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17歳、学園の最高学年三年生、春。
事件が起こった!
2歳年下の妹が一年生として入学してきたのだ。
はぁ。可愛い。
妹は輝くプラチナブロンドと湖水のような美しい青い瞳の美少女。
うん。いい。
母は、妹そっくりの顔立ちと全く同じ色彩だった。大好きなお母様……
妹を産んだ後、中々貧血が治らなかった。医師が屋敷へ頻繁に出入りしており皆が心配したものだ。
母は、毎日、顔色が悪かったのをおぼろげに覚えている。
そのうちに私が10歳の誕生日を待たず亡くなった。
すごく悲しいが、そっくりな妹がいる。
私は妹を母の代わりの様に愛している。
入学式、在校生は早くに登校して新入生を待っていた。
我が家の馬車から降り立つ妹!
鼻血を吹かなかった自分を自分で褒めた。
可愛い!
可愛いよ。妹よ。君がこの学園で1番だ!
今日の私は、最高学年の勤めとして、この学園独特の入学式パフォーマンスをしなくてはいけない。
一年生を誰でもいいから、校門から受付玄関まで案内するのである。
この瞬間まで、妹を案内しようと神に誓っていた。しかし、可愛い過ぎる。
私の様な者が案内などおこがましい!ああ鼻血め。無理だ!何たるふがいない自分。
無理だ。
よし、その辺の地味なオノコにしよ。
視線を周囲へ巡らせる。
私の肩くらいの背の男の子に決めた。髪は短めの茶色の男の子。育ちが良さそうだった。
「入学おめでとうございます。わたくしが、ご案内したしましょう?もし宜しければ参りませんか?」
まだ子供の様な男の子。中々可愛い。妹より落ちるけどね。あーあ失礼だなぁ私。
思わず苦笑いしてしまった。
男の子が綺麗な笑みを浮かべた。
「ありがとうございます」
そして二人で歩き出す。
人なつっこい子供でほんの二三分の間にたくさんお話をしてくれた。
ほのぼのとする。
何とこの子が新入生代表らしい。
「まぁ、頭がいいのですね?」
と感嘆の声が出た。
凄い。うちの学園は、貴族学校だが首席は凄い。おそらく卒業する頃には、宰相府の文官登用試験に軽々と合格するだろう。何という秀才。
将来有望な少年が実に礼儀正しく手を振る。
バイバイー。私も、はにかみながら手を振った。
地味でモブなのにゴメンなさい。
事件が起こった!
2歳年下の妹が一年生として入学してきたのだ。
はぁ。可愛い。
妹は輝くプラチナブロンドと湖水のような美しい青い瞳の美少女。
うん。いい。
母は、妹そっくりの顔立ちと全く同じ色彩だった。大好きなお母様……
妹を産んだ後、中々貧血が治らなかった。医師が屋敷へ頻繁に出入りしており皆が心配したものだ。
母は、毎日、顔色が悪かったのをおぼろげに覚えている。
そのうちに私が10歳の誕生日を待たず亡くなった。
すごく悲しいが、そっくりな妹がいる。
私は妹を母の代わりの様に愛している。
入学式、在校生は早くに登校して新入生を待っていた。
我が家の馬車から降り立つ妹!
鼻血を吹かなかった自分を自分で褒めた。
可愛い!
可愛いよ。妹よ。君がこの学園で1番だ!
今日の私は、最高学年の勤めとして、この学園独特の入学式パフォーマンスをしなくてはいけない。
一年生を誰でもいいから、校門から受付玄関まで案内するのである。
この瞬間まで、妹を案内しようと神に誓っていた。しかし、可愛い過ぎる。
私の様な者が案内などおこがましい!ああ鼻血め。無理だ!何たるふがいない自分。
無理だ。
よし、その辺の地味なオノコにしよ。
視線を周囲へ巡らせる。
私の肩くらいの背の男の子に決めた。髪は短めの茶色の男の子。育ちが良さそうだった。
「入学おめでとうございます。わたくしが、ご案内したしましょう?もし宜しければ参りませんか?」
まだ子供の様な男の子。中々可愛い。妹より落ちるけどね。あーあ失礼だなぁ私。
思わず苦笑いしてしまった。
男の子が綺麗な笑みを浮かべた。
「ありがとうございます」
そして二人で歩き出す。
人なつっこい子供でほんの二三分の間にたくさんお話をしてくれた。
ほのぼのとする。
何とこの子が新入生代表らしい。
「まぁ、頭がいいのですね?」
と感嘆の声が出た。
凄い。うちの学園は、貴族学校だが首席は凄い。おそらく卒業する頃には、宰相府の文官登用試験に軽々と合格するだろう。何という秀才。
将来有望な少年が実に礼儀正しく手を振る。
バイバイー。私も、はにかみながら手を振った。
地味でモブなのにゴメンなさい。
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