傷を舐め合うJK日常百合物語

八澤

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誘い、レイが足りない

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「それ新商品?」
「えぇ、色凄いでしょ」

 パリッと袋を破り、鮮やかな青色に染まるパンを半分覗かせた。
 今流行り? のミント味のパンだった。人工的な青色はまず視覚から驚かせてくる。続いて匂い──ミントの香りが新鮮ね。

「ミント味のパン、か。アイスはスースーして美味しいけど、パン、パンはなぁ……」
「いただきます」
「どう?」
「……うーん、ミントの香りがいいアクセントになって美味しいわよ」
「ホント? 一口ちょうだい!」
「はい」

 パンをレイに差し出すと、はむっ! とパンの端をそっと囓る。もぐもぐと咀嚼して、「なんかパンの柔らかい触感+ミント味は初体験だから味覚が戸惑ってる」と感想を述べる。

「確かに、ミントは新鮮に感じるわね。あと、後味のスースー感も」
「たまに食べると美味しいかもだけど、毎日はいいかな~」
「そういえば、レイは最近いつもそれね」

 レイの持つサンドイッチを見やりながら言う。レイははむはむと小動物が餌に齧りつくようにして頬張った。可愛いわ……。ホント、そういう仕草もいちいち可愛い。可愛いの集合体か。

「イチゴジャムのドロドロとパンのもふもふのコラボレーションに嵌ってるんだ。はぁ美味しい」
「毎日同じで飽きないの?」
「お昼だけだし。──あ、そうだ、ねぇこれ見てよ」

 レイは私に寄り添うように距離を近づけ、肩から腰までぴったりと密着させた。酷暑だった夏は通り過ぎ、肌寒さを感じる秋の入口。校舎の狭間は少し冷たくて、コンクリートの上に直に座るからか、スカートを折りたたんでもひんやり冷たい。
 こうしてレイが身を寄せてくれるとほっとする温かみを覚える。素肌をすっと撫でられるとヒリヒリするような寒気を覚えるけど、衣服の上からは自然? な温度を保っている。

「ん?」
「ね、ね、可愛くない?」

 レイはスマホの画面を私に見せてくる。
 子猫と犬がじゃれ合う姿を捉えた映像が動画アプリで再生された。まだ幼い子猫が一緒に飼われている成犬に果敢に飛び交うも、成犬はどっしりと構えて子猫のイタズラめいた遊びに付き合っている。確かに可愛いは可愛いけど……。

「ホント、可愛い。でも……この猫、耳無いの?」
「スコテッシュ知らんのかい?」
「……ティッシュ? ちり紙?」「私みたいなボケするな!」「自覚あるのね。で、何? あぁ猫の品種のこと? 耳の無い?」
「あるあるよく見て。ほら……こうして」レイは片手を折り曲げた。「耳が垂れてるのが特徴でキュートなの」

 レイの言う通り、よく見ると途中で折れている耳が、あった。ほっと内心胸をなでおろす。動画を見た時耳が無い、つまり切り取られたか怪我した子猫と犬の関わり合う動画を見せられたと思い、どう反応したらいいのか迷った。しかも楽しげにドヤドヤと勧めてくるので、レイって結構サイコパス? って思ったりもしたけど私の勘違いだったのね。あ~驚いた。

「ふぅん、そんな猫もいるのね」
「顔も丸っこくて愛くるしさヤバイ……」

 レイも十分可愛いわよ、と言いかけて全く会話が成り立っていないことに寸前で気づき、ぎりぎり言葉をパンと一緒に飲み込んだ。その時、レイに手を握られる。

「な、何?」
「ふふっ、何でもないよ」

 にぃっと不気味に微笑む。
 まるで私の思考を瞬時に悟られた気がして焦る。そんなわけないのに、レイの勘の良さというか、私の心理を察知する能力に驚くことがある。

「猫もいいけど、犬もいいわね。前は買うなら小型犬と思っていたけど、最近大型犬もいいな、と思い始めたわ」私は話を変えるべく、犬を指さしながら言う。
「そう?」
「えぇ、素直に命令に従ってくれそうで」
「まるで常に命令に従わないような生物が近くに居るような物言い──。そっか、サクラは下僕欲しい系女子か」
「ペット」
「もしサクラが犬飼ったら私犬に先輩面するから、サクラ様の足の舐め方とか指導する」
「しなくていい」

 と、こんな感じでオチの無い会話をレイと交わしていた。
 いつもの日常の一コマ。高校生になるまで、クラスメイトと仲良くなることはあっても、友達と一緒に延々と過ごすことは殆ど無かったから未だに不安になる。色々とね。これでいいの? なんかおかしくないかな、って。

 レイはそんな私の不安なんて露知らずにくっついてくる。じゃれてくる。猫、みたいに。見せつけられた動画の子猫が成犬にじゃれてる感じに近い。犬はぱっと見ぶっきらぼうに接しているように見えて、子猫がバランスを崩してコロコロ転がると心配そうに寄り添う。その姿から種族は違えど、友情──愛情を交えた何かが二匹を繋いでいるのが感じ取れた。

☆★☆★

 次の日くらいから、少しレイの様子がおかしくなった。
 朝、出会ってから、なんか普段よりも私に抱き着いて、来ない。
 でも避けているわけじゃない。──あの時みたいに、私がレイにアルバイトを隠した時とは異なり、ちょっかいは仕掛けてくる。けど、もっと「サクラ~」って抱き着いてきたのに寸前で留める、もしくは一瞬だけ指に触れるだけ。

 握らない。
 すりすりもしてこない。
 ──互いの指先がちょん、と掠れるだけ。
 なんか距離も僅かに遠い。

 朝の通学時も電車の中でべったりくっついてこない。酷暑が終わり、これで思う存分レイかかってこいじゃない! と内心ウキウキワクワクしていたのに……。
 お弁当食べる時も数センチ隙間があるわね。
 トイレ行く時も、普通に会話する時も……普段よりも一歩、二歩踏み込みが足らない。

 私、また何かやってしまったのかしら?
 しかし、思い当たる節は無い。昨日は猫と化したレイの猫撫で声で迫られて危うくくまたんの新フィギュアを私名義で予約しそうになったけど、それだけ。いつものこと。レイだって私が【ぎゃぁぁレイ可愛過ぎて頭おかしくなるあっあっあっ……くまたん一匹くらいいいわよ──】と言う寸前で怖くなるのか辞めてくれる。本気で迫ってくるけど、そういう一線は超えない子。だから別に怒っているわけじゃない、はず。

「サクラ、サクラ……」
「ん?」
「当てられてますよ」レイが小声で言う。
「え……あッ……す、すみません」

 午後の授業で、参考書の問題を指名された数人が黒板に答えを書きに向かうのだけど、私もその中に入っていた。
 先生にじろりと睨まれ、私は慌てて立ち上がるとそそくさと黒板に向かい、皆の視線を浴びながら答えを書いた。
 振り返った瞬間、レイと目が合う。
 ゾクッ、と肝が冷えた。
 何故なら、一瞬だけレイを怖いと思ったから。
 私の内心を探るような眼光だった。
 驚いて視線を外そうと思うくらいに。
 でも、すぐにいつものレイに戻った。席に座ると「寝てたのか~」とうひゃひゃと楽しそうに蔑みながら私をツンツンと突いてくる。──だけだ。もっと触ったり、頭を小馬鹿にする感じで撫でたりしてもいいのに、僅かにレイが触れるだけ。

 うるさいわね、と口だけで答え、席に座った。
 その瞬間、私の中で芽生えかけていた何かを感じ取る。レイにつつかれた箇所が焼けるようにじんじんする。軽く押し込まれただけの部分が、熱を帯びている気がした。そこだけハッキリとレイの何かを感じ取っている。体が疼く感覚──。
 物足りない、と思ってしまう。
 通常の60~70%くらいしか、レイを味わえないもどかしさ。
 欲しい、欲しい欲しい! と欲望が渦巻く。
 あと一歩、二歩……ううん三歩くらい踏み込んで私に抱き着いてもいいのに、どうして?

☆★☆★

 別にレイが私に隠れてアルバイトに向かう、というイベントが発生したわけでもない。
 私も、レイに今は隠し事をしていない。伝えていないことはあるけど、隠してはいない。訊かれていないから言わないだけ。ピアノとかピアノとかピアノとか、ね──。多分今更それについてレイが苛立ったわけでもない。

 レイは自然体のレイだ。
 怒っているわけでもない。
 笑顔を浮かべてなにか距離を置いているわけでもない。ただ単純に私へのくっつき度が落ちただけ。

 足りない、と思ってしまう。
 もっと……もっと……もっと、レイを……って求めている私が私の中に居る。それは私自身が今まで気づかなかった、いや、気づこうともしなかった、私の本心のような感情だった。

「どうしたの?」
「ん?」
「今日の授業でも珍しくぼけ~っとしてたし。寝不足?」
「ううん」
「ゲームか」
「もうコンクエ(Consign Questの略)のために夜中に起きたりはしてないわよ」
「でもまだ続けてるよね……」
「だって今更辞められないし」

 私が熱中しているゲームにレイそっくりな可愛いSSRが実装され、どうにか手に入れて日々強化の毎日を送っている。強化イベントガチャも乗り越えて、次の新エーテル武装イベントが待ち受けている。

「でも先生驚いてたよ。普段からクソマジメな柊さんがポカンと口開けたアホ面晒して私の授業がつまらなすぎるのでございますわね、って女々しく泣いてた。クラスの子も、あわわわ今度はあの先生が『お断りします(黒板に顔叩きつけられて流血で答えを書く)』されちゃうよ……って驚いてた」

「泣いても驚いてもねぇわ。ただ、考え事してただけ?」
「えっちな?」
「健全」

 ──レイに触れたいというのは、健全なのか、ちょっと迷うわね。そして反射的に私の指先に力が籠もる。レイと会話したり、ちょっかい出された後は必ずと言っていいほどレイは触ってくるからだ。私の反応を探るため? ぎゅっと握るだけで全部わかっちゃうの?
 ただ、そのぎゅっと掴まれる感触を心待ちにしている私が居ることに気づく。
 頬が歪みそうになる──笑みを浮かべないように必死に堪えていた。
 が、今日のレイは乗ってこない。
 あの時は──私が隠れてアルバイトをした時は、私の拒否を薄々感じていたのか、妙に近づいてこなかったけど、今日は何も理由が見当たらない。どうしよう、私臭かったりする? どうして、レイが来ないの。

 レイ……。
 電車の中でも、レイは普段通りの表情、仕草、声色で私に話しかけてくる。
 何もおかしいところは見当たらないわ。けど、触ってこない。
 レイと半年以上触れ合ったことで、レイの心理状態なら読み取れる。瞳の動きや表情の変化、その他色々な情報を私の中で組み立て、レイの状態を推察する。その私が言うんだから……あぁもう余計に怯えてしまうじゃない。答えのわからない恐怖。何か理由があるのなら、ある意味安心はできる。その原因を突き止め、排除することができたら元通りに戻るのだから──。
 今みたいに理由が読み取れないってことは──レイは無意識なの。

「ねぇ、本屋さん行かない?」
「いいわよ。漫画でも買うの?」
「雑誌」

 本屋に着き、じゃじゃ~ん! と広げられた雑誌の一面にはとあるゆるキャラ『くまたん』──によく似た名前のクマ型のゆるキャラ中心にゆるキャラ特集のページが割かれていた。で、ページの端にくまたんを含めた他の地域で活躍中のゆるキャラも細やかに紹介されていた。顔がギリギリ判別できる程度の写真一コマだけじゃない。

「そんな……そんなドヤ顔で紹介したのにたったこれだけ──」
「嗚呼、サクラは何もわかっちゃいないんだね~。ファンとしては、全国で発売されている雑誌に乗るだけでもう有り難いんですよ。まぁ、このサイズは私でなきゃ見逃しちゃうけどね」

 レイは他のページを開きながら適当にふんふんと唸り、読み勧めている。まるで完成度を確かめるかのように。私はそんなレイを眺めつつ、内心深い溜息をついた。
 はぁ、どうして──。
 普段は私の心を読んで色々仕掛けてくるのに。
 もどかしくて堪らない。
 たった一日、レイから浴びる寸止め食らうような感じで触れられて、私の中でおかしな感情が渦巻いているのがわかる。それは時間が経つに連れ勢いを増し、どうしよう……なんか抑えきれない。レイの愛くるしさを眺めるたびに汗と一緒にじわっと全身の毛穴からレイへの欲望が吹き出る気がした。
 ニヒヒ、と嬉しそうにくまたんを眺めるレイ。
 その表情に、一瞬だけくまたんに嫉妬した。
 ……ずるい、って。
 なんか子どもっぽくて、自分がイヤになる。けど、レイの笑顔を、私だけに向けて欲しい──。

「サクラ」
「何?」
「今日どうする、この後って──わっ」

 驚くレイの声が耳に直に響く。
 何故なら、私はレイの肩に顎を乗せて、雑誌を覗き込む──フリをしたからだ。
 レイの大きな瞳が一段と見開かれた。
 瞳の中に吸い込まれそう……と感じる距離感。
 近い。
 レイの唇の皺まで見えちゃうくらいに──。
 あまりに近くて少し足が震えた。

「ちかっ!?」
「何読んでるのかな、と思ったのよ」
「……で顎も疲れちゃったから、私の肩で一休み?」
「そ、そうよ」
「じゃあ~仕方ないか。特別に私の肩を貸してあげましょう」
「あり、がと……」

 レイはにぃっと微笑んだ後、視線を雑誌に戻した。途端に恥ずかしくなる。かっと熱が全身に周り、頬が赤くなるのが自分でもわかるわ。本能に促されるように行動を取ってしまった私の浅はかさと、何よりも私からレイに触れることは殆ど無いから。その事実に突き当り、なんか面食らう。
 いつもレイが私に手を重ねる。それを私はいつも待ち望んでいる。だけど、今日はしてくれないから、私は……もう自分から、レイを補給する必要があった。肩に触れる──レイに触っていると認識するたびにゾクゾクと快感が私の中で膨れ上がるのがわかる。
 とろっと液体のような何かが私の頭の中を満たす感覚。
 ふぅ、とため息をついた途端、レイはすっと一歩前に進み、雑誌を閉じた。「あっ」

「私、これ買うけど、サクラは?」
「特に無いけど」
「そ、じゃあ帰ろっか」

 顎に名残惜しい感触が響く。自分の顎を撫でようとしたけど、レイがじっと見つめているので指が動かせない。

☆★☆★

「さっき驚いた」
「急に……なんかしてみたくなったの」
「突然真横にサクラの顔が浮かんでるんだもの。あわや失神するとこでした」
「繊細すぎ」

 その瞬間、ぎゅぅっと指を掴まれる。
 ──。
 ぁ
 一瞬意識が飛んだ。
 けど、即座にドクンドクンと感情が溢れ出てきた。今日一日押さえつけられてたレイの暖かさが、ドバドバと私の中に注がれる。
 レイはそんな私を観察するように微笑みを浮かべて見つめている。一緒に帰る時、レイが手をつないでくることは時々ある。帰り道に、誰も居ない時にしてくれる。密かにレイ・ボーナス、と私は名付けている。

「何よ?」
「サクラから来るなんて意外だな~って思ってさ」
「だから……」
「何読んでいるのか気になって顎が疲れたんでしたっけ?」

 せせら笑いながら言うので若干むっとしたけど、──その通りなので何も、言えない。ホントは寂しいというか、レイ分が足らず暴走してしまったからなのに。暴走って……自分でも笑っちゃうわ。でも、抑えきれなかった。カリカリと一日レイに小刻みに刺激を与え続けられ、自分でも言うのもおかしいけど狂いそうだった。……私はヤク中か、と一応突っ込んでおく。

「ふふ……ふっ……ふふふ……」
「笑いすぎ」
「あ、そうそう今日うちくる? お母さんいないし、一人はつまんない」
「いいけど」

 ──レイは私を家に誘い込むために、距離を取るような姿を演じたのか。……ただ私からレイに触れるように促したのか、どちらか、それとも両方? 触れた瞬間に相手の気持ちが理解できたら楽なのに、とアホなことを考えてしまう。

「……明日休みだから映画借りよっか。怖いやつ」
「なんでよ。明るいアクション映画にするべき」
「大丈夫、怖かったらレイ~って抱き着いてきていいからさ。いつもみたいに──」

 普段なら馬鹿にしないでよ! と思うのに、今はその言葉が有り難くて堪らない。


//終
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