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25 リデル
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一体、どうしたのだろう。
格好良くて人気者のクラーク・ライナーは、こんな人じゃなかったはずだ。
「そんな、ライナーさんなんて、呼ばないでくれよ。
他の奴を誘えなんて、ひど過ぎないか?
……なぁ、ちゃんとちゃんと、謝るからさ。
本気でリデルが好きなんだよ」
口では謝る、と言いながら。
少しも謝罪の言葉を口にしないで、クラークはリデルとの距離を詰めてきた。
そして、戦法を変更したのか。
今度は両手を己の胸の前で握り、祈るようなポーズを見せる。
「本当にお願いだよ、もう一度やり直そう。
俺には君しかいない。
何でシーナなんかに行ったのか……だけどこれからは絶対にリデルだけだ、と誓ってもいい。
な、せめて、食事だけでも行こう?
お願い、お願いします」
お願い、と何度も口にして。
祈るような彼のポーズは、かつてリデルに告白をしてきた時に見せたものと同じだが、前回とはクラークの様子は全く違う。
あの日の彼はリデルを笑わせようとして、祈りのポーズを見せ、頭を下げて
「付き合ってください、お願いします」と繰り返した。
あの時とは全然違うクラークの様子は卑屈に見せて、その中に強引さが垣間見えていて。
一緒に出掛けたりすれば、食事だけですまない怖さを感じた。
もう断りの言葉さえ言うのも止めて、無言で立ち去ろうとしたリデルの腕をクラークが掴んだ。
「お前っ、俺がここまで折れてやっても、そんな態度か。
ちょっと見た目がましになったくらいで、何様のつもりなんだよ。
いいから来いよ!」
いくら脅されても、絶対に行かない。
あんたが恥をかくのは自業自得なんだから、ここで大声をあげて皆を呼んでやる! と。
リデルがお腹に力を溜め、悲鳴を上げようとした時。
「はい、そこまで!」
ホールの玄関から、声が掛けられた。
その人は、リデルを迎えに来てくれたエラだった。
思わぬ闖入者に、クラークはリデルの腕を離した。
そうだった、彼は自分に愛想を振り撒かないエラを苦手にしていた、とリデルは思い出した。
エラはつかつかと早足でふたりに近付いて、リデルを背にして、間に立った。
「見てたよ、クラーク・ライナー」
「……」
エラの口調は静かだが、確実に怒っている。
それがクラークにも分かるのだろう。
彼は言い訳も出来ないようだ。
エラは右手の人差し指を、クラークの胸に当て。
そのまま、軽く彼を突いた。
軽く突かれただけで、クラークは突き飛ばされたかのように、2、3歩後ろへよろめいた。
「何度も言わない。
うちのお姫様には、もう王子様が居るの。
これ以上リデルにしつこくしたら、イングラム騎士団が黙っていない。
あんたの父親は、それを望んでる?」
◇◇◇
これから急いで教会に向かうと言ったリデルに、デイヴがカーター家の荷馬車を出そうとしたら、それを止めたのがエルザだった。
「荷馬車なんて、ご冗談でしょ、デイヴさん」
「このお姫様を荷馬車に乗せるなんて、どうかしてる」
レイカにまで責めるように言われて、たじろいたデイヴだったが、それでも
「歩いて行くよりはましだ」と送ろうとしたのを、今度はエラが止めた。
髪を整え、華奢な靴を履いたリデルの送迎用の馬車を予約していると明かされて。
その至れり尽くせりの気遣いに、カーター親子はただただありがたく頭を下げるしかなかった。
帰りも約束の時間に迎えに行くからと言われ、リデルは4人に見送られて、結婚式にやって来た。
行きも1人だったので、帰りもそうなのかと思っていたのに、まさかエラが迎えに来てくれるとは。
そのお陰で、クラークも追い払ってくれたエラに改めて御礼を言うと、エラはチラリと舌を出した。
「権力を使って偉そうにするのは、格好悪いと思ってたけど。
癖になりそう」
権力、それはエラが言った騎士団の事だ。
その名前を持ち出したら、クラークは逃げるようにして披露宴会場へ戻って行った。
その上、エラは彼に、あんたの父親は、と。
それはつまり……
リデルは、ここでようやく。
どうしてあんなにクラークが必死だったのか、分かった。
「わたし達には騎士団が付いてる。
……それでライナーさんは、息子にわたしとやり直すように言ったのね?」
「どうせ、復縁出来なきゃ、跡は継がせない、とか脅されていたんでしょ。
皆が皆、わたしやリデルみたいに、出入りを許されている訳じゃないからね。
本邸に食い込みたい人は大勢居るから」
リデルとエラだって、出入りが出来るのは、親が本邸で働いているからだ。
それと、ご領主様が本邸には差程の興味も無く、家政をリーブスに任せていて。
本来は本邸を取り仕切る奥様が領地にいらっしゃらないから。
ご領主夫妻が本邸に揃った他領なら、使用人の家族など出入り禁止だろう。
「エラ、貴重な連休をわたしのために使ってくれて、本当にありがとう。
感謝してます」
「……そうね、この御恩は絶対に、一生忘れないでね。
わたしが食べたいと言ったら、リデルはクリームシチューをご馳走するの、一生ね」
御恩の返し方を指定されたリデルは何度も頷いて、エラに抱きついた。
「せっかくのお化粧が崩れるよ。
無事に戻れるか、ずっと心配していたひとに、そんな顔は見せないであげてね。
だから、泣くのは止めて、笑え」
また、エラから命令された。
クラークも来る結婚式に娘が行くのが心配で、父は送迎をすると言ってくれたのだ。
エラのお陰で無事だった、と笑顔で報告したい。
馬車は、先にエラのケール家に寄った。
お世話になったエルザにも、今日の御礼が言いたかったが、エラの父も休暇なので、ふたりで出掛けて留守だと言う。
最後にもう一度、御礼を言って、抱き締めて。
家に入っていくエラを見送って。
馬車に乗り込もうとする、リデルの手を。
手助けするために馭者が取る。
……その時、気付いた。
さっきも多分、この馭者の男はリデルの手を取ったのだが。
クラークを撃退できたね、とエラと笑いながら馬車に乗ったので、気にもしていなかった。
だが今は、この男が行きの馭者とは違うと気付いた。
深く被ったフードで顔はよく見えない。
だが、チラリと見えた馭者の髪色は。
イングラム伯領領主、コート家特有の銀色だった。
「……会いに来て、ごめん」
リデルの手を柔らかく包み込むようにそっと握り、その男は謝った。
格好良くて人気者のクラーク・ライナーは、こんな人じゃなかったはずだ。
「そんな、ライナーさんなんて、呼ばないでくれよ。
他の奴を誘えなんて、ひど過ぎないか?
……なぁ、ちゃんとちゃんと、謝るからさ。
本気でリデルが好きなんだよ」
口では謝る、と言いながら。
少しも謝罪の言葉を口にしないで、クラークはリデルとの距離を詰めてきた。
そして、戦法を変更したのか。
今度は両手を己の胸の前で握り、祈るようなポーズを見せる。
「本当にお願いだよ、もう一度やり直そう。
俺には君しかいない。
何でシーナなんかに行ったのか……だけどこれからは絶対にリデルだけだ、と誓ってもいい。
な、せめて、食事だけでも行こう?
お願い、お願いします」
お願い、と何度も口にして。
祈るような彼のポーズは、かつてリデルに告白をしてきた時に見せたものと同じだが、前回とはクラークの様子は全く違う。
あの日の彼はリデルを笑わせようとして、祈りのポーズを見せ、頭を下げて
「付き合ってください、お願いします」と繰り返した。
あの時とは全然違うクラークの様子は卑屈に見せて、その中に強引さが垣間見えていて。
一緒に出掛けたりすれば、食事だけですまない怖さを感じた。
もう断りの言葉さえ言うのも止めて、無言で立ち去ろうとしたリデルの腕をクラークが掴んだ。
「お前っ、俺がここまで折れてやっても、そんな態度か。
ちょっと見た目がましになったくらいで、何様のつもりなんだよ。
いいから来いよ!」
いくら脅されても、絶対に行かない。
あんたが恥をかくのは自業自得なんだから、ここで大声をあげて皆を呼んでやる! と。
リデルがお腹に力を溜め、悲鳴を上げようとした時。
「はい、そこまで!」
ホールの玄関から、声が掛けられた。
その人は、リデルを迎えに来てくれたエラだった。
思わぬ闖入者に、クラークはリデルの腕を離した。
そうだった、彼は自分に愛想を振り撒かないエラを苦手にしていた、とリデルは思い出した。
エラはつかつかと早足でふたりに近付いて、リデルを背にして、間に立った。
「見てたよ、クラーク・ライナー」
「……」
エラの口調は静かだが、確実に怒っている。
それがクラークにも分かるのだろう。
彼は言い訳も出来ないようだ。
エラは右手の人差し指を、クラークの胸に当て。
そのまま、軽く彼を突いた。
軽く突かれただけで、クラークは突き飛ばされたかのように、2、3歩後ろへよろめいた。
「何度も言わない。
うちのお姫様には、もう王子様が居るの。
これ以上リデルにしつこくしたら、イングラム騎士団が黙っていない。
あんたの父親は、それを望んでる?」
◇◇◇
これから急いで教会に向かうと言ったリデルに、デイヴがカーター家の荷馬車を出そうとしたら、それを止めたのがエルザだった。
「荷馬車なんて、ご冗談でしょ、デイヴさん」
「このお姫様を荷馬車に乗せるなんて、どうかしてる」
レイカにまで責めるように言われて、たじろいたデイヴだったが、それでも
「歩いて行くよりはましだ」と送ろうとしたのを、今度はエラが止めた。
髪を整え、華奢な靴を履いたリデルの送迎用の馬車を予約していると明かされて。
その至れり尽くせりの気遣いに、カーター親子はただただありがたく頭を下げるしかなかった。
帰りも約束の時間に迎えに行くからと言われ、リデルは4人に見送られて、結婚式にやって来た。
行きも1人だったので、帰りもそうなのかと思っていたのに、まさかエラが迎えに来てくれるとは。
そのお陰で、クラークも追い払ってくれたエラに改めて御礼を言うと、エラはチラリと舌を出した。
「権力を使って偉そうにするのは、格好悪いと思ってたけど。
癖になりそう」
権力、それはエラが言った騎士団の事だ。
その名前を持ち出したら、クラークは逃げるようにして披露宴会場へ戻って行った。
その上、エラは彼に、あんたの父親は、と。
それはつまり……
リデルは、ここでようやく。
どうしてあんなにクラークが必死だったのか、分かった。
「わたし達には騎士団が付いてる。
……それでライナーさんは、息子にわたしとやり直すように言ったのね?」
「どうせ、復縁出来なきゃ、跡は継がせない、とか脅されていたんでしょ。
皆が皆、わたしやリデルみたいに、出入りを許されている訳じゃないからね。
本邸に食い込みたい人は大勢居るから」
リデルとエラだって、出入りが出来るのは、親が本邸で働いているからだ。
それと、ご領主様が本邸には差程の興味も無く、家政をリーブスに任せていて。
本来は本邸を取り仕切る奥様が領地にいらっしゃらないから。
ご領主夫妻が本邸に揃った他領なら、使用人の家族など出入り禁止だろう。
「エラ、貴重な連休をわたしのために使ってくれて、本当にありがとう。
感謝してます」
「……そうね、この御恩は絶対に、一生忘れないでね。
わたしが食べたいと言ったら、リデルはクリームシチューをご馳走するの、一生ね」
御恩の返し方を指定されたリデルは何度も頷いて、エラに抱きついた。
「せっかくのお化粧が崩れるよ。
無事に戻れるか、ずっと心配していたひとに、そんな顔は見せないであげてね。
だから、泣くのは止めて、笑え」
また、エラから命令された。
クラークも来る結婚式に娘が行くのが心配で、父は送迎をすると言ってくれたのだ。
エラのお陰で無事だった、と笑顔で報告したい。
馬車は、先にエラのケール家に寄った。
お世話になったエルザにも、今日の御礼が言いたかったが、エラの父も休暇なので、ふたりで出掛けて留守だと言う。
最後にもう一度、御礼を言って、抱き締めて。
家に入っていくエラを見送って。
馬車に乗り込もうとする、リデルの手を。
手助けするために馭者が取る。
……その時、気付いた。
さっきも多分、この馭者の男はリデルの手を取ったのだが。
クラークを撃退できたね、とエラと笑いながら馬車に乗ったので、気にもしていなかった。
だが今は、この男が行きの馭者とは違うと気付いた。
深く被ったフードで顔はよく見えない。
だが、チラリと見えた馭者の髪色は。
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