【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚26〛褒めてよ

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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 行きたくなかった飲み会…
 隣にいた女の子に絡まれて…不快だった


 飲み会最中に
 無性にヌナに会いたくなって


 居酒屋を出て俺は今…走ってる
 ≡┏( `Д´)┛ マッテテ、ヌナァ--!!!



 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


 → 留守番アミ


 仁シェフの作り置きおかずを堪能して
 トレーニングや風呂も済ませ
 雑誌を読みながら のんびりしている


「なんか久しぶり…この感じ」


 仁がここに来る前の日常…
 話し声も 笑い声もない 静かな夜…

 こんなに寂しいもんだったのか…


「忘れてたぁ…」

 私…意外と仁との同居生活を
 楽しんでいたんだ


「………」


 飲み会って言ってたし
 帰りは 遅いんだろう…

 お好みの可愛い子は居たかな?
(*ˊ艸ˋ)♬*ふふふ



 ガチャ…

 玄関ドアが開いた


 えっ、帰ってくるの早っ!Σ(゚ロ゚;)



 ━━ ガタン!!!!

 ━━ ゴンッ!!!!


「痛っ!」


 痛そう…(^-^* )フフフ


「ぬなぁ~!!木村 仁!
 ただいま家に帰ったで~す!っと!
 アレ…靴が脱げてくれないだアァァ」


 落ち着け!(*°∀°)・∴ブハッ!!w 
 日本語下手か!!!!

 そうだ!!寝たふりしよう!!
 そして 脅かしてやろう…(✲●ω●✲)フフフ…

 ソファーの背もたれの方に体を向けて
 横になった


 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆


 ガチャ…
 リビングのドアが開いた


「おあぁ、寝てる~シ━━━ッd((ˊ皿ˋ ;)」

 "散々ドタバタしておいて、シーって!"


「ぬなぁ、あのねぇ!
 全然楽しくなかったよ、飲み会ぃ~」

 "寝てる人に話しかけるか?普通!?"


 キッチンで手を洗いながら
 話を続ける仁


「隣に座った子がね すごいアピっててさ~
 ドン引きよ…"私 なんてどう?"だって!
 俺のタイプじゃないし、騒がしいし
 あぁいうのは ダメなのさ…」


 "そっか、好みの女の子は居なかったのね
 …って、もしや ずっと1人で話すつもり?
 ダメだ…(* ̄m ̄)
 面白くて耐えられる気がしない…(*`艸´)"


「…飲み会、途中で抜けて
 走って帰ってきたんだよぉ」


 "は?…酒飲んでるんじゃないの?
 走ったらマズイだろがぃ!"


「ぬなに会いたくて~ぇ…エヘヘ」


 "…は、何…言ってんの"


「ねぇ、ぬなぁ?」


 そう言いながら 近づいてくる仁
 ソファーの端にちょこんと座る


「俺、ちゃんと お世話…出来てるぅ?」

 "………"


「はぁ~ …」

 ため息をひとつついた仁は 続けて


柾國まさくにくんにしてたみたいに
 ワシャワシャァァって頭撫でて
 褒めて欲しいなぁ……」


 "………ん?"

「な~んて
 寝てるヌナに話かけてもねぇ…ハハッ…」


 "い、いつの話?マサに わしゃわしゃ?
 そんなことしたっけ?(˘᪤∀᪤˘)"

 記憶をぐるぐる蘇らせてる間に
 仁は 立ち上がり自室に入っていった


 パタンっ…


 脅かすタイミング逃したし…


「………」


 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 → 自室に戻ってベッドにDIVEの仁


 …酒飲んだあとに走ったから
 今頃 強烈に酔いが回ってきたぁ(𖦹_𖦹)ンー


「………」

 俺には"ソファー寝"してたら
 怒るくせにぃ!
 言ってる本人は無防備に寝落ちとか …


「………」


 俺のこと…
 "オトコ"だと認識してない証拠だな


「ふふっ…まぁそうでさ~ね」


 どうせ…ただの お世話係だしぃ…


「………」


 "ここで寝てたら風邪ひくだろがぃ!"
 その言葉、ノシつけてお返ししますよ!

 風邪ひいても 知~らない!


「…………」


 やっぱ ベッドに連れてった方がいいな

 …ヌナのところに行こうとしたら



 ガチャ…
 部屋のドアが開いた


 "えっ…?"Σ(゚д゚;)

 咄嗟に寝たフリをした…⊂⌒っ*-ω-)っZzz...


 コトッ…

 サイドテーブルにペットボトルの水…


 ギシッ…

 "…ぇ…ッ!"

 ベッドが沈んだかと思ったら
 端にヌナが腰掛けた

 目の前に お、お尻…ヒイィィィ!!(>ω<ノ)ノ


 ── ポスッ…
 頭の上に手が置かれ…

「・・・・・・」


 わしゃわしゃ…
 わしゃわしゃ わしゃわしゃ…
 わっしゃわっしゃ!!!! わしゃしゃしゃしゃ!!!!

 "いくらなんでも…は、ハゲるっっ(´^`*)"


「仁… いつも美味しいご飯
 作ってくれてありがと!」

 "………"

「部屋の掃除も、お風呂の掃除も!
 あと…何だろ……
 あ、毎日笑わせてくれてありがと!」


 "これ…やべぇよ…"

 わしゃわしゃ撫でながら
 優しい声で言うとか…


 "我慢……してるのに…"





「ぬなぁっ…」

「あ、起こしちゃった?」




「やべぇです…」

「何…」



 ホントは嬉しくて 抱きつきたいっ!






「ぬなっ…ウッ…は、吐きそう…」

「あぁ?!ち、ちょい待てぇぃぃ!」


 オロロロロロロロ…


 間一髪、ヌナが素早くゴミ箱を
 俺の顔の前に


「はぁはぁ、さすが 看護師ヌナ…ウプッ…」

「吐きながら褒めるな!バカっ!
 酒飲んでるのに 走るからだろがぃ!」


 俺の背中を擦りながら ヌナが怒ってる!


「だって…」

「私に会いたかったって?
 (*-ω-)ヾ(・ω・*)ヨシヨシ…
 ほら、これで口拭いて…」

 ティッシュを数枚取って 俺に手渡した


 独り言…黙って聞いてたんだ…
 意地悪いなぁ…


 そうですよ…俺はヌナに
 無性に会いたかったんですよ!!


「アルコール摂取後は、走ったらダメ!」

「はぃぅん…」

「まだ 気持ち悪い?」

「目は回ってる…」

「ちょっと待ってて」


 ヌナは そういうと部屋を出ていって
 何かを持ってきた

「目を閉じて…」

「( っ ̄ ³ ̄ )っ…ん~♡」

「違うわ!ボケェ!
 シバかれたいのか!?」

「ごめんさい…」

「ちゃんと日本語話せぇぃ!」


 氷水で濡らして固く絞ったハンドタオルを
 まぶたの上に乗せてくれた

 うわぁ…


「気持ちぃぃ!」

「はよ寝ろ!酔っぱらいが!!」


 目眩が少しずつ落ち着いて…
 気がつくと ぐっすり眠っていた


 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


 翌朝…と言っても時計を見ると
 10時過ぎている

 まだ なんとなく 気分は悪い…
 水を飲むのにリビングに行っても
 ヌナの姿はなく…

 スマホにメッセージが残されていた


『今日は休みだから 人と会ってくる!
 夕飯までには戻る』


「………」


 ヌナは最近
 その、"人"と会うことが増えた


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