21 / 41
第21話 チャチャっと
しおりを挟む
「いてっ、いてててて、うわぁ、ヒロ君見てよ。俺の右手のココ、こんな赤くなって。いててて」
手の甲が少し赤くなってる程度だ。ステータス持ちがテーブルにぶつけたくらいでケガをするわけがない。こんなのは茶番だ。この時は俺も一ノ瀬さんも冷めた目で男たちを見ていた。
「うーわっ、本当だ。これマジヤバイやつやん。病院行って、慰謝料請求しないと。でも、こんなケガさせるなんて、もしかして、カノジョ……モーラーだったりして?」
「……っ!」
しかし、この流れはマズイ。こいつらマジで質が悪い奴らだ。
「あれれー? マジ? 図星? じゃあ、モーラーが暴力振るったらどうなるか知ってる?」
最悪だ。当然、こちらに非はないし、目撃していた店員や客が証言してくれるだろう。だが、万が一にも喧嘩両成敗でお互いに資格剥奪なんてことになったら──。
「…………」
一ノ瀬さんも同じことを考えたのだろうか、やや青ざめた表情で俺のTシャツの袖をギュッと握ってくる。
「てわけでぇー、ちょっとカラオケ付き合ってくれるだけでいいのよ。それでこの話しはおーわーり」
「そそ。カノジョのイイ声聞きたいだーけ」
「「ギャハハハハハ!!」」
ゲスだ。頭が真っ白になっていく。なんでこんな奴らが存在しているのかが分からない。
「……あー。マジでお前らムカつくわ。そんな生き方してて恥ずかしくないのか?」
「「あ゛ぁん?」」
「ちょっ、辰巳君っ」
つい、我慢できずに言ってしまった。こいつらは脅迫して、一ノ瀬さんに乱暴をしようとしている。しかもやり慣れているところを見ると、被害にあった子たちが何人もいるかも知れない。なんでこんな奴らが平気でのさばってるんだ? モーラーになって、力を持って、そんなことしか考えられないのか?
「はい、俺ぷっつんきましたー。もうカノジョいいわ。タツミ君、遊ぼっか」
男の一人が立ち上がり、肩を組んでくる。俺を絶対に逃がさないとばかりにその手に力を込めて。
「悪い、一ノ瀬さん。ミーティングできそうにない。今日のところは帰ってくれる?」
俺は肩に組まれた手を払いのけ、会計レシートを取って、レジに行く。
「すみません、ご迷惑おかけしました」
「あの、いえ、お会計は……1550円になります……」
泣きそうになっている店員さんに会計を済ませてもらい、俺と男たちは店を出る。
「で、どこで遊ぶんだ?」
「お前、マジでムカつくな? 俺たちが一方的にお前で遊ぶんだよ。ついてこい」
俺はその言葉に目一杯反抗すべく、睨みつける。男どももイラついてるようで、さっきの軽薄な感じはなく、ギラついた目で俺を睨み返してくる。前を歩くナンパ男どものやたら態度のデカい歩き方を見ていると、俺たちはバカですと言って歩いてるようだ。
「辰巳君っ、走って!!」
「え?」
イライラしながら俺がグッと拳を握ろうとした瞬間だった。その手は一ノ瀬さんに握られており──。
「「あ゛んっ!?」」
何事かとナンパ男たちが振り返った頃には──。
「って、まっ、おいっ!!」
「ッチ、クソガキがぁぁ!!」
一気に駆け出していた。必死にナンパ男たちも追いかけてくるが、何度も路地を曲がり、人混みの中に紛れ、最後は──。
「乗ってくださいっ、早く」
「お、おうっ」
「お客さんどちらまで──」
「このまま出して下さい」
タクシーに乗って、逃げ切ったのであった。
◇
「ここで大丈夫です。ありがとうございました」
「はい、料金は──」
「あの、一ノ瀬さん、タクシー代俺も──」
「いいんです。はい、降りて下さい」
一ノ瀬さんはピシャリとそう言う。その迫力に負けてしまい、タクシーを降りる。なんとなくは察してるが、ここは……。
「こっちです」
「あ、はい……」
随分と高級そうなマンションだ。エントランスもしっかりしている。一ノ瀬さんは鍵を取り出し、リーダーに当てるとエントランスのドアが開いた。
「「…………」」
エレベーターで三十階まで上がる。フロアカーペットの敷いてある廊下を歩き、
「どうぞ……」
「あ、はい、お邪魔します……」
一ノ瀬さんの家へと通された。
「……今は一人で住んでいるので、誰もいません。楽にしてて下さい」
「あ、はい」
家族にいきなり会うことになるかもと思い、緊張していたが、一人暮らしと聞いて……緊張が解けるわけもなかった。
「炒飯くらいしか作れそうなものがないですが、いいですか?」
「え? あ、はい」
リビングの椅子に腰かけ、チラチラと部屋の中を見ていたら一ノ瀬さんがエプロンを着けて、冷蔵庫を覗き終えたところだった。どうやらチャーハンを作ってくれるらしい……。なんで?
「……食べそびれてしまったから、お腹空いてますよね?」
……なるほど、サイゼで俺の食事はナンパ男たちが食べてしまったから……。さっきまではアドレナリンが出てたせいか空腹感など忘れていたが、そう言われたら急にお腹が空いてくる。
「空いてます……」
なので、正直に告白した。
「男性がどれだけ食べるか、あまりよく分かりませんが、多めに作りますね」
「ありがとうございます」
そう言うと、一ノ瀬さんはカウンターキッチンで玉ネギを刻み始めた。
(にしても、広い家だな……)
多分、四人で暮らしているウチより広い。あまりモノはなく、整然とされているから余計そう感じるのかも知れない。一ノ瀬さんのことはまだ良く知らないが、贅沢をしたいタイプだとは思えないので、ここに一人暮らしをしていることには違和感を感じた。
(ま、そんなとこまで立ち入って聞くのは失礼だからしないけども)
それから暫く無言の時間が続く。そして、フライパンから良い匂いと、小気味のいい音が聞こえていたのが止まったと思ったら、
「できました」
「あ、うん……」
一ノ瀬さんがお皿にチャーハンをよそって持ってきてくれた。
「すごいね、ちゃんと丸くなってる」
「ありあわせのものですみません。美味しくなかったら無理して食べなくて大丈夫ですから……」
「食べていい?」
「どうぞ、あ、お茶も出さずにすみません、麦茶でいいですか?」
「あ、うん。ありあほお」
「フフ、慌てずに食べて下さいね」
コクコク。
この時既に俺は、炒飯の良い匂いに我慢できなくなってしまい、スプーンに山盛り乗せて口に運んでしまっていた。
手の甲が少し赤くなってる程度だ。ステータス持ちがテーブルにぶつけたくらいでケガをするわけがない。こんなのは茶番だ。この時は俺も一ノ瀬さんも冷めた目で男たちを見ていた。
「うーわっ、本当だ。これマジヤバイやつやん。病院行って、慰謝料請求しないと。でも、こんなケガさせるなんて、もしかして、カノジョ……モーラーだったりして?」
「……っ!」
しかし、この流れはマズイ。こいつらマジで質が悪い奴らだ。
「あれれー? マジ? 図星? じゃあ、モーラーが暴力振るったらどうなるか知ってる?」
最悪だ。当然、こちらに非はないし、目撃していた店員や客が証言してくれるだろう。だが、万が一にも喧嘩両成敗でお互いに資格剥奪なんてことになったら──。
「…………」
一ノ瀬さんも同じことを考えたのだろうか、やや青ざめた表情で俺のTシャツの袖をギュッと握ってくる。
「てわけでぇー、ちょっとカラオケ付き合ってくれるだけでいいのよ。それでこの話しはおーわーり」
「そそ。カノジョのイイ声聞きたいだーけ」
「「ギャハハハハハ!!」」
ゲスだ。頭が真っ白になっていく。なんでこんな奴らが存在しているのかが分からない。
「……あー。マジでお前らムカつくわ。そんな生き方してて恥ずかしくないのか?」
「「あ゛ぁん?」」
「ちょっ、辰巳君っ」
つい、我慢できずに言ってしまった。こいつらは脅迫して、一ノ瀬さんに乱暴をしようとしている。しかもやり慣れているところを見ると、被害にあった子たちが何人もいるかも知れない。なんでこんな奴らが平気でのさばってるんだ? モーラーになって、力を持って、そんなことしか考えられないのか?
「はい、俺ぷっつんきましたー。もうカノジョいいわ。タツミ君、遊ぼっか」
男の一人が立ち上がり、肩を組んでくる。俺を絶対に逃がさないとばかりにその手に力を込めて。
「悪い、一ノ瀬さん。ミーティングできそうにない。今日のところは帰ってくれる?」
俺は肩に組まれた手を払いのけ、会計レシートを取って、レジに行く。
「すみません、ご迷惑おかけしました」
「あの、いえ、お会計は……1550円になります……」
泣きそうになっている店員さんに会計を済ませてもらい、俺と男たちは店を出る。
「で、どこで遊ぶんだ?」
「お前、マジでムカつくな? 俺たちが一方的にお前で遊ぶんだよ。ついてこい」
俺はその言葉に目一杯反抗すべく、睨みつける。男どももイラついてるようで、さっきの軽薄な感じはなく、ギラついた目で俺を睨み返してくる。前を歩くナンパ男どものやたら態度のデカい歩き方を見ていると、俺たちはバカですと言って歩いてるようだ。
「辰巳君っ、走って!!」
「え?」
イライラしながら俺がグッと拳を握ろうとした瞬間だった。その手は一ノ瀬さんに握られており──。
「「あ゛んっ!?」」
何事かとナンパ男たちが振り返った頃には──。
「って、まっ、おいっ!!」
「ッチ、クソガキがぁぁ!!」
一気に駆け出していた。必死にナンパ男たちも追いかけてくるが、何度も路地を曲がり、人混みの中に紛れ、最後は──。
「乗ってくださいっ、早く」
「お、おうっ」
「お客さんどちらまで──」
「このまま出して下さい」
タクシーに乗って、逃げ切ったのであった。
◇
「ここで大丈夫です。ありがとうございました」
「はい、料金は──」
「あの、一ノ瀬さん、タクシー代俺も──」
「いいんです。はい、降りて下さい」
一ノ瀬さんはピシャリとそう言う。その迫力に負けてしまい、タクシーを降りる。なんとなくは察してるが、ここは……。
「こっちです」
「あ、はい……」
随分と高級そうなマンションだ。エントランスもしっかりしている。一ノ瀬さんは鍵を取り出し、リーダーに当てるとエントランスのドアが開いた。
「「…………」」
エレベーターで三十階まで上がる。フロアカーペットの敷いてある廊下を歩き、
「どうぞ……」
「あ、はい、お邪魔します……」
一ノ瀬さんの家へと通された。
「……今は一人で住んでいるので、誰もいません。楽にしてて下さい」
「あ、はい」
家族にいきなり会うことになるかもと思い、緊張していたが、一人暮らしと聞いて……緊張が解けるわけもなかった。
「炒飯くらいしか作れそうなものがないですが、いいですか?」
「え? あ、はい」
リビングの椅子に腰かけ、チラチラと部屋の中を見ていたら一ノ瀬さんがエプロンを着けて、冷蔵庫を覗き終えたところだった。どうやらチャーハンを作ってくれるらしい……。なんで?
「……食べそびれてしまったから、お腹空いてますよね?」
……なるほど、サイゼで俺の食事はナンパ男たちが食べてしまったから……。さっきまではアドレナリンが出てたせいか空腹感など忘れていたが、そう言われたら急にお腹が空いてくる。
「空いてます……」
なので、正直に告白した。
「男性がどれだけ食べるか、あまりよく分かりませんが、多めに作りますね」
「ありがとうございます」
そう言うと、一ノ瀬さんはカウンターキッチンで玉ネギを刻み始めた。
(にしても、広い家だな……)
多分、四人で暮らしているウチより広い。あまりモノはなく、整然とされているから余計そう感じるのかも知れない。一ノ瀬さんのことはまだ良く知らないが、贅沢をしたいタイプだとは思えないので、ここに一人暮らしをしていることには違和感を感じた。
(ま、そんなとこまで立ち入って聞くのは失礼だからしないけども)
それから暫く無言の時間が続く。そして、フライパンから良い匂いと、小気味のいい音が聞こえていたのが止まったと思ったら、
「できました」
「あ、うん……」
一ノ瀬さんがお皿にチャーハンをよそって持ってきてくれた。
「すごいね、ちゃんと丸くなってる」
「ありあわせのものですみません。美味しくなかったら無理して食べなくて大丈夫ですから……」
「食べていい?」
「どうぞ、あ、お茶も出さずにすみません、麦茶でいいですか?」
「あ、うん。ありあほお」
「フフ、慌てずに食べて下さいね」
コクコク。
この時既に俺は、炒飯の良い匂いに我慢できなくなってしまい、スプーンに山盛り乗せて口に運んでしまっていた。
31
あなたにおすすめの小説
魔法使いじゃなくて魔弓使いです
カタナヅキ
ファンタジー
※派手な攻撃魔法で敵を倒すより、矢に魔力を付与して戦う方が燃費が良いです
魔物に両親を殺された少年は森に暮らすエルフに拾われ、彼女に弟子入りして弓の技術を教わった。それから時が経過して少年は付与魔法と呼ばれる古代魔術を覚えると、弓の技術と組み合わせて「魔弓術」という戦術を編み出す。それを知ったエルフは少年に出て行くように伝える。
「お前はもう一人で生きていける。森から出て旅に出ろ」
「ええっ!?」
いきなり森から追い出された少年は当てもない旅に出ることになり、彼は師から教わった弓の技術と自分で覚えた魔法の力を頼りに生きていく。そして彼は外の世界に出て普通の人間の魔法使いの殆どは攻撃魔法で敵を殲滅するのが主流だと知る。
「攻撃魔法は派手で格好いいとは思うけど……無駄に魔力を使いすぎてる気がするな」
攻撃魔法は凄まじい威力を誇る反面に術者に大きな負担を与えるため、それを知ったレノは攻撃魔法よりも矢に魔力を付与して攻撃を行う方が燃費も良くて効率的に倒せる気がした――
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
配信者ルミ、バズる~超難関ダンジョンだと知らず、初級ダンジョンだと思ってクリアしてしまいました~
てるゆーぬ(旧名:てるゆ)
ファンタジー
女主人公です(主人公は恋愛しません)。18歳。ダンジョンのある現代社会で、探索者としてデビューしたルミは、ダンジョン配信を始めることにした。近くの町に初級ダンジョンがあると聞いてやってきたが、ルミが発見したのは超難関ダンジョンだった。しかしそうとは知らずに、ルミはダンジョン攻略を開始し、ハイランクの魔物たちを相手に無双する。その様子は全て生配信でネットに流され、SNSでバズりまくり、同接とチャンネル登録数は青天井に伸び続けるのだった。
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。
異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。
せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。
そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。
これは天啓か。
俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる