31【完結】王太子を支えるために頑張っていたけど、婚約破棄をされました。

華蓮

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フロンティアの思い

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フロンティアの部屋を訪れた
ノックをするが、返事がない。
恐る恐るドアを開け、、

「フロンティア。」
呼んでも振り向かない。

「フロンティア。大丈夫か?」
気がついてくれたよう。。

「お兄様。」
いつもの作った笑顔で答えられた。

「側妃の件、、、、」


「お兄様がみえたのは、側妃になるように説得をしにきたのですか?」


「わたしが説得させなくても、あの様子では、決定だ。」

「そうですね。お兄様、、、」
一瞬、素顔が出た表情をした。

「どうした?」

「いえ。わたしは、側妃のことを受け入れますよ。お兄様。迷惑をかけて申し訳ありません。」
また元に戻った。

「フロンティア。教えて、思ってることを全て、、」

「お兄様は、将来、宰相になる人です。
優秀でいつも笑顔が素敵で、かっこいいわたしの兄。
目指すべき人なのです。
宰相になり、、この国を支えるべき人です。
妹の心配はせずに、、、国を、、、」

こんな時も俺のことを考えて、、自分が犠牲になろうとしている。
なんでだ。


「わかった。でも、、教えて欲しい。」

「お兄様。わたしのことは心配しないで。大丈夫だから。王太子のために、わたしは頑張ります。」


「フロンティア。わたしは今まで、何もできなかった。でも、可愛い妹が、心配なんだ。」

「妹はもう1人いますわ。王太子妃になる。国のために、、、必要な人、、、」

「フロンティア。お願いだ。」

「お兄様、、、もうお戻りになった方が、、、、」
私も拒否されている。何もできない兄だから仕方ないけど、今は、諦めるつもりはない。
「わかった。王太子妃として、婚約破棄のサインをしてくれ。ファミリアが王太子妃になるために必要なんだ。」

と婚約破棄の書類を渡すと、フロンティアは、書類にサインをしてくれた。


「お兄様よろしくお願いします。」

「ああ。これで、王太子妃として、婚約破棄はできた。フロンティア。」


フロンティアは、心を閉ざしていた。
作った笑顔だった。

私にも本音を言ってくれなかった。

私にさえ、本当の顔をかくした。



プライズは、一度部屋を出たふりをした。

フロンティアは、泣き崩れた。
「なんで、、、わたし、、、」
そして、倒れた。

「フロンティア!」

「お兄様、、なぜ?」

そのまま意識をなくした。
抱き抱えたら、軽かった。子供の頃のよう

プライズは、誰にもバレないように、知り合いの医師のところへ連れて行った。

「妹をみてくれないか?」

「妹?公爵令嬢?」

「痩せすぎているし、、、とりあえず様子をみるよ。」


「ああ。頼む。」


診察の結果、、、
「栄養失調、睡眠不足、それに、、、心臓に負荷がかかっている。」

「どうゆうことだ?栄養失調?王宮にいるのに?きちんとフロンティアの予算は組まれていたぞ?食事も公爵で食べるよりも豪華だぞ。」

「本当に食べていたらこんなことにはならないだろ?一度調べた方がいいぞ。フロンティア嬢は、みておく。詳しくはまた、後日、、」


「頼む」
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