特に呼ばれた記憶は無いが、異世界に来てサーセン。

黄玉八重

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閑話休題 -破滅対策同盟《アルストロメリア》大報告会-

閑話休題 -114話-[鍛錬ダンジョンアスペラルダ視点②]

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「全力模擬戦闘、一分戦。開始!」

 バーゼラルドは敢えて全力でアルカンシェに向けて駆け出した。
 いずれにしろアルカンシェが攻めて来るのであれば是着る限り自分らしく戦える様に意識して対峙しようと思ったのだ。大斧使いと名の広がっているバーゼラルドだったが、対人戦をするにあたり主武器を肩に担ぎもう片手に手斧も装備していた。
「ふんっ!」
 フェラーの様に虚を突く攻撃では無かったのでアルカンシェの突きは手斧で弾かれ防がれる。
 対人戦というよりは手斧の使いこなしの感触を確かめる為にアルカンシェはバーゼラルドを試す様に何度も繰り返し連撃を続ける。
「マジで速えぇっ!」
 魔法で足回しを加速しなくとも冒険者の中で異常とも言える攻撃速度で連続して襲い掛かる槍を必死に捌くバーゼラルドの口から感想が漏れた。現時点で捌きやすい様に攻撃を加える場所を限定していたので速い攻撃の連続とはいえ何とか捌くことに成功していた。

 ——カアアァァァンッ!
 突き出された槍先を斧柄と斧頭ヘッドで動かなせない様に固定したバーゼラルドは、目の前の女性を王女とは思わず全力で倒す技を繰り出す。
「【全身全霊斬り!】」
 肩に担いでいた大斧を片手で軽々と掲げると一息に振り抜き地面が爆発して土煙が舞う。これには端で見守っていたフェラー達は戦技発動するバーゼラルドを見て驚愕の表情を浮かべていた。彼が使える戦技せんぎの中でも一等に高威力かつ発動が早い一撃は高ランクダンジョンのボスにも通用する代物だ。
 安否を心配されるアルカンシェだが、しっかりと斧頭の動きに合わせて最小限に身を引き回避に成功していた。普段の模擬戦で宗八そうはちや元剣聖けんせいセプテマの高速剣やサーニャのメイドノミヤゲ【光の一太刀】を見ている為、それに劣る一撃であれば身体が反応して回避は余裕であった。

 斧の一撃を回避するにあたり槍は邪魔になったので一旦手放し自由行動を許可したので、手斧の拘束からはすでに抜けていた。
 そして、アルカンシェは引き絞った腕をバーゼラルドの腹部に打ち込む。
「《氷結衝ひょうけつしょう》」
「ぐえっ!」
 バーゼラルドとしても油断していたわけではない。だというのに、アルカンシェが槍を離す判断、回避する判断、次の攻撃行動の速さが普段自分達の認識する冒険者とは一線を画していたのだ。
 土煙から強制排出されたバーゼラルドの腹部は広範囲に氷が生えアルカンシェは再び槍を手に振り回し土煙を吹き飛ばす。
「防御の型は十分です。攻撃も見せて欲しいですね」
 残り時間は二十秒ほどになっていた。アルカンシェが全力になるまで後十秒。
「行きますよ!【闘神憑とうしんがかり!】」
 一分だけSTRとVITが二倍になる戦技せんぎを使用したバーゼラルドは大斧も手軽に振るえる様になり二つの斧でアルカンシェを攻め立てる。

 基本は手斧で数を稼ぎつつ大斧も高頻度で挟まる連撃。
 更に言えば一部とはいえアルカンシェのステータスを越えた事で柄で防御すればノックバックが発生してしまう為、アルカンシェは回避とパリィで対処せざるを得なかった。手斧に関しては一歩引いた距離を保てば大斧に集中するだけの話なのだが全力に応える為には手斧の範囲で相対する必要があった。
「グラキエスハイリア」
 アルカンシェは武器の名を呼ぶ。それだけで意図を理解し柄の長さが変わる。
「まだ慣れないけれど、この距離じゃ仕方ないわねっ!」
 グラキエスハイリアの見た目は短槍、穂先は槍ではなく剣のようになっている。アルカンシェが槍、水精アクアーリィが剣を使う為、どちらにも寄り添える様にグラキエスハイリアも学びを備えた結果だった。

 ユニゾン状態の時に任意で肉体を水精アクアーリィに預けた際に宗八そうはちの影響で剣術を好んで嗜んでいた。
 その剣術の経験値は肉体を共有するアルカンシェにも蓄積しており、習得した未成熟な心得を高ステータスで補う形でいっぱしの剣術家のように戦う事が出来ていた。
 剣身よりも長い柄の握る位置を上手く扱い、時には剣に時には槍として手斧と大斧を捌く。

 手斧の袈裟斬りをパリィしたアルカンシェはバーゼラルドの腕の動きから次の切り口を見定め、くるりと回して戻って来た剣身が再び振るわれた手斧をパリィする。アルカンシェが持つ武器の剣身が大斧とは真逆に位置した事を確認したバーゼラルドが待機させていた大斧を振るう。
「【全身全霊斬り!】」
「それは先ほど見ました」
 戦技せんぎの長所は同じ動作で技が出せる事で短所は同じ動作で技が出てしまう事。
 柄を両手で支え剣身と斧刃が衝突するのを押しつぶされない様に支えながらバーゼラルドの背後に回り込むアルカンシェに対し、無理矢理手斧を持つ腕だけ動かし背中に潜むアルカンシェに向けて刃を向ける。
 ここで無情にも五十秒が経過した。
「チェックメイトです」
 素早く剣が槍に変わりまずは体勢が崩れたまま振るわれた手斧が巻き取られ宙を舞う。
蛄首けらくびを取るのもずいぶんと慣れましたね……」
「クッソ!」
 手斧を奪われ苦肉の策で大斧を両手で握り斬り掛かるバーゼラルドの正面からアルカンシェは槍で立ち向かう。
「《氷駆輪舞アイシクルロンド》」
 アルカンシェの足に魔法が宿り目の前の小さな少女から猛烈なプレッシャーを感じ取ったバーゼラルドは戦技が利いている体躯を駆使して連続で大斧を振るった。今ならSTRがアルカンシェを越えているので当たれば押し切れる。
「甘い」
 振るった斧の軌跡が槍に逸らされアルカンシェを避けられる。確かに今は力負けしてしまう。しかし、魔法でアシストされた足捌きと卓越した槍捌きを持ってすれば一般冒険者が振るう斧に如何程の恐怖心が芽生えるというのか。
 次々と捌かれる斧の連撃はフェラー達仲間から見ても一番キレている様に見えた。そのうえをアルカンシェの槍が追い抜き叩き伏せて行く。最後は大斧までもバーゼラルドの手から弾き飛ばされ地面に転がった。
「全力模擬戦闘、一分戦。終了!」

「次!」

 アルカンシェが踵を返して開始地点へ戻り始めた。
 同時にフェラー達にバーゼラルドは無事を伝える様に手を上げると、今度は妻のリーディエが交代して前に開始地点へと移動する。
「魔法戦でいいですか?」
「お願いします!」
 構えを取るリーディエの姿にアルカンシェは目を見張る。先のパウダーとは冒険者歴が違うとは聞いていたが近接戦にも心得があるようだった。
「全力模擬戦闘、一分戦。開始!」

「《氷駆輪舞アイシクルロンド!》」
 真っ先にリーディエが発動したのは先ほどアルカンシェが使用した近接機動力を上げる[氷駆疾走アイシクルライド]の亜種だ。
 走る事ではなくその場で回避や武器の取り回し時の勢いを補助する魔法でアルカンシェの精密射撃を回避する事が目的なのだろう。
「《飛翔フライ!》」
 続けて自身を宙に浮かし空を飛ぶ魔法を発動した。ただし、契約精霊が風精霊ではなく無精なので人が走る程度の速度しか出ないはず……。そうアルカンシェが魔法の特性からリーディエの行動を観察していた。
「《焔乱剣舞ブレイズダンス!》」
 リーディエの周囲に炎の短剣が複数生成され、全方位に射出された。全ての短剣が弧を描きアルカンシェに向かってくる。
「《捻氷柱弾ツイストアイシクル》」
「《簡易隠遁ミスディレクション!》」
 アルカンシェが迎撃で視線を一瞬リーディエから離した隙に存在感が薄くなる魔法を発動して移動を開始した。面白い事に足を浮かした状態で移動するので接地面から位置の特定を誤魔化し、攻撃された時は足を付いて回避する作戦の様だと空中で短剣を全て撃ち抜いたアルカンシェは感心する。
 とはいえ、先の魔法も闇魔法で無精経由で使用すれば効果は薄くなる為、アルカンシェからすればバレバレだ。
 ——チュインッ!
「っ!」
 氷弾はリーディエを通り抜けてその背後に着弾する。手加減しているとはいえ判断力や制御力は十分に育っているらしい。
「《氷結覇弾ひょうけつはだん》」
 次にアルカンシェが選択した魔法は対象の周囲に小さな氷弾を生成して全方位からの一斉射撃だった。その生成速度はリーディエは目を剥く。
「レベルが違い過ぎるわよっ!《紅蓮弦音ぐれんつるね!》」
 文句を言いつつ進行方向の氷結だけを即座に溶かし移動を開始した直後に一斉射で先ほどまで自分が居た場所に氷像が出来ている事に血の気が引く。攻撃をしなければ牽制の氷弾が飛んでくる。しかし、攻撃魔法を放っても返り討ちになる。
「《黒色視界ブラックアウト!》」
 構えた杖の先から高速で射出される黒弾をアルカンシェは身体を半身にして回避した直後。黒弾は炸裂してアルカンシェの視界を奪う。魔法の特性を知っていたアルカンシェだが、どこで炸裂しようが自分を巻き込むだろうと即座に判断したので迎撃はしなかった。様々な魔法を使用して挑んで来るリーディエの魔法使いとしての才能を評価しつつ次の行動を待つ。

「《赫焔かくえんを宿す星々よ、我が魔力の奉納を持って望む形で神秘を紡げ。》」
 閉ざされた視界の外から響くリーディエの詠唱は簡略詠唱ではなく完全詠唱のフレーズから始まった。これにアルカンシェは落ち着いて詠唱内容を吟味する。
「……完全詠唱!?」
「王女様相手にそこまでするかっ!?」
 魔法使いパウダーと盾持ち剣士フェラーが驚きの声を上げる隣で夫のバーゼラルドはそこまでしても対処されるだろうと逆に妻のリーディエを心配していた。
「《時には光を、時には炎を、閉ざされた大地を紅蓮に染める。永久とは願わぬ、今一時の安寧を爆ぜる星々にてもたらし示せ。》」
 あと数秒もしない内に詠唱が完了し魔法が発動する。同時にアルカンシェの視界に小さな光はいくつか生まれていた。
赫焔かくえん、光、星々にこの光群。と言う事は……。《アクエリアス》」
「《奉納者、リーディエが命じる!亭々ていていたる我らが意思を理解し世界を守る糧と成れ!!》」

「《——星屑超新星スターダストノヴァ!》」

 微かな光が急激に成長して瞼を貫通して眩ませると、続けて光に赤が足されて連鎖爆発にアルカンシェが飲み込まれた。それぞれの爆発が連鎖した事で複合してひと際大きな爆発が起こり、リーディエ達は地面に伏せて強烈な爆風をやり過ごす。
 一方、審判をしているメリーの視線の先には水の複数層で球体の膜を作って爆発の衝撃をやり過ごしたアルカンシェが魔法を解くところだった。
「《銀世界》」
 黒煙が立ち昇る中心部から何事も無かったかのように大地に氷が広がっていく。
 爆風が通り過ぎて立ち上がる態勢に入っていたリーディエは膝立ちのまま下半身を凍結されてしまった。
「しまっ……!」
「《穿水うがちみず》」
 気配で方向を特定し、魔法で対象がどこで凍てついたのか確定させたアルカンシェが軽く槍を振るうと穂先から小さな水滴が数粒放たれた。リーディエの視界には日光が氷に反射して何か光る何かが迫って来たと感じた程度だったが、普通に見逃した水滴が身体に触れた瞬間にガツン!と殴られたと錯覚する威力の衝撃が複数回身体を貫いた。
「かはっ! 何がっ!?」
 下半身が氷で縫い付けられているので衝撃を逃がすことが出来ずにモロに受けてしまい意識が飛びかけたリーディエは黒煙に視線を向けると中からアルカンシェが歩いて出てきた。
 再び普通に振るわれた槍から水滴が射出されキラキラと光る複数の水滴がショットガンの様にリーディエの周囲に何かが着弾して地面が抉れた事でやっと水滴がこの威力を持っている事を察した。
「……降参します」
「全力模擬戦闘、一分戦。終了!」
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