32 / 45
厳戒態勢
しおりを挟む
私とミリーナ様が拐われた翌日、私はレオナルド様からセアベルテナータ殿下の動機を聞き、頭を抱えてしまいました。本気で自国に浚うつもりだということも胃が痛くなりそうです。今頃、ミリーナ様も同じ思いをしていることでしょう。そして、もうひとつ。お兄様とシルビアお姉様の従兄弟にあたる方が学園に特別講師としてやって来ると言うではありませんか。それに、ミリーナ様側からランスロット様のお姉様とその部下数名が、こちらは、女性騎士の育成と実地訓練という名目のもと私たちの護衛をしてくださるそうです。
私たちが軟禁された日の2日後、お兄様たちがやって来ました。
「ロッテ!」
久しぶりに会ったお兄様の姿を見たのは一瞬。視界が森林色に染まりました。お兄様に抱き締められローブに隠されたのです。
「酷い目に遭ったね。お兄様が来たからにはもう大丈夫だよ」
相変わらず、過保護というか、愛情が暴走してますね。「ロッテが可愛すぎるのがいけない」とかぶつぶつ呟くのはやめてください。恥ずかしいので、そろそろ解放してほしいです。スリスリしないで。
「ん、んっんん」
誰かの咳払いが聞こえます。
「・・・・」
「アレク・・・・」
レオナルド様の呆れた声が聞こえます。
「ちょっと、そろそろいいかしら?」
呆れを含んだ凛とした声が聞こえます。
「いいよ」
私を抱き込んだままなのがダメなんだと思います。
「・・・・。だからね、その子を解放してちょうだい!」
「何で?」
「顔合わせがいるでしょ?!」
「仕方ないな」
お兄様は私を離さず、クルッと私の向きを変えると今度は後ろから抱き込みました。ローブの合わせから私の顔がちょっとだけ覗く格好です。
「「「「え?は?・・・・」」」」
「アレク。ロッテを離してもらえませんか?」
レオナルド様が笑顔で米神に青筋を立てています。ミリーナ様とランスロット様は呆れながらも、去年までの私とお兄様で耐性がついているのか、溜め息をつきつつ、やっぱりなと頷いています。
「嫌だよ」
「ビアにバラしますよ?」
「そのビアからロッテを離すなって言われてるんだ」
得意顔をしているお兄様ですが、皆さん呆れてますよ?
「お兄様だけおうちに帰ってもいいですよ?」
「何てこと言うの、ロッテ!お兄様、悲しい」
話が進みませんから、お兄様は無視してもらうことにしました。私は二人羽織状態で参加です。
「あなたも大変ね。私はイシュタ・クロイバル。ランスロットの姉で、王妃殿下付きよ。所属は第1騎士隊。この3人も同じく王妃殿下付きで第1騎士隊の所属ね。私の部下にあたるわ」
同情ありがとうございます。イシュタ様はランスロット様を女性にしたようなとても凛とした方でした。騎士服を着ていてもスタイルのよさがわかります。
「俺は魔法師のアイゼン・ガリア。ガリア伯爵家の次男でシルビアの従兄弟にあたる。よろしくな。俺と、こいつ、アレックスは無属性と新しい魔力の制御を指導するっていう建前で出向いている」
皆さん頷きながら話を聞いています。
「私たちは、建前としては護衛の実習が主な目的ね。それと女性騎士の育成だけど、そっちはついでみたいなものね」
女性騎士は常に私たちの目の届くところにいて、本当に護衛してくれるといいます。ありがたいことです。
「俺たちは、元凶の監視と動向を探ることが主な仕事だ。だから、君たちとはあまり接触はない」
「う~っ。ロッテ、何かあったら、もちろんなくても、いつでもお兄様のところに来るんだよ?」
「アレク!ロッテは私がみてるから心配は無用だよ。それより、セアベルテナータ殿下の方を頼むよ。私たちはできる限り関わりたくない」
それには、私も賛成です。
「何かあるのか?」
「うーん。あれは実際に見てみないと説明が難しいというか。話の通じないナルシストかな」
「何それ?」
「それ以外言いようがないんだよ。セアベルテナータ殿下本人より側近の方が何か画策してそうだぞ?マイカルたちの情報だ」
「信用できるのかしら?」
「ああ。同じクラスのやつらで、セアベルテナータ殿下たちの監視を頼んでる。諜報部の下っぱよりよほど上手く情報収集してくれる」
「あら、凄い逸材ね」
「ナンザルト先生が目をつけてそれとなく鍛えてるから、卒業後の進路は決まってるよ」
「「「「「あ~」」」」」
皆さん、納得の一声です。一通り今後の予定などを話し合った私たちは、週に一度程度、それぞれの状況を把握するためのこの職員用の棟にある会議室に集まることを決め、解散となりました。
「ロッテとレオは、今何を開発中なの?」
お仕事の合間を見つけては私のところへやって来るお兄様。レオナルド様に牽制されるのもなんのその。護衛のお姉様たちの白い目も気にならないようです。
「内緒です」
「ここでは話せない」
私とレオナルド様は今、GPS機能付きの状態異常を正常化するアイテムを開発中なのです。本当はGPSで追跡した場所に転移できるようにしたかったのですが、開発に時間がかかり間に合いそうにないことと軍事転用出来てしまうことから自主規制しました。
カフェで一息ついた私たちは、研究室へと足を運びました。魔法師コースを専攻する生徒には2人でひと部屋の研究室が与えられます。ここで調薬や魔道具開発が行われるため、セキュリティもバッチリです!お兄様は、一足先にアイゼン様に連行されていきましたから、ここにはいません。扉の前にお姉様ふたりが待機してくれています。
「明日採ってくるものは、コケッコーの魔石とホワイトベアの牙、リトルタートルの甲羅、スズメ花バチのハリでいいんだよね?」
「はい。あと出来れば、小亀岩の藻も欲しいです」
「ん?小亀岩の藻?」
「強力な睡眠薬の材料です」
「うん。知ってるよ。どうするのかな?」
「えっと・・・・。シュッてスプレーしたら夢の中です」
「・・・・。それを作るのは、この魔道具ができてからね?」
目の笑っていないレオナルド様の笑顔に仕方なく頷きます。こういう時は自主規制が必要なのです。私だって少しは学ぶんです!
私たちは明日、ランスロット様たちとは別行動で森に採集に出掛けます。これはアイゼン様の指示で、別行動を取った時の相手の動きを見るためだとか。お兄様はお留守番です。丁度必要な素材が足りなかった私たちは森へ、ランスロット様たちは学園内と別れることにしました。どちらにしてもいつもいつも人に見られる生活は落ち着きません。早くこの件が片付くといいのですが。
私たちが軟禁された日の2日後、お兄様たちがやって来ました。
「ロッテ!」
久しぶりに会ったお兄様の姿を見たのは一瞬。視界が森林色に染まりました。お兄様に抱き締められローブに隠されたのです。
「酷い目に遭ったね。お兄様が来たからにはもう大丈夫だよ」
相変わらず、過保護というか、愛情が暴走してますね。「ロッテが可愛すぎるのがいけない」とかぶつぶつ呟くのはやめてください。恥ずかしいので、そろそろ解放してほしいです。スリスリしないで。
「ん、んっんん」
誰かの咳払いが聞こえます。
「・・・・」
「アレク・・・・」
レオナルド様の呆れた声が聞こえます。
「ちょっと、そろそろいいかしら?」
呆れを含んだ凛とした声が聞こえます。
「いいよ」
私を抱き込んだままなのがダメなんだと思います。
「・・・・。だからね、その子を解放してちょうだい!」
「何で?」
「顔合わせがいるでしょ?!」
「仕方ないな」
お兄様は私を離さず、クルッと私の向きを変えると今度は後ろから抱き込みました。ローブの合わせから私の顔がちょっとだけ覗く格好です。
「「「「え?は?・・・・」」」」
「アレク。ロッテを離してもらえませんか?」
レオナルド様が笑顔で米神に青筋を立てています。ミリーナ様とランスロット様は呆れながらも、去年までの私とお兄様で耐性がついているのか、溜め息をつきつつ、やっぱりなと頷いています。
「嫌だよ」
「ビアにバラしますよ?」
「そのビアからロッテを離すなって言われてるんだ」
得意顔をしているお兄様ですが、皆さん呆れてますよ?
「お兄様だけおうちに帰ってもいいですよ?」
「何てこと言うの、ロッテ!お兄様、悲しい」
話が進みませんから、お兄様は無視してもらうことにしました。私は二人羽織状態で参加です。
「あなたも大変ね。私はイシュタ・クロイバル。ランスロットの姉で、王妃殿下付きよ。所属は第1騎士隊。この3人も同じく王妃殿下付きで第1騎士隊の所属ね。私の部下にあたるわ」
同情ありがとうございます。イシュタ様はランスロット様を女性にしたようなとても凛とした方でした。騎士服を着ていてもスタイルのよさがわかります。
「俺は魔法師のアイゼン・ガリア。ガリア伯爵家の次男でシルビアの従兄弟にあたる。よろしくな。俺と、こいつ、アレックスは無属性と新しい魔力の制御を指導するっていう建前で出向いている」
皆さん頷きながら話を聞いています。
「私たちは、建前としては護衛の実習が主な目的ね。それと女性騎士の育成だけど、そっちはついでみたいなものね」
女性騎士は常に私たちの目の届くところにいて、本当に護衛してくれるといいます。ありがたいことです。
「俺たちは、元凶の監視と動向を探ることが主な仕事だ。だから、君たちとはあまり接触はない」
「う~っ。ロッテ、何かあったら、もちろんなくても、いつでもお兄様のところに来るんだよ?」
「アレク!ロッテは私がみてるから心配は無用だよ。それより、セアベルテナータ殿下の方を頼むよ。私たちはできる限り関わりたくない」
それには、私も賛成です。
「何かあるのか?」
「うーん。あれは実際に見てみないと説明が難しいというか。話の通じないナルシストかな」
「何それ?」
「それ以外言いようがないんだよ。セアベルテナータ殿下本人より側近の方が何か画策してそうだぞ?マイカルたちの情報だ」
「信用できるのかしら?」
「ああ。同じクラスのやつらで、セアベルテナータ殿下たちの監視を頼んでる。諜報部の下っぱよりよほど上手く情報収集してくれる」
「あら、凄い逸材ね」
「ナンザルト先生が目をつけてそれとなく鍛えてるから、卒業後の進路は決まってるよ」
「「「「「あ~」」」」」
皆さん、納得の一声です。一通り今後の予定などを話し合った私たちは、週に一度程度、それぞれの状況を把握するためのこの職員用の棟にある会議室に集まることを決め、解散となりました。
「ロッテとレオは、今何を開発中なの?」
お仕事の合間を見つけては私のところへやって来るお兄様。レオナルド様に牽制されるのもなんのその。護衛のお姉様たちの白い目も気にならないようです。
「内緒です」
「ここでは話せない」
私とレオナルド様は今、GPS機能付きの状態異常を正常化するアイテムを開発中なのです。本当はGPSで追跡した場所に転移できるようにしたかったのですが、開発に時間がかかり間に合いそうにないことと軍事転用出来てしまうことから自主規制しました。
カフェで一息ついた私たちは、研究室へと足を運びました。魔法師コースを専攻する生徒には2人でひと部屋の研究室が与えられます。ここで調薬や魔道具開発が行われるため、セキュリティもバッチリです!お兄様は、一足先にアイゼン様に連行されていきましたから、ここにはいません。扉の前にお姉様ふたりが待機してくれています。
「明日採ってくるものは、コケッコーの魔石とホワイトベアの牙、リトルタートルの甲羅、スズメ花バチのハリでいいんだよね?」
「はい。あと出来れば、小亀岩の藻も欲しいです」
「ん?小亀岩の藻?」
「強力な睡眠薬の材料です」
「うん。知ってるよ。どうするのかな?」
「えっと・・・・。シュッてスプレーしたら夢の中です」
「・・・・。それを作るのは、この魔道具ができてからね?」
目の笑っていないレオナルド様の笑顔に仕方なく頷きます。こういう時は自主規制が必要なのです。私だって少しは学ぶんです!
私たちは明日、ランスロット様たちとは別行動で森に採集に出掛けます。これはアイゼン様の指示で、別行動を取った時の相手の動きを見るためだとか。お兄様はお留守番です。丁度必要な素材が足りなかった私たちは森へ、ランスロット様たちは学園内と別れることにしました。どちらにしてもいつもいつも人に見られる生活は落ち着きません。早くこの件が片付くといいのですが。
63
あなたにおすすめの小説
生まれ変わりも楽じゃない ~生まれ変わっても私はわたし~
こひな
恋愛
市川みのり 31歳。
成り行きで、なぜかバリバリのキャリアウーマンをやっていた私。
彼氏なし・趣味は食べることと読書という仕事以外は引きこもり気味な私が、とばっちりで異世界転生。
貴族令嬢となり、四苦八苦しつつ異世界を生き抜くお話です。
※いつも読んで頂きありがとうございます。誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
治療係ですが、公爵令息様がものすごく懐いて困る~私、男装しているだけで、女性です!~
百門一新
恋愛
男装姿で旅をしていたエリザは、長期滞在してしまった異国の王都で【赤い魔法使い(男)】と呼ばれることに。職業は完全に誤解なのだが、そのせいで女性恐怖症の公爵令息の治療係に……!?「待って。私、女なんですけども」しかも公爵令息の騎士様、なぜかものすごい懐いてきて…!?
男装の魔法使い(職業誤解)×女性が大の苦手のはずなのに、ロックオンして攻めに転じたらぐいぐいいく騎士様!?
※小説家になろう様、ベリーズカフェ様、カクヨム様にも掲載しています。
異世界に喚ばれた私は二人の騎士から逃げられない
紅子
恋愛
異世界に召喚された・・・・。そんな馬鹿げた話が自分に起こるとは思わなかった。不可抗力。女性の極めて少ないこの世界で、誰から見ても外見中身とも極上な騎士二人に捕まった私は山も谷もない甘々生活にどっぷりと浸かっている。私を押し退けて自分から飛び込んできたお花畑ちゃんも素敵な人に出会えるといいね・・・・。
完結済み。全19話。
毎日00:00に更新します。
R15は、念のため。
自己満足の世界に付き、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
【完結】公爵令嬢の育て方~平民の私が殿下から溺愛されるいわれはないので、ポーション開発に励みます。
buchi
恋愛
ポーシャは、平民の特待生として貴族の学園に入学したが、容貌もパッとしなければ魔力もなさそうと蔑視の対象に。それなのに、入学早々、第二王子のルーカス殿下はポーシャのことを婚約者と呼んで付きまとう。デロ甘・辛辣・溺愛・鈍感コメディ(?)。殿下の一方通行がかわいそう。ポジティブで金儲けに熱心なポーシャは、殿下を無視して自分の道を突き進む。がんばれ、殿下! がんばれ、ポーシャ?
【本編完結】王子の寝た子を起こしたら、夢見る少女では居られなくなりました!
こさか りね
恋愛
私、フェアリエル・クリーヴランドは、ひょんな事から前世を思い出した。
そして、気付いたのだ。婚約者が私の事を良く思っていないという事に・・・。
婚約者の態度は前世を思い出した私には、とても耐え難いものだった。
・・・だったら、婚約解消すれば良くない?
それに、前世の私の夢は『のんびりと田舎暮らしがしたい!』と常々思っていたのだ。
結婚しないで済むのなら、それに越したことはない。
「ウィルフォード様、覚悟する事ね!婚約やめます。って言わせてみせるわ!!」
これは、婚約解消をする為に奮闘する少女と、本当は好きなのに、好きと気付いていない王子との攻防戦だ。
そして、覚醒した王子によって、嫌でも成長しなくてはいけなくなるヒロインのコメディ要素強めな恋愛サクセスストーリーが始まる。
※序盤は恋愛要素が少なめです。王子が覚醒してからになりますので、気長にお読みいただければ嬉しいです。
※本編完結しました。
※後日談を更新中です。
まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?
せいめ
恋愛
政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。
喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。
そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。
その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。
閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。
でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。
家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。
その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。
まずは亡くなったはずの旦那様との話から。
ご都合主義です。
設定は緩いです。
誤字脱字申し訳ありません。
主人公の名前を途中から間違えていました。
アメリアです。すみません。
【完結】転生白豚令嬢☆前世を思い出したので、ブラコンではいられません!
白雨 音
恋愛
エリザ=デュランド伯爵令嬢は、学院入学時に転倒し、頭を打った事で前世を思い出し、
《ここ》が嘗て好きだった小説の世界と似ている事に気付いた。
しかも自分は、義兄への恋を拗らせ、ヒロインを貶める為に悪役令嬢に加担した挙句、
義兄と無理心中バッドエンドを迎えるモブ令嬢だった!
バッドエンドを回避する為、義兄への恋心は捨て去る事にし、
前世の推しである悪役令嬢の弟エミリアンに狙いを定めるも、義兄は気に入らない様で…??
異世界転生:恋愛 ※魔法無し
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
ヒロインに躱されて落ちていく途中で悪役令嬢に転生したのを思い出しました。時遅く断罪・追放されて、冒険者になろうとしたら護衛騎士に馬鹿にされ
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
第二回ドリコムメディア大賞一次選考通過作品。
ドジな公爵令嬢キャサリンは憎き聖女を王宮の大階段から突き落とそうとして、躱されて、死のダイブをしてしまった。そして、その瞬間、前世の記憶を取り戻したのだ。
そして、黒服の神様にこの異世界小説の世界の中に悪役令嬢として転移させられたことを思い出したのだ。でも、こんな時に思いしてもどうするのよ! しかし、キャサリンは何とか、チートスキルを見つけ出して命だけはなんとか助かるのだ。しかし、それから断罪が始まってはかない抵抗をするも隣国に追放させられてしまう。
「でも、良いわ。私はこのチートスキルで隣国で冒険者として生きて行くのよ」そのキャサリンを白い目で見る護衛騎士との冒険者生活が今始まる。
冒険者がどんなものか全く知らない公爵令嬢とそれに仕方なしに付き合わされる最強騎士の恋愛物語になるはずです。でも、その騎士も訳アリで…。ハッピーエンドはお約束。毎日更新目指して頑張ります。
皆様のお陰でHOTランキング第4位になりました。有難うございます。
小説家になろう、カクヨムでも連載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる