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4 ティーカップ
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婚儀の儀が滞りなく終わり、数日間が過ぎました。
わたくしはお城で様々な事を習っておりました。
父と社交界で教わった立ち居振る舞いに加え皇族となるための振る舞いや言葉遣い等様々勉強しておりました。
また、料理なども習いました。
国王陛下の奥様、王妃様は3年前に他界され、それまでお料理をしていたと王太子様に伺っておりました。
そこでわたくしの手料理を食べたいと仰せになったのです。
お料理なんてしたことが無かったわたくしですが、難なくこなすことが出来ました。
このときばかりは、母に感謝しました。
生前母からお料理のお話を訊いていたお蔭で包丁の持ち方や味付け、食材の事などを幼い時に聞いていたのです。
「ミリア様、ロッタ様方がお越しになりました。応接間にてお待ちで御座います」
ロッタ様がわたくしに会いに来たのです。
大方わたくしへの当てつけに来たのでしょう。
わたくしは侍女と共に応接間に向かいました。
そして扉を開けるとソファに腰かけるロッタ様、アイーダ様、ジャスミン様、ミリアリア様がお待ちしておりました。
「皆様、お待ち頂き申し訳ございません。花嫁修業をしており遅れてしまいました」
わたくしはそう言って深々と頭を下げました。
今やわたくしの方が立場は上。
彼女たちも私に深々と頭を下げていました。
「飛んでもございません。ミリア様、お忙しい所申し訳ございません。少しお茶でもと思いましてお邪魔致しましたの、ねぇ皆様」
「「「ええ~、そうですわ」」」
太々しい……心の中で私はそう思いました。
わたくしは皆様がお待ちしている席に着くと侍女にお茶を出すよう命じました。
ちょっと前ならわたくしが皆様にお茶を出していた立場。
しかし今は違う、と言うところを見せたかったのです。
ロッタ様たちは笑顔でわたくしと談笑しておりました。
そして復讐を開始するのです。
「ところでロッタ様。わたくしが以前ロッタ様のお誕生日にお送りしたティーセットなのですが、今も大切にご使用して頂いているのでしょうか?」
当然、そんなことはない事は知っているのです。
何せあの時わたくしの目の前で割られたのですから。
お城の侍女たちが待機しているのを知っていたわたくしはワザとロッタ様にそう訊ねたのです。
将来王妃となるわたくしがお送りしたものをぞんざいに扱ったことを侍女たちに知らしめるために。何よりここに居る皆がその事実を知っているのです。
「あ、あら……あのティーセットでしたら、ちゃんと大切に使わせて頂いておりますわ。ねぇ、皆様」
「「「そうですわ」」」
嘘つき……。
わたくしは心の中でそう叫びした。
しかしここに居る人間しか本当の事実を知らない以上この話をするのは時間の無駄、そう思っておりました。
しかし侍女がつかつかわたくしの傍にやって来てこう言い放ったのです。
「あのカップでしたら、ロッタ様がミリア様の目の前で落とされたのではないでしょうか。私は以前ロッタ様の御屋敷で勤めていた者で御座います。その時偶然お見かけしたのです」
何んと、わたくしの援護射撃をこの侍女がしてくれたのです。
アリア、ナイスグッジョブですわっ!!
わたくしはお城で様々な事を習っておりました。
父と社交界で教わった立ち居振る舞いに加え皇族となるための振る舞いや言葉遣い等様々勉強しておりました。
また、料理なども習いました。
国王陛下の奥様、王妃様は3年前に他界され、それまでお料理をしていたと王太子様に伺っておりました。
そこでわたくしの手料理を食べたいと仰せになったのです。
お料理なんてしたことが無かったわたくしですが、難なくこなすことが出来ました。
このときばかりは、母に感謝しました。
生前母からお料理のお話を訊いていたお蔭で包丁の持ち方や味付け、食材の事などを幼い時に聞いていたのです。
「ミリア様、ロッタ様方がお越しになりました。応接間にてお待ちで御座います」
ロッタ様がわたくしに会いに来たのです。
大方わたくしへの当てつけに来たのでしょう。
わたくしは侍女と共に応接間に向かいました。
そして扉を開けるとソファに腰かけるロッタ様、アイーダ様、ジャスミン様、ミリアリア様がお待ちしておりました。
「皆様、お待ち頂き申し訳ございません。花嫁修業をしており遅れてしまいました」
わたくしはそう言って深々と頭を下げました。
今やわたくしの方が立場は上。
彼女たちも私に深々と頭を下げていました。
「飛んでもございません。ミリア様、お忙しい所申し訳ございません。少しお茶でもと思いましてお邪魔致しましたの、ねぇ皆様」
「「「ええ~、そうですわ」」」
太々しい……心の中で私はそう思いました。
わたくしは皆様がお待ちしている席に着くと侍女にお茶を出すよう命じました。
ちょっと前ならわたくしが皆様にお茶を出していた立場。
しかし今は違う、と言うところを見せたかったのです。
ロッタ様たちは笑顔でわたくしと談笑しておりました。
そして復讐を開始するのです。
「ところでロッタ様。わたくしが以前ロッタ様のお誕生日にお送りしたティーセットなのですが、今も大切にご使用して頂いているのでしょうか?」
当然、そんなことはない事は知っているのです。
何せあの時わたくしの目の前で割られたのですから。
お城の侍女たちが待機しているのを知っていたわたくしはワザとロッタ様にそう訊ねたのです。
将来王妃となるわたくしがお送りしたものをぞんざいに扱ったことを侍女たちに知らしめるために。何よりここに居る皆がその事実を知っているのです。
「あ、あら……あのティーセットでしたら、ちゃんと大切に使わせて頂いておりますわ。ねぇ、皆様」
「「「そうですわ」」」
嘘つき……。
わたくしは心の中でそう叫びした。
しかしここに居る人間しか本当の事実を知らない以上この話をするのは時間の無駄、そう思っておりました。
しかし侍女がつかつかわたくしの傍にやって来てこう言い放ったのです。
「あのカップでしたら、ロッタ様がミリア様の目の前で落とされたのではないでしょうか。私は以前ロッタ様の御屋敷で勤めていた者で御座います。その時偶然お見かけしたのです」
何んと、わたくしの援護射撃をこの侍女がしてくれたのです。
アリア、ナイスグッジョブですわっ!!
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