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それから俺はよく騎士団施設の訓練場に通った
今もランニングの真っ最中だ
「ハルマ君よく訓練頑張ってるね」
「兄貴!俺体力付いたッス」
ランニングもろくに出来なかったが体力仕事もした事もありそこそこ体力がついた
「ハッハーまだまだ雑魚だよ」
くぅ~!!厳しい
「そんなとこも痺れるッス兄貴!!」
レンジも俺に付いていつもトレーニングに付き合ってくれてる
「なに兄貴に懐いてんだよ」
俺を置いて何周目も走ってるレンジがまた俺に追いついてきた、クソ汗一つかいてねえ
「お義兄さんだろ?ハルマ君」
「兄貴そのギャグもういいッス」
「ギャグ?なんの事だろう。ランニングはもう終わろう汗を拭いておいで」
「ハイ!」
「ハルマさんこれタオル使って下さい」
「この水飲んで下さい」
「汗拭かせてください!」
「マッサージしますね」
「汗くらい自分で拭くって、マッサージも良いから」
物珍さなのか俺は騎士団や警備隊に隙あらば世話をされてる
「ここの奴らは猿なのか」
「おいレンジ今度は猿呼ばわりか、やめんか」
「はぁ、兄貴手合わせ頼む」
「またかい?良いよ」
また、の言葉通りレンジはよく兄貴と手合わせをしている。まだ1手も取った事はない
「おー、今日もやってんなー」
後ろから気配もなく野太い大柄の男がやってきた
「隊長さん!こんにちは」
「ようハルマ君俺の恋人は良い剣さばきだろ」
「はい、今日も兄貴は強いです」
この隊長はどうやらタンゴール副隊長と恋仲のようだ
ゴツい隊長としなやかな副隊長、最初は驚いたが絵になる二人に納得した
そんな隊長は大きな声で野次を飛ばした
「ヒューヒュー今日も美人だねータンゴール」
「なっ?!今は黙っていろ!隊長」
「はいはーい」
ヒラヒラと手を振って
「怒られちゃった、真剣にしないと押されるんだろうね」
「そうですね最初の手合わせ比べるとだいぶタンゴールさんも真剣な顔してますね」
「弟と手合わせが楽しくて嬉しいって言ってたよ」
「兄弟仲良さそうですよね」
「そう見える?君だからかなタンゴールはツンケンしてるけどレンジ君の場合はドライだよね」
「ドライ?そうですか?なんかいつも怒ってますけど」
「君の事になると、だよね熱くなってさ」
「おれ?それって」
「お、今日もタンゴールの勝ちだな」
俺の言葉を遮るように兄弟の手合わせに結果が出た
今もランニングの真っ最中だ
「ハルマ君よく訓練頑張ってるね」
「兄貴!俺体力付いたッス」
ランニングもろくに出来なかったが体力仕事もした事もありそこそこ体力がついた
「ハッハーまだまだ雑魚だよ」
くぅ~!!厳しい
「そんなとこも痺れるッス兄貴!!」
レンジも俺に付いていつもトレーニングに付き合ってくれてる
「なに兄貴に懐いてんだよ」
俺を置いて何周目も走ってるレンジがまた俺に追いついてきた、クソ汗一つかいてねえ
「お義兄さんだろ?ハルマ君」
「兄貴そのギャグもういいッス」
「ギャグ?なんの事だろう。ランニングはもう終わろう汗を拭いておいで」
「ハイ!」
「ハルマさんこれタオル使って下さい」
「この水飲んで下さい」
「汗拭かせてください!」
「マッサージしますね」
「汗くらい自分で拭くって、マッサージも良いから」
物珍さなのか俺は騎士団や警備隊に隙あらば世話をされてる
「ここの奴らは猿なのか」
「おいレンジ今度は猿呼ばわりか、やめんか」
「はぁ、兄貴手合わせ頼む」
「またかい?良いよ」
また、の言葉通りレンジはよく兄貴と手合わせをしている。まだ1手も取った事はない
「おー、今日もやってんなー」
後ろから気配もなく野太い大柄の男がやってきた
「隊長さん!こんにちは」
「ようハルマ君俺の恋人は良い剣さばきだろ」
「はい、今日も兄貴は強いです」
この隊長はどうやらタンゴール副隊長と恋仲のようだ
ゴツい隊長としなやかな副隊長、最初は驚いたが絵になる二人に納得した
そんな隊長は大きな声で野次を飛ばした
「ヒューヒュー今日も美人だねータンゴール」
「なっ?!今は黙っていろ!隊長」
「はいはーい」
ヒラヒラと手を振って
「怒られちゃった、真剣にしないと押されるんだろうね」
「そうですね最初の手合わせ比べるとだいぶタンゴールさんも真剣な顔してますね」
「弟と手合わせが楽しくて嬉しいって言ってたよ」
「兄弟仲良さそうですよね」
「そう見える?君だからかなタンゴールはツンケンしてるけどレンジ君の場合はドライだよね」
「ドライ?そうですか?なんかいつも怒ってますけど」
「君の事になると、だよね熱くなってさ」
「おれ?それって」
「お、今日もタンゴールの勝ちだな」
俺の言葉を遮るように兄弟の手合わせに結果が出た
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