【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚36〛幸せの結末

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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 仁との生活も 半年を過ぎ
 相変わらず 笑ったり 喧嘩したり…
 ドタバタしながら 楽しい毎日を送っている

 仕事の方も 
 慌ただしい日々を過ごしていて
 トレーニングも
 家で済ませてしまうことが増えてしまった


 久しぶりの〚ARMYアーミー GYM〛
 定休日なのにも関わらず
 トレーニングに付き合ってくれるという
 マサにも久しぶりに会った



あねさん!お久しぶりですぅ!( T^T )」

「なかなか来れなくてごめん!」

「( ๑ㆆ ㆆ)じー」

「な、何…」

「…ちょっと 太りました?」


 デュクシ( ∩'ω' )=͟͟͞͞⊃)∀゚)ガハッ∵∴


「ヽ( `Д´)ノ  ゴルァ!マサっ!!」

「し、幸せそうだって
 言いたかったんですぅぅ!…(#)ω•̥`)イタイッ」


 *・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆


 一通りトレーニングを終え 休憩中


「姐さんのプチ失踪事件…
 仁さん、すごく心配してましたよ」

「その節は迷惑かけたね…ごめん…」

「いえいえ!あの時の仁さん…
 毎日ここに来てたんですよ!
 姐さんに会えると思ったんでしょうね!
 …ホント寂しそうな顔してました」

「ここで会ったらどうなってたかな」

「間違いなく 姐さんを脇に抱えて
 さらって行きましたね」

「それは嬉しいな!」

「…実は 同居してまもなく
 姐さんのトレーニング姿を
 仁さんをここに呼んで
 見てもらったことがあったんです」

「そうなの?!」

「俺、ちょっとあおってみたんです…
 仁さんを…」

「煽る?」


 マサは その当時の様子を話してくれた


「あ~!だから 仁は
 頭を撫でて褒めてくれって言ったんだ!」

「姐さんが帰った後
 仁さんもすでに居なくなっていたから…
 ちょっと火がついたかな?って」

「何してんのよ、ったく!」

「仁さんは まっすぐで いい人ですよね!」

「そうだね…」


 仁は 私の周りの人たちに好かれている…
 舎弟おとうと達にも 評判が良く
 私的には ちょっと鼻が高い


 …仁は、私のオトコ

 確実に 私の未来を巻き込んだオトコ


 カタギだというのも忘れて
 そばにいて欲しいと思える人…


 私は 立場上…
 どっかの組長の
 愛人にでもなるんだと思っていたから


「ニヤニヤしちゃって…。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ」

「うるさいな!シバくぞ!」

「ごめんなさい(*´艸`)」

「今日は 私 仕事休みだから
 もう少しやってくわ」

「はい、手伝うことがあったら
 言ってくださいね!(`・ω・)b」


 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆


 → 終業時刻…帰り支度をする てつ


 となりで 片付けにバタついてる仁に
 声をかけた


「ん?仁、何か急いでる?」

「今日、引き取りに行く日なんだ!」

「引き取り?…えっと…話が見えないぞ!」

「哲に言えば ヌナに筒抜けだから!」

「はぁ?!言わないから教えろよ!」

「……ヌナにプレゼント、用意してる」

「お前、またあのオンナの二の舞に!!」

「いや…ヌナは全然 欲しがらないんだ」

「………」

「むしろ 俺の方が
 色々貰いすぎてるくらい…
 だから 俺の気持ちも形にしたくてね」

「へぇ~…エモいな」

「気に入ってくれるかなぁ~( ´‎ࠔ`* )フフッ」

「なんかもう、好きにしろ(´▽`*)アハハ」

「ヌナに言うなよ!!」

「言わない、言わない(*´艸`)」



 仁は すごく嬉しそうだ…
 …お姉さん、喜んでくれるといいな


 *・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆


 仁と一緒に会社を出たら
 こちらに駆け寄ってくるオンナ…


「仁くん!助けて!!」

「…は?」


 仁の元カノ…話には聞いていた
 何度も電話が来るから
 着拒にしたって

「会社まで来るとか、ストーカーかよ!
 これ以上、仁に迷惑かけんな!!」

 腹が立って 言い放ったけど
 オンナは 俺の声は聞こえないふり


「仁くん、私 追われてるの!!」

「だから何?
 俺には関係ない…行こう、哲」


 仁が俺を引っ張って
 踵を返して歩き出すと



 ━━  キキ──ッ!!!


 近くで車の急発進…


 仁に構って貰えず
 キョロキョロ辺りを見回しながら
 道路を渡る あの女に向かって走っていく
 フルスモークの車


「……ッッ!!」

 勢いよくカバンを俺に預け 走っていく仁


「おい、仁ッッ!!!」



 ━━━【ドンッ!!!!!】



 *・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆


 → 〚Suga Real estate agent〛



 ブーッ、ブーッ…


「おぅ、どした…」

 ──「アニキ、あいつ…
   人を轢いて逃げました」

「あ゙ぁ??追え!!」


 。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆


 → 〖ARMY GYM〗

 そろそろ仁が帰ってくる時間…


「マサ、今日はありがとう!」

「あ!時間ですね!
 今度は仁さんと
 一緒に来てくださいね!」

「そうする!」



 ブーッ、ブーッ


「お?てつくんだ」

「えぇ~?"テツ"って誰ですかぁ?
 浮気ですかぁ?やだぁ~(๑ ̄ㅁ ̄๑)
 仁さんに言ってやろ~(๑ ̄ㅁ ̄๑)」

「まさか!…仁の親友だって!( ´‎ࠔ`* )」


 変な顔したマサに
 吹き出しそうになりながら電話に出る


「あ、もしもし?てつくん?」

 ──「お姉さんっ!!仁がっっ!!
  車に轢かれたっ!!」

「…お、落ち着いて!
  警察と救急車、呼んだ?」

 ──「呼んだけど、仁 動かないんだ!」

「むやみに動かさないで…救急車が来たら
  大学病院に搬送するように
  救急隊員に伝えて!私も向かうから!
  哲くん、大丈夫だよ!
  仁に たくさん声掛けてあげて!」


 ちゃんと話せてたかな
 自分でも 動揺しているのが分かる


「……はぁ…っ」

「姐さん!?」

「仁が、車に轢かれたって…っ…」

「俺、車 出します!」

「お願い!」


 震える手がバレないように
 ぐっと拳を握った



 ── 仁、無事でいて…

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