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思惑
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あれ?
ここは・・・・?
なんだか見覚えのある風景が眼下に広がっている。
私、何してたんだっけ?
うん?浮いてる?
「ねえねえ、攻略進んでる?」
「へっへー!隠れキャラルート開いてぇ、トゥルーエンドの先までいったよぉ♪」
「えー!いいな。隠れキャラに辿り着くの難しいんだよね」
私の下にいる女の子達の声が耳に入った。私は彼女達の頭上に浮いている。えい!と彼女達の顔を覗き込んだ。でも何の反応もない。
・・・・私、幽霊?
嘘でしょ?
「でもぉ、なんかねぇ、設定がぁザル?」
「何それ?」
「だって、ビジュー王国の第2王子だったセルベージがぁ、ラファーガへの腹いせに世界を滅ぼそうとするのをアルフォンスと召喚聖女が阻止するっていうRPGになっちゃってぇ」
!!!
えっ!それって・・・・。
「まあ、それでもやってるんだけどねぇ、ふたりで神獣を探すところから始まるんだけどぉ、魔獣が多くてぇ倒すの面倒なんだぁ。何かぁ、別のゲームみたいだよぉ。今は、神獣と聖域に行くところまでぇ進んだかな」
「ええー、それもう乙ゲーじゃないじゃん。私、トゥルーエンド止まりでいいな」
「だよねぇ。やり始めたからなんとなく進めてるけどぉ、最後までやらないかも。神域でアイテムをもらう条件ていうのがぁ・・・・でねぇ・・・・」
彼女達のおしゃべりはまだ続いていたが、その内容に動揺してしまい、耳には入らなかった。その真偽を確かめるために、ふよふよとさ迷いながら、本屋を目指した。そこで私の目当ての本を立ち読みしていた別の女の子の上からそっと盗み読みをして、目の前が真っ暗になった。そして、意識が遠ざかっていくのを感じた。
なぜ、私は元の世界に意識だけ飛ばされたんだろう?なぜ、あの世界に関わりのあることを耳にできたんだろう?作為を感じる。こんなことができる存在は、・・・・。
ああ、どうかただの夢であって・・・・。
「シェリア、どこか痛いのか?早く目を開けてくれ・・・・」
目尻をそっと拭う指の感触がした。暖かい。ここは暖かくて、暖かくて・・・・。手放すなんて出来ない。
「私はここにいる。よかった、やっと戻ってきたな」
アルの安堵した声が耳に届く。
「ウック・・・・あるぅ。ふえーん・・・・グズ・・ヒック・・」
私は、図らずも知ってしまったこれからの先の、起こるとも起こらないとも言えない未来に、心が重くてアルにしがみついて泣いてしまった。膝に乗る私をアルは何も聞かずただ抱き締めてくれた。その優しさと安心感に余計に涙が止まらなくなる。ひとしきり泣いた後、不意にここが何処だか気になった。私は、どれくらい意識を失っていたんだろうか?
「も、大丈夫」
「そうか。このまま、目が覚めなかったらどうしようかと思った」
「私、どれくらい意識がなかったの?」
アルの肩に顔を凭せかけたまま、尋ねた。
「4日」
は?4日?4時間じゃなくて?
「えっと、ここは?」
「自宅だ。シェリアの意識がなかったから、箱庭ではないが、私達の家だな。蒼貴が飛ばしてくれたお蔭で、ビジュー王国から1日半で着いた」
「みんなは?」
「白銀と紅蓮は家の中だ。他は、任務に赴いている。魔獣が多いからな。騎士団の助っ人だ」
「そっか」
「身体は大丈夫なのか?」
「うん。4日も経ってる実感ないよ」
「何か食べられそうか?」
「うん。お腹すいた」
「中に入ろう」
アルは私を抱えて家の中に入った。庭のあずまやに居たんだけど、全然気がつかなかった。家の中では、白銀と紅蓮が元の姿でくつろいでいた。この家には使用人がいないからできることだ。かなり広いお屋敷だけど、魔法で掃除なんかはぱぱっと出来ちゃうから不便はない。それに普段は大ホールに箱庭をだしてそちらに住んでいる。今回のような不測の事態を考えて、屋敷の各部屋も整えてあるから生活には困らない。
「やっと目覚めたか」
「おはよう、シェリア」
「心配かけてごめんね」
「んん?シェリア、泣いてたの?目が赤い。アルフォンス・・・・」
「泣きながら意識が戻ったんだ。私は何もしてない」
「そうなのか?意識がない間に何があった?」
「・・・・」
「言いづらいこと?」
「えーと、まだ混乱してて・・・・」
「話したくないなら話さなくていい。だが、独りで悩むな。自分だけでどうにかしようと思わないでくれ。一緒に考えよう?」
「アル・・・・。分かった。今は無理だけど、ちゃんと話すね」
それでいいと、耳元で囁かれた。
とにかく、箱庭を展開してご飯だ。お腹すいた。
メニューは、
・雑炊
・フランスパン
・ナポリタン
・羽根付兎の香草焼き
・コーンスープ
・ピーマンの肉詰め
・魚の塩焼き
デザートは、パフェにした。
ちょうど料理が出来上がったところで、任務に出ていた皆も戻ってきて、私の意識が戻ったことを喜んでくれた。
その夜、私はアルの腕の中で、なかなか眠ることができなかった。まあ、4日も寝てたんだから、眠れないよね。
「眠れない?」
「あ。ごめんね。なんか、目が冴えちゃって。アルは寝てていいよ?」
「・・・・そんなに不安そうな顔するな」
そんな顔してるつもりはないんだけど・・・・。アルは、私を深く抱きかかえ直して、片手でふにふにと頬を摘ままんだ。
「だって・・・・」
心が重くて、胸が痛いの。
「何があっても、シェリアを手放す気はないよ。側に居てくれるんだろう?身体も心も全部揃ってないと意味がない。私は、欲深いんだ。本当は、誰にも見せずに箱庭に閉じ込めてしまいたいけど、シェリアが壊れてしまうからね。私を置いて何処かに行くなら、私は命を絶つよ。番の誓約を解除なんてしない。シェリアが眠り続けるなら、どんなに自分勝手だと思われようと、私は自分が狂う前に自害する」
初めて聞いたアルの心の闇。アルはきっと、私の意識がここから離れたことを知っている。もしかしたら、私の意識が戻ってこない可能性も頭をよぎったのかもしれない。
「ずっと側にいる。だから、そんな顔しないで?」
アルは、泣きそうな苦しそうな辛そうな、すべてが混じってなんとも表現できない顔をしている。私がアルでも同じことをする。うん。アルが私の前から消えてしまったら、私はアルを道連れにこの世界から居なくなることを選ぶ。私の闇も同じくらい深い。私達は、お互いの心も身体もお互いのためにあるのを確かめるように求め合い、その温もりを手放せなかった。
翌日。
私は眠っていた間のことを教えてもらった。たった4日なのに随分と状況が変わっている。少し前までは、魔獣は北で大量発生していたが、今や至る所で活性化し、群れを作り暴れているらしい。どの国も騎士団や貴族の私兵をフル稼働させているが、収まる気配もなく、冒険者達も加わって何とか持ちこたえている、というのが現状だ。
悩んでいる暇はない。ここに神獣はいる。あとは、私が腹を括って、神域で新たなスキルを授かればいいだけだ。
「ダメだ、シェリア」
突然アルが、私を制止した。頭の中を見透かされたようで、ビクッと身体が反応してしまった。
「今、何かを決断しようとしただろう?独りで背負おうとするな」
「シェリア、どういうことだ?意識がない間のことを話せ」
「みんな心配なんじゃよ。お前さん、目が覚めてからずっと、目の奥が揺らいどる」
「我らが信用できぬか?」
「ちがっ。そうじゃないの、そうじゃ・・・・」
「なら、話して?僕らはシェリアを助けるためにいるんだよ?」
アルや白銀、蒼貴、紅蓮、緑葉だけでなく、エドガー、ロザンナ、シュバルツ、フェルナンも私を見て頷いている。うん。いい友人を持ったなぁ。
「・・・・分かった。話すなら、陛下やセルバート様たちにも同席してもらった方がいいと思う」
この世界の未来が掛かっているんだから、ここだけで済ませていい話ではない。権力と判断力のある人達に後のことは委ねようと思う。
「分かった。エドガー、至急、陛下と王太公、アクラム公に連絡を取れ。場所は、王太公の屋敷だ」
「はっ!」
それから2時間後、異例の早さで話しが通り、私達はセルバート様のお屋敷に居た。
ここは・・・・?
なんだか見覚えのある風景が眼下に広がっている。
私、何してたんだっけ?
うん?浮いてる?
「ねえねえ、攻略進んでる?」
「へっへー!隠れキャラルート開いてぇ、トゥルーエンドの先までいったよぉ♪」
「えー!いいな。隠れキャラに辿り着くの難しいんだよね」
私の下にいる女の子達の声が耳に入った。私は彼女達の頭上に浮いている。えい!と彼女達の顔を覗き込んだ。でも何の反応もない。
・・・・私、幽霊?
嘘でしょ?
「でもぉ、なんかねぇ、設定がぁザル?」
「何それ?」
「だって、ビジュー王国の第2王子だったセルベージがぁ、ラファーガへの腹いせに世界を滅ぼそうとするのをアルフォンスと召喚聖女が阻止するっていうRPGになっちゃってぇ」
!!!
えっ!それって・・・・。
「まあ、それでもやってるんだけどねぇ、ふたりで神獣を探すところから始まるんだけどぉ、魔獣が多くてぇ倒すの面倒なんだぁ。何かぁ、別のゲームみたいだよぉ。今は、神獣と聖域に行くところまでぇ進んだかな」
「ええー、それもう乙ゲーじゃないじゃん。私、トゥルーエンド止まりでいいな」
「だよねぇ。やり始めたからなんとなく進めてるけどぉ、最後までやらないかも。神域でアイテムをもらう条件ていうのがぁ・・・・でねぇ・・・・」
彼女達のおしゃべりはまだ続いていたが、その内容に動揺してしまい、耳には入らなかった。その真偽を確かめるために、ふよふよとさ迷いながら、本屋を目指した。そこで私の目当ての本を立ち読みしていた別の女の子の上からそっと盗み読みをして、目の前が真っ暗になった。そして、意識が遠ざかっていくのを感じた。
なぜ、私は元の世界に意識だけ飛ばされたんだろう?なぜ、あの世界に関わりのあることを耳にできたんだろう?作為を感じる。こんなことができる存在は、・・・・。
ああ、どうかただの夢であって・・・・。
「シェリア、どこか痛いのか?早く目を開けてくれ・・・・」
目尻をそっと拭う指の感触がした。暖かい。ここは暖かくて、暖かくて・・・・。手放すなんて出来ない。
「私はここにいる。よかった、やっと戻ってきたな」
アルの安堵した声が耳に届く。
「ウック・・・・あるぅ。ふえーん・・・・グズ・・ヒック・・」
私は、図らずも知ってしまったこれからの先の、起こるとも起こらないとも言えない未来に、心が重くてアルにしがみついて泣いてしまった。膝に乗る私をアルは何も聞かずただ抱き締めてくれた。その優しさと安心感に余計に涙が止まらなくなる。ひとしきり泣いた後、不意にここが何処だか気になった。私は、どれくらい意識を失っていたんだろうか?
「も、大丈夫」
「そうか。このまま、目が覚めなかったらどうしようかと思った」
「私、どれくらい意識がなかったの?」
アルの肩に顔を凭せかけたまま、尋ねた。
「4日」
は?4日?4時間じゃなくて?
「えっと、ここは?」
「自宅だ。シェリアの意識がなかったから、箱庭ではないが、私達の家だな。蒼貴が飛ばしてくれたお蔭で、ビジュー王国から1日半で着いた」
「みんなは?」
「白銀と紅蓮は家の中だ。他は、任務に赴いている。魔獣が多いからな。騎士団の助っ人だ」
「そっか」
「身体は大丈夫なのか?」
「うん。4日も経ってる実感ないよ」
「何か食べられそうか?」
「うん。お腹すいた」
「中に入ろう」
アルは私を抱えて家の中に入った。庭のあずまやに居たんだけど、全然気がつかなかった。家の中では、白銀と紅蓮が元の姿でくつろいでいた。この家には使用人がいないからできることだ。かなり広いお屋敷だけど、魔法で掃除なんかはぱぱっと出来ちゃうから不便はない。それに普段は大ホールに箱庭をだしてそちらに住んでいる。今回のような不測の事態を考えて、屋敷の各部屋も整えてあるから生活には困らない。
「やっと目覚めたか」
「おはよう、シェリア」
「心配かけてごめんね」
「んん?シェリア、泣いてたの?目が赤い。アルフォンス・・・・」
「泣きながら意識が戻ったんだ。私は何もしてない」
「そうなのか?意識がない間に何があった?」
「・・・・」
「言いづらいこと?」
「えーと、まだ混乱してて・・・・」
「話したくないなら話さなくていい。だが、独りで悩むな。自分だけでどうにかしようと思わないでくれ。一緒に考えよう?」
「アル・・・・。分かった。今は無理だけど、ちゃんと話すね」
それでいいと、耳元で囁かれた。
とにかく、箱庭を展開してご飯だ。お腹すいた。
メニューは、
・雑炊
・フランスパン
・ナポリタン
・羽根付兎の香草焼き
・コーンスープ
・ピーマンの肉詰め
・魚の塩焼き
デザートは、パフェにした。
ちょうど料理が出来上がったところで、任務に出ていた皆も戻ってきて、私の意識が戻ったことを喜んでくれた。
その夜、私はアルの腕の中で、なかなか眠ることができなかった。まあ、4日も寝てたんだから、眠れないよね。
「眠れない?」
「あ。ごめんね。なんか、目が冴えちゃって。アルは寝てていいよ?」
「・・・・そんなに不安そうな顔するな」
そんな顔してるつもりはないんだけど・・・・。アルは、私を深く抱きかかえ直して、片手でふにふにと頬を摘ままんだ。
「だって・・・・」
心が重くて、胸が痛いの。
「何があっても、シェリアを手放す気はないよ。側に居てくれるんだろう?身体も心も全部揃ってないと意味がない。私は、欲深いんだ。本当は、誰にも見せずに箱庭に閉じ込めてしまいたいけど、シェリアが壊れてしまうからね。私を置いて何処かに行くなら、私は命を絶つよ。番の誓約を解除なんてしない。シェリアが眠り続けるなら、どんなに自分勝手だと思われようと、私は自分が狂う前に自害する」
初めて聞いたアルの心の闇。アルはきっと、私の意識がここから離れたことを知っている。もしかしたら、私の意識が戻ってこない可能性も頭をよぎったのかもしれない。
「ずっと側にいる。だから、そんな顔しないで?」
アルは、泣きそうな苦しそうな辛そうな、すべてが混じってなんとも表現できない顔をしている。私がアルでも同じことをする。うん。アルが私の前から消えてしまったら、私はアルを道連れにこの世界から居なくなることを選ぶ。私の闇も同じくらい深い。私達は、お互いの心も身体もお互いのためにあるのを確かめるように求め合い、その温もりを手放せなかった。
翌日。
私は眠っていた間のことを教えてもらった。たった4日なのに随分と状況が変わっている。少し前までは、魔獣は北で大量発生していたが、今や至る所で活性化し、群れを作り暴れているらしい。どの国も騎士団や貴族の私兵をフル稼働させているが、収まる気配もなく、冒険者達も加わって何とか持ちこたえている、というのが現状だ。
悩んでいる暇はない。ここに神獣はいる。あとは、私が腹を括って、神域で新たなスキルを授かればいいだけだ。
「ダメだ、シェリア」
突然アルが、私を制止した。頭の中を見透かされたようで、ビクッと身体が反応してしまった。
「今、何かを決断しようとしただろう?独りで背負おうとするな」
「シェリア、どういうことだ?意識がない間のことを話せ」
「みんな心配なんじゃよ。お前さん、目が覚めてからずっと、目の奥が揺らいどる」
「我らが信用できぬか?」
「ちがっ。そうじゃないの、そうじゃ・・・・」
「なら、話して?僕らはシェリアを助けるためにいるんだよ?」
アルや白銀、蒼貴、紅蓮、緑葉だけでなく、エドガー、ロザンナ、シュバルツ、フェルナンも私を見て頷いている。うん。いい友人を持ったなぁ。
「・・・・分かった。話すなら、陛下やセルバート様たちにも同席してもらった方がいいと思う」
この世界の未来が掛かっているんだから、ここだけで済ませていい話ではない。権力と判断力のある人達に後のことは委ねようと思う。
「分かった。エドガー、至急、陛下と王太公、アクラム公に連絡を取れ。場所は、王太公の屋敷だ」
「はっ!」
それから2時間後、異例の早さで話しが通り、私達はセルバート様のお屋敷に居た。
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