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火の番をパーシーに任せ、ユーダレウスは寝床の仕度をする。腰の鞄から出した簡易寝具を適当に並べ、ティニの方には、ティニがやたらと気に入っている毛布を出しておく。
ただ、もうそろそろ暑い時期になる。寝るときに毛布は必要なくなるが、果たしてティニは手放すだろうか。代わりになりそうな布は手持ちにあっただろうか。
そんなことをぼんやりと考えているうちに、焚火の炎が落ち着き、熾火となったという知らせを受けた。
パーシーと場所を代わったユーダレウスは、火ばさみで下の薪を動かして火加減を調節する。一番太い薪の上を指し示しながら「鍋を上げるならこの辺りだ」と言うと、サラが持ってきた鍋を助言通りその上に乗せた。鍋の中身は水で希釈して温め直すだけの手軽な缶詰のスープのようだ。
ユーダレウスは鍋の隣にフライパンを乗せる。続けて腰に着けた小型の鞄に手を入れ、紐でくくられた経木の包みを引っ張り出した。紐をとくと、大ぶりな赤身肉が二枚現れる。
「……それ、食えんの? 腐ってない?」
「こら、ヒューゴ」
叱るような声を出したサラだが、普通に考えたら、鞄から無造作に出された生肉の鮮度を疑うのはもっともである。サラもヒューゴも心配そうにユーダレウスの手元を覗き込んだ。
肉に顔を近づけたヒューゴが、スンと鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。しかし鮮度を確かめることはできなかったようで、困惑した顔で身を引いた。
「鞄に入れる前に魔術で時間をとめてるから、腐ったりしないんですよ!」
ユーダレウスの代わりにティニが胸を張って答えるが、二人共、理解が追い付かないようだった。
人々の間に、時間という概念は存在する。しかし、馬車の動きを止めるように、時を止めるという考えには至らない。
「ええっと……うん。魔術ってむずかしいんだな!」
ヒューゴが夏の太陽のようにからりと笑う。その誤魔化しにつられたティニが「はい!」と元気に返事をする。
よくわからない話はにっこり笑って強制終了。ヒューゴのその潔さに清々しさを感じると共に、あっさりつられて話を流された弟子の単純さがユーダレウスは少しだけ心配になった。
そのうち、上手く丸め込まれて、騙されて、とんでもないことに巻き込まれたりするんじゃなかろうか。
そんな師の心配など何も知らない様子で、ティニがこちらを向いた。その青い瞳が焚火の甘い灯りに照らされて不思議な色味を帯びている。余りにも純粋な顔で見上げてくるので、思わずぽんぽんと頭を撫でてやると、ティニは嬉しそうに目を細めた。
――ティニはまだ幼い。別に今じゃなくても、学ぶ機会はいくらでもあるだろう。
ユーダレウスは結局、問題を後回しにすることにした。
悠久の時を生きて、これからも生きるであろうユーダレウスにとって、子供の成長にかかる時間など、あってないようなものであることは見て見ぬふりをした。
「……サラ、付け合わせにする野菜を切ってくれるか」
「あ、はい、もちろんです」
ユーダレウスは鞄に手を入れ、ニンジンとインゲン豆を取り出していく。ついでに、料理用のナイフと木のボウル、さらには人数分の皿も出したところで、サラはいちいち驚くことを放棄したらしい。手渡されるままナイフと野菜を受け取ると、せっせと下ごしらえを始めた。
ヒューゴの潔さは、サラ譲りらしい。微笑ましく思うのを隠して、ユーダレウスは手元の肉に集中することにした。
肉に塩コショウを軽く馴染ませてから、それを乾燥した薄切りのニンニクと共に、油を引いたフライパンにひたりと落とす。
すると、たちまちジュワっと良い音を立てて、香ばしい匂いが辺りに広がった。
「うわ、うまそう!」
「おいしいにおいがします!」
はしゃぐ子供二人が火に近づきすぎないように左手で制しながら、フライパンを軽く揺する。頃合いを見て、サラが切ったインゲン豆とニンジンを肉の脇に滑り込ませた。
「全員分あるから、しっかり食えよ」
「やったぁ!」
ヒューゴが大喜びで両手を突き上げる。ティニも真似をして両手を天に伸ばした。
出来上がるまで、もう少し腹を空かせようと立ち上がって駆けて行った子供たちの背中を、ヤカンを持ってきたパーシーが見送った。
「すみません、食事まで……」
「美味い物は、皆で食った方が美味いだろ。遠慮せず食ってくれ」
良い焼き色が付いたことに満足げに微笑みながら、ユーダレウスは肉をひっくり返す。再びジュウジュウと油が弾ける音が立った。
上手い具合に焼けた肉と野菜をまとめて皿に開ける。そのままのフライパンで、サラが輪切りにしたパンをトーストしていく。
サラ達に盛り付けを任せ、ユーダレウスは立ちあがって腰を伸ばした。長身であるが故に、屈んだ作業は人よりも疲れるのだ。上に腕を伸ばして背伸びをし、首を傾ければ凝り固まった関節がコキコキと鳴った。
ふう、と息を吐くと、ユーダレウスは子供たちが遊ぶ方へと振り返った。
「ティニ! ヒューゴ! 飯だぞ、手ぇ洗え!」
すると、歓声を上げた子供たちは転がるようにして水が汲み置かれた樽のところに駆けていった。
ただ、もうそろそろ暑い時期になる。寝るときに毛布は必要なくなるが、果たしてティニは手放すだろうか。代わりになりそうな布は手持ちにあっただろうか。
そんなことをぼんやりと考えているうちに、焚火の炎が落ち着き、熾火となったという知らせを受けた。
パーシーと場所を代わったユーダレウスは、火ばさみで下の薪を動かして火加減を調節する。一番太い薪の上を指し示しながら「鍋を上げるならこの辺りだ」と言うと、サラが持ってきた鍋を助言通りその上に乗せた。鍋の中身は水で希釈して温め直すだけの手軽な缶詰のスープのようだ。
ユーダレウスは鍋の隣にフライパンを乗せる。続けて腰に着けた小型の鞄に手を入れ、紐でくくられた経木の包みを引っ張り出した。紐をとくと、大ぶりな赤身肉が二枚現れる。
「……それ、食えんの? 腐ってない?」
「こら、ヒューゴ」
叱るような声を出したサラだが、普通に考えたら、鞄から無造作に出された生肉の鮮度を疑うのはもっともである。サラもヒューゴも心配そうにユーダレウスの手元を覗き込んだ。
肉に顔を近づけたヒューゴが、スンと鼻を鳴らして匂いを嗅いだ。しかし鮮度を確かめることはできなかったようで、困惑した顔で身を引いた。
「鞄に入れる前に魔術で時間をとめてるから、腐ったりしないんですよ!」
ユーダレウスの代わりにティニが胸を張って答えるが、二人共、理解が追い付かないようだった。
人々の間に、時間という概念は存在する。しかし、馬車の動きを止めるように、時を止めるという考えには至らない。
「ええっと……うん。魔術ってむずかしいんだな!」
ヒューゴが夏の太陽のようにからりと笑う。その誤魔化しにつられたティニが「はい!」と元気に返事をする。
よくわからない話はにっこり笑って強制終了。ヒューゴのその潔さに清々しさを感じると共に、あっさりつられて話を流された弟子の単純さがユーダレウスは少しだけ心配になった。
そのうち、上手く丸め込まれて、騙されて、とんでもないことに巻き込まれたりするんじゃなかろうか。
そんな師の心配など何も知らない様子で、ティニがこちらを向いた。その青い瞳が焚火の甘い灯りに照らされて不思議な色味を帯びている。余りにも純粋な顔で見上げてくるので、思わずぽんぽんと頭を撫でてやると、ティニは嬉しそうに目を細めた。
――ティニはまだ幼い。別に今じゃなくても、学ぶ機会はいくらでもあるだろう。
ユーダレウスは結局、問題を後回しにすることにした。
悠久の時を生きて、これからも生きるであろうユーダレウスにとって、子供の成長にかかる時間など、あってないようなものであることは見て見ぬふりをした。
「……サラ、付け合わせにする野菜を切ってくれるか」
「あ、はい、もちろんです」
ユーダレウスは鞄に手を入れ、ニンジンとインゲン豆を取り出していく。ついでに、料理用のナイフと木のボウル、さらには人数分の皿も出したところで、サラはいちいち驚くことを放棄したらしい。手渡されるままナイフと野菜を受け取ると、せっせと下ごしらえを始めた。
ヒューゴの潔さは、サラ譲りらしい。微笑ましく思うのを隠して、ユーダレウスは手元の肉に集中することにした。
肉に塩コショウを軽く馴染ませてから、それを乾燥した薄切りのニンニクと共に、油を引いたフライパンにひたりと落とす。
すると、たちまちジュワっと良い音を立てて、香ばしい匂いが辺りに広がった。
「うわ、うまそう!」
「おいしいにおいがします!」
はしゃぐ子供二人が火に近づきすぎないように左手で制しながら、フライパンを軽く揺する。頃合いを見て、サラが切ったインゲン豆とニンジンを肉の脇に滑り込ませた。
「全員分あるから、しっかり食えよ」
「やったぁ!」
ヒューゴが大喜びで両手を突き上げる。ティニも真似をして両手を天に伸ばした。
出来上がるまで、もう少し腹を空かせようと立ち上がって駆けて行った子供たちの背中を、ヤカンを持ってきたパーシーが見送った。
「すみません、食事まで……」
「美味い物は、皆で食った方が美味いだろ。遠慮せず食ってくれ」
良い焼き色が付いたことに満足げに微笑みながら、ユーダレウスは肉をひっくり返す。再びジュウジュウと油が弾ける音が立った。
上手い具合に焼けた肉と野菜をまとめて皿に開ける。そのままのフライパンで、サラが輪切りにしたパンをトーストしていく。
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ふう、と息を吐くと、ユーダレウスは子供たちが遊ぶ方へと振り返った。
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