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子にゃんこ、修行中
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不思議空間には、カイザーとアリー、ゲオルグとミーシャ、レーネとアラン、そして師匠の片翼グレッグがいた。アーノは片翼が戻ったばかりだし、今回の顛末を知っているから来ていない。
「フィリア!無事だったか!」
ガシッと子ネコの私を抱き絞めてくるのはカイザー。
喉、絞まってる~!
「ちょっと!フィリアの息の根が止まるじゃない!」
カイザーに羽交い締めのようにされ、呼吸困難に陥った私を助けてくれたのはアリーだ。カイザーは手加減を覚えて欲しい。
「ぐほ、げほっげほ。ふーふー」
「相変わらず、カイザーはフィリアが好きよねぇ。フィリアの片翼が現れたらどうなるのかしら?」
「もうあらわグホッ」
カイザーが吹っ飛んだ。
え・・・・。
「今回の事の顛末を共有します!カイザーは黙ってなさい!」
どこでか師匠のお怒りをかったカイザーは、アリーに慰められながら大人しくしている。師匠は何をそんなに怒っているのか?
「まあまあアルテ。落ち着いてから話そうか?」
こちらもグレッグに宥められている。
「フィリアは、なんで子ネコなんだ?いくら修行とはいえ不便だろ?」
私の子ネコ事情は魔女仲間では共有されていないらしい。ゲオルグが不思議そうな顔をしている。アランも頷いているところを見ると、やっぱり子ネコは不便らしい。
「こいつ、修行が嫌で“消えてなくなる”とか言ったんだよ、アルテ姉に。で、修行が終わるまで子ネコにされたの。子ネコなら誰かに頼らないと生きていけないだろ?能力も制限かかってる程の徹底振りだ」
カイザー、師匠から黙ってろ!って言われたよね?ペラペラと子ネコ事情喋るな!
「ブッホ。フィリアらしいな」
アランも笑わない!
「フィリア・・・・」
ミーシャ、お願い。呆れないでぇ。
耳がぺしゃんと倒れちゃう。
「今は誰の世話になってるんだ?」
「そんなの決まってるさ。かグゲ」
あ・・・・。アリーの鉄拳が急所に入ったかな?
「分かったから、もう言わなくていいわ。気づいてないんでしょ?」
レーネの言葉に師匠、グレッグ、アリーが同時に頷いた。私にはさっぱりわからない。仲間はずれにされた気分だ。
「ねえ、何のこと?今はザムのとこでお世話になってるけど、何かあるの?」
「何もないわ。それよりも、フィリア。能力の解放おめでとう」
「能力の解放?」
「そうよ。まずは、今回のことね」
師匠は、ことの顛末を分かりやすく説明してくれた。あの女は300年以上前に人として生きていた時代に、何らかの事情で暗黒門のことを知ったらしい。そして、生きている間に少しずつ魔力を貯めて、暗黒門を自分の中に取り込んだ。つまり、魔術師を50人以上犠牲にしたということだ。そして、その暗黒門の魔力を糧に200年以上かけて自身が悪魔となった。今回の魔方陣で呼び出したのはキメラだけど、無限の魔力を持つ暗黒門と悪魔を融合させたキメラを作るつもりだったらしい。まあ、自身の暗黒門から供給される魔力が追い付かずに、強化されたキメラとなったようだが。
なんで、そんなことをしようとしたか?
簡単だ。自分が魔女よりも強く優れた生命体だとこの世界に知らしめたかったから。つまり、目立ちたかったと・・・・。
いい迷惑だ。
あの女も悪魔も暗黒門も私の放った光で消滅したそうだ。
「あなたがあの女の前に躍り出たときには、心臓が止まるかと思ったわ」
「そうだぞ。何が起きても対処出来るようにはしていたがな。あんなのは二度とごめんだ」
「ほんとね。まさかあそこで飛び出すとは思わないじゃない?でも、結果として、あなたが覚醒したんだから、ね」
だからその覚醒って何?
「おや、フィリアは覚醒の意味がわかっていないようですね?」
コクコク。
頭を縦に振って肯定した。
「私たちが人の使う魔法の各属性を担っているのは知っているわよね?」
それは知ってる。
カイザーは火を、ゲオルグは水を、レーネは風を、師匠は土を、アーノは闇をそれぞれ司っている。片翼はそれをサポートし、足らなければ補い、多すぎれば奪うことで均衡を保つ。
・・・・。あれ?光は?
「あれ?もしかして、光は私?」
「あなた以外に誰がいるの?ぽやぽやしてるとは思ってたけど、自分が司っている属性も分かってなかったとはね」
「だって、得意なのは土魔法だったし、属性なんて意識したことないもん!」
「仕方ないさ。アルテ姉が土属性だもんな」
「あら、ファビアーノはちゃんと初めから闇だって分かってたわよ?」
「アーノと比べたら可哀想よ?自覚のなさがフィリアの可愛いところなんだから」
みんなして言いたい放題だ。
「覚醒するとどうなるの?」
「まず、自分の属性は呼吸するように使えるようになるわ」
「それに自分の属性限定で魔力量がほぼ無限ね」
「人にも使い手が増える」
「光は悪魔系には有効ですから今後も期待していますよ?」
「今回のようなことは、何百年に一度あるかないかよ?」
「そうそうあってたまるかよ」
「しっかしよ、覚醒しても修行が終わらないなんて、レアケースじゃないか?」
「フィリアだから」
その一言で納得しないでほしい。それに、覚醒しても終わらないってことは、私、どうしたら修行を終えられるのでしょうか?
「片翼も分かってないようだし、ぼちぼちやればいいんじゃねえの?」
片翼ねぇ。どうすれば見つかるんだろうか?ま、見つからなくてもなんとかなるよね?暫くはザムにご飯もらいながらのんびりしてもいいと思うの。
「あいつ、本当に気づいてないんだな」
「あれほど鈍感だと心配だわ」
「だって、毎日一緒にいるんでしょう?」
「片翼が死ぬ前に契約できるといいんだけど・・・・」
「ところで、フィリアは片翼との契約方法を知ってるのかな?」
「ちゃんと教えたわよ?」
後ろでこそこそ話してるけど、なんだろう。私のことじゃないよね?
「フィリア、あなた、片翼との契約方法は知ってるわよね?」
「ちゃんと覚えてるよ。“私が看取ってあげるよ。私は魔女だからね。どんなに長生きでも大丈夫だよ” でしょ?」
あれ?私、この台詞どこかで言ったような???
「し、師匠。この台詞のて撤回は?で出来るよね?」
冷や汗が流れて背中を伝った。
「出来ないわ。あなた、考えもせずに誰かに言ったんじゃないでしょうね?」
うわーん!!!ごめんね、ザム。
「フィリア!無事だったか!」
ガシッと子ネコの私を抱き絞めてくるのはカイザー。
喉、絞まってる~!
「ちょっと!フィリアの息の根が止まるじゃない!」
カイザーに羽交い締めのようにされ、呼吸困難に陥った私を助けてくれたのはアリーだ。カイザーは手加減を覚えて欲しい。
「ぐほ、げほっげほ。ふーふー」
「相変わらず、カイザーはフィリアが好きよねぇ。フィリアの片翼が現れたらどうなるのかしら?」
「もうあらわグホッ」
カイザーが吹っ飛んだ。
え・・・・。
「今回の事の顛末を共有します!カイザーは黙ってなさい!」
どこでか師匠のお怒りをかったカイザーは、アリーに慰められながら大人しくしている。師匠は何をそんなに怒っているのか?
「まあまあアルテ。落ち着いてから話そうか?」
こちらもグレッグに宥められている。
「フィリアは、なんで子ネコなんだ?いくら修行とはいえ不便だろ?」
私の子ネコ事情は魔女仲間では共有されていないらしい。ゲオルグが不思議そうな顔をしている。アランも頷いているところを見ると、やっぱり子ネコは不便らしい。
「こいつ、修行が嫌で“消えてなくなる”とか言ったんだよ、アルテ姉に。で、修行が終わるまで子ネコにされたの。子ネコなら誰かに頼らないと生きていけないだろ?能力も制限かかってる程の徹底振りだ」
カイザー、師匠から黙ってろ!って言われたよね?ペラペラと子ネコ事情喋るな!
「ブッホ。フィリアらしいな」
アランも笑わない!
「フィリア・・・・」
ミーシャ、お願い。呆れないでぇ。
耳がぺしゃんと倒れちゃう。
「今は誰の世話になってるんだ?」
「そんなの決まってるさ。かグゲ」
あ・・・・。アリーの鉄拳が急所に入ったかな?
「分かったから、もう言わなくていいわ。気づいてないんでしょ?」
レーネの言葉に師匠、グレッグ、アリーが同時に頷いた。私にはさっぱりわからない。仲間はずれにされた気分だ。
「ねえ、何のこと?今はザムのとこでお世話になってるけど、何かあるの?」
「何もないわ。それよりも、フィリア。能力の解放おめでとう」
「能力の解放?」
「そうよ。まずは、今回のことね」
師匠は、ことの顛末を分かりやすく説明してくれた。あの女は300年以上前に人として生きていた時代に、何らかの事情で暗黒門のことを知ったらしい。そして、生きている間に少しずつ魔力を貯めて、暗黒門を自分の中に取り込んだ。つまり、魔術師を50人以上犠牲にしたということだ。そして、その暗黒門の魔力を糧に200年以上かけて自身が悪魔となった。今回の魔方陣で呼び出したのはキメラだけど、無限の魔力を持つ暗黒門と悪魔を融合させたキメラを作るつもりだったらしい。まあ、自身の暗黒門から供給される魔力が追い付かずに、強化されたキメラとなったようだが。
なんで、そんなことをしようとしたか?
簡単だ。自分が魔女よりも強く優れた生命体だとこの世界に知らしめたかったから。つまり、目立ちたかったと・・・・。
いい迷惑だ。
あの女も悪魔も暗黒門も私の放った光で消滅したそうだ。
「あなたがあの女の前に躍り出たときには、心臓が止まるかと思ったわ」
「そうだぞ。何が起きても対処出来るようにはしていたがな。あんなのは二度とごめんだ」
「ほんとね。まさかあそこで飛び出すとは思わないじゃない?でも、結果として、あなたが覚醒したんだから、ね」
だからその覚醒って何?
「おや、フィリアは覚醒の意味がわかっていないようですね?」
コクコク。
頭を縦に振って肯定した。
「私たちが人の使う魔法の各属性を担っているのは知っているわよね?」
それは知ってる。
カイザーは火を、ゲオルグは水を、レーネは風を、師匠は土を、アーノは闇をそれぞれ司っている。片翼はそれをサポートし、足らなければ補い、多すぎれば奪うことで均衡を保つ。
・・・・。あれ?光は?
「あれ?もしかして、光は私?」
「あなた以外に誰がいるの?ぽやぽやしてるとは思ってたけど、自分が司っている属性も分かってなかったとはね」
「だって、得意なのは土魔法だったし、属性なんて意識したことないもん!」
「仕方ないさ。アルテ姉が土属性だもんな」
「あら、ファビアーノはちゃんと初めから闇だって分かってたわよ?」
「アーノと比べたら可哀想よ?自覚のなさがフィリアの可愛いところなんだから」
みんなして言いたい放題だ。
「覚醒するとどうなるの?」
「まず、自分の属性は呼吸するように使えるようになるわ」
「それに自分の属性限定で魔力量がほぼ無限ね」
「人にも使い手が増える」
「光は悪魔系には有効ですから今後も期待していますよ?」
「今回のようなことは、何百年に一度あるかないかよ?」
「そうそうあってたまるかよ」
「しっかしよ、覚醒しても修行が終わらないなんて、レアケースじゃないか?」
「フィリアだから」
その一言で納得しないでほしい。それに、覚醒しても終わらないってことは、私、どうしたら修行を終えられるのでしょうか?
「片翼も分かってないようだし、ぼちぼちやればいいんじゃねえの?」
片翼ねぇ。どうすれば見つかるんだろうか?ま、見つからなくてもなんとかなるよね?暫くはザムにご飯もらいながらのんびりしてもいいと思うの。
「あいつ、本当に気づいてないんだな」
「あれほど鈍感だと心配だわ」
「だって、毎日一緒にいるんでしょう?」
「片翼が死ぬ前に契約できるといいんだけど・・・・」
「ところで、フィリアは片翼との契約方法を知ってるのかな?」
「ちゃんと教えたわよ?」
後ろでこそこそ話してるけど、なんだろう。私のことじゃないよね?
「フィリア、あなた、片翼との契約方法は知ってるわよね?」
「ちゃんと覚えてるよ。“私が看取ってあげるよ。私は魔女だからね。どんなに長生きでも大丈夫だよ” でしょ?」
あれ?私、この台詞どこかで言ったような???
「し、師匠。この台詞のて撤回は?で出来るよね?」
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