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第十章:蹂躙の共有――三位一体の晩餐会
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二人の怪物が激突しようとしたその時、椅子に縛り付けられたリュシアンが、うつろな瞳で笑った。
「ああ、フェラム。ルタム。二人とも、私を食べてくれるんだ? 私を、バラバラにして君たちの手で一つにしてくれるの……?」
その壊れきった言葉が、二人の獣の間に奇妙な沈黙をもたらした。フェラムは冷酷な笑みを浮かべ、手に持った剃刀をリュシアンの喉元へ優しく添える。
「なるほど。独占するのも一興ですが、ルタム。貴様の言う熟成も、少しは理にかなっているようだ。私がこころを壊し、お前が肉を刻む。この小鳥を、一生飛び立てないよう、二人で羽を毟り尽くすのはどうだ?」
「名案です。フェラム様が押さえつけてくれるなら、僕はもっと深く、リュリュを味わえる」
一瞬前までの殺意は、リュシアンという極上の素材を分け合うための共謀へと変貌した。
フェラムはリュシアンを正面から抱きしめ、首を絞め上げながらその唇を塞ぐ。それと同時に、ルタムがリュシアンの背後へ回り、泥に汚れた剛直を、肉を割くような勢いでその深奥へと突き立てた。
「いぎぃ! あ、あああああ゛あぁっ!!!」
前からはフェラムの冷たい支配、後ろからはルタムの熱い捕食。二つの暴力的な質量に内側から引き裂かれ、リュシアンの身体は絶頂と激痛の狭間で痙攣する。
「泣きなさい、リュシー。私があなたの呼吸を管理し、この男があなたの肉を蹂躙する。あなたはもう、私たちという監獄から逃れることはできない」
「あはは、すごいよ、リュリュ! 中がぐちゃぐちゃだ! もっと、もっと僕たちの色に染まって!」
鉄の棒で打たれるようなフェラムのピストンと、内臓を掻き回すルタムの捕食。交互に二頭の獣に貪り食われる。リュシアンは白目を剥き、よだれと涙を流しながら、二人の獣に同時に注ぎ込まれる熱い白濁に、脳が焼き切れるような快楽を覚えた。
「ああ、フェラム。ルタム。二人とも、私を食べてくれるんだ? 私を、バラバラにして君たちの手で一つにしてくれるの……?」
その壊れきった言葉が、二人の獣の間に奇妙な沈黙をもたらした。フェラムは冷酷な笑みを浮かべ、手に持った剃刀をリュシアンの喉元へ優しく添える。
「なるほど。独占するのも一興ですが、ルタム。貴様の言う熟成も、少しは理にかなっているようだ。私がこころを壊し、お前が肉を刻む。この小鳥を、一生飛び立てないよう、二人で羽を毟り尽くすのはどうだ?」
「名案です。フェラム様が押さえつけてくれるなら、僕はもっと深く、リュリュを味わえる」
一瞬前までの殺意は、リュシアンという極上の素材を分け合うための共謀へと変貌した。
フェラムはリュシアンを正面から抱きしめ、首を絞め上げながらその唇を塞ぐ。それと同時に、ルタムがリュシアンの背後へ回り、泥に汚れた剛直を、肉を割くような勢いでその深奥へと突き立てた。
「いぎぃ! あ、あああああ゛あぁっ!!!」
前からはフェラムの冷たい支配、後ろからはルタムの熱い捕食。二つの暴力的な質量に内側から引き裂かれ、リュシアンの身体は絶頂と激痛の狭間で痙攣する。
「泣きなさい、リュシー。私があなたの呼吸を管理し、この男があなたの肉を蹂躙する。あなたはもう、私たちという監獄から逃れることはできない」
「あはは、すごいよ、リュリュ! 中がぐちゃぐちゃだ! もっと、もっと僕たちの色に染まって!」
鉄の棒で打たれるようなフェラムのピストンと、内臓を掻き回すルタムの捕食。交互に二頭の獣に貪り食われる。リュシアンは白目を剥き、よだれと涙を流しながら、二人の獣に同時に注ぎ込まれる熱い白濁に、脳が焼き切れるような快楽を覚えた。
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