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1.ミッシェルは
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ミッシェルは、騎士を目指している。魔法が得意なため、魔法騎士が第一希望だ。日々騎士団に所属する父親に男らしくあれ、と鍛えられている。ミッシェルは真っ青な長い髪をしていて、顔立ちはかなり可愛らしい。背も高くない。そのことを女みたいだ、とからかわれることもある。だから、より男らしくなるように強くあれ、と父親に鍛えられているのだ。外見を考えると、髪を切った方がいいのだが、髪にも魔力が宿る。剣より魔法が得意なミッシェルには切る選択肢はない。
あまりにひどくからかわれ、付きまとわれることさえあるのだが、そういうときは親友レオが助けてくれる。ミッシェルは親友の彼が大好きだ。レオもまた、ミッシェルと同じく騎士を目指している。彼は魔法は得意ではないから、力で闘う騎士になりそうだ。頭も悪くないから、戦略的に戦える強い騎士になれそうだ。ミッシェルはレオがうらやましいとも思う。自分は、魔法以外はひ弱だ。父がいなければ、魔法使いを目指したいところなのだが。
「国を守る立派な騎士になれ」
幼い頃から言い聞かされて育ったミッシェルに他の道はない。
「え?」
ある日のことだった。雨に濡れながらの帰り道。レオはいつものようにミッシェルと連れ立って歩いていた。ミッシェルが濡れた髪をかき上げたとき、何気なく目をやると濡れたシャツはかなり透けていた。
「ミッシェル、お前」
「うん?あれ?レオは知らなかったのか?」
レオは真っ赤になっていた。ミッシェルの透けたシャツの中には布がきつく巻いてあり、胸をうまくつぶしていた。
「お前、女だったの?」
「そうだが、本当に知らなかったのか?」
ミッシェルは男らしくあれ、と育てられたが、実際は女だった。だから、からかわれたり、本当は女なんだろうと付きまとわれても、まあしょうがないかなと思っていた。積極的に自分が女であることを隠してはいなかったが、女であることを広める気もなかった。レオはいつも身近にいたから、とっくに気づいてフォローしてくれているんだと誤解していた。
「レオは俺が女だと嫌なのか?」
「嫌じゃないけど、知らなかったから、そりゃ驚くよ」
バサっと着ていた上着をミッシェルにかぶせながら、レオが言った。
「驚かせて悪かったな」
「だから、みんなあんなに絡んでくるのか」
「お前がいるから、助かってるよ」
そう言うとレオは赤くなった。
「そういうとこだぞ、お前、そういうとこだ!」
ミッシェルには言われた意味がわからなかったが、レオはいつものように、ミッシェルと家まで帰った。
あまりにひどくからかわれ、付きまとわれることさえあるのだが、そういうときは親友レオが助けてくれる。ミッシェルは親友の彼が大好きだ。レオもまた、ミッシェルと同じく騎士を目指している。彼は魔法は得意ではないから、力で闘う騎士になりそうだ。頭も悪くないから、戦略的に戦える強い騎士になれそうだ。ミッシェルはレオがうらやましいとも思う。自分は、魔法以外はひ弱だ。父がいなければ、魔法使いを目指したいところなのだが。
「国を守る立派な騎士になれ」
幼い頃から言い聞かされて育ったミッシェルに他の道はない。
「え?」
ある日のことだった。雨に濡れながらの帰り道。レオはいつものようにミッシェルと連れ立って歩いていた。ミッシェルが濡れた髪をかき上げたとき、何気なく目をやると濡れたシャツはかなり透けていた。
「ミッシェル、お前」
「うん?あれ?レオは知らなかったのか?」
レオは真っ赤になっていた。ミッシェルの透けたシャツの中には布がきつく巻いてあり、胸をうまくつぶしていた。
「お前、女だったの?」
「そうだが、本当に知らなかったのか?」
ミッシェルは男らしくあれ、と育てられたが、実際は女だった。だから、からかわれたり、本当は女なんだろうと付きまとわれても、まあしょうがないかなと思っていた。積極的に自分が女であることを隠してはいなかったが、女であることを広める気もなかった。レオはいつも身近にいたから、とっくに気づいてフォローしてくれているんだと誤解していた。
「レオは俺が女だと嫌なのか?」
「嫌じゃないけど、知らなかったから、そりゃ驚くよ」
バサっと着ていた上着をミッシェルにかぶせながら、レオが言った。
「驚かせて悪かったな」
「だから、みんなあんなに絡んでくるのか」
「お前がいるから、助かってるよ」
そう言うとレオは赤くなった。
「そういうとこだぞ、お前、そういうとこだ!」
ミッシェルには言われた意味がわからなかったが、レオはいつものように、ミッシェルと家まで帰った。
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