340 / 458
第14章 -勇者side火の国ヴリドエンデ編-
†第14章† -08.5話-[一方その頃。|水無月《みなづき》編①]
しおりを挟む
元剣聖セプテマ=ティターン=テリマーズが勇者PTに合流した頃。
水無月宗八とアルカンシェ=シヴァ=アスペラルダが率いる一行は土の国アーグエングリンの王都を拠点に休暇を過ごしていた。休暇と言っても次に異世界への入り口が確認されるまで自身を強化する為の時間としてほとんどのメンバーは考えて、時にはゲートを超えてダンジョンを巡りモンスター討伐数で付与される称号でのステータス上昇を狙ったり、拳聖エゥグーリアを筆頭にアーグエングリン軍に手ほどきを受けたり施したり。
ステータスと戦闘技術の2面の向上を目的とした俺達の貪欲さにエゥグーリアは愉快そうに、アーグエングリン軍各員は若干引いている様子だ。
『水無月君。予定通りライナーに真なる加護を祝福しましたわよ』
「ありがとうございますセリア先生。それにしてもやっぱり驚きですね……。まさか先生が……」
アーグエングリンに身を寄せてから少ししてセリア先生が訪ねて来た。
随分と顔を見ていなかったのでアルシェなんて本当に嬉しそうに茶会を開こうと熱心に誘っていたほどだ。
そんなセリア先生は小柄な老婆と共に訪問して来たのだ。
——新たなる、風精王セリアティアとして。
「まぁそのおかげで一人遅れていたライナーに祝福をして貰えたんですけどね」
『仕方ありませんわ。私はすでにマリエル=ネシンフラに祝福をしたばかりだったのですもの』
「わかっております、テンペスト様。その節は感謝してもし切れません」
『本来ならば半年以上待たなければテンペスト様の真なる加護の祝福は行えませんもの。タイミング良く私に引き継げて良かったですわ』
セリアティア新風精王が連れて来た老婆。その正体はアニマが精霊王から退いた最古の時代より今の時代まで世代交代もせずに風精をまとめていた初代風精王テンペスト様。セリア先生が姿を消してアスペラルダの宮廷魔導士の職から辞していた理由は風精王の世代交代が理由だったそうだ。
今ここに居るセリア先生も本人ではなく分御霊であって、本人は精霊界というこの世界の別位相に存在する場所に隠遁しているらしい。シヴァ様もティターン様もサラマンダー様も本体はその世界からこちらの世界に干渉しているとセリア先生に教えられた。王しか入る事が出来ない狭い世界なのだと。
真なる加護は1年に一度しか祝福出来ない。
だから、フォレストトーレでの戦闘でテンペスト様はマリエルに祝福をくださった為にライナーの祝福が遅れていたのだ。水精王シヴァ様はアルシェが幼い時に祝福したっきりだったからフランザ=エフィメールに祝福出来たし、土精王ティターン様の祝福はうちの猪獅子タルテューフォと勇者PTマクラインのどちらを優先するか検討中。火精王サラマンダー様の祝福は勇者PTのミリエステで予約中で、闇精王アルカトラズ様はうちのメリー=ソルヴァの後に制限明けしてからゼノウ=エリウスに祝福いただいた。光精王ソレイユ様は制限期間中でなければサーニャ=クルルクスに祝福を検討中だ。
「テンペスト様はこれからどうされるご予定で?」
膝上に光精ベルトロープを、肩車で火精フラムキエを抱えたまま丁度良い大きさに調整されて寝転ぶ青竜フリューアネイシアに身を預ける俺の周りは新しい魔法開発の為に光が星屑の様に複数待っている中、俺は老婆に今後の予定を伺った。
『アニマ様との再会も叶いましたからセリアに各名所を巡る旅でもと考えておりますわ』
『年々力も落ちて分御霊の数も制限していましたから近年の世界情勢には疎くなっていましたの。そろそろ寿命で世界に還りそうですから、その前に私が案内役を仰せつかりましたわ』
「そうですか……。幸多からん旅になる事を祈らせていただきます」
『ふふふ。ありがとうございますわ』
老婆テンペスト様は嬉しそうにクシャッと笑うと紅茶を口にする。
場所はアーグエングリン城に併設されている訓練場。その一角をお借りして色々と子供達と試していると何故か客人が訓練場まで足を運んでくる為、応接用に土精ノイティミルに岩で出来たテーブルとイスを用意してもらったのだ。
そのテンペスト様の左右にセリア先生とアニマが一緒になって紅茶を口にしている。
ほとんどのPTメンバーはステータスアップの為に各地のダンジョンやフィールドに分かれて魔物やモンスターを狩りまくっており、ステータスだけはトップクラスの猪獅子タルテューフォは精霊使いとして運用する為の訓練を続けている。新たにユレイアルド神聖教国から連れ出したサーニャ=クルルクスも同様に魔力制御を優先しながら時折アルシェに付いてステータス向上も目指している。
その後はしばらくアニマとの話に花が咲かせたテンペスト様とセリア先生は満足したのか俺達に別れを告げて去って行った。
元風精王テンペスト様と対面するのはこれは最初で最後になるだろう。精霊に寿命や老いがある事もテンペスト様のおかげである程度把握出来たのは大きい。子供達はまだまだ幼い。これから1000年近く生き続けるのなら姉弟が居る事は良い事だし、サブマスターの子孫が共に生きてくれるだろう。寂しい思いはせずに済みそうだ。
『パパ。魔法名はどうするのぉ?』
『イメージとしては超新星、だよね?』
ベルの甘えた声とは裏腹に起伏の薄い声音で同じく興味を示すフラム。
「夜間にまた光源が大量に必要になるかもしれないから開発した[スターダスト]。これを攻撃に転用するには火魔法が相性が良いからなぁ」
まだテスト段階なので出力を最小にした星屑を周囲にバラ撒き爆発させる。
小さい爆発ながらこちらまで熱風が届き、複数爆発の影響でその温度も馬鹿にならない。
『おぉおおおお!これは[スターダストノヴァ]で良いんじゃないぃ?どぉ?どぉ?』
『カッコイイ!』
「じゃあこれの魔法名は[スターダストノヴァ]で決めちゃおうか」
この魔法は複数体の敵を相手取る時や巨大な敵の全身を攻撃することを想定した火と光属性を組み合わせた複合魔法だ。
つまり個人では俺しか使えないし精霊ならベルとフラムが協力しないと使えない。こういう魔法をデチューンして火属性だけで使用出来る様に改造するのも俺の仕事だ。
精霊は自主的に新魔法を開発しないし技能[魔導拡張]を持つのは俺だけだから俺が間に入って複合魔法の開発を行う必要がある。あとは発動のトリガーの設定なども行えるのはこの技能の良い所。
好んで使用する風魔法[弦音]は声入力は不要で指パッチンで発動させている。これも簡単な魔法に限定されて魔方陣が必要な[氷剣流星群]などは想起させてから指パッチンが必要なので使い勝手も調整を続ける必要があったりする。
「火属性だけで作り直したらミリエステの精霊に伝えてやろうな」
『うん』
『光属性だけで発動出来ないのぉ?』
「光属性はそもそも攻撃向きの属性じゃないから攻撃する場合の多くは溜めが必要だし今回はパス」
えぇ~なんでぇ!フラムだけ狡いぃ~!と膝の上でゴロゴロしながら不満を垂れるベルは撫でて宥める。
その様子を甘えん坊め、とでも言いたげなジト目で高い視点からベルを眺めるフラム。しかし、ベルの所業を見ながら俺の頭を抱く力がギュッとなったのがまた可愛いところだ。
水無月宗八とアルカンシェ=シヴァ=アスペラルダが率いる一行は土の国アーグエングリンの王都を拠点に休暇を過ごしていた。休暇と言っても次に異世界への入り口が確認されるまで自身を強化する為の時間としてほとんどのメンバーは考えて、時にはゲートを超えてダンジョンを巡りモンスター討伐数で付与される称号でのステータス上昇を狙ったり、拳聖エゥグーリアを筆頭にアーグエングリン軍に手ほどきを受けたり施したり。
ステータスと戦闘技術の2面の向上を目的とした俺達の貪欲さにエゥグーリアは愉快そうに、アーグエングリン軍各員は若干引いている様子だ。
『水無月君。予定通りライナーに真なる加護を祝福しましたわよ』
「ありがとうございますセリア先生。それにしてもやっぱり驚きですね……。まさか先生が……」
アーグエングリンに身を寄せてから少ししてセリア先生が訪ねて来た。
随分と顔を見ていなかったのでアルシェなんて本当に嬉しそうに茶会を開こうと熱心に誘っていたほどだ。
そんなセリア先生は小柄な老婆と共に訪問して来たのだ。
——新たなる、風精王セリアティアとして。
「まぁそのおかげで一人遅れていたライナーに祝福をして貰えたんですけどね」
『仕方ありませんわ。私はすでにマリエル=ネシンフラに祝福をしたばかりだったのですもの』
「わかっております、テンペスト様。その節は感謝してもし切れません」
『本来ならば半年以上待たなければテンペスト様の真なる加護の祝福は行えませんもの。タイミング良く私に引き継げて良かったですわ』
セリアティア新風精王が連れて来た老婆。その正体はアニマが精霊王から退いた最古の時代より今の時代まで世代交代もせずに風精をまとめていた初代風精王テンペスト様。セリア先生が姿を消してアスペラルダの宮廷魔導士の職から辞していた理由は風精王の世代交代が理由だったそうだ。
今ここに居るセリア先生も本人ではなく分御霊であって、本人は精霊界というこの世界の別位相に存在する場所に隠遁しているらしい。シヴァ様もティターン様もサラマンダー様も本体はその世界からこちらの世界に干渉しているとセリア先生に教えられた。王しか入る事が出来ない狭い世界なのだと。
真なる加護は1年に一度しか祝福出来ない。
だから、フォレストトーレでの戦闘でテンペスト様はマリエルに祝福をくださった為にライナーの祝福が遅れていたのだ。水精王シヴァ様はアルシェが幼い時に祝福したっきりだったからフランザ=エフィメールに祝福出来たし、土精王ティターン様の祝福はうちの猪獅子タルテューフォと勇者PTマクラインのどちらを優先するか検討中。火精王サラマンダー様の祝福は勇者PTのミリエステで予約中で、闇精王アルカトラズ様はうちのメリー=ソルヴァの後に制限明けしてからゼノウ=エリウスに祝福いただいた。光精王ソレイユ様は制限期間中でなければサーニャ=クルルクスに祝福を検討中だ。
「テンペスト様はこれからどうされるご予定で?」
膝上に光精ベルトロープを、肩車で火精フラムキエを抱えたまま丁度良い大きさに調整されて寝転ぶ青竜フリューアネイシアに身を預ける俺の周りは新しい魔法開発の為に光が星屑の様に複数待っている中、俺は老婆に今後の予定を伺った。
『アニマ様との再会も叶いましたからセリアに各名所を巡る旅でもと考えておりますわ』
『年々力も落ちて分御霊の数も制限していましたから近年の世界情勢には疎くなっていましたの。そろそろ寿命で世界に還りそうですから、その前に私が案内役を仰せつかりましたわ』
「そうですか……。幸多からん旅になる事を祈らせていただきます」
『ふふふ。ありがとうございますわ』
老婆テンペスト様は嬉しそうにクシャッと笑うと紅茶を口にする。
場所はアーグエングリン城に併設されている訓練場。その一角をお借りして色々と子供達と試していると何故か客人が訓練場まで足を運んでくる為、応接用に土精ノイティミルに岩で出来たテーブルとイスを用意してもらったのだ。
そのテンペスト様の左右にセリア先生とアニマが一緒になって紅茶を口にしている。
ほとんどのPTメンバーはステータスアップの為に各地のダンジョンやフィールドに分かれて魔物やモンスターを狩りまくっており、ステータスだけはトップクラスの猪獅子タルテューフォは精霊使いとして運用する為の訓練を続けている。新たにユレイアルド神聖教国から連れ出したサーニャ=クルルクスも同様に魔力制御を優先しながら時折アルシェに付いてステータス向上も目指している。
その後はしばらくアニマとの話に花が咲かせたテンペスト様とセリア先生は満足したのか俺達に別れを告げて去って行った。
元風精王テンペスト様と対面するのはこれは最初で最後になるだろう。精霊に寿命や老いがある事もテンペスト様のおかげである程度把握出来たのは大きい。子供達はまだまだ幼い。これから1000年近く生き続けるのなら姉弟が居る事は良い事だし、サブマスターの子孫が共に生きてくれるだろう。寂しい思いはせずに済みそうだ。
『パパ。魔法名はどうするのぉ?』
『イメージとしては超新星、だよね?』
ベルの甘えた声とは裏腹に起伏の薄い声音で同じく興味を示すフラム。
「夜間にまた光源が大量に必要になるかもしれないから開発した[スターダスト]。これを攻撃に転用するには火魔法が相性が良いからなぁ」
まだテスト段階なので出力を最小にした星屑を周囲にバラ撒き爆発させる。
小さい爆発ながらこちらまで熱風が届き、複数爆発の影響でその温度も馬鹿にならない。
『おぉおおおお!これは[スターダストノヴァ]で良いんじゃないぃ?どぉ?どぉ?』
『カッコイイ!』
「じゃあこれの魔法名は[スターダストノヴァ]で決めちゃおうか」
この魔法は複数体の敵を相手取る時や巨大な敵の全身を攻撃することを想定した火と光属性を組み合わせた複合魔法だ。
つまり個人では俺しか使えないし精霊ならベルとフラムが協力しないと使えない。こういう魔法をデチューンして火属性だけで使用出来る様に改造するのも俺の仕事だ。
精霊は自主的に新魔法を開発しないし技能[魔導拡張]を持つのは俺だけだから俺が間に入って複合魔法の開発を行う必要がある。あとは発動のトリガーの設定なども行えるのはこの技能の良い所。
好んで使用する風魔法[弦音]は声入力は不要で指パッチンで発動させている。これも簡単な魔法に限定されて魔方陣が必要な[氷剣流星群]などは想起させてから指パッチンが必要なので使い勝手も調整を続ける必要があったりする。
「火属性だけで作り直したらミリエステの精霊に伝えてやろうな」
『うん』
『光属性だけで発動出来ないのぉ?』
「光属性はそもそも攻撃向きの属性じゃないから攻撃する場合の多くは溜めが必要だし今回はパス」
えぇ~なんでぇ!フラムだけ狡いぃ~!と膝の上でゴロゴロしながら不満を垂れるベルは撫でて宥める。
その様子を甘えん坊め、とでも言いたげなジト目で高い視点からベルを眺めるフラム。しかし、ベルの所業を見ながら俺の頭を抱く力がギュッとなったのがまた可愛いところだ。
10
あなたにおすすめの小説
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
ボロボロになるまで働いたのに見た目が不快だと追放された聖女は隣国の皇子に溺愛される。……ちょっと待って、皇子が三つ子だなんて聞いてません!
沙寺絃
恋愛
ルイン王国の神殿で働く聖女アリーシャは、早朝から深夜まで一人で激務をこなしていた。
それなのに聖女の力を理解しない王太子コリンから理不尽に追放を言い渡されてしまう。
失意のアリーシャを迎えに来たのは、隣国アストラ帝国からの使者だった。
アリーシャはポーション作りの才能を買われ、アストラ帝国に招かれて病に臥せった皇帝を助ける。
帝国の皇子は感謝して、アリーシャに深い愛情と敬意を示すようになる。
そして帝国の皇子は十年前にアリーシャと出会った事のある初恋の男の子だった。
再会に胸を弾ませるアリーシャ。しかし、衝撃の事実が発覚する。
なんと、皇子は三つ子だった!
アリーシャの幼馴染の男の子も、三人の皇子が入れ替わって接していたと判明。
しかも病から復活した皇帝は、アリーシャを皇子の妃に迎えると言い出す。アリーシャと結婚した皇子に、次の皇帝の座を譲ると宣言した。
アリーシャは個性的な三つ子の皇子に愛されながら、誰と結婚するか決める事になってしまう。
一方、アリーシャを追放したルイン王国では暗雲が立ち込め始めていた……。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる