【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚8〛姐さんって どんな人?

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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 怒涛の住み込みバイト生活1日目は
 色んなことがあり過ぎて
 風呂上がりに ソファーで寝落ち

 お姉さんとも話すことが出来ず
 朝、アニキさんに起こされた俺は
 急いで仕事に行く準備をして部屋を出た



 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


 → 何とか遅刻せず 会社に到着
 d('∀'*) ゚+。:.セーフ!゚.:。+゚


 すげぇ疲れた(;´ρ`)ダァァ~
 ベッドで寝てないからか
 体も痛い


「おはよう、仁!」

てつ、おはよ!」

「あ!クマさんだ!」

「は?」

「目の下にクマ出来てる…大丈夫か?」

「マジ?疲れとれてないかも…(´▽`*)アハハ」

「…いよいよ バイト始動か?」

「あぁ…昨日からな」

「あんま、無理するなよ?」

「おぅ!」


 心配してくれる同僚…ありがたい(´⌒`。)グスン


 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆


 そつなく仕事をこなし終業時間…

 やりたくもない残業をしなくていいから
 めっちゃ楽だ!

 けど 体が変だ…
 ソファーでの寝落ちが尾を引いている


 食材の在庫確保しないと…
 買い物して帰るかなぁ~


 スーパーに向かって歩いていると


「あれ?仁氏?」
「……うおぉ~!久しぶり!!( ゚∀ ゚)」

 大学の時 学部が一緒だった
 韓国からの留学生 ペク ジミンに
 ばったり会った



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 → 近くの喫茶店


「元気だった?仁氏!」

「元気だよ!卒業して以来か…
 てっきり韓国に帰ったんだとばかり
 思ってた!」

「一度、実家に帰ったんだけど
 やっぱり日本で就職したくてね…
 親を説得して戻ってきたんだ!
 連絡したかったけど
 大学の時に使ってた携帯は
 解約しちゃって…」

「日本語、上手になったな~」

「そう?頑張ったんだよ!
 になったでしょ?」

「(*°∀°)・∴ブハッ!!w そこ!変わってないな!」

「アハハ(´∀`)まだまだ難しいな日本語…」


 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆


 早速 連絡先の交換…
 積もる話に花が咲いて
 学生時代を思い出しながら
 楽しい時間を過ごせた


「またゆっくり会おうよ!」

「そうだな!何人か誘って
 みんなで飲みにでも行こう!」

「いいね!楽しみにしてるよ!」


 腕時計を覗く…

 そろそろ帰らないと
 腹減らしてるかも…
 もう 家に着いたかな?…




 "あ…!"




「そうだ、ジミン…」

「うん?」

「教えて欲しいことがあるんだけど…」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 → 〚Suga Real estate agent〛事務所


 アニキさんに
 お姉さんの様子を
 報告することになっているんだけど

 ゼロの多いバイト代に対して
 まだ自分の仕事量が
 足りてないんじゃないかと思っていた

「あのぉ、アニキさん…?」

「ん?…って
 またアニキって言っちゃってるぞ!」
 書類に目を通しながら返事をしてくれた

「あ、すみません…
 あの…家事とかの他に
 何か することはないですか?」

「あ?」

「バイト代に見合った仕事が
 出来てないような気がして…」

「(。´-д-)ハァ-…お前なぁ~」

 ため息をつかれ
 書類から俺の方に視線をズラすと

「…まだ1日、2日だろ?
 その真面目さ、ウチの輩にも
 見習ってもらいたいな…(*´∀`*)ハハッ」


 優しい目付きで話を続ける


「ルームシェアだと思って
 肩のチカラ抜いて 気楽にやってくれ」


 やっぱり…アニキさん
 そこまで考えてくれてたんだ( ; _ ; )

 でも…

「一緒に住むにしても
 まだ何もわからなくて…
 昨日 ご本人に色々聞こうと思ってたのに
 自分 寝てしまって…」

「アハハ!疲れてんなぁ~!(*´罒`*)」

「お姉さんのこと、教えてくれませんか?」


 少し 考えた素振りをみせると
 アニキさんは 口を開く


「…名前は みなと  アミ」

「……ミナト…」

「ワケあって 俺たち姉弟は
 血の繋がりはあるけど
 それぞれ違う姓を名乗ってる…
 姉貴は 母方の姓だ
 …まぁ そこは 察してくれ」


 なるほど…事情のあることだから
 ここは スルーだな


「姉貴は キレると怖いから怒らすなよ?」

「何となく わかります…」

「だろ?(´▽`*)アハハ
 俺が知る限りでは 過去に2回
 ブチ切れて大変なことになった…」

「………」

「…家柄がこんなだから
 仕方がないんだけどな」


 アニキさんは
 気持ちが読み取れない怪訝な顔をした

 お姉さんに 何があったのか…


「元はといえば 俺のせいで
 姉貴に迷惑かけたんだ」

 少し寂しそうな声だった…



「姉貴は 何年か前に
 仕事が忙しくて
 体を壊したことがあって…」

「……」

「飲まず食わず…オマケに眠れずで
 ぶっ倒れたから
 ちょっと心配なんだよね…」

「………」


 お姉さん想い…なんだろうな…


「おら、そろそろ姉貴帰ってくる時間だ…
 仁の飯、美味かったって言ってたぞ!
 今度 俺にも食わせろ!(´▽`*)アハハ」

「はい、是非!」

「あと、何度も言うが お前はカタギだ…
 "アニキ"なんて言わなくていい…」

「お姉さんにも同じこと言われました…
 咄嗟にあねさんって言ってしまって…」

「マジか!(*ノД`*)タハッ
 あ、のぞむには会ったのか?」

「はい、お会いしました」

細木ほそぎ のぞむ
 父方の祖母の姓だ
 俺と違って 優しいヤツだから
 仲良くしてやってくれ…」

「はい、喜んで!」

「ハハッ…!(*´罒`*)」


 怖いイメージしか無かったけど
 案外 普通に話せている

 でも俺の中では まだ
 "気をつけろ"という警鐘が鳴る

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