【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚18〛お節介な俺

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 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 夜勤明け
 人と会うと言ったヌナが
 夕方 酔っ払って帰ってきた

 自室で休んで
 リビングに戻ってきたヌナが 俺に言った


「仁?」

「はい?」

「もし…別れたカノジョから
 連絡が来たらどうする?」


「ん~…そうだなぁ…もし会っちゃったら
 さばいて切り身にするかも…」

「……なんだって?」


 優さんの受け売り(ノ∀`笑)


「あんなクズ女から連絡が来ても
 無視だよ無視!」

「俊も クズ男なら良かったのに…((ボソッ))」

「ん?」

「ううん、何でもない!
 よし!明日は休みだから
 気晴らしに出かけようかなぁ~\(´O`/)」

「どこに行くの?」

「ん~…バイクで海とか?」

「え~!良いなぁ~!」

「仁は お仕事頑張ってください!(*´꒳`*)」

「うわぁぁぁ…そうだ!明日月曜だ!
 ヌナだけ ズルい!(´^`*)」


 無理やり笑ってるように見えた

 ……俺は ただのお世話係
 あまり首を突っ込むのも違うから
 当たらず障らず…

 でもこの先 何かあった時のために…
 これだけは…


「ヌナ!LIME交換しよ!」

「あ、そうだね!」



 一緒に住んでいるからこそ
 少しずつで良いから
 ヌナのことを知りたいと思うのは
 おかしいことだろうか?


 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 → 飲んだことの無い酒をあおった姐さん

 仁とLIME交換したあと
 作ってくれた温かいお味噌汁を
 酒で荒らした体の中へ流し込むと
 自室に戻った


「体が ダルい…」

 やっぱり酒は 私の身体に合わない…(´^`*)

 具合悪くはないけれど
 喉は渇くし
 寝起きの感じが すごく嫌だ…



 再会して
 定食屋で朝ご飯を食べたあと
 彼は言った

「アミ、また会えないかな…」

 正直 迷った

 別れの挨拶も無く私から離れて
 数年経っても
 また会いたいと言ってくれる

 「・・・・・・」

 湧き上がる迷いの感情を
 お酒で紛らわせたかったけど
 一眠りしたら 酔いがさめるって…

「仁に 迷惑かけただけで
 無駄な時間だったわ…」


 やっぱりバイクで発散させた方が良い



 *・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆



 ぐっすり眠れた次の日
 朝食の美味しそうな香りに 導かれ
 リビングに行く


「おはようヌナ!(*´꒳`*)」

「………ハァ?」

「…どうしたn」

「仁、何だ?その服…」

「え?」

「スーツは どうした? 
 釣りにでも行く格好して」

「仮病使って休もうかと…」

「は?なんで?」

「ヌナのお供しようかなって」

「いいよ…そんなことしなくて!」

「遠慮しないで(ノ∀`笑)」

「遠慮なんかするか!仕事行け!」

「え~!(lll-ω-) 
 …ウミ イキタカッタナァ⤴︎ヒサシブリニ ツリシタカッタナァ⤴︎」

「聞こえない!はっきり話せっ!
 そもそも 仮病で休むのは ダメだろがぃ!」

「じゃあ、違う理由だったらいいの?
 .。゚+.(・∀・)゚+.゚ファー」

「どうにかして休もうとしてんな…(´▽`*)アハハ」


 こんな会話をしながら
 2人で朝食を摂る

 


 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 太陽が眩しくて 今日も朝から
 ジリジリと暑い

 結局 休む理由は 内緒で
[高熱]にした…

 ヌナの背中に しがみつく
 バイクの2ケツ…クセになる


 釣り道具も必要最低限のもの
 何せバイクだから
 たくさん持っていくのは無理なのさ

 "車、買おうかな…"


 おっと その前に
 借金返済を何とかしなきゃ…


『仁、風が気持ちいいな!』

 "バイク走行中の会話は これで!"と
 ヌナからインカムを貸してもらった

 イヤホンから聞こえる ヌナの声…

 いいな、こういうの…


『今日も 暑くなりそうだね…
 運転疲れない?休憩しなくて大丈夫?』

『早く行きたいから、飛ばすよ!
 海着いたら 即 泳ぐ!』

『わっ!ヌナの水着姿見れるの?』


 ビックリして腰に巻き付けてた腕を
 緩めてしまった

『バカ!ちゃんと捕まれ!!』

『ご、ごめん!』


 ギュッ…


『…… 一応 シュノーケルは持ってきた』

『おおお~!シュノーケル!!』

『あははは!仁が喜んでる!』


 何だろう…
 ヌナといると 楽しい…

 きっと一緒に住んでるから
 "情"のような感情…


 うん… きっと それだ…

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