59 / 104
第六章 ~続・この世はすべて因果応報で成り立っている~
道場訓 五十九 勇者の誤った行動 ㉔
しおりを挟む
禿頭の男の年齢は、20代半ばから30代前半ほどだろうか。
俺と同じく囚人服を着ている囚人だが、全身から得体の知れない黒い雰囲気が感じられる。
「気安く俺に話しかけるんじゃねえよ。この俺が誰だか分かって言ってんのか?」
「もちろん、分かってるさ……っていうか、あんな馬鹿デカい声で話されれば嫌でも耳に入ってくるぜ」
禿頭の男は不気味な笑みを浮かべた。
「初めまして、元勇者さま。俺の名前はソドムってんだ。以後、お見知りおきを」
「何がお見知りおきを、だ。てめえのような小物の顔なんざ誰が覚えるかよ」
「おいおい、連れねえな。一緒の牢屋に入っている仲じゃねえか。これからしばらくは仲良くしようぜ」
「てめえ、男色家かよ。俺にそんな気はねえぞ」
「いやいや、そういう意味で仲良くしようって言ったわけじゃねえよ」
禿頭の男――ソドムは途端に真剣な顔になる。
「アンタの話はしっかりと聞かせて貰ったぜ。よりにもよってオンタナの森の採掘場を焼き尽くすとはな。あそこは職人たちの間でも有名な採掘場だったから、万が一このまま牢から出られても職人たちに闇討ちされるだろうよ」
チッ、と俺は苛立ち気に舌打ちする。
「だから俺は焼きたくて焼いたわけじゃねえんだよ。俺と看守の話を盗み聞きしていたなら分かってんだろ」
「それはあくまでもアンタの言い分だろ。それに俺だって実際に現場を見ていなんだから、アンタが本心で焼いたのかそうでなかったのかなんて分からねえよ」
「だったら黙ってろ。俺はムカついてイライラしてんだ。てめえみたいな小物の1人や2人ぐらいぶっ倒すなんてわけじゃねえぞ」
おー怖いね、とソドムは降参とばかりに両手を上げた。
しかし、それが本気でないことぐらい俺でも分かる。
「てめえ、俺をおちょくってんならマジでボコるぞ?」
と、俺が凄んだときだ。
ソドムは看守たちをチラ見すると、急に小声になって話しかけてきた。
「元勇者さまをおちょくるつもりなんてサラサラねえよ。それに俺はさっきも言っただろ? この牢屋から出たいかい……ってな」
ピクリ、と俺の目眉が動く。
「……おい、何かここから抜ける手があるのか?」
俺もソドムと同じく小声に尋ねる。
確証はなかった。
あくまでもこれは俺の勘だ。
このハゲ頭は脱獄できる手段を何か持っているかもしれない、と。
するとソドムは大きく頷いた。
「ああ、とっておきのやつがな。だが、そのためにはブツが来ないと話にならん。それにブツが来たとしても素質がある奴でないと効果が出ない」
俺は小首を傾げながら疑問符を浮かべた。
「おい、勿体ぶるんじゃねえよ。さっさと詳細を話しやがれ」
「そう慌てなさんな。それにアンタにこうして話を持ち掛けたのは、類まれなアンタの素質を見込んだからなんだぜ」
「はあ? そりゃあ何だよ? 勇者としての素質か?」
いいや、とソドムは口の端を吊り上げる。
「魔人になる素質さ」
その瞬間、俺の心臓が早鐘を打つように高鳴った。
魔人。
この世界で生きていれば必ず1度は聞くことになる。
魔物よりも上位の存在であり、一説によると戦魔大陸に多くいるという。
だが、魔人などというのは滅多にお目に掛かれない。
俺たちの世界にも存在していると言われているが、はっきりと確認されたことは少なかった。
なぜなら、魔人は単純に人間を殺し回ったり国を滅ぼしたりはしないのだ。
理由は分からない。
普段はどこにるのかも、何をしているのかも分からない。
ただ、俺たちの世界にも存在しているという噂だけが語り継がれている、
闘いと魔法を極めながらも、何を以て愉しみに生きているのか不明な最悪最強の存在。
それが俺たちが知っている魔人の特徴だった。
「てめえ、ホラを吹くのもいい加減にしろよな。魔人になる素質だぁ? そんなことできるわけねえだろ。第一、どうやって人間が魔人になるんだよ?」
「そんなに矢継ぎ早に質問するな。まだ、アンタが俺たちの話に乗るとは決まってないんだからよ」
俺たち? 仲間がいるのか?
「おい、てめえは何者だ? ただの罪人じゃねえな」
「俺かい? 俺はただの罪人だよ。街中で非合法な魔薬を売り捌いていたところを捕まった馬鹿な売人さ。ただ、今回の魔薬は特殊でね。ヤマトタウンの闘技場での成果も上々だったんだ」
こいつ、魔薬の売人だったのか。
なるほど、だったら俺と同じ牢屋に入れられているのも納得だ。
これがただの強盗や暴行だったら、裁判なしに実刑が与えられるはずである。
しかし、そうなっていないのは俺が被せられたような重罪を犯したということ。
だとすると、こいつは末端の売人ではなく元締めクラスだったのかもしれない。
近年では非合法な魔薬に対する警邏隊(街の地方組織)は厳しさを増しており、特にヤマトタウンなんかでは一層の取り締まりが激しくなっているという。
まあ、そんなことはさておき。
「いいから俺の質問に答えろ。てめえは一体、何者なんだ? その口振りや内容からするとチンケな組織の人間じゃねえな」
「ほう、さすがは元勇者さま。それが分かるということは、どうやらアンタは裏社会とも少しは繋がりがあったんだろうな」
ソドムは「いいだろう」と頷きながら答えた。
「ウロボロス……俺はウロボロスの人間だ」
俺は眉間に深くしわを寄せながら記憶の引き出しを漁った。
やがて俺はハッと気づく。
「まさか……てめえは」
ソドムは「そうだよ」とニヤリと笑った。
「俺は〈暗黒結社〉の人間だ」
俺と同じく囚人服を着ている囚人だが、全身から得体の知れない黒い雰囲気が感じられる。
「気安く俺に話しかけるんじゃねえよ。この俺が誰だか分かって言ってんのか?」
「もちろん、分かってるさ……っていうか、あんな馬鹿デカい声で話されれば嫌でも耳に入ってくるぜ」
禿頭の男は不気味な笑みを浮かべた。
「初めまして、元勇者さま。俺の名前はソドムってんだ。以後、お見知りおきを」
「何がお見知りおきを、だ。てめえのような小物の顔なんざ誰が覚えるかよ」
「おいおい、連れねえな。一緒の牢屋に入っている仲じゃねえか。これからしばらくは仲良くしようぜ」
「てめえ、男色家かよ。俺にそんな気はねえぞ」
「いやいや、そういう意味で仲良くしようって言ったわけじゃねえよ」
禿頭の男――ソドムは途端に真剣な顔になる。
「アンタの話はしっかりと聞かせて貰ったぜ。よりにもよってオンタナの森の採掘場を焼き尽くすとはな。あそこは職人たちの間でも有名な採掘場だったから、万が一このまま牢から出られても職人たちに闇討ちされるだろうよ」
チッ、と俺は苛立ち気に舌打ちする。
「だから俺は焼きたくて焼いたわけじゃねえんだよ。俺と看守の話を盗み聞きしていたなら分かってんだろ」
「それはあくまでもアンタの言い分だろ。それに俺だって実際に現場を見ていなんだから、アンタが本心で焼いたのかそうでなかったのかなんて分からねえよ」
「だったら黙ってろ。俺はムカついてイライラしてんだ。てめえみたいな小物の1人や2人ぐらいぶっ倒すなんてわけじゃねえぞ」
おー怖いね、とソドムは降参とばかりに両手を上げた。
しかし、それが本気でないことぐらい俺でも分かる。
「てめえ、俺をおちょくってんならマジでボコるぞ?」
と、俺が凄んだときだ。
ソドムは看守たちをチラ見すると、急に小声になって話しかけてきた。
「元勇者さまをおちょくるつもりなんてサラサラねえよ。それに俺はさっきも言っただろ? この牢屋から出たいかい……ってな」
ピクリ、と俺の目眉が動く。
「……おい、何かここから抜ける手があるのか?」
俺もソドムと同じく小声に尋ねる。
確証はなかった。
あくまでもこれは俺の勘だ。
このハゲ頭は脱獄できる手段を何か持っているかもしれない、と。
するとソドムは大きく頷いた。
「ああ、とっておきのやつがな。だが、そのためにはブツが来ないと話にならん。それにブツが来たとしても素質がある奴でないと効果が出ない」
俺は小首を傾げながら疑問符を浮かべた。
「おい、勿体ぶるんじゃねえよ。さっさと詳細を話しやがれ」
「そう慌てなさんな。それにアンタにこうして話を持ち掛けたのは、類まれなアンタの素質を見込んだからなんだぜ」
「はあ? そりゃあ何だよ? 勇者としての素質か?」
いいや、とソドムは口の端を吊り上げる。
「魔人になる素質さ」
その瞬間、俺の心臓が早鐘を打つように高鳴った。
魔人。
この世界で生きていれば必ず1度は聞くことになる。
魔物よりも上位の存在であり、一説によると戦魔大陸に多くいるという。
だが、魔人などというのは滅多にお目に掛かれない。
俺たちの世界にも存在していると言われているが、はっきりと確認されたことは少なかった。
なぜなら、魔人は単純に人間を殺し回ったり国を滅ぼしたりはしないのだ。
理由は分からない。
普段はどこにるのかも、何をしているのかも分からない。
ただ、俺たちの世界にも存在しているという噂だけが語り継がれている、
闘いと魔法を極めながらも、何を以て愉しみに生きているのか不明な最悪最強の存在。
それが俺たちが知っている魔人の特徴だった。
「てめえ、ホラを吹くのもいい加減にしろよな。魔人になる素質だぁ? そんなことできるわけねえだろ。第一、どうやって人間が魔人になるんだよ?」
「そんなに矢継ぎ早に質問するな。まだ、アンタが俺たちの話に乗るとは決まってないんだからよ」
俺たち? 仲間がいるのか?
「おい、てめえは何者だ? ただの罪人じゃねえな」
「俺かい? 俺はただの罪人だよ。街中で非合法な魔薬を売り捌いていたところを捕まった馬鹿な売人さ。ただ、今回の魔薬は特殊でね。ヤマトタウンの闘技場での成果も上々だったんだ」
こいつ、魔薬の売人だったのか。
なるほど、だったら俺と同じ牢屋に入れられているのも納得だ。
これがただの強盗や暴行だったら、裁判なしに実刑が与えられるはずである。
しかし、そうなっていないのは俺が被せられたような重罪を犯したということ。
だとすると、こいつは末端の売人ではなく元締めクラスだったのかもしれない。
近年では非合法な魔薬に対する警邏隊(街の地方組織)は厳しさを増しており、特にヤマトタウンなんかでは一層の取り締まりが激しくなっているという。
まあ、そんなことはさておき。
「いいから俺の質問に答えろ。てめえは一体、何者なんだ? その口振りや内容からするとチンケな組織の人間じゃねえな」
「ほう、さすがは元勇者さま。それが分かるということは、どうやらアンタは裏社会とも少しは繋がりがあったんだろうな」
ソドムは「いいだろう」と頷きながら答えた。
「ウロボロス……俺はウロボロスの人間だ」
俺は眉間に深くしわを寄せながら記憶の引き出しを漁った。
やがて俺はハッと気づく。
「まさか……てめえは」
ソドムは「そうだよ」とニヤリと笑った。
「俺は〈暗黒結社〉の人間だ」
0
あなたにおすすめの小説
さんざん馬鹿にされてきた最弱精霊使いですが、剣一本で魔物を倒し続けたらパートナーが最強の『大精霊』に進化したので逆襲を始めます。
ヒツキノドカ
ファンタジー
誰もがパートナーの精霊を持つウィスティリア王国。
そこでは精霊によって人生が決まり、また身分の高いものほど強い精霊を宿すといわれている。
しかし第二王子シグは最弱の精霊を宿して生まれたために王家を追放されてしまう。
身分を剥奪されたシグは冒険者になり、剣一本で魔物を倒して生計を立てるようになる。しかしそこでも精霊の弱さから見下された。ひどい時は他の冒険者に襲われこともあった。
そんな生活がしばらく続いたある日――今までの苦労が報われ精霊が進化。
姿は美しい白髪の少女に。
伝説の大精霊となり、『天候にまつわる全属性使用可』という規格外の能力を得たクゥは、「今まで育ててくれた恩返しがしたい!」と懐きまくってくる。
最強の相棒を手に入れたシグは、今まで自分を見下してきた人間たちを見返すことを決意するのだった。
ーーーーーー
ーーー
閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.8お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました
御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。
でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ!
これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。
追放された宮廷薬師、科学の力で不毛の地を救い、聡明な第二王子に溺愛される
希羽
ファンタジー
王国の土地が「灰色枯病」に蝕まれる中、若干25歳で宮廷薬師長に就任したばかりの天才リンは、その原因が「神の祟り」ではなく「土壌疲弊」であるという科学的真実を突き止める。しかし、錬金術による安易な「奇跡」にすがりたい国王と、彼女を妬む者たちの陰謀によって、リンは国を侮辱した反逆者の濡れ衣を着せられ、最も不毛な土地「灰の地」へ追放されてしまう。
すべてを奪われた彼女に残されたのは、膨大な科学知識だけだった。絶望の地で、リンは化学、物理学、植物学を駆使して生存基盤を確立し、やがて同じく見捨てられた者たちと共に、豊かな共同体「聖域」をゼロから築き上げていく。
その様子を影から見守り、心を痛めていたのは、第二王子アルジェント。宮廷で唯一リンの価値を理解しながらも、彼女の追放を止められなかった無力な王子だった。
勇者パーティーに追放された支援術士、実はとんでもない回復能力を持っていた~極めて幅広い回復術を生かしてなんでも屋で成り上がる~
名無し
ファンタジー
突如、幼馴染の【勇者】から追放処分を言い渡される【支援術士】のグレイス。確かになんでもできるが、中途半端で物足りないという理不尽な理由だった。
自分はパーティーの要として頑張ってきたから納得できないと食い下がるグレイスに対し、【勇者】はその代わりに【治癒術士】と【補助術士】を入れたのでもうお前は一切必要ないと宣言する。
もう一人の幼馴染である【魔術士】の少女を頼むと言い残し、グレイスはパーティーから立ち去ることに。
だが、グレイスの【支援術士】としての腕は【勇者】の想像を遥かに超えるものであり、ありとあらゆるものを回復する能力を秘めていた。
グレイスがその卓越した技術を生かし、【なんでも屋】で生計を立てて評判を高めていく一方、勇者パーティーはグレイスが去った影響で歯車が狂い始め、何をやっても上手くいかなくなる。
人脈を広げていったグレイスの周りにはいつしか賞賛する人々で溢れ、落ちぶれていく【勇者】とは対照的に地位や名声をどんどん高めていくのだった。
神様に与えられたのは≪ゴミ≫スキル。家の恥だと勘当されたけど、ゴミなら何でも再生出来て自由に使えて……ゴミ扱いされてた古代兵器に懐かれました
向原 行人
ファンタジー
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられていたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
外れスキル《コピー》を授かったけど「無能」と言われて家を追放された~ だけど発動条件を満たせば"魔族のスキル"を発動することができるようだ~
空月そらら
ファンタジー
「鑑定ミスではありません。この子のスキルは《コピー》です。正直、稀に見る外れスキルですね、何せ発動条件が今だ未解明なのですから」
「何てことなの……」
「全く期待はずれだ」
私の名前はラゼル、十五歳になったんだけども、人生最悪のピンチに立たされている。
このファンタジックな世界では、15歳になった際、スキル鑑定を医者に受けさせられるんだが、困ったことに私は外れスキル《コピー》を当ててしまったらしい。
そして数年が経ち……案の定、私は家族から疎ましく感じられてーーついに追放されてしまう。
だけど私のスキルは発動条件を満たすことで、魔族のスキルをコピーできるようだ。
そして、私の能力が《外れスキル》ではなく、恐ろしい能力だということに気づく。
そんでこの能力を使いこなしていると、知らないうちに英雄と呼ばれていたんだけど?
私を追放した家族が戻ってきてほしいって泣きついてきたんだけど、もう戻らん。
私は最高の仲間と最強を目指すから。
コストカットだ!と追放された王宮道化師は、無数のスキルで冒険者として成り上がる。
あけちともあき
ファンタジー
「宮廷道化師オーギュスト、お前はクビだ」
長い間、マールイ王国に仕え、平和を維持するために尽力してきた道化師オーギュスト。
だが、彼はその活躍を妬んだ大臣ガルフスの陰謀によって職を解かれ、追放されてしまう。
困ったオーギュストは、手っ取り早く金を手に入れて生活を安定させるべく、冒険者になろうとする。
長い道化師生活で身につけた、数々の技術系スキル、知識系スキル、そしてコネクション。
それはどんな難関も突破し、どんな謎も明らかにする。
その活躍は、まさに万能!
死神と呼ばれた凄腕の女戦士を相棒に、オーギュストはあっという間に、冒険者たちの中から頭角を現し、成り上がっていく。
一方、国の要であったオーギュストを失ったマールイ王国。
大臣一派は次々と問題を起こし、あるいは起こる事態に対応ができない。
その方法も、人脈も、全てオーギュストが担当していたのだ。
かくしてマールイ王国は傾き、転げ落ちていく。
目次
連載中 全21話
2021年2月17日 23:39 更新
竜騎士の俺は勇者達によって無能者とされて王国から追放されました、俺にこんな事をしてきた勇者達はしっかりお返しをしてやります
しまうま弁当
ファンタジー
ホルキス王家に仕えていた竜騎士のジャンはある日大勇者クレシーと大賢者ラズバーによって追放を言い渡されたのだった。
納得できないジャンは必死に勇者クレシーに訴えたが、ジャンの意見は聞き入れられずにそのまま国外追放となってしまう。
ジャンは必ずクレシーとラズバーにこのお返しをすると誓ったのだった。
そしてジャンは国外にでるために国境の町カリーナに向かったのだが、国境の町カリーナが攻撃されてジャンも巻き込まれてしまったのだった。
竜騎士ジャンの無双活劇が今始まります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる