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妄想の範囲外
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明日からアルベルト様がお仕事ですので今日は長期の休暇は最終日でございます。
目覚めると、大変麗しいお顔のアルベルト様がわたくしを微笑んで見ております。
「あぁ、可愛い。おはよう♡朝勃ちを強請るなど…困った子だ」
わたくし、寝起きです。強請った覚えは御座いません。
まだ頭も半分ほどしか覚醒をしておりませんが仕方ありません。
ですが、今日はリクエストをされてしまいました。
「出そうになったら根元をギュッと握って欲しいんだ」
正直なところ大変高度な技術をわたくしに要求されます。
だって、誤射しそうになる感覚はご本人にしか判らないと思うのです。
「アル様、それは難しいです」
「素直過ぎるエトランゼはなんて可愛いんだ。そうやって僕の我慢を試しているのか」
――先程達しそうになったら握って止めてくれと言ったのでは?――
素直でも何でもなく自分の体ではないので当たり前だと思うのです。
ですが、【誤射の達人】でもあるアルベルト様。
わたくしの上になった瞬間、勢いよく誤射されました。本人も驚いておられます。
「どうしてこんなに早く‥‥くそっ!何故だと思う?」
――それは、わたくしに聞かれても困ります――
こんな生活も明日からは一遍するのです。
ビバ!お股休息日!
密かにそう呼んでこの日を待ちわびておりました。
もう通いの使用人さんも来られている時間ですのに寝台からわたくしを放してくださいません。
ならば、少しこのままでお話をしてみようと思ったのです。
「アル様、明日からお仕事なのですけど夕方以降はどうしたらよろしいです?」
「どうしたらとは?」
「18時で皆さん帰られますので、湯あみなどは早めに済ませますが一人になるので」
ハっと何かに気が付かれた顔をされておられますが、そういう契約ですよ?
家令さんも執事さんも毎日がノー残業デーでございます。
「あと、アル様が遠征の時は朝まで1人なのですが…」
「しくじった」
「えっ?」
途端に頭を抱えられてしまいましたが、どうされたのでしょう。
「アル様?」っとお顔を覗き込みます。
いつもならハムハム言いながらキスをしてきますのに。
「エトランゼ…どうしたらいい?」
主語も述語もわからない疑問形は答えようが御座いません。
5W1Hに当てはまっておりませんよ?
「そうだよな。僕がいる日も帰るまでは1人。遠征に行けば夜中も1人」
「そうで御座いますね」
「すまない。僕の鼻の頭を押してくれないか?」
「何故で御座います?」
「パー●ンなら分身出来るはずだ」
――と、言う事はわたくしはパー子でよろしいのかしら。パーやん?――
しかし鼻筋のスっと通ったお鼻を押しても当然分身など出来るはずは御座いません。
「ご心配でしたらわたくし実家にいてもよろしいですわよ?」
「ダメだ!そんな事をしたら離縁だと思われるだろう」
――学童保育とお泊り保育と思えばよろしいのではないかしら?――
「こんな事は妄想の中にはなかった!いつも毎日が蜜月だったのに!」
どうやら勤務の事は妄想をされていなかったようです。
「一人でも留守番は出来ますし大丈夫ですよ」
「ダメだ!一人寂しく夫を待っている妻の元にエロい配達が来たらどうするんだ?」
――いつも通り宅配BOXへ入れてもらうだけです――
「そんな豊満な体を持て余す筈の夜はどうやって過ごすんだ」
――寝るだけですよ?他に何をするのです?――
「エトランゼは人妻なんだ。世界中の男が抱きたくてたまらないと狙っている」
――間違いなくそのような事は御座いませんね――
「仕方ない。師団を派遣してもらって1m間隔で屋敷を守らせるか…いや騎士がエトランゼの乳を揉むのは耐えられない。どうやって俺にそれを許せと言うんだ」
――あなたも騎士ですけどね。毎日揉んでますよね?おっぱい――
「アル様、大丈夫ですよ。鍵もしておきますし」
「いや、ダメだ。エトランゼ、知らないだろうが君の香りは強いんだ」
えぇぇっ!わたくしそんなに体臭が凄かったの?知らなかった。
どうしましょう。もしかすると使用人の皆さんが細い目をされてたのは体臭のせいなの?
「皆は気が付かないが、僕はエトランゼの匂いを40キロ先からでも嗅ぎ分けられる」
――えっ?アルベルト様は軍用犬だったの?だから舐めるのが好きなの?――
「エトランゼの声なら50キロ先でも聞こえるし、足音だってそうだ」
――わたくしそんな大声を出していたの?忍び足なんかできないじゃない!――
「アル様、元気を出してくださいな」
「判ってる。だが…はぁぁぁ何という事なんだ。こんな大事な事を!」
「一緒にいる時の事を優先してくださったんでしょう?わたくし、嬉しいですよ」
「ホントに?僕は放置プレイだけは出来ないんだ…なんて情けない男なんだ」
――いえ、放置プレイで全く問題は御座いません――
結局、通常の日はお留守番で、遠征の日はわたくしの実家に行くことになり、近日中に信頼のおける使用人を雇う事で落ち着いたのです。
目覚めると、大変麗しいお顔のアルベルト様がわたくしを微笑んで見ております。
「あぁ、可愛い。おはよう♡朝勃ちを強請るなど…困った子だ」
わたくし、寝起きです。強請った覚えは御座いません。
まだ頭も半分ほどしか覚醒をしておりませんが仕方ありません。
ですが、今日はリクエストをされてしまいました。
「出そうになったら根元をギュッと握って欲しいんだ」
正直なところ大変高度な技術をわたくしに要求されます。
だって、誤射しそうになる感覚はご本人にしか判らないと思うのです。
「アル様、それは難しいです」
「素直過ぎるエトランゼはなんて可愛いんだ。そうやって僕の我慢を試しているのか」
――先程達しそうになったら握って止めてくれと言ったのでは?――
素直でも何でもなく自分の体ではないので当たり前だと思うのです。
ですが、【誤射の達人】でもあるアルベルト様。
わたくしの上になった瞬間、勢いよく誤射されました。本人も驚いておられます。
「どうしてこんなに早く‥‥くそっ!何故だと思う?」
――それは、わたくしに聞かれても困ります――
こんな生活も明日からは一遍するのです。
ビバ!お股休息日!
密かにそう呼んでこの日を待ちわびておりました。
もう通いの使用人さんも来られている時間ですのに寝台からわたくしを放してくださいません。
ならば、少しこのままでお話をしてみようと思ったのです。
「アル様、明日からお仕事なのですけど夕方以降はどうしたらよろしいです?」
「どうしたらとは?」
「18時で皆さん帰られますので、湯あみなどは早めに済ませますが一人になるので」
ハっと何かに気が付かれた顔をされておられますが、そういう契約ですよ?
家令さんも執事さんも毎日がノー残業デーでございます。
「あと、アル様が遠征の時は朝まで1人なのですが…」
「しくじった」
「えっ?」
途端に頭を抱えられてしまいましたが、どうされたのでしょう。
「アル様?」っとお顔を覗き込みます。
いつもならハムハム言いながらキスをしてきますのに。
「エトランゼ…どうしたらいい?」
主語も述語もわからない疑問形は答えようが御座いません。
5W1Hに当てはまっておりませんよ?
「そうだよな。僕がいる日も帰るまでは1人。遠征に行けば夜中も1人」
「そうで御座いますね」
「すまない。僕の鼻の頭を押してくれないか?」
「何故で御座います?」
「パー●ンなら分身出来るはずだ」
――と、言う事はわたくしはパー子でよろしいのかしら。パーやん?――
しかし鼻筋のスっと通ったお鼻を押しても当然分身など出来るはずは御座いません。
「ご心配でしたらわたくし実家にいてもよろしいですわよ?」
「ダメだ!そんな事をしたら離縁だと思われるだろう」
――学童保育とお泊り保育と思えばよろしいのではないかしら?――
「こんな事は妄想の中にはなかった!いつも毎日が蜜月だったのに!」
どうやら勤務の事は妄想をされていなかったようです。
「一人でも留守番は出来ますし大丈夫ですよ」
「ダメだ!一人寂しく夫を待っている妻の元にエロい配達が来たらどうするんだ?」
――いつも通り宅配BOXへ入れてもらうだけです――
「そんな豊満な体を持て余す筈の夜はどうやって過ごすんだ」
――寝るだけですよ?他に何をするのです?――
「エトランゼは人妻なんだ。世界中の男が抱きたくてたまらないと狙っている」
――間違いなくそのような事は御座いませんね――
「仕方ない。師団を派遣してもらって1m間隔で屋敷を守らせるか…いや騎士がエトランゼの乳を揉むのは耐えられない。どうやって俺にそれを許せと言うんだ」
――あなたも騎士ですけどね。毎日揉んでますよね?おっぱい――
「アル様、大丈夫ですよ。鍵もしておきますし」
「いや、ダメだ。エトランゼ、知らないだろうが君の香りは強いんだ」
えぇぇっ!わたくしそんなに体臭が凄かったの?知らなかった。
どうしましょう。もしかすると使用人の皆さんが細い目をされてたのは体臭のせいなの?
「皆は気が付かないが、僕はエトランゼの匂いを40キロ先からでも嗅ぎ分けられる」
――えっ?アルベルト様は軍用犬だったの?だから舐めるのが好きなの?――
「エトランゼの声なら50キロ先でも聞こえるし、足音だってそうだ」
――わたくしそんな大声を出していたの?忍び足なんかできないじゃない!――
「アル様、元気を出してくださいな」
「判ってる。だが…はぁぁぁ何という事なんだ。こんな大事な事を!」
「一緒にいる時の事を優先してくださったんでしょう?わたくし、嬉しいですよ」
「ホントに?僕は放置プレイだけは出来ないんだ…なんて情けない男なんだ」
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結局、通常の日はお留守番で、遠征の日はわたくしの実家に行くことになり、近日中に信頼のおける使用人を雇う事で落ち着いたのです。
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