22 / 41
第22話 しよっか
しおりを挟む
「ご馳走様でしたっ。めちゃめちゃ美味かったです。人生で一番美味いチャーハンでした」
「はい、お粗末様でした。フフ、お世辞でもそう言って下さると作った甲斐があります。それに、綺麗に食べてくれて嬉しかったです」
お世辞でもなんでもなく、本当に一ノ瀬さんが作るチャーハンは死ぬほど美味かった。人間、本当に美味いと何も言えずに一心不乱に食べてしまうものだ。気付いた時には米の一粒も残っていなかった。
「ふぅー……」
そして食べ終わって一息ついた瞬間であった。俺は完全に油断していた。
「あ……」
一ノ瀬さんは俺の食べ終えた食器を何も言わずにスッと下げてしまったのだ。
(……タイミング逃した)
人の家にお邪魔してご飯を振舞ってもらって、片付けもせず、ぼーっとしている男。そりゃ、今日会ったばかりの男にキッチン立ち入られたくないかも知れないが、申し出くらいはすべきだった。
「……何から何まですみません。ありがとうございます」
代わりに何度目かの謝罪と感謝の言葉を口にする。
「フフ、大丈夫ですよ。辰巳君はお客様なんですから気にしないで下さい」
そう言われてしまえば、それ以上は言えない。
「さて、まずは先ほどの件ですが……」
洗い物を終えて、一ノ瀬さんが帰ってきた。俺の頭もかなり冷静になっている。先ほどの件……。まぁ、ナンパ男たちとの一件だろう。
「辰巳君に迷惑をかけてしまって本当にすみませんでした」
まさかの謝罪をされた。
「いやいやいや、一ノ瀬さんは被害者じゃん! 何も謝ることはないからっ。悪いのはあのナンパ男たちだし、むしろ……」
むしろ、カッとなって喧嘩を売ってしまった俺の方がよっぽど悪い。
「俺の方こそ、取り返しのつかないことをするところだった。一ノ瀬さんのおかげで助かったよ。本当にごめん。ありがとう」
できる限りの誠意を込めて、頭を下げる。
「「…………」」
暫し、気まずい時間が流れる。
「……フフ。でも正直に言えば、あの人たちがコテンパンにされるところ見てみたかったです」
「え?」
冗談めかした口調で急に変なことを言い出す一ノ瀬さん。しかし、あいつらをコテンパンにして、尻尾を巻いて逃げるところを想像してみたら、
「ップ、確かに見たかった。でもあのまま喧嘩になったら一対二で勝てたかなぁ」
「きっと勝ってましたよ。確かにステータスはあの人たちの方が上かも知れませんが、絶対辰巳君の方が強かったと思います。でもあんな人たちのために辰巳君が拳を痛める必要はありません。あぁいう自己中心的な人たちには代わりに天罰が下りますから」
「天罰……」
「あ、笑いましたね? いいですか辰巳君? 良いことをする時も、悪いことをする時も神様……そうじゃなくとも誰かが見ていますよ。そしてそれは自分に返ってくるんです」
因果応報とか情けは人のため為らず、とかだな。
「確かにそうかもね。少なくともみんながその考え方になれば、世界は優しさで溢れるだろうにね」
「はい。私はそういう世界の方が好きです」
目を細めて笑う一ノ瀬さん。別に俺は惚れっぽい性格ではないと思うのだが、これだけ綺麗な人が綺麗に微笑むと、そりゃ綺麗だなって思ってしまう。
「それで辰巳君……、あの、ここなら邪魔は入りませんから……」
「え? 邪魔は入らないから……?」
モジモジしながら上目遣いでこちらを見つめてくる一ノ瀬さん。
(な、なんだ?)
急に一ノ瀬さんの唇が艶っぽく見えてきて、俺の心臓の音が大きく──。
「ミーティングができますっ! ミーティングッ、キャーッ、パーティーじゃないとできないミーティングですよっ」
「…………ハァ。うん、しよっか、ミーティング」
「え。なんでため息をつくんですかっ!? ミーティング嫌なんですかっ!?」
一ノ瀬さんはからかったわけでもイジワルをしてきたわけでもなく、というか普通に考えて、ミーティング以外考えられない。俺の思考回路がイカれていただけだ。
(陽太、俺、女の子と上手くやっていけるか不安だわ……。今度会ったときは女性とデュオパーティーを組んでく上でのアドバイスしてくれな)
俺はこの時、コミュ力オバケの陽太に頼ることを決めたのであった。
それから俺たちは活動する時間帯や日にちを確認し合い、
「辰巳君は今までどのようなペースでダンジョン攻略されてたんですか?」
「あー、基本的に俺は毎日、朝から晩までダンジョンに通ってたかなぁ」
「はい? 一日も休まずにですか?」
「うん。こんなステータスだからね、早くなんとかしたかったし、元クラスメイトたちにも負けたくないし」
俺が学校に入って、このステータスだから退学してソロとしてモーラーになった経緯も先ほど伝えた。
「一ノ瀬さんは?」
「えと、最近は毎日各地のEクラスのダンジョン施設を回って、契約者を見つけることに終始していましたね。まさか一番近い世田谷ダンジョンで出会えるとは驚きましたが」
一ノ瀬さんのマンションは成城にあったため、世田谷ダンジョンからも近かった。
「なるほど。じゃあ、ちなみに一ノ瀬さんってモーラー以外に仕事とかは?」
「してないです。なのでC級モーラーに早くなりたいですね」
俺もその点は同じだ。D級モーラーまでは給料というものは発生しない。だが、C級モーラーになると、IDOの職員という形になり、給料が発生する。もちろん、その分多少の制約や義務が発生するのだが。
「じゃあお互いかなりの頻度でダンジョン攻略に専念することになりそうかな」
「はい。そういう方向でお願いします」
「んーと、じゃあ週……七でもいい?」
週七。つまりエブリデイだ。
「フフ、ダメですよ、辰巳君」
ダメだった。
「一日はきちんと心と体を休める日を作った方が効率がいいと思います。焦らず長い目でステップをクリアしていきましょう」
「……うん、確かに。そうだね」
焦らず……。確かにこんなステータスだからと負い目を感じて、がむしゃらになっていた気がする。親への罪悪感もあって、ダンジョン攻略を休んじゃいけないと思っている節もあるし。
「辰巳君のことだから両親に気遣って早く自立したいとか思ってるんじゃないですか?」
「え……、俺って分かりやすい?」
「フフ。ある意味」
どうやら焦ってる理由までお見通しのようだ。
「ふぅ、降参だ。じゃあ休みの日を決めよう。無難に日曜?」
「そうしましょう。今日が金曜日なので明日はダンジョン攻略ですね。で、お互い体調が悪ければ無理をせず休むというスタイルで」
「了解。じゃあ早速、明日、攻略するダンジョンを考えよう。俺的にはE1の前にE3辺りでレベル上げと、装備更新を何部位かできればいいかなぁと思ってるんだけど」
「そうですね、良いと思います。この付近だとE3ダンジョンは……」
一ノ瀬さんはスマホを操作しながらダンジョンを探している。IDOのダンジョンマップアプリで検索しているのだろう。当然俺もインストールしてあるため、こちらでも検索する。
「高尾か大宮ですかね……」
「そうだね。俺はどっちでもいいけど、希望は──」
「自然が見れる高尾が良いです」
わりと即答だった。
「はい、お粗末様でした。フフ、お世辞でもそう言って下さると作った甲斐があります。それに、綺麗に食べてくれて嬉しかったです」
お世辞でもなんでもなく、本当に一ノ瀬さんが作るチャーハンは死ぬほど美味かった。人間、本当に美味いと何も言えずに一心不乱に食べてしまうものだ。気付いた時には米の一粒も残っていなかった。
「ふぅー……」
そして食べ終わって一息ついた瞬間であった。俺は完全に油断していた。
「あ……」
一ノ瀬さんは俺の食べ終えた食器を何も言わずにスッと下げてしまったのだ。
(……タイミング逃した)
人の家にお邪魔してご飯を振舞ってもらって、片付けもせず、ぼーっとしている男。そりゃ、今日会ったばかりの男にキッチン立ち入られたくないかも知れないが、申し出くらいはすべきだった。
「……何から何まですみません。ありがとうございます」
代わりに何度目かの謝罪と感謝の言葉を口にする。
「フフ、大丈夫ですよ。辰巳君はお客様なんですから気にしないで下さい」
そう言われてしまえば、それ以上は言えない。
「さて、まずは先ほどの件ですが……」
洗い物を終えて、一ノ瀬さんが帰ってきた。俺の頭もかなり冷静になっている。先ほどの件……。まぁ、ナンパ男たちとの一件だろう。
「辰巳君に迷惑をかけてしまって本当にすみませんでした」
まさかの謝罪をされた。
「いやいやいや、一ノ瀬さんは被害者じゃん! 何も謝ることはないからっ。悪いのはあのナンパ男たちだし、むしろ……」
むしろ、カッとなって喧嘩を売ってしまった俺の方がよっぽど悪い。
「俺の方こそ、取り返しのつかないことをするところだった。一ノ瀬さんのおかげで助かったよ。本当にごめん。ありがとう」
できる限りの誠意を込めて、頭を下げる。
「「…………」」
暫し、気まずい時間が流れる。
「……フフ。でも正直に言えば、あの人たちがコテンパンにされるところ見てみたかったです」
「え?」
冗談めかした口調で急に変なことを言い出す一ノ瀬さん。しかし、あいつらをコテンパンにして、尻尾を巻いて逃げるところを想像してみたら、
「ップ、確かに見たかった。でもあのまま喧嘩になったら一対二で勝てたかなぁ」
「きっと勝ってましたよ。確かにステータスはあの人たちの方が上かも知れませんが、絶対辰巳君の方が強かったと思います。でもあんな人たちのために辰巳君が拳を痛める必要はありません。あぁいう自己中心的な人たちには代わりに天罰が下りますから」
「天罰……」
「あ、笑いましたね? いいですか辰巳君? 良いことをする時も、悪いことをする時も神様……そうじゃなくとも誰かが見ていますよ。そしてそれは自分に返ってくるんです」
因果応報とか情けは人のため為らず、とかだな。
「確かにそうかもね。少なくともみんながその考え方になれば、世界は優しさで溢れるだろうにね」
「はい。私はそういう世界の方が好きです」
目を細めて笑う一ノ瀬さん。別に俺は惚れっぽい性格ではないと思うのだが、これだけ綺麗な人が綺麗に微笑むと、そりゃ綺麗だなって思ってしまう。
「それで辰巳君……、あの、ここなら邪魔は入りませんから……」
「え? 邪魔は入らないから……?」
モジモジしながら上目遣いでこちらを見つめてくる一ノ瀬さん。
(な、なんだ?)
急に一ノ瀬さんの唇が艶っぽく見えてきて、俺の心臓の音が大きく──。
「ミーティングができますっ! ミーティングッ、キャーッ、パーティーじゃないとできないミーティングですよっ」
「…………ハァ。うん、しよっか、ミーティング」
「え。なんでため息をつくんですかっ!? ミーティング嫌なんですかっ!?」
一ノ瀬さんはからかったわけでもイジワルをしてきたわけでもなく、というか普通に考えて、ミーティング以外考えられない。俺の思考回路がイカれていただけだ。
(陽太、俺、女の子と上手くやっていけるか不安だわ……。今度会ったときは女性とデュオパーティーを組んでく上でのアドバイスしてくれな)
俺はこの時、コミュ力オバケの陽太に頼ることを決めたのであった。
それから俺たちは活動する時間帯や日にちを確認し合い、
「辰巳君は今までどのようなペースでダンジョン攻略されてたんですか?」
「あー、基本的に俺は毎日、朝から晩までダンジョンに通ってたかなぁ」
「はい? 一日も休まずにですか?」
「うん。こんなステータスだからね、早くなんとかしたかったし、元クラスメイトたちにも負けたくないし」
俺が学校に入って、このステータスだから退学してソロとしてモーラーになった経緯も先ほど伝えた。
「一ノ瀬さんは?」
「えと、最近は毎日各地のEクラスのダンジョン施設を回って、契約者を見つけることに終始していましたね。まさか一番近い世田谷ダンジョンで出会えるとは驚きましたが」
一ノ瀬さんのマンションは成城にあったため、世田谷ダンジョンからも近かった。
「なるほど。じゃあ、ちなみに一ノ瀬さんってモーラー以外に仕事とかは?」
「してないです。なのでC級モーラーに早くなりたいですね」
俺もその点は同じだ。D級モーラーまでは給料というものは発生しない。だが、C級モーラーになると、IDOの職員という形になり、給料が発生する。もちろん、その分多少の制約や義務が発生するのだが。
「じゃあお互いかなりの頻度でダンジョン攻略に専念することになりそうかな」
「はい。そういう方向でお願いします」
「んーと、じゃあ週……七でもいい?」
週七。つまりエブリデイだ。
「フフ、ダメですよ、辰巳君」
ダメだった。
「一日はきちんと心と体を休める日を作った方が効率がいいと思います。焦らず長い目でステップをクリアしていきましょう」
「……うん、確かに。そうだね」
焦らず……。確かにこんなステータスだからと負い目を感じて、がむしゃらになっていた気がする。親への罪悪感もあって、ダンジョン攻略を休んじゃいけないと思っている節もあるし。
「辰巳君のことだから両親に気遣って早く自立したいとか思ってるんじゃないですか?」
「え……、俺って分かりやすい?」
「フフ。ある意味」
どうやら焦ってる理由までお見通しのようだ。
「ふぅ、降参だ。じゃあ休みの日を決めよう。無難に日曜?」
「そうしましょう。今日が金曜日なので明日はダンジョン攻略ですね。で、お互い体調が悪ければ無理をせず休むというスタイルで」
「了解。じゃあ早速、明日、攻略するダンジョンを考えよう。俺的にはE1の前にE3辺りでレベル上げと、装備更新を何部位かできればいいかなぁと思ってるんだけど」
「そうですね、良いと思います。この付近だとE3ダンジョンは……」
一ノ瀬さんはスマホを操作しながらダンジョンを探している。IDOのダンジョンマップアプリで検索しているのだろう。当然俺もインストールしてあるため、こちらでも検索する。
「高尾か大宮ですかね……」
「そうだね。俺はどっちでもいいけど、希望は──」
「自然が見れる高尾が良いです」
わりと即答だった。
31
あなたにおすすめの小説
ダンジョンに捨てられた私 奇跡的に不老不死になれたので村を捨てます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はファム
前世は日本人、とても幸せな最期を迎えてこの世界に転生した
記憶を持っていた私はいいように使われて5歳を迎えた
村の代表だった私を拾ったおじさんはダンジョンが枯渇していることに気が付く
ダンジョンには栄養、マナが必要。人もそのマナを持っていた
そう、おじさんは私を栄養としてダンジョンに捨てた
私は捨てられたので村をすてる
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
収奪の探索者(エクスプローラー)~魔物から奪ったスキルは優秀でした~
エルリア
ファンタジー
HOTランキング1位ありがとうございます!
2000年代初頭。
突如として出現したダンジョンと魔物によって人類は未曾有の危機へと陥った。
しかし、新たに獲得したスキルによって人類はその危機を乗り越え、なんならダンジョンや魔物を新たな素材、エネルギー資源として使うようになる。
人類とダンジョンが共存して数十年。
元ブラック企業勤務の主人公が一発逆転を賭け夢のタワマン生活を目指して挑んだ探索者研修。
なんとか手に入れたものの最初は外れスキルだと思われていた収奪スキルが実はものすごく優秀だと気付いたその瞬間から、彼の華々しくも生々しい日常が始まった。
これは魔物のスキルを駆使して夢と欲望を満たしつつ、そのついでに前人未到のダンジョンを攻略するある男の物語である。
パーティーを追放されるどころか殺されかけたので、俺はあらゆる物をスキルに変える能力でやり返す
名無し
ファンタジー
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる