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閑話休題 -次に向けての準備期間-
閑話休題 -41話-[精霊会議!②]
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『次の発表ボクがするです。
アクアは先進的な考えですから「あれ」レベルの事は期待しないでほしいですけど…』
『確かパパが何か頼んでいたような記憶があるねぇ~』
ポンと手を叩いて、いつぞやの寝る前にお父さんがボクに頼んできた姿を思い出したのか、
アクアが訳知り顔で口を挟んできた。
『お父さんの事になるとアクアは意外と記憶力良いですよね。
ボクの研究内容は[精霊纏]の改良です』
『そういえば土の国の王都に向かう道中の休憩時間でも溢していましたね』
『アニマにも言ってたですか…。
まぁ仕様変更の基礎部分を担当するだけでそこから細かな調整は自分たちで行うですよ?』
『はい!』『『はーい!』』
返事はすでに[精霊纏]を取得している3人。
ただ上の姉弟だけではなくこれから取得する3人にも声を掛ける。
『アニマ、フラム、ベルも魔法式は教えるですから、
姉たちに聞きながらお父さんと取得する時に備えるですよ』
『『はい!』』『わかりました』
興奮する末っ子’sと比べるとローテンションなアニマが気にはなるけれど、
ボクはクーと共に一歩後ろから見守りアクアやニルに相談し辛いことなどを担当する予定です。
お父さんも気に掛けているですし、今はボクも見守るに留めておくですよ。
『本来はお父さんに自身を纏わせるスキルですけど、
今回は[聖壁の欠片]を変換して纏わせるです。
そうですね……アニマ、手伝ってくれますか?』
『え、私ですか? まぁいいですけど…』
とはいえ、今回の実演においてはアニマほどの適役もいないですから、
ボクの助手として頑張ってもらうです。
『こっちで勝手に纏わせるですから、
アニマはそのまま立ったままでいいです。
あ、両腕は前か横に延ばしておいた方が全体が見えていいかもです』
『わかりました』
輪になっているみんなの真ん中へアニマと共に移動する。
その際にフラムはクーの側に移る様に促した。
『《聖壁の欠片》』
呼び掛けに応じてボクの半身たる八枚の小盾が出現し、
その片っ端から橙色の高濃度魔力へと変換されていく。
砂の様に扱いやすい魔力を操ってアニマ上半身へと移して留める。
『《土精霊纏!》』
詠唱に呼応してアニマの上半身に留まっていた魔力が頭の天辺からアニマに吸い込まれていく。
粒子となった魔力は髪の一部を橙に染め、
高級な光沢を放つ革鎧を上半身に上書きしてその上からお父さんのオーダーにあったマントをはためかせ、
腰部分からはグラデーションを調整して下半身は本来の装備を維持。
両腕は以前からの続投でトゲトカゲを模倣した籠手を装着した。
『『『『お~!!』』』』
『本来なら瞳も色を変えるですけど、アニマに影響が出るから今回は抜いているです』
『ノイ姉様、上半身が動かないのですが……』
『まぁ本来はお父さんと[シンクロ]した上で使うものですから。
ボク達がサポートする半面アニマだけで動かすのは難しいですよ』
動きたそうなアニマの下半身に合わせて上半身も動かしてあげると、
声は挙げなかったけれど嬉しそうに口元がニヨニヨしているアニマが可愛いです。
『髪の毛が可愛いねぇ~!アクアこれ好きだよぉ~!』
『お父様の上半身全体を纏えるのは良いですね』
『ニルは脚も纏えないか要検討ですわー!』
『こうして見れるとイメージが湧きやすい。ありがとう、ノイ姉様』
『ん~、ベルはどうやって特色を出すかアイデアをパパの記憶から探してみます!』
姉弟からの評価が上々でホッと一息。
ボクの研究内容のお披露目もこれで終わりですね。
アニマに纏わせていた魔力を彼女から剥がしていきながら、
その手を引いて元の位置に戻りつつ次を促す。
『一応この後はタルテューフォの見極めに時間を使うから研究はひとまずストップの予定です。
次は……クーの発表でいいです?』
『そうですね。
クーの研究は以前からお父様に言われている[影別荘]の時間経過を加速させることですが、
単純にクーの加階待ちのようなので発表にしても実感が薄くて今回はパスでもいいでしょうか、お姉さま』
『うん、いいよぉ~!
裏属性の時空だもんねぇ、加階待ちじゃあどうしようもない……あれ?。
ここでこそアクアの研究が役に立つのではぁ~?』
首を捻りながら若干ねっとりとした口調でピンと来たらしいアクアを尻目に、
ボクはアニマを座らせた後に彼女を足の間に収めるように座りなおす。
『なっ!? これは!罠!』
『アクアが時々しているから真似をしてみたですけど、なかなかに良い抱き心地です』
『どさくさに紛れてなんという事を!フラムやベルにすればいいではありませんかっ!』
『僕はいつもしてもらってる。アニマ姉様も時には甘えるべき』
『ベルもそう思う!』
『ほら2人もこう言ってるですよ』
ボクもアクア程積極的というわけではないですが、
それなりに姉弟愛は持っているですからね。
普段していたアニマの抱き心地は口にしたように悪くはないです。
騒ぐアニマは弟妹にも言われる程度にはやはり甘え下手ですね。
『あ、アクア姉様!助けてください!』
『今度時間を見つけてクーの研究に合わせてみよ~?』
『助かります、お姉さま♪』
『聞いて…いないっ!?』
手を伸ばして珍しく第一長女へ助けを求めたのに、
当のアクアはクーとの話し合いに夢中で気付いておらず。
アニマもその様にガビーンと硬直しショックな顔をした後に脱力した姿は、
お父さんの茶目っ気を感じ取れてやはり妹なのだなと実感できた。
クーが無いなら次はニルですかね。
アニマを抱き直しながらニルに声を掛ける。
『ニル、貴女は発表あるですか?』
『もちろんありますわー!しっかりニルの頑張りを目に焼き付けるといいですわー!』
アクアは先進的な考えですから「あれ」レベルの事は期待しないでほしいですけど…』
『確かパパが何か頼んでいたような記憶があるねぇ~』
ポンと手を叩いて、いつぞやの寝る前にお父さんがボクに頼んできた姿を思い出したのか、
アクアが訳知り顔で口を挟んできた。
『お父さんの事になるとアクアは意外と記憶力良いですよね。
ボクの研究内容は[精霊纏]の改良です』
『そういえば土の国の王都に向かう道中の休憩時間でも溢していましたね』
『アニマにも言ってたですか…。
まぁ仕様変更の基礎部分を担当するだけでそこから細かな調整は自分たちで行うですよ?』
『はい!』『『はーい!』』
返事はすでに[精霊纏]を取得している3人。
ただ上の姉弟だけではなくこれから取得する3人にも声を掛ける。
『アニマ、フラム、ベルも魔法式は教えるですから、
姉たちに聞きながらお父さんと取得する時に備えるですよ』
『『はい!』』『わかりました』
興奮する末っ子’sと比べるとローテンションなアニマが気にはなるけれど、
ボクはクーと共に一歩後ろから見守りアクアやニルに相談し辛いことなどを担当する予定です。
お父さんも気に掛けているですし、今はボクも見守るに留めておくですよ。
『本来はお父さんに自身を纏わせるスキルですけど、
今回は[聖壁の欠片]を変換して纏わせるです。
そうですね……アニマ、手伝ってくれますか?』
『え、私ですか? まぁいいですけど…』
とはいえ、今回の実演においてはアニマほどの適役もいないですから、
ボクの助手として頑張ってもらうです。
『こっちで勝手に纏わせるですから、
アニマはそのまま立ったままでいいです。
あ、両腕は前か横に延ばしておいた方が全体が見えていいかもです』
『わかりました』
輪になっているみんなの真ん中へアニマと共に移動する。
その際にフラムはクーの側に移る様に促した。
『《聖壁の欠片》』
呼び掛けに応じてボクの半身たる八枚の小盾が出現し、
その片っ端から橙色の高濃度魔力へと変換されていく。
砂の様に扱いやすい魔力を操ってアニマ上半身へと移して留める。
『《土精霊纏!》』
詠唱に呼応してアニマの上半身に留まっていた魔力が頭の天辺からアニマに吸い込まれていく。
粒子となった魔力は髪の一部を橙に染め、
高級な光沢を放つ革鎧を上半身に上書きしてその上からお父さんのオーダーにあったマントをはためかせ、
腰部分からはグラデーションを調整して下半身は本来の装備を維持。
両腕は以前からの続投でトゲトカゲを模倣した籠手を装着した。
『『『『お~!!』』』』
『本来なら瞳も色を変えるですけど、アニマに影響が出るから今回は抜いているです』
『ノイ姉様、上半身が動かないのですが……』
『まぁ本来はお父さんと[シンクロ]した上で使うものですから。
ボク達がサポートする半面アニマだけで動かすのは難しいですよ』
動きたそうなアニマの下半身に合わせて上半身も動かしてあげると、
声は挙げなかったけれど嬉しそうに口元がニヨニヨしているアニマが可愛いです。
『髪の毛が可愛いねぇ~!アクアこれ好きだよぉ~!』
『お父様の上半身全体を纏えるのは良いですね』
『ニルは脚も纏えないか要検討ですわー!』
『こうして見れるとイメージが湧きやすい。ありがとう、ノイ姉様』
『ん~、ベルはどうやって特色を出すかアイデアをパパの記憶から探してみます!』
姉弟からの評価が上々でホッと一息。
ボクの研究内容のお披露目もこれで終わりですね。
アニマに纏わせていた魔力を彼女から剥がしていきながら、
その手を引いて元の位置に戻りつつ次を促す。
『一応この後はタルテューフォの見極めに時間を使うから研究はひとまずストップの予定です。
次は……クーの発表でいいです?』
『そうですね。
クーの研究は以前からお父様に言われている[影別荘]の時間経過を加速させることですが、
単純にクーの加階待ちのようなので発表にしても実感が薄くて今回はパスでもいいでしょうか、お姉さま』
『うん、いいよぉ~!
裏属性の時空だもんねぇ、加階待ちじゃあどうしようもない……あれ?。
ここでこそアクアの研究が役に立つのではぁ~?』
首を捻りながら若干ねっとりとした口調でピンと来たらしいアクアを尻目に、
ボクはアニマを座らせた後に彼女を足の間に収めるように座りなおす。
『なっ!? これは!罠!』
『アクアが時々しているから真似をしてみたですけど、なかなかに良い抱き心地です』
『どさくさに紛れてなんという事を!フラムやベルにすればいいではありませんかっ!』
『僕はいつもしてもらってる。アニマ姉様も時には甘えるべき』
『ベルもそう思う!』
『ほら2人もこう言ってるですよ』
ボクもアクア程積極的というわけではないですが、
それなりに姉弟愛は持っているですからね。
普段していたアニマの抱き心地は口にしたように悪くはないです。
騒ぐアニマは弟妹にも言われる程度にはやはり甘え下手ですね。
『あ、アクア姉様!助けてください!』
『今度時間を見つけてクーの研究に合わせてみよ~?』
『助かります、お姉さま♪』
『聞いて…いないっ!?』
手を伸ばして珍しく第一長女へ助けを求めたのに、
当のアクアはクーとの話し合いに夢中で気付いておらず。
アニマもその様にガビーンと硬直しショックな顔をした後に脱力した姿は、
お父さんの茶目っ気を感じ取れてやはり妹なのだなと実感できた。
クーが無いなら次はニルですかね。
アニマを抱き直しながらニルに声を掛ける。
『ニル、貴女は発表あるですか?』
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