囚われた元王は逃げ出せない

スノウ

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「ハルマ君、我が騎士団と訓練をしたいと伺ったのですが、よろしいのでしょうか?」


「よろしいです!ぜひ・・・」


チラッと周りを見るとピシッと並んではいるもののギラギラとした目がたくさんこっちに向いていた


「えーっと」


未知との遭遇そして国王候補の肩書を持つ俺に対しての視線がすごい、まじすんごい


「レンジの剣さばきが見たいです」


「おい」


「見たいです」


「チッ」



「では我が弟と手合わせする者は?」


「「「・・・・・」」」


「今朝遅刻した奴いたな?出てこい」


「はい私です!喜んで」



と言った奴はすんなりとレンジの木剣に負けていった



「おおおお!!!レンジお前つえーんじゃん」


「そつなくこなすと言ったろ」


「副隊長の私には勝てないがな」


「兄貴に勝ったら俺が隊長だな」


「副隊長ってそんなに強いの?」


「まぁ副隊長になれるくらいには」


「かっけーっス!兄貴って呼ばして下さい」


「おやおや、お義兄さんとは気が早いな」


はっはっはーと笑うレンジ兄

お義兄さんとは言ってねぇ



「やっぱ俺も訓練したいです!」


「よし今からしてみる?」


「お願いします!」




とりあえずストレッチ


そして

ランニング



「む、むり・・・もう俺、走れん」


「ハルマ君まだ全然走ってないが」


「異世界人は体力がないのか?」


「聞いたことないがな、そうなのかもしれん」


「酸素濃度でも違うのだろうか」


ヤメテーーー‼二人して俺をイジメないでー



「グスン、優しくしてよ~!!!」


「冗談だハルマ君最初はみんなそうだよ」


「本当ですか!?」


「嘘に決まってんだろ」


これは優しい嘘って言うんだよレンジ!!

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