができるよ。
何で短い距離なのかは、今魔法の練習をしている最中だから。まだ広範囲や長い時間、魔法を発動させたり、連続で使用したりできないんだ。
でも、いつも頑張って練習しているから、きっとすぐに、たくさん魔法が使えるようになるはず。……というか、私はどうなんだろうね?
ピィ君もミッケも、魔法を頑張って練習しているけど、私はまだ何もしてないからなぁ。今度誰かに相談してみるかな?
人だと、3歳じゃまだ練習しないみたいだけど、獣人やエルフは、早いうちから練習を始めるって聞いたし。もしかしたら、練習しても良いって言ってもらえるかも?
「よし、それじゃあ、選んだアワコンを、そっと水の中に入れろ」
「あい!!」
『ぴぴっ!!』
『はいなんだじょ!!』
それぞれ、そっとお水の中にアワコンを入れる。うん、ここまで何も起きていない。まさか、本当に何もないとか? いやいや、まだまだ、ジャガーは洗うとツルツルになったもんね。
「俺からやってみるから、よく見てるんだぞ。ただ、そうだな。今から起こることを見ても、はしゃいで敷物以上に水を飛ばすなよ」
ニヤリと笑いながら、そう言ったボルトレーンさん。やっぱり何かあるんだな。しっかり見ておかないと。
「まずは、白い方から洗う。葉っぱは後で、いくらでも洗えるからな。洗うには、このふわふわした物を使うぞ。これで最初は、白い部分をそっとそっと洗うんだ。そうすると……」
スポンジみたいな物を私たちの渡し、自分でも1つ持って、本当にそっとそっと、アワコンの白い部分を洗い始めたボルトレーンさん。するとすぐに変化が起きたんだ。
『ぴぴぴっ!?』
『ふわふわなんだじょ!? 向こうのお家で食べる、美味しい花みたいなんだじょ!!』
待って待って! アワコンの変化にも驚いたけど、ミッケの言葉も気になる!? 美味しい花? こんな花があるの? しかも美味しいって!?
『ぴぴぴぴぴっ!?』
『凄いんだじょ! どんどん出てくるんだじょ!? これ食べられるんだじょ!?』
今すぐにでも、それを口に入れそうになるミッケ。私は慌ててミッケを止めながら、ボルトレーンさんに聞く。
「みっけ、まって!? ぼるとれーんしゃん! みっけが、これべられるか、きいてる!!」
「食べる? 何でまた。まぁ、たべても大丈夫だが。ただ、美味しくはないぞ? なにしろ味がしないからな」
『味、しないんだじょ? 甘くないんだじょ?』
「あまくないかって」
「甘くもなく、辛くもなく、無味だ」
『そうなんだじょ……。残念なんだじょ』
「みっけ、しょんぼり」
「食べるって、泡を食べてもしょうがないだろう」
『向こうのお家の泡、美味しいんだじょ……。残念なんだじょ』
「みっけ、あとで、おはなちきかしぇてね。なんか、おいしいあわを、たべたことがあって、だから、じゃんねんだったみたい」
「そうなのか? う~ん、美味しい泡か。俺は聞いたことも見たこともないが……」
うん、だろうね。ミッケの話から、妖精の国に生息している、花だか泡だろうから。
「ま、なんだ。食べられなくて残念かもしれんが、これはこれで、手伝いが終わった後に遊べるから、楽しみにしていろ」
『楽しみなんだじょ……? うん、おいら楽しみにしてるんだじょ!! それにアワアワは凄いんだじょ!!』
『ぴぴぴ?』
「べとべとにならない? って」
「ああ、別にベトベトにもならないぞ。それにいろいろと使い道があってだな……。が、まずは、洗うことからだ。よし、俺が渡したふわふわしてるやつで、アワコンを少し洗ってみろ」
言われて、アワコンとスポンジみたいな物を、何度か見返す私たち。でもその後みんなで頷いて、ボルトレーンさんが洗った時のことを思い出しながら、それぞれそっとそっと、アワコンを擦ってみたよ。すると……。
「ふわわ!? きもちい!!」
『ぴぴぴぴー!!』
『わんわり、ふわふわなんだじょ!! 美味しいよりも、ふんわりなんだじょ!!』
何が起こっているのか。アワコンの白い部分を、2、3回擦っても、最初は何も起こらなくて、なんだったら、大根を洗っている感覚とほぼ同じなんだけど。
でもその後も擦り続けると、アワコンからどんどん泡が溢れてきて、すぐに泡でアワコンが見えなくなっちゃったんだ。
しかもこの泡が、きめ細かいというか何というか。地球で暮らしていた頃、同僚から高級なボディーソープとフェイスウォッシュを貰って、使ったことがあったんだけど。
その時の高級品より、ずっと泡が気持ち良くて。これで洗えば、全身ツルピカりんになるんじゃないかと思えるほど、素晴らしい泡なんだったんだ。
「しゅごい!!」
『ぴぴぴ!!』
『アワアワなんだじょ!!』
「さぁ、どんどん洗え!!」
125
あなたにおすすめの小説
異世界転生旅日記〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆1/19〜1/27まで、予約投稿を1話ずつ行います。
農家の四男に転生したルイ。
そんなルイは、五歳の高熱を出した闘病中に、前世の記憶を思い出し、ステータスを見れることに気付き、自分の能力を自覚した。
農家の四男には未来はないと、家族に隠れて金策を開始する。
十歳の時に行われたスキル鑑定の儀で、スキル【生活魔法 Lv.∞】と【鑑定 Lv.3】を授かったが、親父に「家の役には立たない」と、家を追い出される。
家を追い出されるきっかけとなった【生活魔法】だが、転生あるある?の思わぬ展開を迎えることになる。
ルイの安寧の地を求めた旅が、今始まる!
見切り発車。不定期更新。
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
グラサン幼女の異世界とらべるっ! ~最強の【魔眼】を宿す転生幼女は、もふかわ神獣を連れてスローライフな旅路を楽しみます~
空戯ケイ
ファンタジー
社畜OL、水城愛璃(みずきあいり)は、女神のうっかりミスにより25歳の若さで死んだ。
お詫びとして女神が提案したのは、オッドアイの幼女ボディへの転生。
そうして幼女の姿で異世界転生を果たしたアイリだったが、
特異体質により『感情が高ぶると暴発する魔眼』が宿っていることが発覚!
しかも両目!?
それを封じるため、女神から与えられたユニークスキルは、『神のサングラス』。
このサングラスをかければ、魔眼の暴発を抑えられるらしいけど……常にグラサンかけてる幼女とか怪しすぎじゃない!?
だけど、とある"激レア魔道具"があれば 、なんと魔眼を完治できるらしい。
ならばその魔道具を手に入れるため、異世界を巡るしかないっ!
さらに旅の道すがら、もふもふフェンリルや忍者少女、特異スライムを仲間にし、珍道中はさらに加速していって――!!
まったりのんびりをモットーに、たまに魔物や刺客に襲われちゃう。
【グラサン幼女】の破天荒な異世界旅が始まる!
※更新は不定期です。
【書籍化決定!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆皆様のおかげで、書籍化が決定致しました!3月中旬頃、発売予定です。よろしくお願い致します。
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
王宮メイドは今日も夫を「観察」する
kujinoji
恋愛
「はぁぁ〜!今日も働くヴィクター様が尊すぎる……!」
王宮メイドのミネリは、今日も愛しの夫ヴィクターを「観察」していた。
ヴィクターが好きすぎるあまり、あますところなく彼を見つめていたいミネリ。内緒で王宮メイドになり、文官である夫のもとに通うことに。
だけどある日、ヴィクターとある女性の、とんでもない場面を目撃してしまって……?
※同じものを他サイトにて、別名義で公開しています。
幼女はリペア(修復魔法)で無双……しない
しろこねこ
ファンタジー
田舎の小さな村・セデル村に生まれた貧乏貴族のリナ5歳はある日魔法にめざめる。それは貧乏村にとって最強の魔法、リペア、修復の魔法だった。ちょっと説明がつかないでたらめチートな魔法でリナは覇王を目指……さない。だって平凡が1番だもん。騙され上手な父ヘンリーと脳筋な兄カイル、スーパー執事のゴフじいさんと乙女なおかんマール婆さんとの平和で凹凸な日々の話。
編み物好き地味令嬢はお荷物として幼女化されましたが、えっ?これ魔法陣なんですか?
灯息めてら
恋愛
編み物しか芸がないと言われた地味令嬢ニニィアネは、家族から冷遇された挙句、幼女化されて魔族の公爵に売り飛ばされてしまう。
しかし、彼女の編み物が複雑な魔法陣だと発見した公爵によって、ニニィアネの生活は一変する。しかもなんだか……溺愛されてる!?
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
元社畜悪役令嬢、辺境のボロ城を全自動ボタニカル美容スパに大改造して引きこもる ~前世コスメで冷徹公爵を完治させたら溺愛されました~
季未
恋愛
「貴様のような悪逆非道な女は、極寒の辺境へ追放だ!」
建国記念の夜会で王太子から婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロッテ。
しかし、彼女の中身は前世でブラック企業に殺された過労で過労死したマーケターだった!
(激務の王妃ルート回避!? しかも辺境は誰にも邪魔されないブルーオーシャン! 最高のフリーランス生活の始まりじゃない!)
理不尽な追放を究極のホワイト・スローライフへのパスポートだと歓喜した彼女は、あてがわれた辺境のボロ城を、前世の「DIY・スマートホーム知識」と「土・水魔法」を駆使して爆速で大改造!
隙間風の吹く部屋は、一瞬で「床暖房完備の全自動温水スパ」へ。
辺境に自生する雑草からは「極上ボタニカルコスメ」を開発し、自らも絶世の美女へと変貌していく。
さらに「お前には干渉しない」と白い結婚を突きつけてきたはずの、呪いで顔に火傷を負った氷の公爵に特製マッサージと美肌治療を施したところ……。
「お前が作ったこの空間と、お前自身が……俺のすべてだ」
冷徹だったはずの公爵様が、極上の癒やし空間と彼女の手技で完全に骨抜きにされ、異常なまでの過保護・溺愛モードに突入!?
現代マーケティングと美容チートで辺境を超高級スマート・リゾートへと再生させ、かつて自分を追放した王太子たちを大後悔させる!
爽快&極甘な、異世界リゾート経営×溺愛ファンタジー、堂々開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる