【R18】君に届くまで〜カタギの俺には資格がないの?〜

keco

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〚53〛逃走中?

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 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 チムラ鍼灸院では 当然の事ながら
 ヌナの居場所は
 教えて貰えなかった


 次は…
 仕事の帰りに通いつめた"あの場所"へ



 *.゜。:+*.゜。:+*.゜。:+*.゜


 →〖ARMYアーミー GYM〗


「あ~!裏切り者が来たぁ!( *¯ ^¯*)フンッ」


 久しぶりに来たジムで
 柾國まさくにくんの開口一番…
 はい、裏切り者扱いです...(lll-ω-)チーン

 まずは謝らないと


「ヌナをはじめ、柾國まさくにくんのことも
 忘れてしまって
 ホントに申し訳ないと思ってます…」

「…俺に謝られても
 困るんですけどね( *¯ ^¯*)フンッ」

「怒ってるよね...(lll-ω-)チーン」

「…で、何しに来たんですか?( *¯ ^¯*)フンッ」


 あんなに人懐っこかった柾國まさくにくんが
 …冷たい(>︿<。)

 居たたまれなくて
 早く この場から立ち去りたいけど

 まずは聞かなきゃ


「ヌナの居場所、知ってたら…」

「言うわけないじゃないですか!
 アニキから口止めされてますから!
 俺はみたいに
 アニキもあねさんも
 裏切らないも~ん!( *¯ ^¯*)フンッ」


 …俺だって


「……ヌナのことを裏切りたくて
 忘れたわけじゃないんだけどね…ハハッ…」


 ……やっぱり
 居場所は教えてくれ無さそうだ


「忙しいところごめんね…お邪魔しました」

 頭を下げて
 裏口から帰ろうと踵を返したら


「…ごめんなさい、意地悪がすぎました」


 振り返ると 申し訳なさそうな顔して
 項を掻いていた


「俺も ショックだったんですよォ~!
 仁さ~ん!εε=(((((*ノД`*)ノ」


 バカバカァ…(´。>ω(•ω•。`)ゴメンネッ…


柾國まさくにくんには いつも
 俺の事を気にかけてくれてたのに
 ここに来るのが遅くなっちゃって…」

「仕事に復帰したり
 元カノとイチャイチャしたり
 忙しい毎日送ってたんじゃないですかぁ?
 …( *¬ω¬)ジロッ」

 またサラッと嫌味言われたぁぁ(>︿<。)


「あのオンナのことは もう切ったよ…」

「……姐さんは傷つきましたよ!!
 目の前でキ…(´ρ`*)ゴホンッ!! ンッ ンッ…
 ホント、ふざけんな!ですよ!!」

「……ですよね」


 あの時の自分を ぶん殴りたい…
 オリャ!!!!(っ>ω・)つ)o゚)∵ ヒデブ!!!


「仁さんが事故に遭った日は…
 あねさん、ちょうど ここで
 トレーニングをしてたんです」


 柾國まさくにくんは
 事故当時のことを話してくれた

 哲から一報を受けたヌナは
 真っ青な顔して…体を震わせてたこと

 寝る間を惜しんで
 俺の様子を見に
 仕事が休みの日でも病室へ通ってたこと

「酷いですよね、その元カノ…
 あねさんを仁さんの担当から外せって
 師長さんに言ったそうですよ!」

「うわぁ…だから退院するまで
 会えなかったのか!」


 あのクズ女…最初に別れた時
 すぐにでもゆうさんにさばいて
 切り身にしてもらえばよかった(_`Д´)_クッソォ


「…俺を轢いた元組員って人に
 仕返ししてくれたんだってね…ありがと」

「アイツ、何でもアニキの真似するから
 マジ、ウザかったんですよね~
 俺の事も、すぐイジめるし!
 ここぞとばかりに
 ギッタギタにしてやりました(*´艸`)ハハハッ
 あねさんも もし止めなければ
 アイツをってしまう勢いでしたよ…」

「………」 

あねさんは…いつも
 仁さんの話をする時
 ものすごく柔らかい表情になるんです…
 あぁ…仁さんのこと 愛してるんだなって
 俺でも わかりましたよ」


 今更 俺に対するヌナの想いに
 自惚れるのは おこがましいと思うけど…

 これほどまで 手を尽くしてくれたのに


「ホントに…嫁に…」


 弱々しい心の声が漏れる



  ヌナ…会いたい…… 


「はぁ~…」

 ため息とともに ガックリと項垂うなだれた


「俺も 須賀組の為とはいえ
 どうして結婚したんだろうって
 今でも思ってますよ…
 嫁に行くことで 仁さんのことを
 清算しようとしたのかなぁ~(´△`)ハァ~」



 やっぱり…
 カタギの俺は…相応しくない?

 ヌナの隣にいる資格が…なかったの?


「・・・・はぁ~・・・・・」

 また ひとつ…大きなため息をついた



「まぁ、結婚相手は 敏兄としにぃっ……あ…( *-×-)」

「……んぉ?」



 今…ハッキリ聞こえたけど?!( ̄▽ ̄)ニヤリ



としにぃ…とは?
 幼なじみだという…敏也としやさんのこと?」

「:( ;´꒳`;):プルプル…ヤベェ、滑ったぁ~
 言っちゃった~∑(꒪д꒪III)ガーン
 アニキに◼️される…(」゚Д゚)」ギェェェェエエエ」

柾國まさくにくんって ホント
 優しいよね! (´▽`*)アハハ」


 東組…行ってみるか…


 *・゚・*:.。.*.。.:。゜⋆。゜⋆


 どこにいるのかが分かれば
 あとは 自分で何とかするしかない

 次の日、仕事帰りに
 所在地を調べ いざ出陣…



 *・゚・*:.。.*.。.:*・゚・*:.。.*.。.:


 って…

 めっちゃデケェ、お屋敷なんだけど!!!


 ドォォォォォォ━(゚Д゚)━ォォォォォォン!!!


 ビルを想像してた俺は
 目の前の屋敷に度肝を抜かれた


 ちょんまげの門番とか居そうな門構え…
 正門の他に 裏門とか ありそうな…

 ちょっと周りをフラフラ歩いてみる


 何だか 武家屋敷のようだ


 裏には だだっ広い駐車場…
 ガレージには 高級車が ズラリ…

 須賀組の兄さん達とは
 また違った雰囲気の男性が数人…
 車をピカピカに磨いていた

 この兄さん達と喧嘩なんかしたら
 ひとたまりもないな…(´°ᗜ°)ハハッ..
 死す…間違いなく


 ぐるっと周辺を回って
 再び、正門へたどり着く


 インターホンを押すのに
 かなりの時間を要した


「こ、怖いけど…っ…」


 エイッ!!!!  ( 。・ω・。)ノ 凸ポチッ…

 除夜の鐘か?ゴングのような音…


 お手伝いさんらしき女性の声
「はい…どちら様でしょうか」

木村きむら じんと申します!
 敏也さんは いらっしゃいますか?…」


「少しお待ちくださいませ」


 ・・・・・・緊張したぁ:(´◦ω◦`):プルプル



 …ギィィ───ッ

 門が自動で…



 うわぁ…ヒィィィィィ∑(๑ºдº๑)!! 開いたぁ!


 庭師が 定期的に来て
 剪定してるような松がたくさんあって
 白い砂利、鯉が泳いでそうな池…
 屋敷の玄関まで続く石畳…

 玄関に向かって歩いていくと
 2階のベランダから

「いらっしゃい、仁さ~ん!!  ( *˙︶˙*)ノ"」

 手を振りながら
 にっこりと笑う敏也さんが
 出迎えてくれた

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