3 / 41
第03話 驚愕のステータス
しおりを挟む
入学式から三ヶ月。学校に真面目に通い、石動教官の指導の下、訓練や勉強を重ね、初めてのE5ダンジョン。通称チュートリアルダンジョンへとやってきたまではいい。このダンジョンの1Fにはスライムがいて、そいつを倒せばステータスが手に入る、手に入った。そこまでもいい。
(このステータスはあんまりじゃないか? バグか?)
だが、手に入ったステータスは平均を大きく下回るもの。どころではない、もしかしたら世界ワースト記録と言っていいものだ。
「よし、全員スライムを倒したな。ステータスをもらっていない者はいるか? いないな。よし、帰還だ。次のグループ。行くぞ!」
その場でステータスを確認していた俺たちに石動教官から声が掛かる。パーティの上限は六人のため、教官が五人ずつを引率してチュートリアルダンジョンを往復している最中なのだ。俺たちは一度帰還し、ダンジョンゲートを囲うように作られている待機所で待つことになる。待機しているクラスメイトたちは教官のいないことを良いことにステータスの披露大会を始めていた。
(いや、マジでどうすんだよ、これ……)
そんな中俺はもしかしたら直ってるんじゃないかとステータスを何度も開いては閉じて、結局変わらないステータスにどうしたものかと、頭を悩ませていた。
「ふぅ。お疲れ、辰巳どしたん? 顔色おかしいぞ? あ、分かった。さてはお前ステータスぶっ飛んでたな?」
今しがた一緒になってスライムを倒してきたグループの一人は陽太だった。その陽太の言葉に俺の顔は引きつる。ぶっ飛んでいた? あぁ、確かにぶっ飛んでいたな。
「……陽太はどうなんだ?」
陽太もステータス披露会をしようというわけだ。当然の流れだろう。しかし、ひとまず落ち着くためにも俺は先に陽太のステータスを聞いた。
「ん? 俺か。自分で言うのもなんだが、すげーぞ? ステータスオープン。まぁ、こんな感じ」
ステータスオープンという言葉と同時にタブレットのような画面が何もない空間に浮かび上がる。通称ステータスボードと呼ばれるそこに映っていたのは──。
<名前> 三枝 陽太
<Lv> 1
<ステータス>
HP:580
MP:160
STR:224
VIT:190
DEX:232
AGI:340
INT:176
MND:120
LUK:24
<装備>
右手:なし
左手:なし
頭:なし
上半身:なし
下半身:なし
靴:なし
アクセサリー:なし
<ジョブスキル> 槍術士lv5
<アクティブスキル> トリプルスパイクLv5
<パッシブスキル> 【STR成長補正Lv1】【AGI成長補正Lv2】
<特殊スキル> 【槍の心得★】【風の恩恵★】【アイテムボックス(仮)】
<スキルポイント> 0
<称号> なし
「スゴイな……。ジョブスキルに特殊スキルまで……」
凄まじいステータスだ。最初からジョブスキルを持っていて、且つそのレベルも五。特殊スキルが二つ付くのもヤバい。それに各ステータスも平均の二~三倍。まさに化け物だ。
「とか言って辰巳の方が上だろ? この三ヶ月身体能力や運動神経、戦いのセンスで俺が勝ち越せないなって思ったの辰巳だけだもん」
これは何も嫌味でも謙遜でもない。陽太という人間はきちんと他者と自己を分析し、評価しているだけだ。
「……と、思うじゃん?」
そして俺も正直に言えば、自分のステータスにはかなり期待をしていた。ステータスを貰う前の身体機能は初期ステータスに大きく影響があるし、石動教官からも厳しい言葉と同時に期待しているという言葉も貰っていたからだ。
「うん、思うよ?」
「見たい?」
「もち」
グッと親指を立てる陽太。俺は数秒迷い、どうせ隠していてもバレることだ、と諦めステータスボードを開く。
「……え。……マジ?」
陽太の顔が見たことのない顔になる。恐らく俺も逆の立場だったらすごい顔になっていただろう。
「……あぁ、マジだ」
「…………スキルゼロはまぁ、全然いるけどステータスヤバない?」
「ヤバい。俺も自分自身に引いてる。でもよく見ろ。特殊スキル欄を」
スキルゼロという言葉は訂正してもらおう。俺にとっては唯一残された希望がこの特殊スキル欄の【レベル転生★】なのだから。
「ん? 【アイテムボックス(仮)】か? いや、これは全員が持ってるスキルだがカウントするのはどうかと……」
「いや違う違う。これだよ、これ」
「ん? んん??? 辰巳、何を言ってるんだ? 特殊スキル欄には【アイテムボックス(仮)】しかないぞ?」
「はぁ?」
どうやら陽太は冗談を言ってるようではないみたいだ。俺はもう一度スキルボードを見る。【レベル転生★】は見間違えじゃないし、突然消えてなくなったわけでもなかった。だが、よく見れば【アイテムボックス(仮)】は白なのに、【レベル転生★】は色が薄く灰色になっている。そこを軽くタップしてみる。
「…………ふむ」
謎は解けた。そこに書いてあった説明文はこうだ。【レベル転生★】:レベル100から使用可能。スキルボードにおいて本人のみ視認可能。
「おーい、辰巳。どうした?」
「いや、謎は解けた。実は俺の特殊スキルに────」
と、そこまで言葉は出たが、そこからは口をパクパクと動かせども音が出ない。スキル名が口にできないのだ。
「……おい、どした辰巳? マジでスライムでも食っちまった?」
「……ちげぇよ」
どうしたものかと考える。他者に視認できない。口にすることもできない。それはつまり魔王の定めたルールなわけだ。
「……いや、まぁいい。俺はつまり落ちこぼれなわけだ。それも恐らく歴代ぶっちぎりで。はぁ、どうしよ」
俺はとりあえずそれに従い【レベル転生★】を必死にアピールするのはやめた。どうせレベル100まで使えないし。ここで変に意固地になって嘘つき呼ばわりされるのもイヤだし。
「だな。ハハハ、いや、本当申し訳ないんだが、ここまで来ると何て言っていいか分かんねぇな」
「ッフ。いや、俺も同じ気持ちだ。いっそ、ここまで来ると特別なんじゃないかと思えてくる。『逆に』ってヤツだ」
陽太につられて俺も笑ってしまう。
「でも教官は何て言うかね」
「……それなんだよな。少し、どころじゃなく滅茶苦茶ビビっている」
俺と陽太の顔が引き攣る。この令和のご時世にバリバリの体罰上等、鬼教官だからな。
「よーし、八グループ目まで終わったな。では、学校に戻る前にきちんとステータスが取得できてるか、確認する。全員ステータスボードを開け」
そんなことを考えていたら教官が最後のグループを連れてゲートから戻ってきた。
「健闘を祈る」
「あぁ」
陽太は気休め程度にそう言うと、くるりと前を向いて座る。俺は無表情でステータスボードを開いて、審判の時を待つこととなった。
「よし、よし、よし」
教官は電子タブレットの名簿にチェックをしながらクラスメイトたちのステータスボードに目を通していく。次は陽太の番だ。
「よし」
それまで表情が変わらなかった教官の顔が僅かに変わる。陽太の初期ステータスはそれほど、ということだ。そして俺の番。
「……っ!? ……よし」
陽太越えを成したようだ。教官が戸惑う顔を初めて見たかも知れない。そして当然、この日の終わりには──。
「獅堂は後で俺のとこへ来るように」
「はい」
呼び出しを食らったのであった。
(このステータスはあんまりじゃないか? バグか?)
だが、手に入ったステータスは平均を大きく下回るもの。どころではない、もしかしたら世界ワースト記録と言っていいものだ。
「よし、全員スライムを倒したな。ステータスをもらっていない者はいるか? いないな。よし、帰還だ。次のグループ。行くぞ!」
その場でステータスを確認していた俺たちに石動教官から声が掛かる。パーティの上限は六人のため、教官が五人ずつを引率してチュートリアルダンジョンを往復している最中なのだ。俺たちは一度帰還し、ダンジョンゲートを囲うように作られている待機所で待つことになる。待機しているクラスメイトたちは教官のいないことを良いことにステータスの披露大会を始めていた。
(いや、マジでどうすんだよ、これ……)
そんな中俺はもしかしたら直ってるんじゃないかとステータスを何度も開いては閉じて、結局変わらないステータスにどうしたものかと、頭を悩ませていた。
「ふぅ。お疲れ、辰巳どしたん? 顔色おかしいぞ? あ、分かった。さてはお前ステータスぶっ飛んでたな?」
今しがた一緒になってスライムを倒してきたグループの一人は陽太だった。その陽太の言葉に俺の顔は引きつる。ぶっ飛んでいた? あぁ、確かにぶっ飛んでいたな。
「……陽太はどうなんだ?」
陽太もステータス披露会をしようというわけだ。当然の流れだろう。しかし、ひとまず落ち着くためにも俺は先に陽太のステータスを聞いた。
「ん? 俺か。自分で言うのもなんだが、すげーぞ? ステータスオープン。まぁ、こんな感じ」
ステータスオープンという言葉と同時にタブレットのような画面が何もない空間に浮かび上がる。通称ステータスボードと呼ばれるそこに映っていたのは──。
<名前> 三枝 陽太
<Lv> 1
<ステータス>
HP:580
MP:160
STR:224
VIT:190
DEX:232
AGI:340
INT:176
MND:120
LUK:24
<装備>
右手:なし
左手:なし
頭:なし
上半身:なし
下半身:なし
靴:なし
アクセサリー:なし
<ジョブスキル> 槍術士lv5
<アクティブスキル> トリプルスパイクLv5
<パッシブスキル> 【STR成長補正Lv1】【AGI成長補正Lv2】
<特殊スキル> 【槍の心得★】【風の恩恵★】【アイテムボックス(仮)】
<スキルポイント> 0
<称号> なし
「スゴイな……。ジョブスキルに特殊スキルまで……」
凄まじいステータスだ。最初からジョブスキルを持っていて、且つそのレベルも五。特殊スキルが二つ付くのもヤバい。それに各ステータスも平均の二~三倍。まさに化け物だ。
「とか言って辰巳の方が上だろ? この三ヶ月身体能力や運動神経、戦いのセンスで俺が勝ち越せないなって思ったの辰巳だけだもん」
これは何も嫌味でも謙遜でもない。陽太という人間はきちんと他者と自己を分析し、評価しているだけだ。
「……と、思うじゃん?」
そして俺も正直に言えば、自分のステータスにはかなり期待をしていた。ステータスを貰う前の身体機能は初期ステータスに大きく影響があるし、石動教官からも厳しい言葉と同時に期待しているという言葉も貰っていたからだ。
「うん、思うよ?」
「見たい?」
「もち」
グッと親指を立てる陽太。俺は数秒迷い、どうせ隠していてもバレることだ、と諦めステータスボードを開く。
「……え。……マジ?」
陽太の顔が見たことのない顔になる。恐らく俺も逆の立場だったらすごい顔になっていただろう。
「……あぁ、マジだ」
「…………スキルゼロはまぁ、全然いるけどステータスヤバない?」
「ヤバい。俺も自分自身に引いてる。でもよく見ろ。特殊スキル欄を」
スキルゼロという言葉は訂正してもらおう。俺にとっては唯一残された希望がこの特殊スキル欄の【レベル転生★】なのだから。
「ん? 【アイテムボックス(仮)】か? いや、これは全員が持ってるスキルだがカウントするのはどうかと……」
「いや違う違う。これだよ、これ」
「ん? んん??? 辰巳、何を言ってるんだ? 特殊スキル欄には【アイテムボックス(仮)】しかないぞ?」
「はぁ?」
どうやら陽太は冗談を言ってるようではないみたいだ。俺はもう一度スキルボードを見る。【レベル転生★】は見間違えじゃないし、突然消えてなくなったわけでもなかった。だが、よく見れば【アイテムボックス(仮)】は白なのに、【レベル転生★】は色が薄く灰色になっている。そこを軽くタップしてみる。
「…………ふむ」
謎は解けた。そこに書いてあった説明文はこうだ。【レベル転生★】:レベル100から使用可能。スキルボードにおいて本人のみ視認可能。
「おーい、辰巳。どうした?」
「いや、謎は解けた。実は俺の特殊スキルに────」
と、そこまで言葉は出たが、そこからは口をパクパクと動かせども音が出ない。スキル名が口にできないのだ。
「……おい、どした辰巳? マジでスライムでも食っちまった?」
「……ちげぇよ」
どうしたものかと考える。他者に視認できない。口にすることもできない。それはつまり魔王の定めたルールなわけだ。
「……いや、まぁいい。俺はつまり落ちこぼれなわけだ。それも恐らく歴代ぶっちぎりで。はぁ、どうしよ」
俺はとりあえずそれに従い【レベル転生★】を必死にアピールするのはやめた。どうせレベル100まで使えないし。ここで変に意固地になって嘘つき呼ばわりされるのもイヤだし。
「だな。ハハハ、いや、本当申し訳ないんだが、ここまで来ると何て言っていいか分かんねぇな」
「ッフ。いや、俺も同じ気持ちだ。いっそ、ここまで来ると特別なんじゃないかと思えてくる。『逆に』ってヤツだ」
陽太につられて俺も笑ってしまう。
「でも教官は何て言うかね」
「……それなんだよな。少し、どころじゃなく滅茶苦茶ビビっている」
俺と陽太の顔が引き攣る。この令和のご時世にバリバリの体罰上等、鬼教官だからな。
「よーし、八グループ目まで終わったな。では、学校に戻る前にきちんとステータスが取得できてるか、確認する。全員ステータスボードを開け」
そんなことを考えていたら教官が最後のグループを連れてゲートから戻ってきた。
「健闘を祈る」
「あぁ」
陽太は気休め程度にそう言うと、くるりと前を向いて座る。俺は無表情でステータスボードを開いて、審判の時を待つこととなった。
「よし、よし、よし」
教官は電子タブレットの名簿にチェックをしながらクラスメイトたちのステータスボードに目を通していく。次は陽太の番だ。
「よし」
それまで表情が変わらなかった教官の顔が僅かに変わる。陽太の初期ステータスはそれほど、ということだ。そして俺の番。
「……っ!? ……よし」
陽太越えを成したようだ。教官が戸惑う顔を初めて見たかも知れない。そして当然、この日の終わりには──。
「獅堂は後で俺のとこへ来るように」
「はい」
呼び出しを食らったのであった。
31
あなたにおすすめの小説
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる