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第九章「海神編」
罪深い人 ★
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「待って…っ?」
ウィルは困惑した顔でそう言ったんだけど、俺はもう止まれなかった。
深紅のベルベットのベッドカバーに押し倒した何も身に着けていないウィルは、想像よりずっと情緒的だった。
持て余した熱に淡く色づく体は艶かしく、潤んだ双眸は戸惑いを含んでいるのがかえって加虐心をくすぐった。
「……待たない。」
俺はウィルの手を恋人繋ぎにして押さえ込んだ。
濡れた瞳が期待と不安に揺れている。
それをじっと覆い被さるように見下ろした。
どうして、ウィルにはこんな気持ちになるんだろう?
愛しているのは間違いない。
でも、俺の欠落した性欲は全てに対してのはずだ。
なのに、ウィルには抑えられない衝動を感じる。
腹の奥底から湧き上がりドス黒く渦巻く欲求。
独り善がりな激しい感情。
この人を思うがまま、滅茶苦茶な快楽にこの手で突き落としたい。
誰も知らないあられもない姿を晒させたい。
はしたなく鳴き叫ばせ、快楽に溺れる姿が見たい。
「……めちゃくちゃにしたい……。」
全身を支配するような欲求が抑えきれず、言葉として漏れる。
ウィルは黙って俺を見上げて微笑んだ。
「して……めちゃくちゃにしてくれ……サーク……。」
こんなにも醜くドス黒い感情なのに、ウィルは微笑んでそれを受け入れてくれる。
俺が醜く卑しい魔物なら、おそらくウィルはそれすら受け入れ清められる聖霊なのだろう。
「……どうしたらいい?」
「え?」
「ウィルを愛してるんだ……。」
「サーク??」
「なのに欲望が止められない……俺はいつか…ウィルを破壊し尽くして……食べてしまうんじゃないかと思う……。」
何故、そんな言葉が出たのかわからない。
でも俺の中ではっきりとそれを想像できた。
愛しいゆえに欲望が抑えきれずそれを壊して、それでもなお愛おしくて食してしまう事を。
愕然とした。
そんな考えが当たり前のように心に浮かんだ事に。
人間なら間違いなく浮かばないはずのその考えに、俺は愕然とした。
俺は…人間じゃない。
これは……魔物や神、精霊の思考だ。
人では理解しきれない、純粋でだからこそ残虐な、人ならざる者たちの思考だ。
義父さんからいつも聞いていた。
神様たちは別に何か悪い事をしようとしていつも問題になる訳じゃないと。
時にはただ、純粋に楽しく遊んでいただけ。
何かを心から愛していただけ。
だから話に行っても素直に応じてくれる。
時には無邪気に、時には悲しみに暮れ、どうして問題になってしまったのかを理解していない。
それでも、彼らの純粋さは人を殺す。
無邪気さと言う諸刃の剣が人を殺める。
だから油断してはいけないのだと。
『神様はね、人とは違う世界の違う考えの中で生きているんだ。だからそれを人の世界の考えで善悪と決めてしまう事はできない。神様が悪い訳ではない。考え方や生きている環境が違う、異なった世界の方々なんだよ。ただそれでも、彼らの純粋すぎる気持ちは人に牙を向く危険なものなんだよ。人の世界の勝手な話ではあるけれど、義父さんが人である以上、人としてしか理解する事はできない。そして神仕えは、人を守る為に神様に仕える。その2つの世界の折り合いをつける為に神様に仕える。だから神仕えとは言うけれど、結局は神様の味方じゃない。だって私は人間だから。神様がどの様にお考えなのか知る事は出来ても、人間としてしか理解する事ができないんだよ。神様を敬う気持ちは常にあるけれど、人である義父さんは神様をお守りする事はできない。だって義父さんは、ただのちっぽけな人間の一人に過ぎないのだから。』
いつか話してくれた義父さんの言葉を思い出す。
俺のウィルに抱くこの気持ちは、精霊の「人を殺めてしまう純粋な気持ち」ではないんだろうか?!
俺の考えは度を超えている。
「……サーク。」
自分の考えが怖くなって固まった俺の顔を、ウィルの手が包んだ。
ハッとしてその顔を見ると、ウィルは笑っていた。
優しく、でも色を含んだ微笑み。
「……谷では、死んだら竜に食べてもらうんだよ。」
「……知ってる……。」
「食べられて……竜と一つになって……空に還るんだ……。そして風になる……。」
ウィルはあやす様に俺の顔を撫でる。
俺はその手に甘えながら、どうしてそんな話をウィルがするのかわからなかった。
「俺は…サークが食べてくれるんだね?」
「ウィル……。」
「嬉しい……本当に一つになれるね……。」
俺はウィルの話を呆然と聞いていた。
その顔は、本当に嬉しそうに笑っていた。
竜の谷の考え方は独特だ。
いろんな話を聞いて、理解できたところもあるし、本当の意味では理解できない部分もある。
それでも俺は、それがウィルなんだとそのまま受け入れていた。
正直、自分を殺して食べるかもしれないと言った俺を、嬉しそうに受け入れてくれるウィルの気持ちは理解できなかった。
でも、人と精霊の間に生まれたらしい人ではない俺を、ウィルがそのまま受け入れようとしてくれている事はわかった。
「……ウィル…。」
「竜と違って丸呑みとかにはできないだろうけど、食べる時はできる限り残さないでくれよ?」
「う~ん……。俺はできればウィルを食べないで済むようにしたいんだけど……。」
「それはわかってるさ。でも、その時はちゃんと責任を取って俺を食べろよ??」
「食べられたい?俺に??」
「生きてるのに食べられるのは嫌だよ。でも死んだ後は食べて欲しいかな??本当なら竜に食べてもらえるはずだったんだし、そうすれば死んだ後もサークと一緒にいられるし……。」
う~ん、竜の谷の考え方はやっぱりちょっと独特だ。
でも、愛しい余り破壊して食べたくなる俺も、そんなに変わらないのだと思う。
自分の考えに気づいた時は心臓が凍りついたけど、ウィルはそれすら難なく受け入れてしまった。
考えてみれば、俺が人間じゃないかもって打ち明けた時も予想だにしない返答をされたっけ……。
俺の斜め上をいくウィルには本当いつもびっくりする。
「……とりあえず、ウィルにはずっと側にいて欲しいので、壊して食べなきゃならなくならないよう、気をつけます……。」
「うん、そうしてくれ。でもそうなってもあんまり気にしなくていいよ。その代わりちゃんと食べて一つにしてくれ。」
「わかった。そうなっちゃったら、ちゃんと食べます。」
「それで良し。」
ウィルは笑った。
俺はウィルを愛しいと思った。
俺の顔を撫でてくれる手を握り口付ける。
多分、俺がウィルしか愛せないのは、ウィルだけに激しい欲情を覚えるのは、ウィルがウィルだからだ。
砂漠の砂の数の様に数え切れない人間がいる中で、俺はウィルを見つけたんだ。
俺が愛し、そしてその愛を受け入れてくれる人を。
俺が何であれ、本当の意味でそのままの俺を受け入れてくれる人を。
上辺の言葉だけでなく、制御不可能な無意識の部分ですら、俺をそのまま愛してくれる人を。
「……ウィル……愛してるよ……今、本当に…それを理解した……愛してる……。」
覆い被さって、ウィルの夜の様に青い瞳を見つめる。
その熱を秘めた美しい顔をそっと撫でる。
ウィルは答えるように俺の手を握り、口づけてくれた。
「俺も愛してる……出会った時、何でこんなにもサークに惹かれるのかわからなかった……。でもサークは俺の隠された部分、全てを愛してくれた……。多分、谷の人間でもここまで深く俺の全てを受け止めて愛してくれる奴なんかいない……。サークが何であれ……俺はサークが好きだ……サーク以外、愛せない……。」
「俺も、ウィル以外は愛せないよ……。俺は少しずつ、人であって人じゃない部分が出てくる自分が怖い……。でも……ウィルはいつも……それを俺の予想外な言葉で受け止めてくれるから……。」
「もしもサークの姿が人でなくなっても、俺の気持ちは変わらないからな?」
「うん。」
「サークは今、どうしたいんだ??」
「ウィルを食べたい……。」
「うん。」
「殺さないから……食べていい……??」
「うん……いいよ……俺を食べて…?」
俺はウィルに口づけた。
唇の柔らかさを味わい、舌を絡めて唾液も味わう。
ンッと小さくウィルが声を洩らした、俺の頭に腕を絡めて情熱的に抱きしめてくる。
その体温、欲情を肌で感じる。
汗ばむ肌に舌を這わせると、ピクッと体が跳ねる。
今の俺には何故か、そうやって動く為に収縮した筋肉の音すら聞こえた気がした。
胸の突起が赤く色づいて、速く触って欲しいと訴えてくる。
舌でねぶって、もう片方を手で摘み上げた。
「あっ…!!」
「気持ちいい??」
「……いいっ!!あぁっ!!もっと激しくしてくれっ!!」
ウィルが甲高い声を上げて仰け反った。
考えてみれば、さっきから随分焦らしに焦らしている。
少し刺激しただけで、はしたなく体をくねらせ俺を誘う。
可愛いウィル。
俺だけの愛しい人。
頭の中と腹の底に血が溜まり熱く渦巻いている。
ウィルにあんなに警告したけれど、もしもウィルが快楽で身動きできなくなって他の誰かに奪われるくらいなら、俺は本当に食べてしまうだろう。
欲望のまま軽く乳首に歯を立てると、艶めかしい声を上げてウィルがよがる。
「痛いのが好き??」
「……わかんない!でもサークにされると……っ!!あぁっ!!」
自分が止められず、俺はガブッとウィルの胸に噛み付いた。
食べてもいいと言ってくれた事が脳に妙な興奮を呼び起こして、ウィルの体が美味しそうに見えてくる。
この綺麗な肌も、しっかりした筋肉も、俺が食べても良いものなんだ。
そう思うとうっとりした気分になる。
堪らなくてつつつっと舌を這わせた。
「ウィル…美味しそう……。」
「あっ!あああぁぁっ!!」
「おっぱい、美味しいよ……。凄くいやらしい味がする……。」
コリコリとした食感が楽しくて、執拗に口の中で転がし、吸い付き、甘噛みする。
片方だけだと寂しそうなので、たっぷり味わってから手でこねくり回していた反対の突起も同じように食べてあげる。
「やっ!やあぁぁぁっ!!」
ウィルが駄々っ子のように暴れる。
それが可愛くて無理矢理腕を押さえつけて、責め続ける。
「やあぁっ!!お願いっ!サークっ!!ちんこも弄ってぇっ!!」
そう言われてふと下半身の方を見ると、バキバキに勃起したちんこがブルンブルン揺れている。
さっきから爆発寸前で何度も何度も寸止めを食らったそれは、充血しすぎて本当に辛そうだ。
ウィルがはしたなく暴れていたのはこのせいかと笑った。
刺激してもらえず腰を激しく踊らせて、何とか快楽を得ようとしている。
ウィルの全てを食べていいなら、このいやらしく踊る肉棒も、俺が食べて良いものだ。
そう思うと俺はそれを無造作に掴んだ。
「あああぁぁっ!!」
「ははっ、凄いね?限界なんてとっくに超えてるんじゃないか??ウィル??」
「あっ!あっ!……お願い……くちゅくちゅしてぇ……っ!!」
「どうしようかなぁ…。美味しそうだし……。」
「やあぁぁぁっ!!」
少し手で刺激してやっただけで、ウィルのペニスはだらだらと涎を吐き出す。
口の唾液も味わったし、こっちの蜜も味わっておこう。
俺はそう思ってベロンとそれを舐めとった。
「あ"~~~っっ!!」
ウィルが大きく叫んだ。
グンッと全身を硬直させ、ガチガチに固まっている。
ちょっと今までにない反応で俺は見入ってしまった。
限界を超える寸止めを何度も受けたペニスは、ぺろりと舐めただけで軽くイッて、プシュッとカウパーなのか精液なのかを少し吐き出している。
俺はニヤッと笑ってヒクつく竿に舌を絡めた。
「あっ……ガッ……ッ!!」
ウィルが硬直させた体を小刻みに震わせて、喉の奥から変な声を出す。
息が詰まって呼吸が止まり、のけ反って固まった顔が酸欠で真っ赤になっている。
「ウィル?……息して??」
「あっ……ガッ……。」
やっぱりウィルは硬直したまま。
苦しい事は苦しいが、自分でもどうにもできないみたいだ。
ガクガク震える手で自分の喉元を触ろうとしている。
ちょっといつもと違う反応で面白そうだからこのまま責めようかと思ったが、ちょっとマズそうだ。
俺はグイッと首の角度を変えて気道を確保し、口の中に指を突っ込んだ。
「~ッ!!……ぇ……ケホッ!!ケホッッ!!」
咽るようにしてウィルが息をし始める。
それを確認して、俺はウィルのペニスを容赦なく咥え込んだ。
「あああぁぁ~っ!!」
やっと息ができる様になったウィルは、混乱したように頭を抱えて身をよじった。
イキたいのに寸止めされ過ぎて、刺激を受けてももう、気持ちがいいのか苦しいのかよくわからなくなっているのだ。
とは言え呼吸困難も全てコイツが原因だから、辛さから開放して上げるためにも、イカせてやらなければ解決にならない。
口の中のペニスはブルブル震えている。
どうやらこっちも呼吸困難のようだ。
出したいのに出せなくなってしまっている。
これだけ刺激してやれば出そうなものだが、寸止めが続いたせいで射精のタイミングが狂ってしまったみたいだ。
このままペニスだけを刺激してもかえって苦しいだけだと思い、俺はウィルのアナルに指を突っ込んだ。
「ヒッ…?!」
初めからガンガンに突き動かし、口ではジュルジュルと吸い上げてやった。
ガクガクと体が痙攣する。
「くぅ……んン……ッ!!…ぁ…あぁ……っ!…あ"っ!!」
ウィルがガタガタ震えながら、歯を食いしばって悶える。
口は閉じているが、だらだらと涎を垂らし、たまに大きく口を開け、声にならない叫び声を上げている。
長引かせるのは可哀想なので、俺は前立腺をコリコリと刺激し続けた。
「あぁ~~っ!!あぁ~~~っ!!」
ぐんっと腰を突き出すように上げて仰け反り、ガタガタ震える。
感じてはいるが、上手く射精に繋がらないようだ。
少し別な方法を取った方がいいのかもしれない。
俺は一度、咥えるのをやめてアナルから指を引き抜いた。
「いぎぃ……っ!!」
ウィルが刺激に歯を食いしばった。
俺はウィルの腰を抱え上げ、尻を突き出させた。
「…っ?!……あああぁぁっっ!!」
パシンッと乾いた音が響きわたった時、ウィルが叫んだ。
俺はそれに構う事なく、バシッと突き出させた尻に平手打ちを続けた。
「止め……っ!!あっ?!あぁ…んっ!!やっ?!」
「痛いの好きでしょ?」
「違……っ!あっ?!やら……ッ!!何で…?!あああぁぁん……っ?!」
いきなりの事にウィルは混乱している。
まぁ、多分、ウィルはスパンキングが好きな訳じゃないだろう。
混乱していつもの方法だと射精できないから、いつもなら無理な方法であえて刺激してあげる。
「やっ?!ウソ…ッ?!あぁ…んっ!!」
ウィルは否定するが、体はビクンッビクンッとエロティックな反応をし始めている。
俺もいつもと違う喘ぎ声を上げられ、ちょっと興奮してしまった。
バシンッと力を込めて、ウィルの小ぶりで可愛いお尻を叩く。
「あっ!ああぁんっ!!らめぇっ!!」
「ふふふっ。駄目って言いながら、叩く度に軽くイッてるじゃん??ウィル??」
「それはぁ…ッ!!ああぁ…んっ!!」
バシッと叩く度、ペニスからピュッと精液が飛び出す。
と言うか、ウィルの口からああんって喘ぎが聞けるとは思わなかった。
ちょっと意外だけど興奮する。
俺はバシバシ叩きながら、ペニスを掴んで扱いてやった。
「あああぁぁっっ!!」
「ほら、出せって、ウィル??」
「やあぁ…ん!あん!あんっ!ああぁんっ!!」
「ウィル、エロすぎ……。」
ウィルは叩かれながら、腰を振り、扱く俺の手に自分からも擦りつけてくる。
何か訳がわからなくなっちゃったみたいで、めちゃくちゃエロい顔で舌を出している。
「あぁんっ!!気持ちいいっ!!あんっ!!」
「お尻叩かれるの、気持ちいいの??」
「あぁんっ!気持ちいいっ!!お尻叩かれながらちんこゴシゴシされるの!あぁん!気持ちいい……っ!!」
カクカク腰を振り、ウィルが快楽に身を委ねている。
何か俺も我慢できなくなって、グイッと向きを変えさせた。
ちょっと無理な体制だが、変形型の69の体制にしてウィルの目の前に自分の股間を突き出す。
「……勃ってないけど舐めて??」
ウィルは快楽に操られてるみたいに朦朧として、言われるまま俺の股間に吸い付いた。
ドロドロに溶けた口の中で、竿と玉を夢中でチュパチュパしてくる。
俺の竿は勃っていないのだが、そうされる事に脳内がチカチカした。
でもウィルはまだイケてない。
俺はウィルに舐めさせながら、バシンッとお尻を叩いた。
何度も叩いたので赤くなってる。
そして叩く度にピュッピュッと精を吐き出すちんこを、強めに扱きだす。
「あんっ!!」
「ウィル、ちゃんと舐めて。」
「うっ…ごめ……っ!あぁんっ!!」
ウィルは訳がわからなくなりながら夢中で俺の股間を舐めて、そして尻を叩かれる度にビクビクと精を吐き出した。
「~~~っ!!あぁんっ!!もうらめぇ~っっ!!あ"あ"あ"ぁぁっ~っっ!!」
俺がバシンッと叩いた瞬間、ウィルはそう叫んで一気に射精した。
ガクガク震えながら、ビチャビチャと精液を撒き散らす。
出し切ると、そのまま少し痙攣した後、くたぁと寝転んでぼんやりしていた。
流石に今のはキツかったよな~。
とりあえず、一回出せて良かった。
今日はこれ以上無理かなぁ~。
せっかくあれをやろうと思ったんだけど……。
そんな事を思っていたら、ウィルがするりと俺の手を握った。
「………凄い良かった……今度は……お尻も奥まで弄って……?サーク……?」
快楽に溺れた顔でウィルが言った。
目がイッちゃってる。
どうしちゃったの??ウィル??
いつもならこれぐらいしちゃうと、すでに往復ビンタの刑を食らってるんだけど??
そう言えば今日はエロスイッチ入ってたんだっけ……??
目が合うと、綺麗な顔が妖艶に微笑む。
何か耐え難いほどの色気がウィルからあふれ出している……。
ウィルの醸し出すエロスに、俺はゴクッと生唾を飲み込んだ。
ウィルは困惑した顔でそう言ったんだけど、俺はもう止まれなかった。
深紅のベルベットのベッドカバーに押し倒した何も身に着けていないウィルは、想像よりずっと情緒的だった。
持て余した熱に淡く色づく体は艶かしく、潤んだ双眸は戸惑いを含んでいるのがかえって加虐心をくすぐった。
「……待たない。」
俺はウィルの手を恋人繋ぎにして押さえ込んだ。
濡れた瞳が期待と不安に揺れている。
それをじっと覆い被さるように見下ろした。
どうして、ウィルにはこんな気持ちになるんだろう?
愛しているのは間違いない。
でも、俺の欠落した性欲は全てに対してのはずだ。
なのに、ウィルには抑えられない衝動を感じる。
腹の奥底から湧き上がりドス黒く渦巻く欲求。
独り善がりな激しい感情。
この人を思うがまま、滅茶苦茶な快楽にこの手で突き落としたい。
誰も知らないあられもない姿を晒させたい。
はしたなく鳴き叫ばせ、快楽に溺れる姿が見たい。
「……めちゃくちゃにしたい……。」
全身を支配するような欲求が抑えきれず、言葉として漏れる。
ウィルは黙って俺を見上げて微笑んだ。
「して……めちゃくちゃにしてくれ……サーク……。」
こんなにも醜くドス黒い感情なのに、ウィルは微笑んでそれを受け入れてくれる。
俺が醜く卑しい魔物なら、おそらくウィルはそれすら受け入れ清められる聖霊なのだろう。
「……どうしたらいい?」
「え?」
「ウィルを愛してるんだ……。」
「サーク??」
「なのに欲望が止められない……俺はいつか…ウィルを破壊し尽くして……食べてしまうんじゃないかと思う……。」
何故、そんな言葉が出たのかわからない。
でも俺の中ではっきりとそれを想像できた。
愛しいゆえに欲望が抑えきれずそれを壊して、それでもなお愛おしくて食してしまう事を。
愕然とした。
そんな考えが当たり前のように心に浮かんだ事に。
人間なら間違いなく浮かばないはずのその考えに、俺は愕然とした。
俺は…人間じゃない。
これは……魔物や神、精霊の思考だ。
人では理解しきれない、純粋でだからこそ残虐な、人ならざる者たちの思考だ。
義父さんからいつも聞いていた。
神様たちは別に何か悪い事をしようとしていつも問題になる訳じゃないと。
時にはただ、純粋に楽しく遊んでいただけ。
何かを心から愛していただけ。
だから話に行っても素直に応じてくれる。
時には無邪気に、時には悲しみに暮れ、どうして問題になってしまったのかを理解していない。
それでも、彼らの純粋さは人を殺す。
無邪気さと言う諸刃の剣が人を殺める。
だから油断してはいけないのだと。
『神様はね、人とは違う世界の違う考えの中で生きているんだ。だからそれを人の世界の考えで善悪と決めてしまう事はできない。神様が悪い訳ではない。考え方や生きている環境が違う、異なった世界の方々なんだよ。ただそれでも、彼らの純粋すぎる気持ちは人に牙を向く危険なものなんだよ。人の世界の勝手な話ではあるけれど、義父さんが人である以上、人としてしか理解する事はできない。そして神仕えは、人を守る為に神様に仕える。その2つの世界の折り合いをつける為に神様に仕える。だから神仕えとは言うけれど、結局は神様の味方じゃない。だって私は人間だから。神様がどの様にお考えなのか知る事は出来ても、人間としてしか理解する事ができないんだよ。神様を敬う気持ちは常にあるけれど、人である義父さんは神様をお守りする事はできない。だって義父さんは、ただのちっぽけな人間の一人に過ぎないのだから。』
いつか話してくれた義父さんの言葉を思い出す。
俺のウィルに抱くこの気持ちは、精霊の「人を殺めてしまう純粋な気持ち」ではないんだろうか?!
俺の考えは度を超えている。
「……サーク。」
自分の考えが怖くなって固まった俺の顔を、ウィルの手が包んだ。
ハッとしてその顔を見ると、ウィルは笑っていた。
優しく、でも色を含んだ微笑み。
「……谷では、死んだら竜に食べてもらうんだよ。」
「……知ってる……。」
「食べられて……竜と一つになって……空に還るんだ……。そして風になる……。」
ウィルはあやす様に俺の顔を撫でる。
俺はその手に甘えながら、どうしてそんな話をウィルがするのかわからなかった。
「俺は…サークが食べてくれるんだね?」
「ウィル……。」
「嬉しい……本当に一つになれるね……。」
俺はウィルの話を呆然と聞いていた。
その顔は、本当に嬉しそうに笑っていた。
竜の谷の考え方は独特だ。
いろんな話を聞いて、理解できたところもあるし、本当の意味では理解できない部分もある。
それでも俺は、それがウィルなんだとそのまま受け入れていた。
正直、自分を殺して食べるかもしれないと言った俺を、嬉しそうに受け入れてくれるウィルの気持ちは理解できなかった。
でも、人と精霊の間に生まれたらしい人ではない俺を、ウィルがそのまま受け入れようとしてくれている事はわかった。
「……ウィル…。」
「竜と違って丸呑みとかにはできないだろうけど、食べる時はできる限り残さないでくれよ?」
「う~ん……。俺はできればウィルを食べないで済むようにしたいんだけど……。」
「それはわかってるさ。でも、その時はちゃんと責任を取って俺を食べろよ??」
「食べられたい?俺に??」
「生きてるのに食べられるのは嫌だよ。でも死んだ後は食べて欲しいかな??本当なら竜に食べてもらえるはずだったんだし、そうすれば死んだ後もサークと一緒にいられるし……。」
う~ん、竜の谷の考え方はやっぱりちょっと独特だ。
でも、愛しい余り破壊して食べたくなる俺も、そんなに変わらないのだと思う。
自分の考えに気づいた時は心臓が凍りついたけど、ウィルはそれすら難なく受け入れてしまった。
考えてみれば、俺が人間じゃないかもって打ち明けた時も予想だにしない返答をされたっけ……。
俺の斜め上をいくウィルには本当いつもびっくりする。
「……とりあえず、ウィルにはずっと側にいて欲しいので、壊して食べなきゃならなくならないよう、気をつけます……。」
「うん、そうしてくれ。でもそうなってもあんまり気にしなくていいよ。その代わりちゃんと食べて一つにしてくれ。」
「わかった。そうなっちゃったら、ちゃんと食べます。」
「それで良し。」
ウィルは笑った。
俺はウィルを愛しいと思った。
俺の顔を撫でてくれる手を握り口付ける。
多分、俺がウィルしか愛せないのは、ウィルだけに激しい欲情を覚えるのは、ウィルがウィルだからだ。
砂漠の砂の数の様に数え切れない人間がいる中で、俺はウィルを見つけたんだ。
俺が愛し、そしてその愛を受け入れてくれる人を。
俺が何であれ、本当の意味でそのままの俺を受け入れてくれる人を。
上辺の言葉だけでなく、制御不可能な無意識の部分ですら、俺をそのまま愛してくれる人を。
「……ウィル……愛してるよ……今、本当に…それを理解した……愛してる……。」
覆い被さって、ウィルの夜の様に青い瞳を見つめる。
その熱を秘めた美しい顔をそっと撫でる。
ウィルは答えるように俺の手を握り、口づけてくれた。
「俺も愛してる……出会った時、何でこんなにもサークに惹かれるのかわからなかった……。でもサークは俺の隠された部分、全てを愛してくれた……。多分、谷の人間でもここまで深く俺の全てを受け止めて愛してくれる奴なんかいない……。サークが何であれ……俺はサークが好きだ……サーク以外、愛せない……。」
「俺も、ウィル以外は愛せないよ……。俺は少しずつ、人であって人じゃない部分が出てくる自分が怖い……。でも……ウィルはいつも……それを俺の予想外な言葉で受け止めてくれるから……。」
「もしもサークの姿が人でなくなっても、俺の気持ちは変わらないからな?」
「うん。」
「サークは今、どうしたいんだ??」
「ウィルを食べたい……。」
「うん。」
「殺さないから……食べていい……??」
「うん……いいよ……俺を食べて…?」
俺はウィルに口づけた。
唇の柔らかさを味わい、舌を絡めて唾液も味わう。
ンッと小さくウィルが声を洩らした、俺の頭に腕を絡めて情熱的に抱きしめてくる。
その体温、欲情を肌で感じる。
汗ばむ肌に舌を這わせると、ピクッと体が跳ねる。
今の俺には何故か、そうやって動く為に収縮した筋肉の音すら聞こえた気がした。
胸の突起が赤く色づいて、速く触って欲しいと訴えてくる。
舌でねぶって、もう片方を手で摘み上げた。
「あっ…!!」
「気持ちいい??」
「……いいっ!!あぁっ!!もっと激しくしてくれっ!!」
ウィルが甲高い声を上げて仰け反った。
考えてみれば、さっきから随分焦らしに焦らしている。
少し刺激しただけで、はしたなく体をくねらせ俺を誘う。
可愛いウィル。
俺だけの愛しい人。
頭の中と腹の底に血が溜まり熱く渦巻いている。
ウィルにあんなに警告したけれど、もしもウィルが快楽で身動きできなくなって他の誰かに奪われるくらいなら、俺は本当に食べてしまうだろう。
欲望のまま軽く乳首に歯を立てると、艶めかしい声を上げてウィルがよがる。
「痛いのが好き??」
「……わかんない!でもサークにされると……っ!!あぁっ!!」
自分が止められず、俺はガブッとウィルの胸に噛み付いた。
食べてもいいと言ってくれた事が脳に妙な興奮を呼び起こして、ウィルの体が美味しそうに見えてくる。
この綺麗な肌も、しっかりした筋肉も、俺が食べても良いものなんだ。
そう思うとうっとりした気分になる。
堪らなくてつつつっと舌を這わせた。
「ウィル…美味しそう……。」
「あっ!あああぁぁっ!!」
「おっぱい、美味しいよ……。凄くいやらしい味がする……。」
コリコリとした食感が楽しくて、執拗に口の中で転がし、吸い付き、甘噛みする。
片方だけだと寂しそうなので、たっぷり味わってから手でこねくり回していた反対の突起も同じように食べてあげる。
「やっ!やあぁぁぁっ!!」
ウィルが駄々っ子のように暴れる。
それが可愛くて無理矢理腕を押さえつけて、責め続ける。
「やあぁっ!!お願いっ!サークっ!!ちんこも弄ってぇっ!!」
そう言われてふと下半身の方を見ると、バキバキに勃起したちんこがブルンブルン揺れている。
さっきから爆発寸前で何度も何度も寸止めを食らったそれは、充血しすぎて本当に辛そうだ。
ウィルがはしたなく暴れていたのはこのせいかと笑った。
刺激してもらえず腰を激しく踊らせて、何とか快楽を得ようとしている。
ウィルの全てを食べていいなら、このいやらしく踊る肉棒も、俺が食べて良いものだ。
そう思うと俺はそれを無造作に掴んだ。
「あああぁぁっ!!」
「ははっ、凄いね?限界なんてとっくに超えてるんじゃないか??ウィル??」
「あっ!あっ!……お願い……くちゅくちゅしてぇ……っ!!」
「どうしようかなぁ…。美味しそうだし……。」
「やあぁぁぁっ!!」
少し手で刺激してやっただけで、ウィルのペニスはだらだらと涎を吐き出す。
口の唾液も味わったし、こっちの蜜も味わっておこう。
俺はそう思ってベロンとそれを舐めとった。
「あ"~~~っっ!!」
ウィルが大きく叫んだ。
グンッと全身を硬直させ、ガチガチに固まっている。
ちょっと今までにない反応で俺は見入ってしまった。
限界を超える寸止めを何度も受けたペニスは、ぺろりと舐めただけで軽くイッて、プシュッとカウパーなのか精液なのかを少し吐き出している。
俺はニヤッと笑ってヒクつく竿に舌を絡めた。
「あっ……ガッ……ッ!!」
ウィルが硬直させた体を小刻みに震わせて、喉の奥から変な声を出す。
息が詰まって呼吸が止まり、のけ反って固まった顔が酸欠で真っ赤になっている。
「ウィル?……息して??」
「あっ……ガッ……。」
やっぱりウィルは硬直したまま。
苦しい事は苦しいが、自分でもどうにもできないみたいだ。
ガクガク震える手で自分の喉元を触ろうとしている。
ちょっといつもと違う反応で面白そうだからこのまま責めようかと思ったが、ちょっとマズそうだ。
俺はグイッと首の角度を変えて気道を確保し、口の中に指を突っ込んだ。
「~ッ!!……ぇ……ケホッ!!ケホッッ!!」
咽るようにしてウィルが息をし始める。
それを確認して、俺はウィルのペニスを容赦なく咥え込んだ。
「あああぁぁ~っ!!」
やっと息ができる様になったウィルは、混乱したように頭を抱えて身をよじった。
イキたいのに寸止めされ過ぎて、刺激を受けてももう、気持ちがいいのか苦しいのかよくわからなくなっているのだ。
とは言え呼吸困難も全てコイツが原因だから、辛さから開放して上げるためにも、イカせてやらなければ解決にならない。
口の中のペニスはブルブル震えている。
どうやらこっちも呼吸困難のようだ。
出したいのに出せなくなってしまっている。
これだけ刺激してやれば出そうなものだが、寸止めが続いたせいで射精のタイミングが狂ってしまったみたいだ。
このままペニスだけを刺激してもかえって苦しいだけだと思い、俺はウィルのアナルに指を突っ込んだ。
「ヒッ…?!」
初めからガンガンに突き動かし、口ではジュルジュルと吸い上げてやった。
ガクガクと体が痙攣する。
「くぅ……んン……ッ!!…ぁ…あぁ……っ!…あ"っ!!」
ウィルがガタガタ震えながら、歯を食いしばって悶える。
口は閉じているが、だらだらと涎を垂らし、たまに大きく口を開け、声にならない叫び声を上げている。
長引かせるのは可哀想なので、俺は前立腺をコリコリと刺激し続けた。
「あぁ~~っ!!あぁ~~~っ!!」
ぐんっと腰を突き出すように上げて仰け反り、ガタガタ震える。
感じてはいるが、上手く射精に繋がらないようだ。
少し別な方法を取った方がいいのかもしれない。
俺は一度、咥えるのをやめてアナルから指を引き抜いた。
「いぎぃ……っ!!」
ウィルが刺激に歯を食いしばった。
俺はウィルの腰を抱え上げ、尻を突き出させた。
「…っ?!……あああぁぁっっ!!」
パシンッと乾いた音が響きわたった時、ウィルが叫んだ。
俺はそれに構う事なく、バシッと突き出させた尻に平手打ちを続けた。
「止め……っ!!あっ?!あぁ…んっ!!やっ?!」
「痛いの好きでしょ?」
「違……っ!あっ?!やら……ッ!!何で…?!あああぁぁん……っ?!」
いきなりの事にウィルは混乱している。
まぁ、多分、ウィルはスパンキングが好きな訳じゃないだろう。
混乱していつもの方法だと射精できないから、いつもなら無理な方法であえて刺激してあげる。
「やっ?!ウソ…ッ?!あぁ…んっ!!」
ウィルは否定するが、体はビクンッビクンッとエロティックな反応をし始めている。
俺もいつもと違う喘ぎ声を上げられ、ちょっと興奮してしまった。
バシンッと力を込めて、ウィルの小ぶりで可愛いお尻を叩く。
「あっ!ああぁんっ!!らめぇっ!!」
「ふふふっ。駄目って言いながら、叩く度に軽くイッてるじゃん??ウィル??」
「それはぁ…ッ!!ああぁ…んっ!!」
バシッと叩く度、ペニスからピュッと精液が飛び出す。
と言うか、ウィルの口からああんって喘ぎが聞けるとは思わなかった。
ちょっと意外だけど興奮する。
俺はバシバシ叩きながら、ペニスを掴んで扱いてやった。
「あああぁぁっっ!!」
「ほら、出せって、ウィル??」
「やあぁ…ん!あん!あんっ!ああぁんっ!!」
「ウィル、エロすぎ……。」
ウィルは叩かれながら、腰を振り、扱く俺の手に自分からも擦りつけてくる。
何か訳がわからなくなっちゃったみたいで、めちゃくちゃエロい顔で舌を出している。
「あぁんっ!!気持ちいいっ!!あんっ!!」
「お尻叩かれるの、気持ちいいの??」
「あぁんっ!気持ちいいっ!!お尻叩かれながらちんこゴシゴシされるの!あぁん!気持ちいい……っ!!」
カクカク腰を振り、ウィルが快楽に身を委ねている。
何か俺も我慢できなくなって、グイッと向きを変えさせた。
ちょっと無理な体制だが、変形型の69の体制にしてウィルの目の前に自分の股間を突き出す。
「……勃ってないけど舐めて??」
ウィルは快楽に操られてるみたいに朦朧として、言われるまま俺の股間に吸い付いた。
ドロドロに溶けた口の中で、竿と玉を夢中でチュパチュパしてくる。
俺の竿は勃っていないのだが、そうされる事に脳内がチカチカした。
でもウィルはまだイケてない。
俺はウィルに舐めさせながら、バシンッとお尻を叩いた。
何度も叩いたので赤くなってる。
そして叩く度にピュッピュッと精を吐き出すちんこを、強めに扱きだす。
「あんっ!!」
「ウィル、ちゃんと舐めて。」
「うっ…ごめ……っ!あぁんっ!!」
ウィルは訳がわからなくなりながら夢中で俺の股間を舐めて、そして尻を叩かれる度にビクビクと精を吐き出した。
「~~~っ!!あぁんっ!!もうらめぇ~っっ!!あ"あ"あ"ぁぁっ~っっ!!」
俺がバシンッと叩いた瞬間、ウィルはそう叫んで一気に射精した。
ガクガク震えながら、ビチャビチャと精液を撒き散らす。
出し切ると、そのまま少し痙攣した後、くたぁと寝転んでぼんやりしていた。
流石に今のはキツかったよな~。
とりあえず、一回出せて良かった。
今日はこれ以上無理かなぁ~。
せっかくあれをやろうと思ったんだけど……。
そんな事を思っていたら、ウィルがするりと俺の手を握った。
「………凄い良かった……今度は……お尻も奥まで弄って……?サーク……?」
快楽に溺れた顔でウィルが言った。
目がイッちゃってる。
どうしちゃったの??ウィル??
いつもならこれぐらいしちゃうと、すでに往復ビンタの刑を食らってるんだけど??
そう言えば今日はエロスイッチ入ってたんだっけ……??
目が合うと、綺麗な顔が妖艶に微笑む。
何か耐え難いほどの色気がウィルからあふれ出している……。
ウィルの醸し出すエロスに、俺はゴクッと生唾を飲み込んだ。
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