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結婚編
異世界転移した私と極光竜(オーロラドラゴン)の秘宝
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そして、結婚式当日の朝。
「お父様、ここまで育てていただいて、ありがとうございます。これからもいろいろと教えてください」
「ああ。王宮での仕事は以前と同じように手伝ってくれるんだろう?」
「はい。ジークハルト様もそのほうがいいだろうと仰ってくださいましたし」
「そうか……有り難いことだね。ミカが嫁いだあとはアルだな。そろそろ婚約者を決めないと」
「そうなんだけどさ……。まあ、ミカに子どもが生まれるまでは自由にさせてよ」
それだといつまでたっても結婚しないだろう! と父に突っ込まれているけれど、兄はどこ吹く風だ。まあ、兄のことだから、政略だろうと恋愛だろうと、しっかり相手を見極めて結婚する気がする。
時間となったので、父のエスコートで教会の扉の前へと移動する。そこにはジークハルト様が待っていた。
「ミカ、綺麗だ」
「ありがとうございます。ジークハルト様も素敵です」
ジークハルト様に引き渡されたあと、父だけが先に中へと入ると扉が閉められた。そしてしばらくお互いに見つめあったあと、二人して服装を褒めあい、同時に照れる。
ジークハルト様の格好は白い騎士服だけれど、正式な格好なのか、軍服の写真で見たような、いろんな装飾がついた格好をしている。もちろん腰には剣がぶら下げられ、肩からは長いマントを付けていた。
装飾は金色で、マントも白、その裏はロイヤルブルー。髪を結んでいる組紐は、私の髪と同じ色の黒だ。
そして私はプリンセスドレスに近いデザインで、白いドレスだ。刺繍は金糸と銀糸でされていて、ところどころレースもあしらわれている。但し、地球のようにベールはない。
デザイン自体はシンプルだけれど、使っている布地は最高級のスパイダーシルクに、アラクネが織ってドレスを作ったものだから、その光沢はいつも見ているドレス以上に光り輝いている。
あとになって聞いたのだけれど、私のドレスに使われているスパイダーシルクは、なんとアレイさんが出したものだそうだ。蜘蛛の王様ともいうべき、『色付き』のアレイさんの蜘蛛糸、しかもアラクネが織ったものだからこその光沢だったと聞いて、かなり驚いた。
アレイさん、何をやっているのでしょう?!
まあ。私のためだし、今後ともよろしくという意味でも必要だったと言っていたし、とても嬉しかったので何も言わなかった。
髪は複雑に編みこんでアップにし、そこに花や装飾品が飾られている。もちろん、ジークハルト様が大事にしている、私の髪の色を変えてしまったあの髪飾りを中心にして、だ。
花は白を中心に、黄色やオレンジ、青い花が飾られている。
時間となり、扉が開かれる。床には赤い絨毯が敷かれ、視線の先にはこの世界の神様の像と、司祭。司祭の格好は、刺繍や装飾品は違うものの、地球のものとよく似ていた。
席の一番前には父と兄、そして陛下と王太后様、宰相様ご夫妻、双子の王子と王女。そして彼らを護衛する近衛騎士たちだけだ。
パイプオルガンに似た音楽が始まり、それを合図にジークハルト様と一緒に歩き出す。浄化したからなのだろう……以前とは比べ物にならないくらい、教会の中は清浄な空気で満たされていて、窓に嵌められたステンドグラスも室内を彩っている。
私たちが歩いている間、参列者は席を立ち、こちらに目をやっている。そして司祭の前にくると司祭が合図を出し、参列者が席に着いた。そして私たちも跪く。
「この善き日、神の名の下、二人の婚姻を認める。未来ある二人に祝福を」
そう言葉をかけられ、聖水が私たちにかけられる。聖水は私たちを濡らすことなく、祝福するようにキラキラと光る。
それが終わると二人で立ち、差し出された婚姻書にそれぞれ名前を書く。
「これにより、二人は婚姻し、夫婦となった!」
その言葉のあとにジークハルト様とキスを交わすと、参列者に向かってお辞儀をする。その後は拍手をもらい、もう一度ジークハルト様とキスした時だった。
『おめでとう。そしてありがとう。教会の浄化と、魂の輪廻を動かしてくれて。そして最後のドラゴンゾンビを天に返してくれて。そんな二人に祝福を』
夢に見た、あの声が聞こえた。それはジークハルト様にも聞こえていたのだろう……とても驚いた顔をしたあとで、「神の声が聞けるとは……」と呟いていた。
そうか……あの幾重にも重なった声は、神様の声だったのか。
あの時、夢で私が願ったのは、家族の健康と、怪我などしないようにということだった。私が【白魔法】を授かったのはどうやらこのせいだと、後に魔物たちから教わった。
家族と再生できたのも、きっと神様のおかげなのだと思う。それに、二百年経っていたとはいえ、家族に再び会えたことも、神様に感謝しかない。
式が終わると、そのまま城へと移動する。ただ、王族の式だからなのか、教会から城まではパレードのように、市民にお披露目をしたことには驚いた。聞いてなかったから、余計に。
「すまん、すっかり言うのを忘れていた」
「もう……。バルコニーで挨拶するだけだと仰っていたのに」
「すまん。まあ、これが終われば城のバルコニーで手を振り、家族だけで食事をして終わりだ」
二人して手を振りながら、そんなことを話す。ニヤリと笑っていることから、言い忘れたのではなく、言わなかっただけだと確信した。
内心で溜息をつきつつも、二度とないだろうからいいかとそれを許し、城に近づくまで手を振り続けた。そして城に着くと一旦休憩し、バルコニーへと移動する。そこで手を振ると、歓声があがった。
善政をしているからこその、王族の人気なのだろう。きちんとしていないと、ここまで人々は集まらないのだから。
しばらく手を振ったあとはお開きとなり、夜まで自由時間。と言っても、ドレスを着替えたり身支度を整えたりと、やることはある。
今夜からこの城で、ジークハルト様や魔物たちと一緒に生活することになる。
父の仕事やジークハルト様の仕事を手伝う許可もいただいているし、たまに領地に帰って料理を教える約束もしている。
王族となった以上、それなりに公務はあるものの、ジークハルト様が騎士だからなのか、私ができることといえば知っている料理を教えたりすることや裁縫しかない。あとは孤児院の視察くらいだろうか。
それらの公務は陛下と相談しつつ、のんびりやればいいとジークハルト様にも陛下や宰相様にも言われていることなので、その通りにしようと思っている。
食事は結婚式に参列していたメンバーだけだった。三日間ここで過ごしたあと、領地で再びお披露目をする。貴族たちにお披露目するのは、更に一週間後だ。
今までは禄に喧嘩もしていないから、これからするかも知れない。けれど、私とジークハルト様まらきっと、喧嘩してもすぐに仲直りできるだろうと思っている。
まだまだ知らないことが多い世界だけれど、時間はかなりたくさんあるのだ。これからもっと勉強をして、この世界を知りたい――そう思った。
これから初夜だけれど、とてもドキドキしている。
きっと素敵な結婚生活になるのだろう――神様が祝福してくれたのだから。
――それから一年後、この初夜が当たり、ジークハルト様の子どもを生むことになる。
< 了 >
「お父様、ここまで育てていただいて、ありがとうございます。これからもいろいろと教えてください」
「ああ。王宮での仕事は以前と同じように手伝ってくれるんだろう?」
「はい。ジークハルト様もそのほうがいいだろうと仰ってくださいましたし」
「そうか……有り難いことだね。ミカが嫁いだあとはアルだな。そろそろ婚約者を決めないと」
「そうなんだけどさ……。まあ、ミカに子どもが生まれるまでは自由にさせてよ」
それだといつまでたっても結婚しないだろう! と父に突っ込まれているけれど、兄はどこ吹く風だ。まあ、兄のことだから、政略だろうと恋愛だろうと、しっかり相手を見極めて結婚する気がする。
時間となったので、父のエスコートで教会の扉の前へと移動する。そこにはジークハルト様が待っていた。
「ミカ、綺麗だ」
「ありがとうございます。ジークハルト様も素敵です」
ジークハルト様に引き渡されたあと、父だけが先に中へと入ると扉が閉められた。そしてしばらくお互いに見つめあったあと、二人して服装を褒めあい、同時に照れる。
ジークハルト様の格好は白い騎士服だけれど、正式な格好なのか、軍服の写真で見たような、いろんな装飾がついた格好をしている。もちろん腰には剣がぶら下げられ、肩からは長いマントを付けていた。
装飾は金色で、マントも白、その裏はロイヤルブルー。髪を結んでいる組紐は、私の髪と同じ色の黒だ。
そして私はプリンセスドレスに近いデザインで、白いドレスだ。刺繍は金糸と銀糸でされていて、ところどころレースもあしらわれている。但し、地球のようにベールはない。
デザイン自体はシンプルだけれど、使っている布地は最高級のスパイダーシルクに、アラクネが織ってドレスを作ったものだから、その光沢はいつも見ているドレス以上に光り輝いている。
あとになって聞いたのだけれど、私のドレスに使われているスパイダーシルクは、なんとアレイさんが出したものだそうだ。蜘蛛の王様ともいうべき、『色付き』のアレイさんの蜘蛛糸、しかもアラクネが織ったものだからこその光沢だったと聞いて、かなり驚いた。
アレイさん、何をやっているのでしょう?!
まあ。私のためだし、今後ともよろしくという意味でも必要だったと言っていたし、とても嬉しかったので何も言わなかった。
髪は複雑に編みこんでアップにし、そこに花や装飾品が飾られている。もちろん、ジークハルト様が大事にしている、私の髪の色を変えてしまったあの髪飾りを中心にして、だ。
花は白を中心に、黄色やオレンジ、青い花が飾られている。
時間となり、扉が開かれる。床には赤い絨毯が敷かれ、視線の先にはこの世界の神様の像と、司祭。司祭の格好は、刺繍や装飾品は違うものの、地球のものとよく似ていた。
席の一番前には父と兄、そして陛下と王太后様、宰相様ご夫妻、双子の王子と王女。そして彼らを護衛する近衛騎士たちだけだ。
パイプオルガンに似た音楽が始まり、それを合図にジークハルト様と一緒に歩き出す。浄化したからなのだろう……以前とは比べ物にならないくらい、教会の中は清浄な空気で満たされていて、窓に嵌められたステンドグラスも室内を彩っている。
私たちが歩いている間、参列者は席を立ち、こちらに目をやっている。そして司祭の前にくると司祭が合図を出し、参列者が席に着いた。そして私たちも跪く。
「この善き日、神の名の下、二人の婚姻を認める。未来ある二人に祝福を」
そう言葉をかけられ、聖水が私たちにかけられる。聖水は私たちを濡らすことなく、祝福するようにキラキラと光る。
それが終わると二人で立ち、差し出された婚姻書にそれぞれ名前を書く。
「これにより、二人は婚姻し、夫婦となった!」
その言葉のあとにジークハルト様とキスを交わすと、参列者に向かってお辞儀をする。その後は拍手をもらい、もう一度ジークハルト様とキスした時だった。
『おめでとう。そしてありがとう。教会の浄化と、魂の輪廻を動かしてくれて。そして最後のドラゴンゾンビを天に返してくれて。そんな二人に祝福を』
夢に見た、あの声が聞こえた。それはジークハルト様にも聞こえていたのだろう……とても驚いた顔をしたあとで、「神の声が聞けるとは……」と呟いていた。
そうか……あの幾重にも重なった声は、神様の声だったのか。
あの時、夢で私が願ったのは、家族の健康と、怪我などしないようにということだった。私が【白魔法】を授かったのはどうやらこのせいだと、後に魔物たちから教わった。
家族と再生できたのも、きっと神様のおかげなのだと思う。それに、二百年経っていたとはいえ、家族に再び会えたことも、神様に感謝しかない。
式が終わると、そのまま城へと移動する。ただ、王族の式だからなのか、教会から城まではパレードのように、市民にお披露目をしたことには驚いた。聞いてなかったから、余計に。
「すまん、すっかり言うのを忘れていた」
「もう……。バルコニーで挨拶するだけだと仰っていたのに」
「すまん。まあ、これが終われば城のバルコニーで手を振り、家族だけで食事をして終わりだ」
二人して手を振りながら、そんなことを話す。ニヤリと笑っていることから、言い忘れたのではなく、言わなかっただけだと確信した。
内心で溜息をつきつつも、二度とないだろうからいいかとそれを許し、城に近づくまで手を振り続けた。そして城に着くと一旦休憩し、バルコニーへと移動する。そこで手を振ると、歓声があがった。
善政をしているからこその、王族の人気なのだろう。きちんとしていないと、ここまで人々は集まらないのだから。
しばらく手を振ったあとはお開きとなり、夜まで自由時間。と言っても、ドレスを着替えたり身支度を整えたりと、やることはある。
今夜からこの城で、ジークハルト様や魔物たちと一緒に生活することになる。
父の仕事やジークハルト様の仕事を手伝う許可もいただいているし、たまに領地に帰って料理を教える約束もしている。
王族となった以上、それなりに公務はあるものの、ジークハルト様が騎士だからなのか、私ができることといえば知っている料理を教えたりすることや裁縫しかない。あとは孤児院の視察くらいだろうか。
それらの公務は陛下と相談しつつ、のんびりやればいいとジークハルト様にも陛下や宰相様にも言われていることなので、その通りにしようと思っている。
食事は結婚式に参列していたメンバーだけだった。三日間ここで過ごしたあと、領地で再びお披露目をする。貴族たちにお披露目するのは、更に一週間後だ。
今までは禄に喧嘩もしていないから、これからするかも知れない。けれど、私とジークハルト様まらきっと、喧嘩してもすぐに仲直りできるだろうと思っている。
まだまだ知らないことが多い世界だけれど、時間はかなりたくさんあるのだ。これからもっと勉強をして、この世界を知りたい――そう思った。
これから初夜だけれど、とてもドキドキしている。
きっと素敵な結婚生活になるのだろう――神様が祝福してくれたのだから。
――それから一年後、この初夜が当たり、ジークハルト様の子どもを生むことになる。
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