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〚45〛少しずつ
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*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
仕事が終わり
哲とリハビリがてら
少し歩くことにした
会社を出てすぐ 頭に痛みが走る
この場所で 麗香を庇って
車に轢かれたらしい
「なぁ、哲…教えてくれないか?
麗香と俺、何があったんだ?」
「…俺が 話してもいいのか?」
「本当のこと…知りたいんだ…」
*・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆
ついでに飯でも食うか…と
居酒屋に入る
「この居酒屋、覚えてる?」
「いや、…」
「合コンしたところだよ…
仁も誘ったら
渋々参加してくれたんだぞ?」
「覚えてないなぁ…」
「飲み会途中で帰っちゃってさ…
酒飲んだのに 走って帰ったって
あとから聞いた」
「それ、やっちゃダメだろ…っ…」
あれ?…
。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆
ガヤガヤと賑わう居酒屋…
適当に注文して
食べながら教えてもらう
「今から言うことは
信じられないかもしれないけど
嘘はついてないから」
「うん…」
。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆
哲が話す言葉全てに 疑問符がつく
…麗香に貢いで 貯金も底を尽き
借金をしたこと
…その後、麗香に別れを告げられたこと
…金を返すのに
会社に内緒でバイトをしたこと
ここ半年位の記憶が飛んでるみたいだ…
「…マジか」
ぼんやりと…
毎日のように残業していたことを
思い出す
「そういえば
毎日家に帰るのが遅かったような…」
「まぁ、続きは また今度だな!
一度に話して 情報量過多で
脳がバグっても困るし」
「もう既に頭痛いっていう…(;´・ω・)ウーン」
「だろ?(≧▽≦)アハハ」
すぐ笑顔を消して 静かな声で
哲は話を続けた
「事故の日…あのオンナは 仁に
"追われてるから助けてくれ"って
近づいてきたんだ…
今も 仁の記憶が無いのをいいことに
何か企んでるかもしれない…
…気をつけた方が良いと思う」
哲との付き合いは 長い…
こいつは嘘はつかない 信じられる男だ
忠告は ちゃんと聞き入れる
「わかった」
。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆
話し込んで
リハビリどころじゃなくなって…
「今日は 解散するぞ!
仁も久々の仕事で疲れただろ?」
「そうだな( ‐ω‐)もう眠いや…」
「送っていこうか?」
「いや、大丈夫…」
「そうか、じゃ!気をつけて!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
哲と別れ、アパートに戻る
シャワーを済ませベッドに腰掛ける
「まだ頭痛いな…」
アルコールは記憶に悪影響を及ぼすらしく
しばらく禁酒をすることを奨められた
処方された痛み止めを飲んで
ベッドに横になって目を閉じた
「俺、麗香と別れてたんだ…」
だからって急に冷たくすることも
出来ないし…
「…何を…企んでる?」
━━ ブォンブォンブォーン
エンジン音が
どこからか聞こえてきた
「バイクか…」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『仁、風が気持ちいいな!』
はっ!
ガバッとベッドから起き上がる
「…なんだ、夢か?」
スマホで時間を確認すると
1時間くらい寝てしまったようだ
耳元で女性の声…
「…し、心霊現象?」…(((;°Д°;))))ギャーッ
麗香では無い…
低くて 優しくて 心地いい声…
「はぁ…何なんだよ、ホント…」
ベッドから下りて
冷蔵庫からペットボトルの水を取りだし
喉を鳴らして体に流し込む
数日前に届いていた郵便物…
そういえば見てなかった
"VIJAカード"…
借金!!!
慌てて封を切って中を見た
──【完済のお知らせ】──
「この額を完済したのか…?」
結構な額…
会社の収入だけじゃ返せないぞ?
そういえば 俺
バイト…してたんだっけ…
どこで…バイトしてたんだ?
── ズキンッ…
ダメだ、今日は寝る…
また明日 哲に…聞いて……
*・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆
数日、頭痛とも
上手く付き合いながら過ごした
麗香は 入院中
毎日のように来ていたのに
退院してからは パタッと来なくなった
今日は土曜日…
部屋の模様替えがしたくなって
ベッドの配置や
ダイニングテーブルの向き…
テレビの位置…
時間を忘れて模様替えに勤しんだ
「よし、これでしばらく生活してみよう」
納得のいく模様替えが出来た
「………」
なんだろう?デジャブのような感覚
この配置……どこかで見たか?
カバンの整理もやってしまおう
出かける時に持っていくボディバッグと
会社用のカバン
中身をひっくり返して
いらないものを排除…
「ん??」
会社用のカバンから出てきた白い封筒…
中身を見ると
"お預かり書"と書いてある
紙切れが入っていた
「何か、預けてたのか?…」
お渡し日と書かれた日付は
ちょうど事故に遭った日…
「…行ってみるか」
所在地を辿り 街へ出る
*・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆
「ここか…」
ジュエリー店…自動ドアが開く
「いらっしゃいませ」
「…これ、引取りに来ました」
預かり書を手渡すと
「はい、ただいまお持ち致します!
少々お待ちくださいませ」
ショーケースの中
煌びやかな 指輪やイヤリング、
ピアスやネックレスがズラリと並んでいる
こんなところで 俺は何を買ったんだ?
わからないことだらけで
疲れてくる
仕事が終わり
哲とリハビリがてら
少し歩くことにした
会社を出てすぐ 頭に痛みが走る
この場所で 麗香を庇って
車に轢かれたらしい
「なぁ、哲…教えてくれないか?
麗香と俺、何があったんだ?」
「…俺が 話してもいいのか?」
「本当のこと…知りたいんだ…」
*・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆
ついでに飯でも食うか…と
居酒屋に入る
「この居酒屋、覚えてる?」
「いや、…」
「合コンしたところだよ…
仁も誘ったら
渋々参加してくれたんだぞ?」
「覚えてないなぁ…」
「飲み会途中で帰っちゃってさ…
酒飲んだのに 走って帰ったって
あとから聞いた」
「それ、やっちゃダメだろ…っ…」
あれ?…
。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆
ガヤガヤと賑わう居酒屋…
適当に注文して
食べながら教えてもらう
「今から言うことは
信じられないかもしれないけど
嘘はついてないから」
「うん…」
。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆
哲が話す言葉全てに 疑問符がつく
…麗香に貢いで 貯金も底を尽き
借金をしたこと
…その後、麗香に別れを告げられたこと
…金を返すのに
会社に内緒でバイトをしたこと
ここ半年位の記憶が飛んでるみたいだ…
「…マジか」
ぼんやりと…
毎日のように残業していたことを
思い出す
「そういえば
毎日家に帰るのが遅かったような…」
「まぁ、続きは また今度だな!
一度に話して 情報量過多で
脳がバグっても困るし」
「もう既に頭痛いっていう…(;´・ω・)ウーン」
「だろ?(≧▽≦)アハハ」
すぐ笑顔を消して 静かな声で
哲は話を続けた
「事故の日…あのオンナは 仁に
"追われてるから助けてくれ"って
近づいてきたんだ…
今も 仁の記憶が無いのをいいことに
何か企んでるかもしれない…
…気をつけた方が良いと思う」
哲との付き合いは 長い…
こいつは嘘はつかない 信じられる男だ
忠告は ちゃんと聞き入れる
「わかった」
。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆。゜⋆
話し込んで
リハビリどころじゃなくなって…
「今日は 解散するぞ!
仁も久々の仕事で疲れただろ?」
「そうだな( ‐ω‐)もう眠いや…」
「送っていこうか?」
「いや、大丈夫…」
「そうか、じゃ!気をつけて!」
*.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜
哲と別れ、アパートに戻る
シャワーを済ませベッドに腰掛ける
「まだ頭痛いな…」
アルコールは記憶に悪影響を及ぼすらしく
しばらく禁酒をすることを奨められた
処方された痛み止めを飲んで
ベッドに横になって目を閉じた
「俺、麗香と別れてたんだ…」
だからって急に冷たくすることも
出来ないし…
「…何を…企んでる?」
━━ ブォンブォンブォーン
エンジン音が
どこからか聞こえてきた
「バイクか…」
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『仁、風が気持ちいいな!』
はっ!
ガバッとベッドから起き上がる
「…なんだ、夢か?」
スマホで時間を確認すると
1時間くらい寝てしまったようだ
耳元で女性の声…
「…し、心霊現象?」…(((;°Д°;))))ギャーッ
麗香では無い…
低くて 優しくて 心地いい声…
「はぁ…何なんだよ、ホント…」
ベッドから下りて
冷蔵庫からペットボトルの水を取りだし
喉を鳴らして体に流し込む
数日前に届いていた郵便物…
そういえば見てなかった
"VIJAカード"…
借金!!!
慌てて封を切って中を見た
──【完済のお知らせ】──
「この額を完済したのか…?」
結構な額…
会社の収入だけじゃ返せないぞ?
そういえば 俺
バイト…してたんだっけ…
どこで…バイトしてたんだ?
── ズキンッ…
ダメだ、今日は寝る…
また明日 哲に…聞いて……
*・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆
数日、頭痛とも
上手く付き合いながら過ごした
麗香は 入院中
毎日のように来ていたのに
退院してからは パタッと来なくなった
今日は土曜日…
部屋の模様替えがしたくなって
ベッドの配置や
ダイニングテーブルの向き…
テレビの位置…
時間を忘れて模様替えに勤しんだ
「よし、これでしばらく生活してみよう」
納得のいく模様替えが出来た
「………」
なんだろう?デジャブのような感覚
この配置……どこかで見たか?
カバンの整理もやってしまおう
出かける時に持っていくボディバッグと
会社用のカバン
中身をひっくり返して
いらないものを排除…
「ん??」
会社用のカバンから出てきた白い封筒…
中身を見ると
"お預かり書"と書いてある
紙切れが入っていた
「何か、預けてたのか?…」
お渡し日と書かれた日付は
ちょうど事故に遭った日…
「…行ってみるか」
所在地を辿り 街へ出る
*・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆
「ここか…」
ジュエリー店…自動ドアが開く
「いらっしゃいませ」
「…これ、引取りに来ました」
預かり書を手渡すと
「はい、ただいまお持ち致します!
少々お待ちくださいませ」
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