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アフターストーリー
アフターストーリー俺様皇太子視点・・謝罪のあと
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「とにかく明日二人にも謝っておけ」
「はい・・・」
そう短く答えた彼女は、額をベッドに擦り付けている。
何故、彼女がそんなことをしているのか・・・今日彼女は引き出しの奥から出てきたという菓子を口にし、吐き気を伴う食あたりを起こした。それを“おめでた”と勘違いした私の両親が実は食あたりだったと知り、ひどく落ち込んだのだ。
「そろそろ顔を上げたら、どうだ?」
私の言葉に彼女は「・・・・はい」と渋々顔をあげる。その表情は目を伏せ、落胆の色を余すことなく滲ませていた。
私は彼女の頬に手を伸ばすと、彼女はピクッと肩を震わせる。手に伝わる彼女の温もりは、そこに彼女がいることを私に実感させた。
「倒れたと聞いた時は、肝を冷やしたぞ」
「ごめ・・」
私は再び謝罪の言葉を口にしようとする彼女の頬をつまんだ。それに彼女は「なっ、何するの!?」と、反応する。
「あぁ、やっと君の愛らしい瞳を見ることができたな」
その言葉に彼女は目を見開き驚くと、それに私の目は自然と細くなる。
「とにかく何事もなくて、良かった」
そう彼女に告げた私は、その身体を引き寄せると、膝に乗せ腕にしまい込んだ。小さく細い身体は、私の腕にすっぽりと収まり、鼻をかすめる香りは私の心を満たす。そして、いつもより近い距離で向けられる青い瞳に、私の姿が映る。
「うん・・・でも“倒れた”っていうのは、大袈裟だからね。気分の悪い私をサリーがベッドへ連れて行ってくれたの」
「私を翻弄させられるのは、君だけだな。そう言えば、以前逃げられたこともあったな」
「あんなのもう随分前のことじゃない。それにあれも結局、貴方に踊らされていただけだし・・」
ここで私は彼女の唇をゆっくりと塞いだ。重ね合わせる唇は、しっとりと吸い付くように合わさり、私の欲情を煽る。
「あれは、私のトラウマなんだ」
「トラウマなんて・・・・もう、あんなことしないわ。大好きな貴方にもう心配かけたくないし・・どうしたら忘れてくれる?」
解放された口でそう言った彼女はとろけそうな瞳で見つめ、私の首に腕を回す。私は彼女の長い髪に顔を埋め、首筋に強い口づけをする。私の痕跡を残すために・・唇を離すと、ほんのり赤い花が咲いた。
「それは無理な相談だな。君のことは、どんな些細なことも忘れられないし、忘れるつもりもない」
「フフッ・・・私にとって嫌なことは忘れてほしいけど、でも嬉しい・・」
笑いをこぼした彼女は、腕を緩め私の瞳にはにかんだ笑顔を見せた。頬を染め「その思い出に上書きする?」と尋ねる彼女は、酔いそうなほどの色香を漂わせ、私を包む。
「まだ気分が悪いのだろう?」
そう口にした私の首に彼女は再びギュッと腕を回した。胸に当たる彼女の豊かな膨らみは、私の心をかき乱す。
「先生のお薬が効いたみたい。それにマリオンが優しくしてくれたら、大丈夫だよ」
その言葉を聞いた私は、壊れ物を扱うように彼女をそっと横たえる。
「また吐きそうになったら言えよ」
「うん・・いっぱい優しくしてね」
私は彼女の艷やかな髪を一房手に取り、キスをする。そして、夜着に隠れた白い肌をあらわにすると、吸い込まれるように唇を落とした。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「落ち着くな・・・」
私は艶かなささやき声で眠りから覚める。目を開けると、愛しい彼女の青い瞳がこちらへ向いていた。
「そんなに私の側が落ち着くようになったのか」
自然と私の口から紡がれた聞き覚えのあるセリフに、彼女は笑顔を浮かべる。太陽のように私を眩しく照らす彼女の笑顔は、私の心をオレンジ色に染めた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
アフターストーリー第17話
エルメの謝罪後の二人でした。
「はい・・・」
そう短く答えた彼女は、額をベッドに擦り付けている。
何故、彼女がそんなことをしているのか・・・今日彼女は引き出しの奥から出てきたという菓子を口にし、吐き気を伴う食あたりを起こした。それを“おめでた”と勘違いした私の両親が実は食あたりだったと知り、ひどく落ち込んだのだ。
「そろそろ顔を上げたら、どうだ?」
私の言葉に彼女は「・・・・はい」と渋々顔をあげる。その表情は目を伏せ、落胆の色を余すことなく滲ませていた。
私は彼女の頬に手を伸ばすと、彼女はピクッと肩を震わせる。手に伝わる彼女の温もりは、そこに彼女がいることを私に実感させた。
「倒れたと聞いた時は、肝を冷やしたぞ」
「ごめ・・」
私は再び謝罪の言葉を口にしようとする彼女の頬をつまんだ。それに彼女は「なっ、何するの!?」と、反応する。
「あぁ、やっと君の愛らしい瞳を見ることができたな」
その言葉に彼女は目を見開き驚くと、それに私の目は自然と細くなる。
「とにかく何事もなくて、良かった」
そう彼女に告げた私は、その身体を引き寄せると、膝に乗せ腕にしまい込んだ。小さく細い身体は、私の腕にすっぽりと収まり、鼻をかすめる香りは私の心を満たす。そして、いつもより近い距離で向けられる青い瞳に、私の姿が映る。
「うん・・・でも“倒れた”っていうのは、大袈裟だからね。気分の悪い私をサリーがベッドへ連れて行ってくれたの」
「私を翻弄させられるのは、君だけだな。そう言えば、以前逃げられたこともあったな」
「あんなのもう随分前のことじゃない。それにあれも結局、貴方に踊らされていただけだし・・」
ここで私は彼女の唇をゆっくりと塞いだ。重ね合わせる唇は、しっとりと吸い付くように合わさり、私の欲情を煽る。
「あれは、私のトラウマなんだ」
「トラウマなんて・・・・もう、あんなことしないわ。大好きな貴方にもう心配かけたくないし・・どうしたら忘れてくれる?」
解放された口でそう言った彼女はとろけそうな瞳で見つめ、私の首に腕を回す。私は彼女の長い髪に顔を埋め、首筋に強い口づけをする。私の痕跡を残すために・・唇を離すと、ほんのり赤い花が咲いた。
「それは無理な相談だな。君のことは、どんな些細なことも忘れられないし、忘れるつもりもない」
「フフッ・・・私にとって嫌なことは忘れてほしいけど、でも嬉しい・・」
笑いをこぼした彼女は、腕を緩め私の瞳にはにかんだ笑顔を見せた。頬を染め「その思い出に上書きする?」と尋ねる彼女は、酔いそうなほどの色香を漂わせ、私を包む。
「まだ気分が悪いのだろう?」
そう口にした私の首に彼女は再びギュッと腕を回した。胸に当たる彼女の豊かな膨らみは、私の心をかき乱す。
「先生のお薬が効いたみたい。それにマリオンが優しくしてくれたら、大丈夫だよ」
その言葉を聞いた私は、壊れ物を扱うように彼女をそっと横たえる。
「また吐きそうになったら言えよ」
「うん・・いっぱい優しくしてね」
私は彼女の艷やかな髪を一房手に取り、キスをする。そして、夜着に隠れた白い肌をあらわにすると、吸い込まれるように唇を落とした。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「落ち着くな・・・」
私は艶かなささやき声で眠りから覚める。目を開けると、愛しい彼女の青い瞳がこちらへ向いていた。
「そんなに私の側が落ち着くようになったのか」
自然と私の口から紡がれた聞き覚えのあるセリフに、彼女は笑顔を浮かべる。太陽のように私を眩しく照らす彼女の笑顔は、私の心をオレンジ色に染めた。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
アフターストーリー第17話
エルメの謝罪後の二人でした。
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