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第八章 ~華やかで煌びやかな地下の世界・裏闘技場の闇試合編~
道場訓 七十四 灼熱の本選会場
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本選会場へと辿り着くなり、最初に肌で感じたのは凄まじい熱さだった。
地下の空間なのに真夏の昼間のような熱気が伝わってくる。
「ここが闇試合の本選会場なのか?」
俺は正面を見据えながら、隣にいる般若面の男に尋ねた。
「いかにも。ここがヤマトタウン屈指の裏の闘技場――闇試合の本選会場です」
般若面の男の返事に答えず、俺はただ黙って本選会場を見回した。
本選会場の中央には出場者同士が闘う円形の闘技場があり、その闘技場に沿ってを取り囲むように巨大な穴が空けられている。
それだけではない。
闘技場の両端の壁からは穴に向かって分厚い鉄柱が伸びており、その鉄柱の先端には奇妙な檻が吊り下げられていた。
まるで人間の1人や2人は楽に入れる巨大な鳥かごだ。
しかし、その2つの檻の中は空洞で何も入っていなかった。
なるほど……悪趣味もここまで行くと清々しいな。
などと俺は2つの檻が何のためにあるのか想像がつくと、続いて円形の闘技場から蒸し暑さを感じる発生源へと視線を向ける。
闘技場の周りには、闘技場を囲うように見下ろせる観客席が設けられていた。
先ほどから漂ってくる尋常ではない熱気は、その観客席にいる人間たちから発せられているのだ。
明らかに普通の人間ではなかった。
身なりからして貴族や豪商などの富裕層たちで間違いない。
そして劇場のような観客席にいる富裕層たちの顔からは、死を感じさせる惨たらしい闘いを間近で見たいという下種なオーラがにじみ出ている。
俺は再び般若面の男に顔を向けた。
般若面の男はこくりと頷く。
「それではケンシン・オオガミさま。お連れさまと一緒に本選会場のリングへと向かってください。ほどなくして、あなたの1回戦が始まりますので」
このとき、俺は眉間に深くしわを寄せた。
「ちょっと待て。闇試合の対戦方式は1人の優勝者を決めるトーナメントなんだろう? だったら、こういう場合は出場者全員にクジなり何なりを引かせて1回戦の対戦相手と順番を決めるんじゃないのか?」
いいえ、と般若面の男は即答した。
「1回戦の第1試合は、まず予選を勝ち抜いた外の人間からと決まっております。そして闘う相手は胴元が選んだ相手です」
俺は小さく嘆息した。
どうやら、この闇試合の胴元は地上から集めた参加志望者を勝たせる気はないようだ。
胴元が選んだ相手を当てるという説明がその証拠だった。
おおかた、優勝特典に釣られて予選を勝ち抜いてきた地上の参加志望者の闘いぶりを真っ先に観客は観たいのだろう。
胴元が選んだ実力者に血祭りにさせる、俺たちのような地上の参加志望者たちの哀れな末路が――。
「どうしました? 怖気づきましたか?」
「馬鹿を言うな。むしろ本選も予選のような大規模な乱戦にして欲しいぐらいだ。そのほうが余計な手間も時間も省けて助かる」
「これはこれは……さすがにそのような豪気な物言いをする参加志望者は過去にいませんでしたよ」
般若面の男は仮面の下で笑った。
「それほど自信があるのなら、せいぜい派手に勝ち抜いてください。あなたの威勢と実力が本物ならば〝マコトさま〟に気に入られるかもしれませんよ」
マコトさま?
俺が聞き慣れない名前に眉根を寄せた直後、昼間のような明るさを保っていた本選会場が一瞬で闇に包まれた。
照明の類が一斉に消されたのだろう。
「ケンシン師匠」
俺は暗闇でもまったく動じずにいると、後ろからエミリアが近づいてきて声をかけてくる。
「大丈夫だ。お前が命を賭けるのはあくまでも表向きのことで、何があっても俺はお前は守ってやる」
嘘でも偽りでもない。
本気で俺はエミリアの命を賭けさせるつもりはなかった。
闇試合に参加する都合上、生命の相方という形が必要だったためエミリアに頼んだに過ぎない。
どのみち、まずは最優先するのはキキョウを助けることだ。
そのためには今のところ闇試合で優勝するのが近道だと思ったから闘うが、もしもどこかでキキョウを助けられるならそれに越したことはなかった。
キキョウさえこの手で取り戻せば俺たちはそれで構わない。
あとは途中でここから逃げ出してしまえば事足りる。
などと考えていると、円形の闘技場だけに強烈な光が何個も当てられた。
おそらく市井には滅多に出回らない魔道具なのだろう。
その10以上はある照明の魔道具は、高い天井に取り付けられている。
暗闇の中で焚かれる篝火のように、円形の闘技場全体が観客たちの目を引きつけるように明るくなっている。
しかし、俺が驚いたのはその魔道具ではなかった。
『紳士淑女の皆々さま、本日はようこそお集まりくださいました! 只今より、闇試合を開催致します!』
明るく照らされた円形の闘技場の中央には、俺の近くにいたはずの般若面の男が立っていたのだ。
しかも般若面の男は予選会場と同じく、〈強音石〉を使って今度は本選で司会進行を始めている。
あいつ、いつの間に。
やはり般若面の男は只者ではなかった。
会場全体が暗闇に包まれた瞬間、気配を消して円形の闘技場移動したのだろうが、特質すべきはそこではない。
〈闘神の気殺〉。
闘神流空手の4段から修得できる技術の1つであり、術者の強さによる自身の気配を完全に消すことができる。
そして般若面の男は、魔法かスキルからは不明だが俺の〈闘神の気殺〉と同等の気配遮断術を持つ実力の持ち主だと分かった。
なぜなら視界が利かなかったとはいえ、俺が近くにいて気づかないほどの完璧な気殺ができる人間はそういないからだ。
ウオオオオオオオオオオオオオオオ――――ッ!
俺がそんなことを考えていると、観客席から地鳴りのような叫び声が上がった。
『それでは早速、栄えある1回戦を始めたいと思います! 皆々さま、ご注目いただきたい! 厳しい予選を勝ち抜いた外からの出場者――空手家、ケンシン・オオガミ!』
突如、どこからか強烈な光の一部が俺を照らしてきた。
『さあ、地上からの勇者よ! どうぞ、生命の相方とともにリングへ!』
俺とエミリアは脳天に響くほどの観客たちの声に包まれながら、1つだけ掛けられていた橋を渡って円形の闘技場――リングへと向かった。
すると般若面の男は、俺に向かって小さな石を突きつけてくる。
〈強音石〉だ。
『何か一言、言い残すことはありますか?』
この問いかけに俺は思わず苦笑してしまった。
まるで「遺言を聞きますよ」と訊かれているようだ。
このとき、俺はまともに闘う必要はないなと判断した。
なので俺は般若面の男から〈強音石〉を奪い取ると、どこかで高みの見物をしている胴元に対して言い放った。
『トーナメントなんてくだらないことは止めて、他の出場者を順番に俺へ当てろ。何人いるのかは知らないが、俺がまとめて相手をしてやる』
地下の空間なのに真夏の昼間のような熱気が伝わってくる。
「ここが闇試合の本選会場なのか?」
俺は正面を見据えながら、隣にいる般若面の男に尋ねた。
「いかにも。ここがヤマトタウン屈指の裏の闘技場――闇試合の本選会場です」
般若面の男の返事に答えず、俺はただ黙って本選会場を見回した。
本選会場の中央には出場者同士が闘う円形の闘技場があり、その闘技場に沿ってを取り囲むように巨大な穴が空けられている。
それだけではない。
闘技場の両端の壁からは穴に向かって分厚い鉄柱が伸びており、その鉄柱の先端には奇妙な檻が吊り下げられていた。
まるで人間の1人や2人は楽に入れる巨大な鳥かごだ。
しかし、その2つの檻の中は空洞で何も入っていなかった。
なるほど……悪趣味もここまで行くと清々しいな。
などと俺は2つの檻が何のためにあるのか想像がつくと、続いて円形の闘技場から蒸し暑さを感じる発生源へと視線を向ける。
闘技場の周りには、闘技場を囲うように見下ろせる観客席が設けられていた。
先ほどから漂ってくる尋常ではない熱気は、その観客席にいる人間たちから発せられているのだ。
明らかに普通の人間ではなかった。
身なりからして貴族や豪商などの富裕層たちで間違いない。
そして劇場のような観客席にいる富裕層たちの顔からは、死を感じさせる惨たらしい闘いを間近で見たいという下種なオーラがにじみ出ている。
俺は再び般若面の男に顔を向けた。
般若面の男はこくりと頷く。
「それではケンシン・オオガミさま。お連れさまと一緒に本選会場のリングへと向かってください。ほどなくして、あなたの1回戦が始まりますので」
このとき、俺は眉間に深くしわを寄せた。
「ちょっと待て。闇試合の対戦方式は1人の優勝者を決めるトーナメントなんだろう? だったら、こういう場合は出場者全員にクジなり何なりを引かせて1回戦の対戦相手と順番を決めるんじゃないのか?」
いいえ、と般若面の男は即答した。
「1回戦の第1試合は、まず予選を勝ち抜いた外の人間からと決まっております。そして闘う相手は胴元が選んだ相手です」
俺は小さく嘆息した。
どうやら、この闇試合の胴元は地上から集めた参加志望者を勝たせる気はないようだ。
胴元が選んだ相手を当てるという説明がその証拠だった。
おおかた、優勝特典に釣られて予選を勝ち抜いてきた地上の参加志望者の闘いぶりを真っ先に観客は観たいのだろう。
胴元が選んだ実力者に血祭りにさせる、俺たちのような地上の参加志望者たちの哀れな末路が――。
「どうしました? 怖気づきましたか?」
「馬鹿を言うな。むしろ本選も予選のような大規模な乱戦にして欲しいぐらいだ。そのほうが余計な手間も時間も省けて助かる」
「これはこれは……さすがにそのような豪気な物言いをする参加志望者は過去にいませんでしたよ」
般若面の男は仮面の下で笑った。
「それほど自信があるのなら、せいぜい派手に勝ち抜いてください。あなたの威勢と実力が本物ならば〝マコトさま〟に気に入られるかもしれませんよ」
マコトさま?
俺が聞き慣れない名前に眉根を寄せた直後、昼間のような明るさを保っていた本選会場が一瞬で闇に包まれた。
照明の類が一斉に消されたのだろう。
「ケンシン師匠」
俺は暗闇でもまったく動じずにいると、後ろからエミリアが近づいてきて声をかけてくる。
「大丈夫だ。お前が命を賭けるのはあくまでも表向きのことで、何があっても俺はお前は守ってやる」
嘘でも偽りでもない。
本気で俺はエミリアの命を賭けさせるつもりはなかった。
闇試合に参加する都合上、生命の相方という形が必要だったためエミリアに頼んだに過ぎない。
どのみち、まずは最優先するのはキキョウを助けることだ。
そのためには今のところ闇試合で優勝するのが近道だと思ったから闘うが、もしもどこかでキキョウを助けられるならそれに越したことはなかった。
キキョウさえこの手で取り戻せば俺たちはそれで構わない。
あとは途中でここから逃げ出してしまえば事足りる。
などと考えていると、円形の闘技場だけに強烈な光が何個も当てられた。
おそらく市井には滅多に出回らない魔道具なのだろう。
その10以上はある照明の魔道具は、高い天井に取り付けられている。
暗闇の中で焚かれる篝火のように、円形の闘技場全体が観客たちの目を引きつけるように明るくなっている。
しかし、俺が驚いたのはその魔道具ではなかった。
『紳士淑女の皆々さま、本日はようこそお集まりくださいました! 只今より、闇試合を開催致します!』
明るく照らされた円形の闘技場の中央には、俺の近くにいたはずの般若面の男が立っていたのだ。
しかも般若面の男は予選会場と同じく、〈強音石〉を使って今度は本選で司会進行を始めている。
あいつ、いつの間に。
やはり般若面の男は只者ではなかった。
会場全体が暗闇に包まれた瞬間、気配を消して円形の闘技場移動したのだろうが、特質すべきはそこではない。
〈闘神の気殺〉。
闘神流空手の4段から修得できる技術の1つであり、術者の強さによる自身の気配を完全に消すことができる。
そして般若面の男は、魔法かスキルからは不明だが俺の〈闘神の気殺〉と同等の気配遮断術を持つ実力の持ち主だと分かった。
なぜなら視界が利かなかったとはいえ、俺が近くにいて気づかないほどの完璧な気殺ができる人間はそういないからだ。
ウオオオオオオオオオオオオオオオ――――ッ!
俺がそんなことを考えていると、観客席から地鳴りのような叫び声が上がった。
『それでは早速、栄えある1回戦を始めたいと思います! 皆々さま、ご注目いただきたい! 厳しい予選を勝ち抜いた外からの出場者――空手家、ケンシン・オオガミ!』
突如、どこからか強烈な光の一部が俺を照らしてきた。
『さあ、地上からの勇者よ! どうぞ、生命の相方とともにリングへ!』
俺とエミリアは脳天に響くほどの観客たちの声に包まれながら、1つだけ掛けられていた橋を渡って円形の闘技場――リングへと向かった。
すると般若面の男は、俺に向かって小さな石を突きつけてくる。
〈強音石〉だ。
『何か一言、言い残すことはありますか?』
この問いかけに俺は思わず苦笑してしまった。
まるで「遺言を聞きますよ」と訊かれているようだ。
このとき、俺はまともに闘う必要はないなと判断した。
なので俺は般若面の男から〈強音石〉を奪い取ると、どこかで高みの見物をしている胴元に対して言い放った。
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