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3章
最終話
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「お……はようございます?」
「なんで疑問形なんだよ」
沢村がおかしそうに笑って言う。
「や……俺より早く沢村先生起きてるの珍しくてびっくりして。今日もしかして嵐ですかね?」
翌朝起きて、目を開けると、じっと高弥の顔を見つめていた沢村とぱちりと目があったのだ。その瞳があんまり優しかったもので、くすぐったくて思わず誤魔化すように言ってしまった。いや、今までだってこんな目で見ていたと今から思えばそうなのだが、気持ちが分かってしまうとなんとも面映ゆい。
「しつれーだな。今日はいい天気だっつーの」
そう言いながらまた沢村は笑う。そんなに幸せそうに笑わないで欲しいと高弥は思う。だって心臓に悪い。
「お……俺何か朝ごはん用意……っんん」
ベッドから抜け出そうとすると、もう一度ぎゅっと引き寄せられ、くちびるが重なった。
深いものではなく、ふにふにとくちびるの感触を味わうように、触れてくる。
それからいたずらするみたく、くちびるをぺろりと舐めて、頬にもまぶたにもくちびるは落とされる。
「ん……っ」
首筋を辿ってうなじの咬み痕にも、ちゅっと吸い付いてから
「どっか痛ぇとこあるか? 腹張ってないか? 気分は?」
と矢継ぎ早に聞かれた。
「だ……ダイジョブです……っ俺朝ごはん作ってきますねっ」
沢村から遠慮なく漏れる甘ったるい空気に耐えられず、そう言ってベッドから立ち上がると
「うわっ……」
立ち眩みに襲われてよろける。
「っ急に立ち上がったら危ねーだろーがっ」
沢村の腕の中に抱き留められたので、床に転ぶ事態にはならずにすんだ。
「すいません……」
ちいさく高弥が謝ると
「ったく、もっと自分の躯大事にしろよ」
溜め息混じりに言われたけれど、膝の上に座らされて抱っこされてるみたいに言われたら、それさえも甘くて、甘くて目眩がしそうだった。
「あ……朝ごはんっ……」
恥ずかしくて、くすぐったくて逃げようとしたけれど、今度こそその長い腕に捕らえられて逃げられない。
「なに?もしかして、お前恥ずかしいの?」
耳元に意地悪なのにとっても甘い声が流された。
「べ……別にっ……ひ……っ」
「耳真っ赤じゃん、可愛い」
笑いながら耳朶をあま咬みされる。
「ち……違っ……」
「朝メシ、昨日コンビニで買っといた。 それにお前まだ悪阻あるんだろ。無理して作んなくていい」
言いながら、何度も何度も色んなところにくちびるが降ってきて、お腹の辺りを撫でられる。
それから長い指先が高弥の指先に絡む。そのまま指先を口許に運ぶとちゅ、ちゅと口付けられる。
「ちょ……ちょっと、なに?」
高弥の左の手の指先を軽く甘咬みされて思わず声を上げる。
「何って……いい加減気付かないわけ?」
左の手に指を絡めて目の前に掲げられる。
「え?えーっと、沢村先生の手は大きい?」
「……違う、そう言うことじゃねぇ……何か気付かねぇの? 気付くだろ、フツー」
沢村の言葉に高弥は首を傾けて、それから自分の手を見て
「うわっ何だコレ!」
と沢村の膝の上で思わず飛び上がった。
「第一声それかよ……」
「いやだって、何コレ?いつ着けたんすか?」
高弥の左の薬指を沢村が長い指先で辿る。
「んー、お前寝てるとき」
「へぇ、すごい。全然気が付かなかった。つーかサイズマジぴったりじゃないですか? すげぇ」
高弥の左の薬指に嵌められた指輪。矢継ぎ早に高弥の口からポロポロ言葉が溢れるのは恥ずかしいときだと沢村にバレバレでも止められない。
「おー、俺指のサイズだけじゃないぜ。お前の体中ドコのサイズも触っただけで分かるから知ってる……つーかお前顔真っ赤」
ははは、と笑う沢村。
「だだだって、恥ずかしいですよ、こんな……」
起きたときに薬指に指輪なんて、ロマンチックで窒息死しそうだ。
「俺の分もあんだよ。 高弥が嵌めてくんねぇ?」
そう言ってベッドサイドに置かれたチェストの引き出しから指輪ケースを取り出して高弥の手に渡した。
絵に描いたようなビロードケースを開けると中からはシンプルな白金色に輝く指輪。
ほら、と膝の上に座る高弥の目の前に手を出される。 高弥は綺麗な指輪を一つ摘まんで、沢村の長くて節が男らしくてセクシーな指先を取ると、ゆっくりと嵌めた。嵌め終わると
「高弥とずっと一緒にいたい。一生俺のそばにいてくれるか?」
低くてとびきり甘い声が耳奥に流される。
「は……は……は………」
「は?」
「恥ずかしい!」
「んだよ、『はい』って言わねぇのかよ、おい」
不満そうに膝に乗せた高弥の肩に顎を乗せて子供のようにくちびるを尖らせる沢村。
「うぅ……だって、だって……沢村先生昨日から甘ったるすぎて俺の脳がやられそう」
「俺は別に急にそうなったつもりはねぇんだけどな。いつもずっと思ってた。ずっとお前に好きだって言いたかったよ…………で、返事は?」
後ろからぎゅっと抱き締められて、顔を覗かれる。
「……うぅ……こんなん反則だ………………はい。ずっと一緒にいて下さい……」
高弥が何とか言うと、そのままそっと顎を掴まれてくちびるがそっと重なった。 言葉にならない愛しさが溢れてどうしようもない、そんなキス。
やわらかなキスを交わして静かにくちびるを離すと
「よし、じゃ今日は天気もいいし、お前のアパートに荷物取りに行くぞ」
眩しいほどの笑顔を浮かべて沢村が言うものだから、高弥もつられて笑顔になった。
これからも騒がしい二人の日々はいつまでも続いていく。
end
お読みいただきありがとうございました。
完全無欠な攻めを書くのが好きなのですが、今回の沢村は欠点だらけ。でも二人で成長していくことでいつか誰よりもいい男になるといいな。希望を込めてエンドマークを打ちました。
沢村がハラハラさせたことを代わりましてお詫びするとともに、一生高弥をうんと幸せにするとお約束します。
クズだけどどうしても惹かれてしまういい男である沢村とそんな沢村にずぶずぶにはまってしまう真面目な高弥を完璧に表現して表紙を描いて下さったいろさんには感謝の気持ちが言い表せられません😭一緒に作品を作って下さりありがとうございました✨
連載中たくさんお声がけしていただき嬉しかったです!
お礼のSSなどそのうちゆっくり上げていきますので、また読んでやって下さい。
2020.11.5 ゆなな
「なんで疑問形なんだよ」
沢村がおかしそうに笑って言う。
「や……俺より早く沢村先生起きてるの珍しくてびっくりして。今日もしかして嵐ですかね?」
翌朝起きて、目を開けると、じっと高弥の顔を見つめていた沢村とぱちりと目があったのだ。その瞳があんまり優しかったもので、くすぐったくて思わず誤魔化すように言ってしまった。いや、今までだってこんな目で見ていたと今から思えばそうなのだが、気持ちが分かってしまうとなんとも面映ゆい。
「しつれーだな。今日はいい天気だっつーの」
そう言いながらまた沢村は笑う。そんなに幸せそうに笑わないで欲しいと高弥は思う。だって心臓に悪い。
「お……俺何か朝ごはん用意……っんん」
ベッドから抜け出そうとすると、もう一度ぎゅっと引き寄せられ、くちびるが重なった。
深いものではなく、ふにふにとくちびるの感触を味わうように、触れてくる。
それからいたずらするみたく、くちびるをぺろりと舐めて、頬にもまぶたにもくちびるは落とされる。
「ん……っ」
首筋を辿ってうなじの咬み痕にも、ちゅっと吸い付いてから
「どっか痛ぇとこあるか? 腹張ってないか? 気分は?」
と矢継ぎ早に聞かれた。
「だ……ダイジョブです……っ俺朝ごはん作ってきますねっ」
沢村から遠慮なく漏れる甘ったるい空気に耐えられず、そう言ってベッドから立ち上がると
「うわっ……」
立ち眩みに襲われてよろける。
「っ急に立ち上がったら危ねーだろーがっ」
沢村の腕の中に抱き留められたので、床に転ぶ事態にはならずにすんだ。
「すいません……」
ちいさく高弥が謝ると
「ったく、もっと自分の躯大事にしろよ」
溜め息混じりに言われたけれど、膝の上に座らされて抱っこされてるみたいに言われたら、それさえも甘くて、甘くて目眩がしそうだった。
「あ……朝ごはんっ……」
恥ずかしくて、くすぐったくて逃げようとしたけれど、今度こそその長い腕に捕らえられて逃げられない。
「なに?もしかして、お前恥ずかしいの?」
耳元に意地悪なのにとっても甘い声が流された。
「べ……別にっ……ひ……っ」
「耳真っ赤じゃん、可愛い」
笑いながら耳朶をあま咬みされる。
「ち……違っ……」
「朝メシ、昨日コンビニで買っといた。 それにお前まだ悪阻あるんだろ。無理して作んなくていい」
言いながら、何度も何度も色んなところにくちびるが降ってきて、お腹の辺りを撫でられる。
それから長い指先が高弥の指先に絡む。そのまま指先を口許に運ぶとちゅ、ちゅと口付けられる。
「ちょ……ちょっと、なに?」
高弥の左の手の指先を軽く甘咬みされて思わず声を上げる。
「何って……いい加減気付かないわけ?」
左の手に指を絡めて目の前に掲げられる。
「え?えーっと、沢村先生の手は大きい?」
「……違う、そう言うことじゃねぇ……何か気付かねぇの? 気付くだろ、フツー」
沢村の言葉に高弥は首を傾けて、それから自分の手を見て
「うわっ何だコレ!」
と沢村の膝の上で思わず飛び上がった。
「第一声それかよ……」
「いやだって、何コレ?いつ着けたんすか?」
高弥の左の薬指を沢村が長い指先で辿る。
「んー、お前寝てるとき」
「へぇ、すごい。全然気が付かなかった。つーかサイズマジぴったりじゃないですか? すげぇ」
高弥の左の薬指に嵌められた指輪。矢継ぎ早に高弥の口からポロポロ言葉が溢れるのは恥ずかしいときだと沢村にバレバレでも止められない。
「おー、俺指のサイズだけじゃないぜ。お前の体中ドコのサイズも触っただけで分かるから知ってる……つーかお前顔真っ赤」
ははは、と笑う沢村。
「だだだって、恥ずかしいですよ、こんな……」
起きたときに薬指に指輪なんて、ロマンチックで窒息死しそうだ。
「俺の分もあんだよ。 高弥が嵌めてくんねぇ?」
そう言ってベッドサイドに置かれたチェストの引き出しから指輪ケースを取り出して高弥の手に渡した。
絵に描いたようなビロードケースを開けると中からはシンプルな白金色に輝く指輪。
ほら、と膝の上に座る高弥の目の前に手を出される。 高弥は綺麗な指輪を一つ摘まんで、沢村の長くて節が男らしくてセクシーな指先を取ると、ゆっくりと嵌めた。嵌め終わると
「高弥とずっと一緒にいたい。一生俺のそばにいてくれるか?」
低くてとびきり甘い声が耳奥に流される。
「は……は……は………」
「は?」
「恥ずかしい!」
「んだよ、『はい』って言わねぇのかよ、おい」
不満そうに膝に乗せた高弥の肩に顎を乗せて子供のようにくちびるを尖らせる沢村。
「うぅ……だって、だって……沢村先生昨日から甘ったるすぎて俺の脳がやられそう」
「俺は別に急にそうなったつもりはねぇんだけどな。いつもずっと思ってた。ずっとお前に好きだって言いたかったよ…………で、返事は?」
後ろからぎゅっと抱き締められて、顔を覗かれる。
「……うぅ……こんなん反則だ………………はい。ずっと一緒にいて下さい……」
高弥が何とか言うと、そのままそっと顎を掴まれてくちびるがそっと重なった。 言葉にならない愛しさが溢れてどうしようもない、そんなキス。
やわらかなキスを交わして静かにくちびるを離すと
「よし、じゃ今日は天気もいいし、お前のアパートに荷物取りに行くぞ」
眩しいほどの笑顔を浮かべて沢村が言うものだから、高弥もつられて笑顔になった。
これからも騒がしい二人の日々はいつまでも続いていく。
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お読みいただきありがとうございました。
完全無欠な攻めを書くのが好きなのですが、今回の沢村は欠点だらけ。でも二人で成長していくことでいつか誰よりもいい男になるといいな。希望を込めてエンドマークを打ちました。
沢村がハラハラさせたことを代わりましてお詫びするとともに、一生高弥をうんと幸せにするとお約束します。
クズだけどどうしても惹かれてしまういい男である沢村とそんな沢村にずぶずぶにはまってしまう真面目な高弥を完璧に表現して表紙を描いて下さったいろさんには感謝の気持ちが言い表せられません😭一緒に作品を作って下さりありがとうございました✨
連載中たくさんお声がけしていただき嬉しかったです!
お礼のSSなどそのうちゆっくり上げていきますので、また読んでやって下さい。
2020.11.5 ゆなな
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