【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚27〛温度差

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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 → アミと待ち合わせの南野みなみの しゅん


 おでこ全開で走ってくるアミに
 学生の頃を重ねて ニヤける



「ごめん!ちょっと遅くなっちゃった…」

「時間ルーズなところは 変わってないな!」

「これでも5分よ、5分!昔より早いでしょ」

「5分でも命取りなんじゃないの?
 もし俺が重症な患者だったらどうする?」

「…す、すみません(´^`*)」

「(´▽`*)アハハ ごめん」

「意地悪いところ、ホント変わってない!」

「人は そう簡単に変わらないってことで!」

「やー!また勝手に解決させる!」

「さ、行くぞ!」



 このやり取りが 懐かしい
 意地悪するのは
 アミの反応が可愛かったからだよ…



 。゜⋆。゜⋆*・゚・*:.。.*.。.:




 今日で何度目だろう…

 病院でアミと再会してから
 お互いの日勤、夜勤や当直、非番とかで
 なかなか時間は合わないけど
 誘えば こうやって会ってくれて
 昔話をしたり近況を報告したり…


「それで南野みなみのくん?今日のプランは?」

「う~ん…どうしよう…」

「また決めてないの?」

「俺は ただアミに会いたいだけだから」

「私が何をしたら喜ぶか…とか
 考えないんだ?」

「会えれば嬉しい、それだけ(,^-^,)‪」

「…何なの、もう!(,,- -,,)」


 そう、俺は…
 ずっと会いたかったアミに
 会えればそれで良いんだ


「今日 何時まで大丈夫?」

「私、夕飯までに帰りたい…」

「夕飯?」

「なるべく家で食べたいんだよね~」

「あ、実家にいるのか?」

「…違うよ、両親は地方に居る」

「じゃあ、弟さんか!」

「……弟?」

「あれ?居るって聞いたような…」

「居るけど、一緒には住んでないよ」


 そうか…今日も帰るのか…


「… 一般的なデートって
 どこに行けば良いんだ?」

「それ、私に聞くの?。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ」



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜



 → 二日酔いも ようやく治まった仁


 冷蔵庫を開くと
 俺が食べられそうな
 ゼリーやヨーグルトを
 買ってきてくれたみたいで
 好きな物ばかり並んでいた


「どれ食べようかな~」


 一人の時間…昨日のこともあって
 心がザワザワする


 俺はきっと ヌナのことが…


「………」


 ヌナとの温度差…

 きっと この気持ちは届かない…

 今より 近くに行くことは出来ない…


「はぁ…(。´-д-)」



 ブーっ、ブーっ…

 ダイニングテーブルに
 伏せてあったスマホを手に取る


「…てつ?」

 ──「さっさと帰りやがって!」

「ごめん…」

 ──「まぁ、最初から
  行きたがってないのを
  無理やりだったからな…
  んで、お姉さんは?大丈夫だった?」

「昨日、俺 吐いちゃって…迷惑かけた」

 ──「そんなに飲んでたっけ?」


 酒飲んで走って悪酔いしたとか
 恥ずかしくて言えるか!<(`^´)>


 ──「そうそう!ジミンしぃと一緒に
  お姉さんに会いに行きたいんだけど
  今晩いる?
  あ、この前 電話で
  遊びに行ってもいいか、聞いたら
  是非!って言ってた!」

「ったく!俺より先に許可取んなよ!
  …ヌナは今 出かけていて
  夕方には戻るって言ってたけど…」

 ──「OK!じゃあ酒と食い物買ってく!」

「昨日の今日だから俺は飲まないよ?
  ヌナも酒 飲めないし」

 ──「あらま!」


 てつとの電話を切ると
 2人が家に来ることをヌナに連絡をする



 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:



 → 俊とランチのあと
 ショッピングモールで ぶらついてたアミ


 ブブッ…

 "ん?あ、仁だ…"


 ──"お疲れ様です!
  てつとジミンが
  ヌナに会いたいそうで 今晩 来訪です…
  ご都合は いかがでしょうか?"


「(*°∀°)・∴ブハッ!!w 」

 来訪って!業務連絡か!笑わすなっ!!


 "わかった…もうそろ帰るよ"



「アミ、どうした?」

「あ、ごめんね…
 これから来客あるみたいだから
 帰らなきゃ…」

「……なぁ、アミ」

「…ん?」

「帰る前に 寄りたいところあるんだけど」



 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:



 → 〚Suga Real estate agent〛



「…悪いな、とし
 知らせてくれてありがとう」

「だよね…もう知ってたよね」

「今は 泳がせてる…後でシメる」

「おっと…〆鯖かよ(´▽`*)アハハ」

「…〆鯖!!。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ」

「アミねぇにも知らせとく?」

「いや、姉貴は知ってると思うよ」

「そういえば この前
 色々と詰めようと思って
 アミ姐と話したんだ…例の話」

「そうか…」

「条件を飲んでくれたと思ってたんだけど
 やっぱ断られちゃって…
 こんなこと アミ姐しか 頼めなくて…
 申し訳なかったんだけど…」

「…姉貴の事情も 変わっちゃったからなぁ
 悪かったな、敏」

「こっちが無理を言ってたから…
 俺としては アミ姐さえ良ければって
 思ってたんだけど…」

「うん…」


 やっぱり…姉ちゃんは…


「だよなぁ~(。-∀-)ニヤリ」




 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆



 → マンションで"待て"状態の
 仁・哲・ジミン…


「仁氏、ヌナは何時に帰ってくるの?」

「15時頃メッセージ送った時は
 もうそろ帰るって返信来てたんだけど」

「それにしても ちと遅くね?
 21時過ぎてるぞ?…」

「心配になってきたね…」

「いや大丈夫、帰ってくるから!_( ˙꒳​˙ )_」

「まるで忠犬だな…」

「ワン!」

 「「「(^∇^)アハハハハ!」」」




 ヌナが帰ってきたのは
 哲とジミンが帰ったあと…


 日付が変わる少し前だった

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