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第四章 世界中が敵
第197話 戦いを終えて
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「…もう、あなたには、なんの力もないよ。」
ロックが静かな声で伝えた。
「は?」
何を言ってるかわかっていないキニア。
「あなたのスキルは、もう全て……奪った。」
「は!?」
ステータスを確認するキニア。
そこには、確かに1つもスキルがなかった。
「はああああああ!?!?」
「ハンナさん、すみません。
欲望を満たすため人に、仲間を傷つけ殺そうとしたキニアさんを、許すことはできません。」
「…当然だ。
私がやるべきことを…、辛い役をさせちまったね。」
「いえ…。
ここから先は…、お任せします。」
「ああ…。」
その後は、ハンナ・スー・ランが3人がかりで暴れるキニアを取り押さえた。
そして、ファルクに乗って先にエスの首都へと戻った。
ロックたちの滞在場所や倒したモンスターをどうしようかという話になったが、「諸々の処理は任せてくれ。」との申し出を受け、ハンナの屋敷を使うことになった。
ファルクはロックたちとモンスター・魔族を全て運ぶのに、結局四往復する羽目となり、ふてくされていた。
その翌日…。
「待たせたな。」
ロックたちがハンナの屋敷でくつろいでいると、外出していたハンナとラン・スーが帰ってきた。
「お帰りなさい!」
「国王に話を通してきたよ。」
「「「「え?!」」」」
昨日帰ってきてから、1日とちょっとしか経っていない。
国王ってそんなにすぐ会って話せるものなのか?
そんなロックたちの気持ちを察してハンナが説明しだした。
「これでもこの国唯一のS級冒険者だったからね。
それなりに顔は効くのさ。
それに、国にとっても重要な事実がてんこ盛りだからね…。
ここの国王は話がわかるから、今後の対応も大方決めてきたよ。」
「し、仕事が早すぎる…。」
「そ、それでどういう話になったんですか?」
「ん~、何から話せばいいかね。
まず、キニアのことから話そうか。」
「…はい。」
「国にとってS級冒険者は非常に大事な存在だ。
私欲のためにそのS級冒険者を殺そうとしたキニアは死刑、という案も出た。
だが…、甘いかもしれないが更生のチャンスを与えてもらった。
投獄されることにはなるが、改心できるように対話していくつもりだ。
もっとも…、本人は精神状態がかなりおかしくなってるから、話せるようになるのは少し先になるかもしれないが。
キニアがやったことについては…、本当に申し訳ない。
結局涅槃珠も2つ失わせてしまったし、嫌な思いもさせてしまった。
どんなことをしても償わせてもらう。」
「いえ、そもそも一緒に戦って得たものですし、気にしないでください。
それにハンナさんが強くなってくれたのでよかったです。」
「…恩に着る。
ただ、何かしらの償いはさせて欲しい。
…次に、ロックたちの指名手配の件だ。」
「そ、それも話したんですか…?」
指名手配犯と一緒に行動していて、しかも匿ってる状況。
話して大丈夫だったの?と、ロックたち全員が唾を飲む。
「実はね、ランとスーもS級冒険者になってたんだ。
ランがレベル70、スーが72になってた。
最後のキングベヒーモスへの攻撃が経験値として多かったんだろうね。
もしレベルが100だったら、レベル差が30以上あったんだからね。
ブレスレットがなかったから、【鑑定】を持っている大臣に証明してもらったよ。
国に1人しかいなかったS級冒険者が3人に増えたことでかなり喜んでたね。
スキルについても話した。
で、当然、短期間で急激に強くなったり、スキルをどうやって入れ替えたのか、聞かれたよ。
そこで、ロックたちの話をしたんだ。」
「そ、それで…?」
「最初は戸惑ってたよ。
指名手配のことは知っていたからね。
でも、国益に大きく貢献した事実があるから、冤罪であることも信じてもらえたよ。
…なんとかね。」
「なんとか…ですか?」
「ああ。
まあ証拠がないからなかなか信じてもらえなくてね。
そこでボスモンスターと魔族を倒したことを報告したんだ。」
「ボスモンスターを倒したこと、怒ってましたか?」
「いや?
魔王はともかく、昔はボスモンスターは一定期間で復活するからたまに倒されてたからね。
魔族も一緒に倒してるし、侵攻されるリスクが減ったと喜んでたよ。」
「それはよかったです…。」
「でも、本当に倒したかどうかを確認する必要があった。
すぐに【脱兎】スキルを持ってる兵士がこの家に置いていたボスモンスターと魔族を確認しに行ったんだ。
それで倒したことは確認できたけど、じゃあどうやって?という話になる。
倒したのはロックたちであること、抑制されていた力を開放する方法を教えてもらったことを説明した。」
「ハンナさんたちも一緒に倒しましたけどね。」
「いや、ほとんど何もしてないよ。
それでな、ブレスレットが力を抑制していた事実を伝えると、当然ギルドと魔王やモンスターたちが裏で繋がってたってことに行き着くよな。」
「そうですね。」
「力を抑制したまま倒せるとは思えないから、事実だろうってことで、なんとか信じてくれたんだ。
それでギルドが指名手配しているロックたちと、モンスターと繋がっているギルド、どっちを信じるかって言ったら、S級冒険者を増やしてくれたロックたちだろうってことになったのさ。」
「まあ、ハンナさんが強引に信じさせた感もありましたけどね。」
「な!?
ランだって、信じてくれないなら別の国に移り住みます、なんて言ってたじゃないか!」
「い、いや、まあそうですけど…。
あ、スーもしつこく異論を唱えてたじいさんに、『私たちの恩人を愚弄する気ですか?』って脅してましたね。」
「あれは当然です。」
「ははは!
最初ロックにいきなり攻撃してきたやつと同一人物とは思えねえな!」
ファルクが笑うと、ハンナはバツが悪そうにしていた。
「あ、あれはロックの目がいやらしかったから…。」
「結局そこに行き着くんですか!?
勘弁してくださいよ!」
オチがついてみんなでひとしきり笑った後、ハンナが報酬について切り出した。
「報酬があるんですか!?」
ロックが静かな声で伝えた。
「は?」
何を言ってるかわかっていないキニア。
「あなたのスキルは、もう全て……奪った。」
「は!?」
ステータスを確認するキニア。
そこには、確かに1つもスキルがなかった。
「はああああああ!?!?」
「ハンナさん、すみません。
欲望を満たすため人に、仲間を傷つけ殺そうとしたキニアさんを、許すことはできません。」
「…当然だ。
私がやるべきことを…、辛い役をさせちまったね。」
「いえ…。
ここから先は…、お任せします。」
「ああ…。」
その後は、ハンナ・スー・ランが3人がかりで暴れるキニアを取り押さえた。
そして、ファルクに乗って先にエスの首都へと戻った。
ロックたちの滞在場所や倒したモンスターをどうしようかという話になったが、「諸々の処理は任せてくれ。」との申し出を受け、ハンナの屋敷を使うことになった。
ファルクはロックたちとモンスター・魔族を全て運ぶのに、結局四往復する羽目となり、ふてくされていた。
その翌日…。
「待たせたな。」
ロックたちがハンナの屋敷でくつろいでいると、外出していたハンナとラン・スーが帰ってきた。
「お帰りなさい!」
「国王に話を通してきたよ。」
「「「「え?!」」」」
昨日帰ってきてから、1日とちょっとしか経っていない。
国王ってそんなにすぐ会って話せるものなのか?
そんなロックたちの気持ちを察してハンナが説明しだした。
「これでもこの国唯一のS級冒険者だったからね。
それなりに顔は効くのさ。
それに、国にとっても重要な事実がてんこ盛りだからね…。
ここの国王は話がわかるから、今後の対応も大方決めてきたよ。」
「し、仕事が早すぎる…。」
「そ、それでどういう話になったんですか?」
「ん~、何から話せばいいかね。
まず、キニアのことから話そうか。」
「…はい。」
「国にとってS級冒険者は非常に大事な存在だ。
私欲のためにそのS級冒険者を殺そうとしたキニアは死刑、という案も出た。
だが…、甘いかもしれないが更生のチャンスを与えてもらった。
投獄されることにはなるが、改心できるように対話していくつもりだ。
もっとも…、本人は精神状態がかなりおかしくなってるから、話せるようになるのは少し先になるかもしれないが。
キニアがやったことについては…、本当に申し訳ない。
結局涅槃珠も2つ失わせてしまったし、嫌な思いもさせてしまった。
どんなことをしても償わせてもらう。」
「いえ、そもそも一緒に戦って得たものですし、気にしないでください。
それにハンナさんが強くなってくれたのでよかったです。」
「…恩に着る。
ただ、何かしらの償いはさせて欲しい。
…次に、ロックたちの指名手配の件だ。」
「そ、それも話したんですか…?」
指名手配犯と一緒に行動していて、しかも匿ってる状況。
話して大丈夫だったの?と、ロックたち全員が唾を飲む。
「実はね、ランとスーもS級冒険者になってたんだ。
ランがレベル70、スーが72になってた。
最後のキングベヒーモスへの攻撃が経験値として多かったんだろうね。
もしレベルが100だったら、レベル差が30以上あったんだからね。
ブレスレットがなかったから、【鑑定】を持っている大臣に証明してもらったよ。
国に1人しかいなかったS級冒険者が3人に増えたことでかなり喜んでたね。
スキルについても話した。
で、当然、短期間で急激に強くなったり、スキルをどうやって入れ替えたのか、聞かれたよ。
そこで、ロックたちの話をしたんだ。」
「そ、それで…?」
「最初は戸惑ってたよ。
指名手配のことは知っていたからね。
でも、国益に大きく貢献した事実があるから、冤罪であることも信じてもらえたよ。
…なんとかね。」
「なんとか…ですか?」
「ああ。
まあ証拠がないからなかなか信じてもらえなくてね。
そこでボスモンスターと魔族を倒したことを報告したんだ。」
「ボスモンスターを倒したこと、怒ってましたか?」
「いや?
魔王はともかく、昔はボスモンスターは一定期間で復活するからたまに倒されてたからね。
魔族も一緒に倒してるし、侵攻されるリスクが減ったと喜んでたよ。」
「それはよかったです…。」
「でも、本当に倒したかどうかを確認する必要があった。
すぐに【脱兎】スキルを持ってる兵士がこの家に置いていたボスモンスターと魔族を確認しに行ったんだ。
それで倒したことは確認できたけど、じゃあどうやって?という話になる。
倒したのはロックたちであること、抑制されていた力を開放する方法を教えてもらったことを説明した。」
「ハンナさんたちも一緒に倒しましたけどね。」
「いや、ほとんど何もしてないよ。
それでな、ブレスレットが力を抑制していた事実を伝えると、当然ギルドと魔王やモンスターたちが裏で繋がってたってことに行き着くよな。」
「そうですね。」
「力を抑制したまま倒せるとは思えないから、事実だろうってことで、なんとか信じてくれたんだ。
それでギルドが指名手配しているロックたちと、モンスターと繋がっているギルド、どっちを信じるかって言ったら、S級冒険者を増やしてくれたロックたちだろうってことになったのさ。」
「まあ、ハンナさんが強引に信じさせた感もありましたけどね。」
「な!?
ランだって、信じてくれないなら別の国に移り住みます、なんて言ってたじゃないか!」
「い、いや、まあそうですけど…。
あ、スーもしつこく異論を唱えてたじいさんに、『私たちの恩人を愚弄する気ですか?』って脅してましたね。」
「あれは当然です。」
「ははは!
最初ロックにいきなり攻撃してきたやつと同一人物とは思えねえな!」
ファルクが笑うと、ハンナはバツが悪そうにしていた。
「あ、あれはロックの目がいやらしかったから…。」
「結局そこに行き着くんですか!?
勘弁してくださいよ!」
オチがついてみんなでひとしきり笑った後、ハンナが報酬について切り出した。
「報酬があるんですか!?」
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