2 / 14
2
しおりを挟む
アモーナ王国建国より505年経ったある日、
神アモルナは聖女ソフィーナに言った。
≪ようやく会えた、ミュンバル公爵家に生まれた女の子は私の愛し子よ≫
聖女ソフィーナはルシアン王に神の言葉を伝え、ミュンバル公爵家にも伝えられた。
ピンクブロンドの髪にエメラルドのような瞳のかわいらしい女の子はローゼリカと名付けられた。
そして愛し子でもあった初代王妃以来、初の愛し子として発表され、第1王子リュシアールの婚約者となった。
【愛し子は国の宝。何よりも守ること。】
それが古くからある神アモルナとの約束。
-------------------------------------------------------------------------------------
ローゼリカは部屋で一人でいた。
『明日は王立学園の入学式ね、楽しみだわ!』
≪ローゼが幸せそうで私も嬉しいわ。聖騎士と聖女も一緒に入学するから仲良くするといいわ。≫
『マリオンとは小さい頃からの仲なのよ?聖騎士になっても変わらず仲良しよ。それより、聖女のナナリー様とはお会いしたことがないの、仲良くなれるかしら?』
≪聖女とローゼは絶対に仲良くなれるのよ、そう決まってるの、聖女も聖騎士も愛し子のためにいるのだから。それより今日はもうおやすみ≫
『アモルナが言うなら安心だわ!そうね、明日に備えてもう寝るわ。おやすみなさい、また明日。』
≪えぇ、おやすみ。私の愛しいローゼ≫
ローゼリカの瞳の色が金色から元のエメラルドグリーンに戻った。
ローゼリカは神アモルナと会話するときだけ瞳の色が変わるのだ。
とはいえ、口に出して喋っているわけではないため、瞳の色の変わったローゼリカがボーッとしているようにしか周りには見えない。
それでも神と対話するなど愛し子であるローゼリカにしか出来ないため、皆、優しく見守っているのである。
神アモルナは聖女ソフィーナに言った。
≪ようやく会えた、ミュンバル公爵家に生まれた女の子は私の愛し子よ≫
聖女ソフィーナはルシアン王に神の言葉を伝え、ミュンバル公爵家にも伝えられた。
ピンクブロンドの髪にエメラルドのような瞳のかわいらしい女の子はローゼリカと名付けられた。
そして愛し子でもあった初代王妃以来、初の愛し子として発表され、第1王子リュシアールの婚約者となった。
【愛し子は国の宝。何よりも守ること。】
それが古くからある神アモルナとの約束。
-------------------------------------------------------------------------------------
ローゼリカは部屋で一人でいた。
『明日は王立学園の入学式ね、楽しみだわ!』
≪ローゼが幸せそうで私も嬉しいわ。聖騎士と聖女も一緒に入学するから仲良くするといいわ。≫
『マリオンとは小さい頃からの仲なのよ?聖騎士になっても変わらず仲良しよ。それより、聖女のナナリー様とはお会いしたことがないの、仲良くなれるかしら?』
≪聖女とローゼは絶対に仲良くなれるのよ、そう決まってるの、聖女も聖騎士も愛し子のためにいるのだから。それより今日はもうおやすみ≫
『アモルナが言うなら安心だわ!そうね、明日に備えてもう寝るわ。おやすみなさい、また明日。』
≪えぇ、おやすみ。私の愛しいローゼ≫
ローゼリカの瞳の色が金色から元のエメラルドグリーンに戻った。
ローゼリカは神アモルナと会話するときだけ瞳の色が変わるのだ。
とはいえ、口に出して喋っているわけではないため、瞳の色の変わったローゼリカがボーッとしているようにしか周りには見えない。
それでも神と対話するなど愛し子であるローゼリカにしか出来ないため、皆、優しく見守っているのである。
22
あなたにおすすめの小説
婚約破棄?とっくにしてますけど笑
蘧饗礪
ファンタジー
ウクリナ王国の公爵令嬢アリア・ラミーリアの婚約者は、見た目完璧、中身最悪の第2王子エディヤ・ウクリナである。彼の10人目の愛人は最近男爵になったマリハス家の令嬢ディアナだ。
さて、そろそろ婚約破棄をしましょうか。
悪役令嬢の慟哭
浜柔
ファンタジー
前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。
だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。
※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。
※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。
「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。
「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。
絞首刑まっしぐらの『醜い悪役令嬢』が『美しい聖女』と呼ばれるようになるまでの24時間
夕景あき
ファンタジー
ガリガリに痩せて肌も髪もボロボロの『醜い悪役令嬢』と呼ばれたオリビアは、ある日婚約者であるトムス王子と義妹のアイラの会話を聞いてしまう。義妹はオリビアが放火犯だとトムス王子に訴え、トムス王子はそれを信じオリビアを明日の卒業パーティーで断罪して婚約破棄するという。
卒業パーティーまで、残り時間は24時間!!
果たしてオリビアは放火犯の冤罪で断罪され絞首刑となる運命から、逃れることが出来るのか!?
悪役令嬢はモブ化した
F.conoe
ファンタジー
乙女ゲーム? なにそれ食べ物? な悪役令嬢、普通にシナリオ負けして退場しました。
しかし貴族令嬢としてダメの烙印をおされた卒業パーティーで、彼女は本当の自分を取り戻す!
領地改革にいそしむ充実した日々のその裏で、乙女ゲームは着々と進行していくのである。
「……なんなのこれは。意味がわからないわ」
乙女ゲームのシナリオはこわい。
*注*誰にも前世の記憶はありません。
ざまぁが地味だと思っていましたが、オーバーキルだという意見もあるので、優しい結末を期待してる人は読まない方が良さげ。
性格悪いけど自覚がなくて自分を優しいと思っている乙女ゲームヒロインの心理描写と因果応報がメインテーマ(番外編で登場)なので、叩かれようがざまぁ改変して救う気はない。
作者の趣味100%でダンジョンが出ました。
皇太子殿下の御心のままに~悪役は誰なのか~
桜木弥生
恋愛
「この場にいる皆に証人となって欲しい。私、ウルグスタ皇太子、アーサー・ウルグスタは、レスガンティ公爵令嬢、ロベリア・レスガンティに婚約者の座を降りて貰おうと思う」
ウルグスタ皇国の立太子式典の最中、皇太子になったアーサーは婚約者のロベリアへの急な婚約破棄宣言?
◆本編◆
婚約破棄を回避しようとしたけれど物語の強制力に巻き込まれた公爵令嬢ロベリア。
物語の通りに進めようとして画策したヒロインエリー。
そして攻略者達の後日談の三部作です。
◆番外編◆
番外編を随時更新しています。
全てタイトルの人物が主役となっています。
ありがちな設定なので、もしかしたら同じようなお話があるかもしれません。もし似たような作品があったら大変申し訳ありません。
なろう様にも掲載中です。
【改稿版】婚約破棄は私から
どくりんご
恋愛
ある日、婚約者である殿下が妹へ愛を語っている所を目撃したニナ。ここが乙女ゲームの世界であり、自分が悪役令嬢、妹がヒロインだということを知っていたけれど、好きな人が妹に愛を語る所を見ていると流石にショックを受けた。
乙女ゲームである死亡エンドは絶対に嫌だし、殿下から婚約破棄を告げられるのも嫌だ。そんな辛いことは耐えられない!
婚約破棄は私から!
※大幅な修正が入っています。登場人物の立ち位置変更など。
◆3/20 恋愛ランキング、人気ランキング7位
◆3/20 HOT6位
短編&拙い私の作品でここまでいけるなんて…!読んでくれた皆さん、感謝感激雨あられです〜!!(´;ω;`)
未来の記憶を手に入れて~婚約破棄された瞬間に未来を知った私は、受け入れて逃げ出したのだが~
キョウキョウ
恋愛
リムピンゼル公爵家の令嬢であるコルネリアはある日突然、ヘルベルト王子から婚約を破棄すると告げられた。
その瞬間にコルネリアは、処刑されてしまった数々の未来を見る。
絶対に死にたくないと思った彼女は、婚約破棄を快く受け入れた。
今後は彼らに目をつけられないよう、田舎に引きこもって地味に暮らすことを決意する。
それなのに、王子の周りに居た人達が次々と私に求婚してきた!?
※カクヨムにも掲載中の作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる