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閑話休題 -次に向けての準備期間-
閑話休題 -65話-[瘴気の亜空間②]
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「にーにぃは一緒に入らないの?」
「入るか馬鹿。夫人にお願いしてるしノイも一緒に入るから俺は後でいただくよ」
タルが誘っているのは何の話かって?
寝る前に入るものと言えば分かるでしょ。風呂だよ風呂。
アスペラルダは水の国と言われるほどに水が豊富なので風呂に入る文化や技術があるけれど、
荒野と鉱山の多い土の国だとサウナがメインに発展している。
ただし各家に存在しているわけでは無く、
村人全員が利用する公共施設として銭湯のようにサウナ小屋が存在している。
公共施設ということは男女が分かれているのは当然の事。
そもそもタルを可愛がって一緒に風呂に入って甘やかしたアルシェとマリエルの所為だろう。
「他にも女性は居るだろうから緊張するかもしれないけど、
俺は一緒に入れないから困ったら2人でもいいし近くの女性にでも聞いてみろ」
「うぅ~、わかったのだ……」
「では、夫人。申し訳ありませんがよろしくお願いします」
「お任せを。さぁ、聖獣様」
ちなみにノイの近くにはベルも一緒にくっついている。
小さいとはいえお姉ちゃんも一緒にいるんだから早めに男女で分かれることに慣れさせるためだ。
「じゃあ、俺たちも入ろうか」
「サウナ楽しみ」
その夜。
一人の男が始めたロウリュウの真似事により死にかける男性陣が続出したのは別の話。
* * * * *
「歯磨きしたからもう今日は水以外許さんからな」
「わかってるんだよ!起きててもお腹空くだけだしタルはもう寝るのだ!」
気候と家の作りのおかげか春のまだ寒い時期だというのに布団も無く寝転がっても一切寒くはない。
あてがわれた部屋にはカーペットのみが敷かれており、
その中心に猪獅子の姿に戻ったタルがゴロンと横になる。
こいつがなろう小説によく出てくるフェンリルなら抱き込んでもらって眠ることも出来ただろうに、
残念なことに乙事主似のこの娘は睡眠時には転がされたぬいぐるみの様に手足を投げ出して眠る。
マジで香草焼きにした肉塊と一緒の部屋で寝るのと変わらん。
「みんな、おやすみ」
「おやすみなんだよ」
『『『おやすみなさい』』』
『Zzzzzzz』
部屋が余っているらしく、
剣聖セプテマ氏とファレーノが別室で良かった。
身内以外と一緒の部屋は流石に熟睡できないからな。
全員が寝静まり、俺も意識を手放す直前……。
「(?)」
それは微かな違和感だった。
敵意は感じないしフリューネとタルテューフォも反応をしていない。
しかし違和感の原因に見当は付いていない為、目は閉じつつも部屋内の気配を探った。
「(タルやフリューネに対しても気配を感じない?)」
部屋の中、家の中、家の外まで気配を探った結果。
いつの間にか腹回りに抱き着いて眠るベルとフラムも、
お腹の上で丸まって眠るノイも、
生物として最上位に存在するヤマノサチと青竜の気配までも感じ取れない事は異常だった。
気配だけじゃなく息遣いも聞こえない。
これも俺と同様に息を殺して気配を探っているわけでは無い。
それなら互いに気配をぶつけ合って言葉は通じずともアピールすることは出来る。
「(拙い気がする……っ!)」
すぐに命の危機があるという感覚じゃない。
でも[状況]は俺にとって拙いという感覚がどんどんと増幅していく。
覚悟を決めてパッと瞳を開き視線のみで周囲を素早く見回してもやはり何かが潜んでいるようには見えなかった。
「地力は私の方がまだまだ上の様ね。イクダニム」
ゾクッ!
一瞬で怖気が全身を走り抜けるその声の主は、
まるで初めからそこに居たかのように宙に浮く巨大な鎌に乗っかって俺を見下ろしていた。
「冗談だろ…」
「冗談じゃないわ、久し振りねイクダニム。
いいえ、水無月宗八と今夜は呼びましょうか」
「何故ここに居る」
「はぁ…、それいつも聞いてくるじゃない?
私からしたら貴方にその質問を問いたいところだわ」
苛刻のシュティーナ。
この1年でよく顔を合わす魔神族第1位。
おそらく魔神族の中の序列第1位。
魔神族の中での働き者第1位。
気心は知れていないが、
それなりに言葉を交わせる理性を持ち色々と画策やら他の魔神族の手伝いをしたりしていて、
各地で出会う他の魔神族のついでに顔を合わすことも少なくない。
そして、最初は挨拶の様なゆるい空気を醸し出してやる気が出たら攻勢に出る。
しかし、それも本気を出さずに遊ぶ事が多いうえで強い。
いまは挨拶ターンなのだろう。
悠長に呆れたと会話と態度で表現するシュティーナの言葉を半分聞き流し、
俺は全身に力を入れて起き上がろうとするも子供たちが俺を固定してしまっている状況から抜け出せない。
「残念だけど、今は貴方以外の島民の時間を止めているわよ。
当然貴方が干渉して抜け出す方法もあるでしょうけれど、
今日は黒い子猫も居ないようだしその状態から抜け出すことは出来ないかしらね」
時間を止めるとか規格外な事は止めていただきたい。
「心配しなくても戦いが好きだからこのまま止めを刺したりはしないわ。
この時間停止も負担が大きい割にあまり持たないし疲れるもの……」
「じゃあ、何でこんな事をして姿をわざわざ現したんだ?」
「丁度いいところに丁度いい人物が登場して、
さらに丁度いい格好で居たなら私が姿を現してもおかしくはないでしょう?」
そこまではお前の事知らんがな。
殺気は確かに無いし世間話をしに来ただけなら早々に帰っていただきたい。
明日も俺は仕事がいっぱいなんだ。
「ところで水無月宗八。
魔神族のことを知りたがっている様に見えていたけれど、どうやって調べるつもりだったのかしら?」
「殺して魂を捕獲してそこから情報を抽出するつもりだった」
「死した者を冒涜するのは感心しないわよ?
それに私が言うのもおかしいけれど、引くほど残虐な手段を用いるのね……」
お仲間が大量虐殺して死体も瘴気モンスターにして利用していた魔神族が良く言えるわ。
しかもドン引きした顔で。
こっちは正しく魔神族の危険性を理解しているからこそ早急な情報収集が必要なんだっての。
「まあいいわ。その必要が無くなる情報を今日はあげようかと思って顔を出したのよ。
こっちも危険な橋を渡っているのだし、真面目に聞いてほしいのだけれどいいかしら?」
「危険な橋ぃ~?」
「ナユタやステルシャトーと私やマティアスの違いってわかるかしら?」
魔神族も一枚岩ではないのだろうか?
霹靂のナユタや氷垢のステルシャトーは幼く感情的になりやすい傾向にある。
見た目も未成年に見えなくもない。
叢風のメルケルスは近い見た目の割にあまり感情的に動かないタイプなので個性かもしれない。
隷霊のマグニは身体を乗り換えることが出来るから参考にならないとして、
苛刻のシュティーナと滅消のマティアスは確かに大人として見ることが出来る部類だろう。
「知性がある?」
「間違いではないけれど正解じゃないわ。
その辺も飛ばし気味に説明するからちゃんと拾って考えて繋げて頂戴」
勝手にしてくれ…。
どうせ俺は可愛い子供たちで動きを止められている所為で何も出来ないのだし。
話すと言っているならもう精一杯聞き取って今後の対策に有効利用してやろうじゃあないか!
「入るか馬鹿。夫人にお願いしてるしノイも一緒に入るから俺は後でいただくよ」
タルが誘っているのは何の話かって?
寝る前に入るものと言えば分かるでしょ。風呂だよ風呂。
アスペラルダは水の国と言われるほどに水が豊富なので風呂に入る文化や技術があるけれど、
荒野と鉱山の多い土の国だとサウナがメインに発展している。
ただし各家に存在しているわけでは無く、
村人全員が利用する公共施設として銭湯のようにサウナ小屋が存在している。
公共施設ということは男女が分かれているのは当然の事。
そもそもタルを可愛がって一緒に風呂に入って甘やかしたアルシェとマリエルの所為だろう。
「他にも女性は居るだろうから緊張するかもしれないけど、
俺は一緒に入れないから困ったら2人でもいいし近くの女性にでも聞いてみろ」
「うぅ~、わかったのだ……」
「では、夫人。申し訳ありませんがよろしくお願いします」
「お任せを。さぁ、聖獣様」
ちなみにノイの近くにはベルも一緒にくっついている。
小さいとはいえお姉ちゃんも一緒にいるんだから早めに男女で分かれることに慣れさせるためだ。
「じゃあ、俺たちも入ろうか」
「サウナ楽しみ」
その夜。
一人の男が始めたロウリュウの真似事により死にかける男性陣が続出したのは別の話。
* * * * *
「歯磨きしたからもう今日は水以外許さんからな」
「わかってるんだよ!起きててもお腹空くだけだしタルはもう寝るのだ!」
気候と家の作りのおかげか春のまだ寒い時期だというのに布団も無く寝転がっても一切寒くはない。
あてがわれた部屋にはカーペットのみが敷かれており、
その中心に猪獅子の姿に戻ったタルがゴロンと横になる。
こいつがなろう小説によく出てくるフェンリルなら抱き込んでもらって眠ることも出来ただろうに、
残念なことに乙事主似のこの娘は睡眠時には転がされたぬいぐるみの様に手足を投げ出して眠る。
マジで香草焼きにした肉塊と一緒の部屋で寝るのと変わらん。
「みんな、おやすみ」
「おやすみなんだよ」
『『『おやすみなさい』』』
『Zzzzzzz』
部屋が余っているらしく、
剣聖セプテマ氏とファレーノが別室で良かった。
身内以外と一緒の部屋は流石に熟睡できないからな。
全員が寝静まり、俺も意識を手放す直前……。
「(?)」
それは微かな違和感だった。
敵意は感じないしフリューネとタルテューフォも反応をしていない。
しかし違和感の原因に見当は付いていない為、目は閉じつつも部屋内の気配を探った。
「(タルやフリューネに対しても気配を感じない?)」
部屋の中、家の中、家の外まで気配を探った結果。
いつの間にか腹回りに抱き着いて眠るベルとフラムも、
お腹の上で丸まって眠るノイも、
生物として最上位に存在するヤマノサチと青竜の気配までも感じ取れない事は異常だった。
気配だけじゃなく息遣いも聞こえない。
これも俺と同様に息を殺して気配を探っているわけでは無い。
それなら互いに気配をぶつけ合って言葉は通じずともアピールすることは出来る。
「(拙い気がする……っ!)」
すぐに命の危機があるという感覚じゃない。
でも[状況]は俺にとって拙いという感覚がどんどんと増幅していく。
覚悟を決めてパッと瞳を開き視線のみで周囲を素早く見回してもやはり何かが潜んでいるようには見えなかった。
「地力は私の方がまだまだ上の様ね。イクダニム」
ゾクッ!
一瞬で怖気が全身を走り抜けるその声の主は、
まるで初めからそこに居たかのように宙に浮く巨大な鎌に乗っかって俺を見下ろしていた。
「冗談だろ…」
「冗談じゃないわ、久し振りねイクダニム。
いいえ、水無月宗八と今夜は呼びましょうか」
「何故ここに居る」
「はぁ…、それいつも聞いてくるじゃない?
私からしたら貴方にその質問を問いたいところだわ」
苛刻のシュティーナ。
この1年でよく顔を合わす魔神族第1位。
おそらく魔神族の中の序列第1位。
魔神族の中での働き者第1位。
気心は知れていないが、
それなりに言葉を交わせる理性を持ち色々と画策やら他の魔神族の手伝いをしたりしていて、
各地で出会う他の魔神族のついでに顔を合わすことも少なくない。
そして、最初は挨拶の様なゆるい空気を醸し出してやる気が出たら攻勢に出る。
しかし、それも本気を出さずに遊ぶ事が多いうえで強い。
いまは挨拶ターンなのだろう。
悠長に呆れたと会話と態度で表現するシュティーナの言葉を半分聞き流し、
俺は全身に力を入れて起き上がろうとするも子供たちが俺を固定してしまっている状況から抜け出せない。
「残念だけど、今は貴方以外の島民の時間を止めているわよ。
当然貴方が干渉して抜け出す方法もあるでしょうけれど、
今日は黒い子猫も居ないようだしその状態から抜け出すことは出来ないかしらね」
時間を止めるとか規格外な事は止めていただきたい。
「心配しなくても戦いが好きだからこのまま止めを刺したりはしないわ。
この時間停止も負担が大きい割にあまり持たないし疲れるもの……」
「じゃあ、何でこんな事をして姿をわざわざ現したんだ?」
「丁度いいところに丁度いい人物が登場して、
さらに丁度いい格好で居たなら私が姿を現してもおかしくはないでしょう?」
そこまではお前の事知らんがな。
殺気は確かに無いし世間話をしに来ただけなら早々に帰っていただきたい。
明日も俺は仕事がいっぱいなんだ。
「ところで水無月宗八。
魔神族のことを知りたがっている様に見えていたけれど、どうやって調べるつもりだったのかしら?」
「殺して魂を捕獲してそこから情報を抽出するつもりだった」
「死した者を冒涜するのは感心しないわよ?
それに私が言うのもおかしいけれど、引くほど残虐な手段を用いるのね……」
お仲間が大量虐殺して死体も瘴気モンスターにして利用していた魔神族が良く言えるわ。
しかもドン引きした顔で。
こっちは正しく魔神族の危険性を理解しているからこそ早急な情報収集が必要なんだっての。
「まあいいわ。その必要が無くなる情報を今日はあげようかと思って顔を出したのよ。
こっちも危険な橋を渡っているのだし、真面目に聞いてほしいのだけれどいいかしら?」
「危険な橋ぃ~?」
「ナユタやステルシャトーと私やマティアスの違いってわかるかしら?」
魔神族も一枚岩ではないのだろうか?
霹靂のナユタや氷垢のステルシャトーは幼く感情的になりやすい傾向にある。
見た目も未成年に見えなくもない。
叢風のメルケルスは近い見た目の割にあまり感情的に動かないタイプなので個性かもしれない。
隷霊のマグニは身体を乗り換えることが出来るから参考にならないとして、
苛刻のシュティーナと滅消のマティアスは確かに大人として見ることが出来る部類だろう。
「知性がある?」
「間違いではないけれど正解じゃないわ。
その辺も飛ばし気味に説明するからちゃんと拾って考えて繋げて頂戴」
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どうせ俺は可愛い子供たちで動きを止められている所為で何も出来ないのだし。
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