323 / 450
閑話休題 -|霹靂《へきれき》のナユタ討伐祝い休暇-
閑話休題 -92話-[ナユタの民の新天地④]
しおりを挟む
「魔神族討伐完了の報告は以上です。
続いて本題となるナユタの民の今後についてのご相談です」
「やはり面倒ごとを持ち込んできたな……。ふん、タリア族はアスペラルダが引き受けるのだな。
では、残る2グループをフォレストトーレで……という事か?」
「話が早くて助かります殿下。ただし、霹靂のナユタの元となった贄のナユタ少年も一緒ですが」
「はぁ……、やはり面倒ごとだな」
王様が臣下や訪問者の前でしていい顔じゃないですよ?
ご安心ください。お世話係が1グループ付いて来ますので!
「いずれ独立するであろうジョイザイル氏の1グループ。こっちは単純に労働者としての紹介です。
ナユタ少年の世話をしつつ新生活を始めるつもりのセフィーナさんの1グループ。こちらは国民として入植予定です」
「謀反の種ではなかろうな?」
「俺もアルカンシェ様も再三難しい事は伝えております。なので、もしもやらかしたらちゃんと尻は拭いますよ。
チャンスは与えたのです。手順を追って殿下に認められたうえで出世するなら良いのですが、強行するなら切り捨てますよ。責任を持って」
「そこまで貴様に任せるつもりは無い。国内の犯罪なら国内で解決するべきだからな。
役割があるのだ。魔神族に集中してもらえた方が我々も安心して国政に力を入れられるというものだ」
諦めたり切り捨てる決断の早さには定評がある。自称だけど。
ラフィートが文句を言いつつも責任を持つというなら任せるとしよう。どうしようも無くなれば一言伝言をくれるだろうし。
まぁそんな一大勢力を集められるほどジョイザイル氏に求心力があるとは思えないから絶対杞憂に終わる自信がある。
「旧王都復興には向かないとは思うけどギガファームの方ならある程度彼らの要求は満たせるかと。
作業員としても導入出来ますし余計な考えを持たせる余裕もなく労働力を搾取出来ます。ナユタ少年も羽根を伸ばして自然豊かな生活をする事が出来るのでセフィーナさんの希望にも添えるかと」
「本当に腹黒く容赦のない奴だな貴様は……。後出しで野望対策も考えていたのだな。
この者たちは戦闘は出来るのか? 一応護衛として冒険者も雇う予定なのだが……」
「世界樹のバリアの中で産まれ育って来た箱入り一族ですよ? 戦闘なんて出来ませんよ。
多少の戦闘訓練をしていた者は居ますけど結局のところ自己流でごっこの延長なんで。意気込んで魔物と戦えば怪我しますよ」
「わかった。シンプルに労働者としてこちらで預かろう」
よっし!ニート共の就職先斡旋成功だ!
休暇の足音が聞こえて来たぁああああああ‼
「いつから働けそうなのだ?」
「出来ればすぐにでも引き取ってもらえると助かります。彼らがいま滞在しているのは地竜の島なので……。
早めにエルダードワーフとドラゴドワーフを元の生活に戻してあげたいんですよ」
「うぅむ……。彼らの尽力によって仮設住宅や土台の工事がかなり進んでいるそうだからまだ力を借りたい所だが、被害者の彼らをこれ以上拘束する理由にはならないか。それは明日にでもという意味か?」
「早くて明日。遅くても1週間以内を希望します。
竜はあまり気にしないかもだけど人目に付き過ぎるのも色々と問題がある気がしますし」
それはそう、と皆が頷く。絵物語の生き物が人目の付くのは確かに不味いのだ。
冒険者の中にはそういう冒険に憧れる奴もいる。特に上級ランクの中にその傾向は多い。
もちろんAランクやSランクだからと言って竜に敵う訳はない。圧倒的にステータスが足らないからだ。
だからと言って放置するには危険度が高いしフォローも面倒であることに変わりはない。主に俺が矢面に立つ事になる。
「タレア族の移住先はほぼ確定しています。
残る2グループが移住できるなら合わせて入れ替えを行おうかと。
あと、タレア族の移住先とギガファームをゲートで常時繋げようかと思うんですがいかがですか?」
「それは…。フォレストトーレとアスペラルダ間のゲートですよね? 流石に許可が下りないのでは?」
「いえ、先にギュンター様からは許可を頂いています。
海無し国のフォレストトーレに新鮮な魚介類を、ってアスペラルダの復興支援の一部と捉えてください。
実際は他の町とは交易が不自由な位置に村が出来る事と2グループのフォロー。ついでに人間と魚人の関わりを細々とでも続けたい事などなど思惑は多いです」
「ギュンター王が面白そうに隠していた事はこれか……。お父君もご子息も隠し事がお好きだな」
ご子息じゃないって言ってんだろ!お前も養子縁組推奨委員会の回し者かっ!
ともかく損得勘定とか抜きにしてナユタの民はある意味まとめておいた方が新生活に戸惑う事も少なくなるだろうというのは一番の理由だ。もちろんゲートを常時開放するのは危険なのでそれぞれに管理人を立てる必要が出て来る。
「ゲートはタリア族の生活がある程度落ち着いてから設置を考え始めよう。
こちらも設置位置などを今から検討しておこう。他に話しておきたいことはあるのか?」
「え~と、ナユタの民の移住話がある程度まとまったなら大丈夫かな?」
『お父様。お弟子さん達の武器についての相談をファウナ様にと』
「そうだった。殿下への報告と相談は以上ですがファウナへ別件があって……」
俺のうっかりをクーがしっかりフォローしてくれたのでキョロキョロと見回す。
ラフィートの契約精霊になったとはいえ常に傍に居るわけでは無い。そもそも彼女の役割は風精の里を守る守護者なのだ。
うちが過保護であり精霊が幼いから基本的に一緒に居る事が多くなっているだけだ。
「よし、話は終わったな。全員撤収!仕事に戻るぞ!」
「「「「「はい!」」」」」
素早い撤収だ。鶴の一声で皆が手早く机を綺麗にして足早に去っていく。
素晴らしいチームワークに俺達が言葉を挟む暇もなく文官達は多目的ホールから消えて行った。
それにしてもラフィートもラフィートだ。友人に対して何と酷い切り上げ方だ!
「宗八。ファウナと話したいならその辺の植物に触れながら話しかけるかグランハイリアへ行け」
ラフィートは席から立ち上がり俺に指を差しながら言葉を発する。もちろんすぐに出口へと移動を開始している。
ちょっと雑な扱い。ぴえん。
でも俺がいつもしている事だから何も言えない。ぱおん。
俺の返事も待たず近衛を率いてラフィートは執務室へ颯爽と去っていく。ぎゃふん。
『パパ。グランハイリアへ行きましょうおおお!』
『街中で植物に話しかけるのは見た目が悪いですからね』
「じゃああんまり長居しても仕方ないし行くか。グランハイリアへ」
ラフィートに言われずとも行くつもりだったのだ。
何しろ今の俺は非武装状態なのだから。カレイドハイリアは実家に帰省中。
迎えに行く為にも。弟子の武器兼カレイドハイリアの姉弟の製作依頼も兼ねて行きますかね。
続いて本題となるナユタの民の今後についてのご相談です」
「やはり面倒ごとを持ち込んできたな……。ふん、タリア族はアスペラルダが引き受けるのだな。
では、残る2グループをフォレストトーレで……という事か?」
「話が早くて助かります殿下。ただし、霹靂のナユタの元となった贄のナユタ少年も一緒ですが」
「はぁ……、やはり面倒ごとだな」
王様が臣下や訪問者の前でしていい顔じゃないですよ?
ご安心ください。お世話係が1グループ付いて来ますので!
「いずれ独立するであろうジョイザイル氏の1グループ。こっちは単純に労働者としての紹介です。
ナユタ少年の世話をしつつ新生活を始めるつもりのセフィーナさんの1グループ。こちらは国民として入植予定です」
「謀反の種ではなかろうな?」
「俺もアルカンシェ様も再三難しい事は伝えております。なので、もしもやらかしたらちゃんと尻は拭いますよ。
チャンスは与えたのです。手順を追って殿下に認められたうえで出世するなら良いのですが、強行するなら切り捨てますよ。責任を持って」
「そこまで貴様に任せるつもりは無い。国内の犯罪なら国内で解決するべきだからな。
役割があるのだ。魔神族に集中してもらえた方が我々も安心して国政に力を入れられるというものだ」
諦めたり切り捨てる決断の早さには定評がある。自称だけど。
ラフィートが文句を言いつつも責任を持つというなら任せるとしよう。どうしようも無くなれば一言伝言をくれるだろうし。
まぁそんな一大勢力を集められるほどジョイザイル氏に求心力があるとは思えないから絶対杞憂に終わる自信がある。
「旧王都復興には向かないとは思うけどギガファームの方ならある程度彼らの要求は満たせるかと。
作業員としても導入出来ますし余計な考えを持たせる余裕もなく労働力を搾取出来ます。ナユタ少年も羽根を伸ばして自然豊かな生活をする事が出来るのでセフィーナさんの希望にも添えるかと」
「本当に腹黒く容赦のない奴だな貴様は……。後出しで野望対策も考えていたのだな。
この者たちは戦闘は出来るのか? 一応護衛として冒険者も雇う予定なのだが……」
「世界樹のバリアの中で産まれ育って来た箱入り一族ですよ? 戦闘なんて出来ませんよ。
多少の戦闘訓練をしていた者は居ますけど結局のところ自己流でごっこの延長なんで。意気込んで魔物と戦えば怪我しますよ」
「わかった。シンプルに労働者としてこちらで預かろう」
よっし!ニート共の就職先斡旋成功だ!
休暇の足音が聞こえて来たぁああああああ‼
「いつから働けそうなのだ?」
「出来ればすぐにでも引き取ってもらえると助かります。彼らがいま滞在しているのは地竜の島なので……。
早めにエルダードワーフとドラゴドワーフを元の生活に戻してあげたいんですよ」
「うぅむ……。彼らの尽力によって仮設住宅や土台の工事がかなり進んでいるそうだからまだ力を借りたい所だが、被害者の彼らをこれ以上拘束する理由にはならないか。それは明日にでもという意味か?」
「早くて明日。遅くても1週間以内を希望します。
竜はあまり気にしないかもだけど人目に付き過ぎるのも色々と問題がある気がしますし」
それはそう、と皆が頷く。絵物語の生き物が人目の付くのは確かに不味いのだ。
冒険者の中にはそういう冒険に憧れる奴もいる。特に上級ランクの中にその傾向は多い。
もちろんAランクやSランクだからと言って竜に敵う訳はない。圧倒的にステータスが足らないからだ。
だからと言って放置するには危険度が高いしフォローも面倒であることに変わりはない。主に俺が矢面に立つ事になる。
「タレア族の移住先はほぼ確定しています。
残る2グループが移住できるなら合わせて入れ替えを行おうかと。
あと、タレア族の移住先とギガファームをゲートで常時繋げようかと思うんですがいかがですか?」
「それは…。フォレストトーレとアスペラルダ間のゲートですよね? 流石に許可が下りないのでは?」
「いえ、先にギュンター様からは許可を頂いています。
海無し国のフォレストトーレに新鮮な魚介類を、ってアスペラルダの復興支援の一部と捉えてください。
実際は他の町とは交易が不自由な位置に村が出来る事と2グループのフォロー。ついでに人間と魚人の関わりを細々とでも続けたい事などなど思惑は多いです」
「ギュンター王が面白そうに隠していた事はこれか……。お父君もご子息も隠し事がお好きだな」
ご子息じゃないって言ってんだろ!お前も養子縁組推奨委員会の回し者かっ!
ともかく損得勘定とか抜きにしてナユタの民はある意味まとめておいた方が新生活に戸惑う事も少なくなるだろうというのは一番の理由だ。もちろんゲートを常時開放するのは危険なのでそれぞれに管理人を立てる必要が出て来る。
「ゲートはタリア族の生活がある程度落ち着いてから設置を考え始めよう。
こちらも設置位置などを今から検討しておこう。他に話しておきたいことはあるのか?」
「え~と、ナユタの民の移住話がある程度まとまったなら大丈夫かな?」
『お父様。お弟子さん達の武器についての相談をファウナ様にと』
「そうだった。殿下への報告と相談は以上ですがファウナへ別件があって……」
俺のうっかりをクーがしっかりフォローしてくれたのでキョロキョロと見回す。
ラフィートの契約精霊になったとはいえ常に傍に居るわけでは無い。そもそも彼女の役割は風精の里を守る守護者なのだ。
うちが過保護であり精霊が幼いから基本的に一緒に居る事が多くなっているだけだ。
「よし、話は終わったな。全員撤収!仕事に戻るぞ!」
「「「「「はい!」」」」」
素早い撤収だ。鶴の一声で皆が手早く机を綺麗にして足早に去っていく。
素晴らしいチームワークに俺達が言葉を挟む暇もなく文官達は多目的ホールから消えて行った。
それにしてもラフィートもラフィートだ。友人に対して何と酷い切り上げ方だ!
「宗八。ファウナと話したいならその辺の植物に触れながら話しかけるかグランハイリアへ行け」
ラフィートは席から立ち上がり俺に指を差しながら言葉を発する。もちろんすぐに出口へと移動を開始している。
ちょっと雑な扱い。ぴえん。
でも俺がいつもしている事だから何も言えない。ぱおん。
俺の返事も待たず近衛を率いてラフィートは執務室へ颯爽と去っていく。ぎゃふん。
『パパ。グランハイリアへ行きましょうおおお!』
『街中で植物に話しかけるのは見た目が悪いですからね』
「じゃああんまり長居しても仕方ないし行くか。グランハイリアへ」
ラフィートに言われずとも行くつもりだったのだ。
何しろ今の俺は非武装状態なのだから。カレイドハイリアは実家に帰省中。
迎えに行く為にも。弟子の武器兼カレイドハイリアの姉弟の製作依頼も兼ねて行きますかね。
10
あなたにおすすめの小説
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
異世界に転移したらぼっちでした〜観察者ぼっちーの日常〜
キノア9g
ファンタジー
※本作はフィクションです。
「異世界に転移したら、ぼっちでした!?」
20歳の普通の会社員、ぼっちーが目を覚ましたら、そこは見知らぬ異世界の草原。手元には謎のスマホと簡単な日用品だけ。サバイバル知識ゼロでお金もないけど、せっかくの異世界生活、ブログで記録を残していくことに。
一風変わったブログ形式で、異世界の日常や驚き、見知らぬ土地での発見を綴る異世界サバイバル記録です!地道に生き抜くぼっちーの冒険を、どうぞご覧ください。
毎日19時更新予定。
家庭菜園物語
コンビニ
ファンタジー
お人好しで動物好きな最上悠は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏も、寿命から静かに息を引き取ろうとする。
「助けたいなら異世界に来てくれない」と少し残念な神様と出会う。
転移先では半ば強引に、死にかけていた犬を助けたことで、能力を失いそのひっそりとスローライフを送ることになってしまうが
迷い込んだ、訪問者次々とやってきて異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
優の異世界ごはん日記
風待 結
ファンタジー
月森優はちょっと料理が得意な普通の高校生。
ある日、帰り道で謎の光に包まれて見知らぬ森に転移してしまう。
未知の世界で飢えと恐怖に直面した優は、弓使いの少女・リナと出会う。
彼女の導きで村へ向かう道中、優は「料理のスキル」がこの世界でも通用すると気づく。
モンスターの肉や珍しい食材を使い、異世界で新たな居場所を作る冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる