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番外編1
末っ子の誕生
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フェンリルの村で、新しい命が産声をあげた。
それは、バジルとルディガーの間に生まれた赤ちゃん。
四男である末っ子のフレディの声だ。
「バジル、よくやってくれた。ありがとう、ありがとう!可愛い息子だな!」
ルディガーは嬉し泣きをしながら、産まれたてのフレディを抱き上げる。
シモン、カミル、エリック達三つ子は、ルディガーにそっくりだったが、どうやらフレディはバジルにそっくりのようだ。
どちらに似ていても、可愛い我が子であることには変わりない。
ルディガーもバジルも、フレディに愛しいという気持ちを溢れさせていた。
「可愛いね!」
「僕達の弟だね!」
「可愛い可愛い可愛い!はぁはぁ!」
三つ子も弟の誕生を喜び、フレディを深く愛して大切にしようと思う。
お兄ちゃん魂に火がついたようだった。
バジルがフレディに胸からミルクを与える時、ルディガーは必ず羨ましそうな眼差しを向ける。
その光景は、三つ子のミルクの時もあった光景だ。
「ルディガーさん、ミルクは赤ちゃんのご飯ですからね?」
「わかっている。だからミルクを求めてはいない。ただ、バジルのミルクをチュッパッパと飲むのが羨ましいと思うだけだ。横取りはしない。羨ましいと思うだけだ」
「羨ましいと思うだけだって二回言いましたね」
「大事なことだから二回言ったんだ」
所謂、思うだけなら自由ってやつをルディガーは主張している。
ルディガーを可愛いと思ったバジルは、ミルクを与え終わった後に、大人しく待てをしていたルディガーにキスをするのだった。
三つ子はお兄ちゃんパワーを発揮して、ルディガーもバジルと一緒に頑張り、クロムや他のフェンリルの支えもあって、フレディはスクスクと育つ。
年月は何年も過ぎた頃、フレディはあっという間に成長して、人間でいうなら5歳ぐらいになっていた。
ちなみに、三つ子は人間でいうなら12歳ぐらい。
………フェンリル年齢ではもっと上だが。
「シモンお兄ちゃん、カミルお兄ちゃん、エリックお兄ちゃん、だーい好き♡」
可愛くフレディは無邪気に笑う。
「「「フレディ!♡」」」
三つ子は嬉しそうに可愛い弟を抱きしめた。
「いつ見ても兄弟仲が良くて、僕も兄弟が欲しいぐらいだよ」
まだ兄弟のいないランスは、兄弟ほしいなと密かに思っていたりする。
「ランスお兄ちゃん大好き♡」
そんなランスにも、フレディは無邪気に笑った。
「ふふ、フレディありがとう」
ランスがフレディの頭を撫でると、嬉しそうにフレディは尻尾を振る。
今日もこのフェンリルの村は、平和で幸せな場所である。
★
次回
本編第二章スタート!
それは、バジルとルディガーの間に生まれた赤ちゃん。
四男である末っ子のフレディの声だ。
「バジル、よくやってくれた。ありがとう、ありがとう!可愛い息子だな!」
ルディガーは嬉し泣きをしながら、産まれたてのフレディを抱き上げる。
シモン、カミル、エリック達三つ子は、ルディガーにそっくりだったが、どうやらフレディはバジルにそっくりのようだ。
どちらに似ていても、可愛い我が子であることには変わりない。
ルディガーもバジルも、フレディに愛しいという気持ちを溢れさせていた。
「可愛いね!」
「僕達の弟だね!」
「可愛い可愛い可愛い!はぁはぁ!」
三つ子も弟の誕生を喜び、フレディを深く愛して大切にしようと思う。
お兄ちゃん魂に火がついたようだった。
バジルがフレディに胸からミルクを与える時、ルディガーは必ず羨ましそうな眼差しを向ける。
その光景は、三つ子のミルクの時もあった光景だ。
「ルディガーさん、ミルクは赤ちゃんのご飯ですからね?」
「わかっている。だからミルクを求めてはいない。ただ、バジルのミルクをチュッパッパと飲むのが羨ましいと思うだけだ。横取りはしない。羨ましいと思うだけだ」
「羨ましいと思うだけだって二回言いましたね」
「大事なことだから二回言ったんだ」
所謂、思うだけなら自由ってやつをルディガーは主張している。
ルディガーを可愛いと思ったバジルは、ミルクを与え終わった後に、大人しく待てをしていたルディガーにキスをするのだった。
三つ子はお兄ちゃんパワーを発揮して、ルディガーもバジルと一緒に頑張り、クロムや他のフェンリルの支えもあって、フレディはスクスクと育つ。
年月は何年も過ぎた頃、フレディはあっという間に成長して、人間でいうなら5歳ぐらいになっていた。
ちなみに、三つ子は人間でいうなら12歳ぐらい。
………フェンリル年齢ではもっと上だが。
「シモンお兄ちゃん、カミルお兄ちゃん、エリックお兄ちゃん、だーい好き♡」
可愛くフレディは無邪気に笑う。
「「「フレディ!♡」」」
三つ子は嬉しそうに可愛い弟を抱きしめた。
「いつ見ても兄弟仲が良くて、僕も兄弟が欲しいぐらいだよ」
まだ兄弟のいないランスは、兄弟ほしいなと密かに思っていたりする。
「ランスお兄ちゃん大好き♡」
そんなランスにも、フレディは無邪気に笑った。
「ふふ、フレディありがとう」
ランスがフレディの頭を撫でると、嬉しそうにフレディは尻尾を振る。
今日もこのフェンリルの村は、平和で幸せな場所である。
★
次回
本編第二章スタート!
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