嘘つき師匠と弟子

聖 みいけ

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 乗合馬車の停留所は、まだ早朝だと言うのに混み始めていた。

 街の外側に向かう馬車は出発の準備中らしく、数人の乗客が待機の列に並んでいた。ユーダレウス達もその一番後ろに並んだ。

 学校へ向かうのだろう。揃いのジャケットを着た、ティニよりも少し年上の子供たちが数人、別な馬車の列に並んだ。

「嵐、すごかったね」
「ねー。でもその割には街、何ともないよね。うちなんか、絶対屋根壊れると思ってたのに」

「ユーダレウス様が来たんだよ、きっと」

 唐突に跳び出した師の名前に、ティニがピクリと反応した。
 周囲の子供たちからは、きゃらきゃらとからかうような笑い声が上がる。

「おばあちゃんみたいなこと言ってる!」
「うちのお母さんはまじない師の守り石が効いたんじゃないかって言ってた」
「きっとそれだよ! 昨日、広場に来てたもん!」
「うそだー、じいちゃんはまじない師なんてインチキだって!」
「きっと、あいつはすごいまじない師だったんだよ!」

 ティニは、むくれた顔つきで地面を軽く蹴る。まるで呼応したかのように、遠くの馬車の馬が不機嫌そうにいなないた。
 昨夜の嵐の被害がなかった理由をティニは知っている。まじない師がどういう存在かも、おおよそわかっている。
 流石に子供たちに食ってかかることはしないだろうが、ユーダレウスは注意深くティニを見ながらしゃがみ、宥めるようにティニに視線を合わせた。

「……あのまじない師さんは、ずるいです」

 想定通りの一言を聞いたユーダレウスは、弟子の注意を引くために目の前で人差し指をすっと立てる。

「ティニ。もし、俺がいなかったら、どうなってたと思う?」
「えっと……」

 突然の問いに戸惑いながらも、ティニは師の指をじっと見て思案顔になった。

 もし、ユーダレウスが来ていなかったら。この街が甚大な被害を受けていたことは想像に難くない。
 そして、守り石は、たとえ本物のまじない師がまじないを込めていたとしても、必ずどこかに綻びがあり、不完全なものである。

「……あのまじない師さんの石はきっと、守りきれない。そしたら、まじない師さんから石を買った人は……」

 ティニは言葉を濁す。脳裏に浮かぶのは、ついさっき別れたばかりのミアだ。

「……ミアのように、まじない師に責任転嫁するやつもいるだろう。お前のせいでと石を投げられることもあるかもしれんな」

 ティニはこくりと頷く。師が言わんとすることは、なんとなくわかったようだが、しかしその顔はまだ納得がいかないという顔だった。

 今回のように嵐の後に何も起きなかったときは、素晴らしい腕だと褒めそやされるのだろう。けれど、相手はどのようなことが起こるかわからない自然災害だ。守りきれなかったからと言って、それの責任を押し付けられていいはずがない。

 なにより、守り石に完全はないと承知の上で買ったはずなのだから。

 やって来た馬車に、先ほどの賑やかな子供たちが次々乗り込んでいく。馬車の馬が低く鼻を鳴らした。

 乗合馬車の御者が、ガランガランと出発のベルを鳴らす。馬が短く鼻を鳴らし、石畳を馬の蹄が打つ小気味の良い音と共に、馬車が走り出した。

 ユーダレウスは立ち上がると、ぐっと腰を逸らして伸ばす。

「誰にもどうこうできねえことの鬱憤をぶつけられるのもまた、あいつらの役目なんだよ」

 まるで自分が謗られるかのような顔で見上げてくる弟子の、癖のある髪をユーダレウスは指先で混ぜた。

 まじない師は魔術師の代用品である。
 どちらも常人にはない力を以て人々を助けるが、まじないの力は魔術に遠く及ばない。

 しかし二つの根源は同じである。この時代において、まじない師を志すということは、それすなわち、少なからず魔術の理に触れることだ。

 ――力の源は精霊であり、己ではない。精霊の力とは、天地万物、いのちの子の為に存在する。己が為のみに用いれば、その者は必ず破滅に進む。

 ――術師、人を助けよ。努々、驕るべからず。

 かつて、まじない師たちは力不足のそしりを受けることで、不安や哀しみ、怒りに満ちた人々の心をわずかばかりでも軽くしようとした。その自己犠牲の精神は、数多くいた魔術師が姿を消し、その代わりとなるようにまじない師が現れてからの習わしだった。

 彼らは自らの犠牲をいとわなかった。それはまるで、罪を償うかのように。

 人々が当たり前に縋る相手が魔術師からまじない師となっても、それは何も変わらなかった。
 もっとも、長い年月の中で、人々の間やまじない師自身に「まじない師とはそういうものだ」と刷り込まれているせいもあるのだが。

「……だが、まじない師ですらないペテン師は、売るもん売ったら文句言われる前にさっさととんずらしちまうから質が悪い」

 ユーダレウスが不機嫌そうに独り言つ。
 ティニは高いところにある師匠の顔を見上げた。聞き難いことを聞くかどうか迷っているその顔を見て、ユーダレウスは仏頂面で頷き、質問の許可を出した。

「あの、師匠、ミアさんの守り石、本当は……」

 その時、傍を通る若い男がティニの前で屈みこんだ。大きな荷物が石畳に擦れ、中身がガタンと音を立てる。

「守り石? どうした坊や、守り石が欲しいのかい?」

 身なりこそ普通の街の男と変わりはないが、昨日広場で見た、守り石の売り子の男だとティニが気付くまで、そう時間はかからなかった。

「師匠がいるのでいらないです」

 警戒心たっぷりに、ティニは師を盾にするように男から距離をとる。ニヤッと愛想よく笑った売り子の男の頭を、こん棒の先が軽く小突いた。

「こら、子供に押し売りをするな!」

 売り子と同じように、普通の格好をしたまじない師が、こん棒を持って眉を吊り上げていた。叱られた売り子は「いや、すみません」と悪びれる様子もなく笑う。二人はユーダレウスたちの後ろに並んだ。

「驚かせて悪かったな、坊や。昨夜の嵐、すごかったな。どうだ、ちゃんと眠れたか?」
「ちゃんと寝ました!」

 頬を膨らませるティニに、まじない師は「見かけによらず肝が据わってるな」と感心そうに何度も頷いた。「俺は中々寝れなかったですよ、大したもんだ」と売り子の男も褒めそやすものだから、あっさり警戒心をといたティニは得意げに胸を張った。

 一人、全てを知るユーダレウスだけが遠くの虚空へと眼差しを向けていた。



 ほどなくしてやって来た馬車に一同は乗り込む。座り心地が良いとは言えない座席に腰かけると、売り子の男は幌の下から外を見て、潜めた声で「昨夜の嵐で何もなくて本当によかった」とこぼす。

「あんな嵐だ。もし何かあったら相当な被害ですよ。我々もこうしてゆっくりなんか……」

 途中、まじない師に肘で突かれ、しまったという顔になった売り子の男は、不自然に口をつぐんだ。

「しかし、木の枝の一本も折れちゃいないなんて、本当に奇跡みたいだ」
「ユーダレウス様が来てなすったんでしょう」

 外から馬車の点検をしていた年老いた御者が、にこやかに言う。売り子の男は何のことやらと首を傾げた。

「そういや、宿屋の爺さんも言ってたな。窓からちらっと外見て『ユーダレウス様が来ていなさるなら安心だ』なんて言って、あの嵐の中寝ちまったんですよ」
「ユーダレウス、ってあのおとぎ話のか?」

 まじない師に問われ、売り子の男はわからないと肩をすくめる。まじない師はふむと息をついて顎髭を指で撫でた。

 すると、近くの席に座っていた地元の者らしき男が、待っていましたとばかりに自分の膝を手で打った。

「あんたら、旅の人だろう。ここいらはね、毎年この時期に嵐が来るんだがね。五年に一度くらいかな、昨夜みたいなとんでもない嵐が来るんだよ」

 興味が惹かれたのか「ほお」と相槌を打ったまじない師に、地元の男はますます自慢げに声量を上げた。

「年によっちゃあひでぇ被害が出るもんだが、たまーに、でかいわりに木の葉の一枚も落っこちねえって年があるんだ。そんなとき、この街の年寄り連中はこぞって『ユーダレウス様が来た』なんて言うんですよ」

 納得の声を上げながら、まじない師が懐から小さな包みを取り出す。
 煙草かと眉をひそめたユーダレウスだったが、よくよく見れば男の手にある物は細長い豆の形をした砂糖菓子の包みだった。
 自分の口に一つ放り込み、近場の乗客にも配り出したまじない師が、ティニには多く寄越したことにユーダレウスは小さく頭を下げる。「お前さんもどうだ、お若いの」と差し出されたが、自分の分は必要ないと黙って首を振った。

 各々が色とりどりの砂糖菓子をつまみながら、話の続きに耳を傾ける。

「なんでまた、ユーダレウス様がきたなんて言うんです?」
「大昔にね、ユーダレウス様がこの街に旅の途中で訪れた時、丁度来た嵐の野郎から助けてくださったんだと。それもこの街まるごと。それだけでなく、またいつかこの街を訪れた時、困っていれば必ずお救いくださると約束してくださったらしい」
「はー、立派な方ですねえ」

 売り子の男は、手のひらに乗った砂糖菓子をまとめて口に入れた。もぐもぐと口いっぱいに砂糖菓子を頬張り、子供のように口を動かす売り子の男の隣で、まじない師がため息をつく。

「もし、本当に来ていらしたのなら、会って見たかった」

 まじない師が心底残念がると、乗り合わせた乗客たちも、それに同調する声を上げた。

 ティニがユーダレウスの外套に顔を埋めた。小さく震えているのはおそらく、ユーダレウスがこんなに近くに、目の前にいると言うのに、誰一人気が付きもしないことが可笑しいのだろう。

 ガランガランと出発のベルが鳴らされる。
 ユーダレウスは外套に顔を埋めているティニを、きちんと椅子に座らせると、眠るように目を瞑った。

 胸の内では、先ほどのティニの質問を反芻していた。

 ――ミアが買った守り石の真偽について。

 魔術師がかける術と同じように、まじない師の守り石に込められた術の効果が持続する時間はかけた者の任意。そしてそれは、魔術師よりも力の弱いまじない師であれば、短い時間しか持続させることはできない。
 たとえ、本物の守り石であったとしても、効果がきれればただの石ころでしかないのだ。

 つまり、ミアが買った治癒の守り石に本当に効果があったのかどうかの真実は、もはやわからないということだ。

 しかし、ユーダレウスはふっと目を開くと、流れていく街並みを眺めて口元を緩めた。

「――どのみち、手放す気なんざなかっただろう。ロブ」

 もうどこにもいない友人に向けて小さく呟いたその一言だったが、弟子の耳には届いたらしい。

「何か言いましたか? 師匠」

 貰った砂糖菓子の最後の一粒を大事そうにつまんだティニが、ユーダレウスのフードの下を覗き込む。ユーダレウスはそれを片手で押し返し、やけに丁寧な手つきでティニの後頭部を撫でた。

 あくどい顔で笑う師に、嫌な予感がしたのか、ティニは怪訝そうに目を眇める。

「いやなあ。昨夜、嵐が怖いっつって寝るまでべそかいてた誰かさんの泣き顔が、そりゃあ面白かったのを思い出してなぁ?」

 素っ頓狂な声を上げたティニが、みるみるうちに熟れたリンゴのように真っ赤になった。そのすぐ側で、昨夜の真実が聞こえてしまったらしいまじない師が、くつくつと申し訳なさそうに肩を震わせた。

 快晴の空の下。旅人たちを一時巡り合わせた馬車は、がたごとと音を立てて進んでいく。

 潮風香る穏やかな春の街から、新たな旅路へと送り出すために。

                     海辺の街・リゴン 了
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