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第一章 召喚、とやらをされたらしくて
召喚
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目を覚ますとそこは知らない景色が広がっていた。
慌てて起き上がり周りを見回すが確実にここは俺がさっきまでいた世界ではないと理解する。
何故なら、人が当たり前のように空を飛んでいるから。
え?
何、ここ?
俺、どうなったんだっけ?
小さな竜巻が足元に来たと思ったらどんどん大きくなって俺だけ飛ばされて……
目が覚めたらこんなところに……
やっぱりあの竜巻、俺を狙ってたのか?
何故?
竜巻に狙われる筋合いはないし理由もない。
こんなことなら大人しく明日の入学式まで待てばよかった。
そうしたら今ごろ家でゴロゴロ出来ただろうに。
少なくとも竜巻に飛ばされることはなかったはずだ。
「それはないね!」
「っ!?」
突然後ろから声がして慌てて振り向く。
そこには白銀で緑色の目をしたロングヘアーの男だか女だか分からない奴が立っていた。
「君がどこで何をしてようと私の可愛いエアロちゃんが君をここに連れてきたよ。何はともあれ、ようこそ!聖なる庭へ!」
「はぁっ!?意味分かんねぇよ!つーか、お前は誰だ!」
「あ。自己紹介が遅れたねぇ~ところで君の名前は?」
俺はガクッと肩を落とす。
「お前が名乗るんじゃねぇのかよ!!」
「ん~?人にものを尋ねるときはまず自分からって教わらなかったの?」
何だコイツ!
心の中でそう思いながら舌打ちをして答える。
「森高心矢だよ。ほら!名乗ったぞ!お前も名乗れ!」
「ふ~ん……変な名前だねぇ~私の名前はカナエール・ミリアータ。カナで良いよ!よろしくね!」
「……お前の方が変な名前だろ……で?えあ……何とかが俺をここに連れてきたって言ったよな?どう言うことだよ!」
「ん?あぁ、エアロちゃんのことだね。エアロちゃんは風を操る精霊なんだよ。私が頼んで君を連れてきてもらったって訳さ」
コイツか!
俺をこんな目に合わせた張本人は!
「……どうでもいいから俺を元の世界に戻してくれよ」
「それは出来ないよ!私は君をこの世界に召喚したんだからね!君はこのまま一生涯ここで暮らすんだ!」
「はぁぁぁぁあっ!?」
「まずは名前からだね。何が良いかなぁ……あぁ、シンヤ・フォレストールにしよう!それが良い!」
「ちょっと待て!勝手に話を進めるんじゃねぇよ!」
「今日から私が君の保護者だよ!さぁ、シンヤ!家に案内するよ!君は空を飛べるかい?」
「人の話を聞けぇぇぇえっ!!空なんか飛べる訳ないだろ!!」
「えぇっ?君の世界では空も満足に飛べないの?不便な世界だねぇ」
「俺にとってはここが異常だ!!って……そんなことどうでもいいから早く俺を元の世界に戻せよ!」
「しょうがないなぁ……私に掴まって。連れていってあげるから。ほら」
全然話が噛み合わない中、奴はそう言って俺に手を差し伸べる。
コイツ……
人の話を全く聞きやがらねぇ……
俺が手も取らず睨んでいるのを不思議に思ったのかしばらく首を傾げ不意にあぁっ!と思い付いたかのように手をポンッと叩いて口を開いた。
「この世界について何にも説明していなかったね!立ち話も何だしとりあえず私の家に来ると良いよ!そこで君の知りたいことを教えてあげる」
俺は不信に思いながらも今はコイツに頼るしか道がないと悟り渋々再び差し伸べられたその手を取る。
「根掘り葉掘り教えてもらうから覚悟しろよ!」
「あはは、お手柔らかにね」
そう言ったと同時に体が浮かぶ。
手を繋がれながらその場所を後にして。
せめてコイツが女であることを願いながらコイツの家に向かった――――
慌てて起き上がり周りを見回すが確実にここは俺がさっきまでいた世界ではないと理解する。
何故なら、人が当たり前のように空を飛んでいるから。
え?
何、ここ?
俺、どうなったんだっけ?
小さな竜巻が足元に来たと思ったらどんどん大きくなって俺だけ飛ばされて……
目が覚めたらこんなところに……
やっぱりあの竜巻、俺を狙ってたのか?
何故?
竜巻に狙われる筋合いはないし理由もない。
こんなことなら大人しく明日の入学式まで待てばよかった。
そうしたら今ごろ家でゴロゴロ出来ただろうに。
少なくとも竜巻に飛ばされることはなかったはずだ。
「それはないね!」
「っ!?」
突然後ろから声がして慌てて振り向く。
そこには白銀で緑色の目をしたロングヘアーの男だか女だか分からない奴が立っていた。
「君がどこで何をしてようと私の可愛いエアロちゃんが君をここに連れてきたよ。何はともあれ、ようこそ!聖なる庭へ!」
「はぁっ!?意味分かんねぇよ!つーか、お前は誰だ!」
「あ。自己紹介が遅れたねぇ~ところで君の名前は?」
俺はガクッと肩を落とす。
「お前が名乗るんじゃねぇのかよ!!」
「ん~?人にものを尋ねるときはまず自分からって教わらなかったの?」
何だコイツ!
心の中でそう思いながら舌打ちをして答える。
「森高心矢だよ。ほら!名乗ったぞ!お前も名乗れ!」
「ふ~ん……変な名前だねぇ~私の名前はカナエール・ミリアータ。カナで良いよ!よろしくね!」
「……お前の方が変な名前だろ……で?えあ……何とかが俺をここに連れてきたって言ったよな?どう言うことだよ!」
「ん?あぁ、エアロちゃんのことだね。エアロちゃんは風を操る精霊なんだよ。私が頼んで君を連れてきてもらったって訳さ」
コイツか!
俺をこんな目に合わせた張本人は!
「……どうでもいいから俺を元の世界に戻してくれよ」
「それは出来ないよ!私は君をこの世界に召喚したんだからね!君はこのまま一生涯ここで暮らすんだ!」
「はぁぁぁぁあっ!?」
「まずは名前からだね。何が良いかなぁ……あぁ、シンヤ・フォレストールにしよう!それが良い!」
「ちょっと待て!勝手に話を進めるんじゃねぇよ!」
「今日から私が君の保護者だよ!さぁ、シンヤ!家に案内するよ!君は空を飛べるかい?」
「人の話を聞けぇぇぇえっ!!空なんか飛べる訳ないだろ!!」
「えぇっ?君の世界では空も満足に飛べないの?不便な世界だねぇ」
「俺にとってはここが異常だ!!って……そんなことどうでもいいから早く俺を元の世界に戻せよ!」
「しょうがないなぁ……私に掴まって。連れていってあげるから。ほら」
全然話が噛み合わない中、奴はそう言って俺に手を差し伸べる。
コイツ……
人の話を全く聞きやがらねぇ……
俺が手も取らず睨んでいるのを不思議に思ったのかしばらく首を傾げ不意にあぁっ!と思い付いたかのように手をポンッと叩いて口を開いた。
「この世界について何にも説明していなかったね!立ち話も何だしとりあえず私の家に来ると良いよ!そこで君の知りたいことを教えてあげる」
俺は不信に思いながらも今はコイツに頼るしか道がないと悟り渋々再び差し伸べられたその手を取る。
「根掘り葉掘り教えてもらうから覚悟しろよ!」
「あはは、お手柔らかにね」
そう言ったと同時に体が浮かぶ。
手を繋がれながらその場所を後にして。
せめてコイツが女であることを願いながらコイツの家に向かった――――
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